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― 6F ―
[転移して早々、令呪がうずく。
もとよりそこまで広い階ではない。自分たちの到着は、すぐに相手にも知れるだろうとも思っていた。
だが敵の姿は予想よりも近く、ただ見回すだけで捉えることができた]
こんばんは、お二人とも。
待たせたわね。
ランサー。
あの図書館であなたが私に言った事。
そして、私があなたに言った事…
覚えていますか。
[声を投げながら、前方に魔方陣を展開した後、
両手の間に地球を模った球体を出現させる。
ここは既に火がある場所。
発火を行わずに使用できるのは有り難いが、
と思うけれど、
気掛かりなのはあの蒼い炎。
相殺には決してなりえないだろうと手に力が籠る。]
―6F―
[――そこは、煉獄のようだった。
煙が立ち昇り、埋み火が時折爆ぜる。 ]
……これが、……あの方の、風景……?
[ 降り立ち、詩人は眉寄せ小さく呟く。
誰も殺したくなく、誰も憎みたくはなく――と、言っていたのを思い出す]
……本で読んだ
幕府の焼き討ちの……跡か。
[ 若葉色の光浮かび、
撫ぜてリュートが生まれ出でた。 ]
――ヒイラギ、……居る。
ああ、遅すぎて呆れたものだよ。
これだから素人は困ったものだ。
まぁ、最期の思い出造りの時間と考え許してやろう。
それにもう一人の素人はまだ姿すら現さぬからな。
貴様はまだましな方と評価してやってもよい。
[上がってくるリリンの言葉に返事をする。]
[懐から紙を取り出せば、周囲の火を操り
焼き焦がすようにこのフロアの地図を描く。]
リリン、これを。
…、戦闘にお役立て下さい。
[顔を見ず、リリンの方に地図を風に乗せて流す。
魔術師同士の戦いもあるとするなら、家の配置や死角を知るべきだと考えたからだ。]
…………、
[口を開くべきか、閉じるべきか。
槍を構えたまま、暫し黙考する所作を示し、
浮遊する魔方陣の向こう、数日で馴染みとなった顔を見た。]
覚えている。
互いの理を示し、全力を以って互いを超えようと誓い合った。
……だが。それは難しい約束のようだ。
いや――――、
[階層に現れる、もう一つの気配。
灰色の槍は、未だ蒼炎を湛えず、静かに構えている。]
……二つの約束を一度に果たすべき時が来た、
と言うべきか。
[もうひとつ、サーヴァントの気配。
顔は向けず、風に乗る声を確かめる程度。
またしても共闘の形になるのだろうか、
そう心の内で思いながら。]
……、
[>>150視線を逸らさず見つめた先。]
あの詩人とも…お約束を?
罪作りですね――、なんて。
[だん、と地をその場で踏みつければ短い詠唱。
足の下の土が、もこりと隆起して一段高い位置へ。]
[よくよく考えたら、その疑問を投げてくれるのはマスターばかりだった。
妹尾柊の声に、やや高い位置から声だけを返す。]
…― ― ― は、 死にました。
[名を呼ぶ声はやや擦れて聞き取れない。
殺した、とは言わずのまま、]
故に、今の私は…リリン・リリーリンリンがマスターです。
貴様、喧しいぞ。
その二人が一緒にいる以上一つであろう。
マスターは始末されたと考えるべきであろう。
裏切られたんだよ、その男にな。
[本当は違うであろう事が容易に想定できた。
しかし、動揺を誘う為にあえてそんな事を口にする。]
[キャスターから地図が流れてくる。
手に取って、その内容の緻密さに驚嘆した。さすが地理学者、地図を作ることに関しては専門だ]
最後の思い出、か。
本気で、ここで決める気なのね。残りのサーヴァントを倒し、そしてシェムハザをも倒して、聖杯へと手を届かせる。
[聖杯戦争が終わりに近づいているのを感じる。
アルフレートをまっすぐに見て、言葉を返す]
いいわ、受けて立ちましょう。
わたしたちを打倒してみなさい。
[アサシンもまた、どこかで視ているのだろう。
彼を除き、残ったサーヴァントは今宵集った三者のみ。
消耗した英霊を纏めて始末しようとすることも考えられるだろう。
隆起する土に佇むキャスター。
リュートを構える物語を束ねし者。
彼らを相手取りながら、奇襲にも備えなければならない。
状況は限りなく最悪であり、
これは自らの死を願って整えられた舞台に他ならない。]
[――それでも、槍を握る力は聊かも緩まず。
アルフレートの挑発に対する諌語は最早なく。
眼前の敵二人を、まっすぐと見据えて。]
一人であろうが二人であろうが、同じことだ。
数の理もまた一つの兵力を示すもの。
貴君ら軍を一度に相手せよとの命令らしい。
案ずる事は無く貴君らの全力を揮え。
――――全て捌いてやろう。
[もう一人、とアルフレートが口にする。自分も感知している。
それが誰かは分かっていた。
素っ頓狂な声を上げる少年に、軽く手を振って笑いかける]
こんばんは、ヒイラギ。
きっと来ると思ってたわ。
―――…、っ
[アルフレートの言葉に、小さく息を吞む。
挑発かもしれない、解っていても、そうだとしても、
涸れた口から、名を、言う。]
私は…みちるを、裏切ってなど―――いませんッ
[隠しきれない、怒りの感情。
手の内にある球体が光を増した。]
そして、私は新たなマスターを得て、
彼女と共にこうして貴方達と戦える今を
誇らしく思います。
だから、――――
[いきますよ、と視線は真っ直ぐ、貫く槍のようにランサーを見る。]
それでいい、貴様の槍を持って運命を切り開いて見せよ。
[揶揄ではなく何処かでもっていた本心である。
ここで二人の英霊を打倒すればまた違った分岐が産まれる。
取引の約束はした、だが約束は必ずしも履行されるものではない。]
ふ、私は何を考えているのであろうか。
[敵マスターを目の前にして小さく笑う。
相手には馬鹿にしていると写ったであろうか。]
――、――
[槍の英霊、詩の英霊、そして魔の英霊。
ともに焼け爛れた栄華の跡に相対する。]
――こうして会うのは
お久しぶりです、灰色の君
[ 魔の英霊の横に立つ者の姿に少しだけ眼をみはる]
――稀有が、二度、起こり得たか……
[ ――再契約。
戦うにはあまりに幼いとさえ見えた、キャスターがこの上なく大切にしていたマスターは、――。]
……、
[ 否。思考を蒼炎に、黄金の巨人と共にある男に、集中させる。願わくば、この上なき物語を。 ]
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