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――― …っ
[…なにも…言えなかった…言葉を発しようとすれば、
口の中の泥が、ジャリと、音を立て。
黙ったまま、少しだけ動く足で這いずり、勝利を手にした血塗れの英霊の側に…
苦しそうな息使いを上げながら、這い寄る。]
―― っ、……!
[セイバーの存在が、消えていく。
リリンへの言葉が、最後まで伝わることは、なく。
己のものとも剣のものとも知れない血にまみれて
支えをなくした身体が傾ぐ。
倒れこむのをなんとか手に持った刃と片手を支えに、堪えるも精一杯の様子。
主は、ヒイラギは、大丈夫だったろうか。
魔力が不足し、朦朧とした意識で繋がりが近づくのを感じ取る>>345]
……かふ、、―― 、っは……
……―― ヒイ、ラギ…、
[ふらつきながら体を起こし、ぜい、と濁った息の音]
――、 ……
[ずるり、ずるりと片足を引きずる。
ヒイラギは、最早、立ち上がれないのか。
片膝をついて肩に触れる]
……無理を、させて、すいません
[眼を伏せ、それから――リリンのほうを、見遣る。]
……見事な、武士(もののふ)で あらせられました
[静かにぽつりと落とす。
そうして、ヒイラギへと視線を落とす。
笑顔を向けられ、ふ、と詩人は漸く表情を緩める。
身体が転移の光に包まれた。
マスターの意志だ。
残されたリリンに、手を出すつもりはなく、手を出してはならないと示す。
*甘いと謂われても、こうする。
そう、ヒイラギは、笑うだろう*]
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