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喜んで!……って、ノリで思わず言いそうになっちまったが、同盟提案か。
同盟って強そうな者や裏切らなさそうな者と組みたいのだけど、君たち、その……あまり強そうには……
だって、そうじゃんよう辰!
良いんだよ、向こうも多分、こっちを見てそう思ってるだろ!
[とは言え、自分達のチームにも大きな問題はある。
怪しい竜と、無口な少年。
絶望的に情報集めに向かないのだ。
そちらを強化するという意味では、この提案には魅力はあった。
そして、妹尾は裏切りからは遠そうなマスターでもある。]
まあ、そうだなあ、いつも一緒に!ってわけには行かないが、会ったら情報交換&お互いを襲わないって感じでどうだい?
[ここでヘイズレクをちらりと見る。
パピーの提案に、抵抗を感じている様子はなさそうだ。]
[正面からセイバーに戦いを挑んで勝てるかどうか。
クラスとしては最強なのだと聞いていたから、余計に警戒心は強まる]
さっきの、相手はキャスター、かな?
そのマスターって、本当にあの子だったんだね。
[令呪を使った以上、間違いはないだろう。
黒いシャツの下に隠れた令呪を右手で押さえる。
目の前のマスターは、酷く疲れているように見えて、そんなに激しい戦いだったのだろうか、と思うけれど]
――……。
[仕方ないとは思いながら、セイバーの発した声に一言口を挟みたくなったのを抑える]
それじゃ又明日。うん、ご飯くらいなら奢るよ。
[そして、セイバーの姿が消えて、そのマスターもその場を離れていく。ケイも同じようにその場を離れて、駐車場へと*向かった*]
― 2F・廃墟 ―
無論ですとも――!
[僅かの隙間に声よ届け。>>452
己自身は武人ではないが、並び立てるこの、稀有な戦場よ。嗚呼――!
瓦礫が踏み壊れる音がする。
穂先が跳ねて、夕日にぎらりと煌いた。
耳を劈く刃の詩。
騎士の誉れと、物語で編まれたイヴァンも高揚しようもの。
熱の迸るまま、獅子は牙を、立てる。]
[差し出した手に握手こそ無かったものの、色よい返事に小躍りした様子。]
大丈夫だよ、君たちが思うほど弱くないからね。
それに、情報集めなら僕達ってこうだから、以外と人の警戒心薄いし。
[自覚は有るらしい]
ええっと、会ったら情報交換って…携帯とか…無いかぁ…
[無理を言う]
まあ、いいや。
親方も黙って居るって事は肯定しているって事だから
いいよね?
[事後報告の上お粗末な同盟提案に呆れて声も出ないのじゃ無かろうか・・]
― 2F・廃墟 ―
[戦士の口腔より迸る咆哮は地響きのようだ>>453
獅子は牙を深く立てたのが、裏目に出る。
引き抜くこと叶わず、腕の振りに任せて
付き従うはずの騎士に叩きつけられ
大きく吹っ飛ぶ。
瓦礫が崩れて、土煙をもうもうと立てた。]
―― っ ん、ぅ
[吟遊詩人が苦しげに呻く。
眼を眇め、それでも嗚呼、と歓喜を零した。]
ああ、そうだ、それだ、それでこそ。
[滴る血を受けた獅子が、土煙から低く唸り声を上げ、
騎士は歯を食いしばり――岩を蹴って下段より切り上げる心積もりだ]
――…、
[少年が行った、深く頭を下げて片手を差し出す仕種。
聖杯から与えられた知識の一つとして、それについては多少なりとも知っている。
――これが噂のお見合いというヤツか。
これで両者が手を取り合うと契約が成立し、すかさずK.キムラという女性がバタフライを歌い全米が感動に包まれるまでが儀式の一環の流れらしい。…成る程、貴重な場に居合わせたようだ。
歌が流れなかったのは、恐らく握手という作法が一つ抜けたからに違いない。]
…無論、マスターやパピーが問題無いなら、俺から異論はないが。
[赤竜から向けられた視線には一つ頷きつつ]
…あえて一つ加えるなら、――そうだな。
互いに同じ戦いの場に居合わせる事になったら、
…少年は直ぐさまその場から退避してくれ、というくらいか。
[戦わない、という条件を踏まえるならば、それは絶対条件だ。
剣を抜いたら最後、自分には敵味方を判断する理性も失う故に。
…無論、そこまでこの場で洗いざらい喋る心算は無いけれども**]
― 2F・廃墟 ―
――汝、デュランダルを振るう
大英雄ローランよりもなお
勇猛にして果敢なる騎士
鹿の群で暴れる獅子の如く!
[――稀代の吟遊詩人、そのうたは、高らかに響き、騎士の存在をさらに確かなものとした。]
え、何それ、こわい。
[ヘイズレクの言葉を聞き、そうつぶやくと、ひとつ咳払いをして話を変える。]
それじゃ、握手代わりに自分の見たものをメモに書いて交換と行こうか。
こっちに白紙ってオチは無いぜ。
俺はサーヴァント同士の戦いを目撃しているしな。
[尻尾を伸ばし、バックの中からボールペンを取り出して、さらさらと見たものを書く。
妹尾がこの提案を飲むなら、メモを*差し出すだろう。*]
[サーヴァントの戦いを見守る。
性格には相手がさらに召喚したものと己のサーヴァントの戦い。
人外の闘い、手を出す事すら叶わない。
手傷は負えども自らの従者の気力は衰える事はなかった。
数で勝る相手を上回る程に――]
奴に問題はないな、私が従えるものとして当然の事だがな。
さて、相手のマスターはどう動くか。
[戦闘を追いつつも相手マスターへ視線を向けた**]
[教会への用事があったはずのパピー達を引き留めていたことにやっと気がつき]
あ、教会だよね。
教会はまっすぐ行って、椎の木が3本有るところを椚の木がある方に曲がって、馬酔木の並木がある道をずっと行けば直ぐだから。
間違わないよ絶対!
じゃあ、気をつけて行ってね。
パピーのサーヴァントもまたね。
[名残惜しそうに手を振りながら土手の先に歩いて行った**]
[メモを受け取る前に手帳から白紙の部分を切り取り
なにやら書き始める。]
はい、これ。
[交換にパピーにメモを渡す。中身は何と書いてあったのだろうか。**]
― 2F・廃墟 ―
[土煙の向こう側より視認すべきは目前の騎士。
誇りか意地か、はたまた歌い上げられる兵の矜持か。
刃が下段より襲い来る。
槍を旋回して弾かんとした刹那、或いは穂先が鉄に触れる寸前。
――充溢する。錬磨される。それは歌を続ける詩人の『物語』が故に。]
、 っ!
[咄嗟の直感――選択。増した速度に対応する為に、後ろへ跳びながら槍で弾く――弾こうとして、触れた重みに両の手を持って、槍の柄で受け止めた。]
ぐ、………!!!
[踏み止まる脚が一層に瓦礫を崩壊させる。
力比べ――腕に走る痛み。
僅かに表情筋を歪めながら、渾身の力を以って刃を斜め上へ受け流す。
――そのまま、交差するように騎士を貫かんと*槍を奔らせ――*]
―西ブロック・教会付近―
[妹尾とメモを交換した後、ヘイズレクのバックの中で揺られつつ、教会を目指す。]
へえ、もう1人、子供のマスターがいるらしいぜ。
女の子らしい。
やり難いと言うべきか、ラッキーと言うべきか、どっちなのかね。
[メモを読みつつ、バックからヘイズレクに声をかける。]
こちらは妹尾よりも幼そうだが、中身も見た目どおりと考えて良いのかな。
メガネのサーヴァントを連れているらしいが……。
[見た目通りの年なら、自分がどう言う争いに参加しているのか、正確に理解できているのだろうか。
そんな事を考えているうちに、バックの揺れが止った。
教会に着いたらしい。]
―西ブロック・教会―
[すでに日は落ち、辺りは暗くなっている。
バックから這い出すと、4つ足で駆けて教会の中を進む。
管理人らしき女性は、興味深そうな顔をして出迎えてくれた。]
まあ、使い魔を使って報告するマスターはいるかもしれないが、使い魔がマスターなんてのは、めったにないだろうからな。
[そう思いつつ、報告を済ませる。
ヘイズレクのもとへ戻ると、再びバックに入り込んだ。]
戻って、ホテルで寝るにはちょっと早い気はするな。
少し、散策してみるかい。
[ヘイズレクにそう提案しつつ、バックの中でペンライトをつける。
それから再びメモへと*目を落とした。*
――西ブロック 土手――
[成程、これが女子力か…っ
生前の自分についぞなかったその能力を発揮する柊に震撼する。先程まで落ち込んでいたとは思えない立派な姿。アーチャーは親心にも似た謎の感動に打ち震えていた。]
………感謝する。よろしくな。
[交渉が成立し、互いのマスターがメモのやり取りを終えたところで小さく伝える。
情報交換と非戦。初対面即座からの柊の交渉に対し無難な提案を受け、サーヴァントたる少年からの「戦いの場で柊はすぐに逃げること」にはこちらの身を案じてだけの発言ではないのだろうと、そこまでは理解する。]
前には、進めたか?
[別れた後の帰途。
嬉しそうにメモを確認する柊にそれだけ問う。
思い出すのは眼鏡の男と幼女とのやりとりの際に幾度か見せた憂いの表情。休戦を結んでもいつかは戦わねばならない。その事に戸惑いを見せていた柊が自分から申し込み実らせた交渉にいまどのような感情を持つのか。
慮るのが得意でないため、直接的に伺った。**]
それで? 貴様は如何にするのだ。
己の従者と情欲に溺れれて満足などとは言わぬだろうな……。
[サーヴァント同士の戦いから開いてマスターに眼を向ける。
そして言葉を投げかける。]
魔術師なんだろう、貴様?
[問いながら周囲のマナから魔力を吸い上げる。
その空間の状況を図る事を兼ねて。]
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