情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[800mを専門にしている事は聞いていたが、1500mにも出ると知れば少し驚いたかもしれない。
その理由を問えば話してもらえただろうか。
たとえ話されなくても、彼の中で変化があったのだろうと思うに留めるが。
当日は勿論800mの予選から試合を見る。
慣れないピストルの音に驚いたが、それでも瞳は楓の姿を収めたまま。
落ち着いた走りを見せながらトラックを駆けてゆく姿は、放課後に見かけるものとは少し違って見えた。
会場の独特な緊張感もあるだろうが、前を向いて走るその姿に覚えた鋭さは、一緒に居る時にはあまり感じさせないもので、何故か胸を押しつぶされそうになる。
包むように両手を握り、何処か祈るような気持ちを抱きながら、その日一日の試合の様子を見つめていただろう]
[準決勝の順位に、見えないだろうけれど小さく拍手を送った後、いよいよ決勝。
順調な走りだしに見えていたが、途中でよろめくのが見えて小さな悲鳴を上げる。
けれどその後からは楓の雰囲気が変わったように見えて、息を吸うのさえ躊躇った。
昨日よりも更に鋭利になって、鬼気迫る様子に唾を飲む。
真剣さに瞳が奪われ、走る姿から目が離せない。
口元で両手を握るのは昨日と変わらなかったが、胸が締め付けられるように痛かった。
風と共に地を駆けてゆく。
その一挙一動を見逃すまいと、食い入るように見つめていた。
自分の知り得ない彼の新しい一面。
それを見ることが出来た喜びを感じながら**]
― 文化祭後・冬に向けて ―
[既に何十枚という手紙が楓の手で処分されているとは知らず。
受け取った手紙には丁寧に断りの返事を書いて、当人に手渡しにいっただろうか。
指定の場所が書かれていても、それには乗ることのないように気をつけて。
それはあの日、口にされた事を覚えていたからかもしれない>>0:2573
部活のない日は共に帰る日が増えて、自分はそれを嬉しく思っていた。
バイトで断る事もあったが、そういった日は喫茶店に訪れてくれる事もあって、「彼のオーダーだけは自分にとらせて!」なんて無茶な我儘も言ったり。
たまに神楼学園の人が来た時に指名されたのは驚いたりしたけれど、商売だから努めて平静に振る舞って。
まぎれて告白やお誘いをされても、お断りを入れる日々が少し続いただろうか]
[気温が下がり始めた帰り道。
あの時>>185問われた返事にはなんて返しただろう。
彼の髪を見つめながら、似た色を告げたはず。
木枯らしもとうとう吹き始め、本格的に冬が近づいてくるのを感じる
握る手の暖かさを思えば、もう少しだけ手袋の時期を遅めようか、なんて思っていた時。
楓からのお誘い>>186に頬を赤らめる。
風の冷たさからだと思われればいい、なんて照れ隠しをしながら]
ふふふ、クリスマスは自主的に埋めてるよ。
―――かえでくんと、一緒にいたいなって思ってたから。
[誘われなかったら誘おうと思ってた…なんて笑って、握る手を少しだけ強めた]
得した感じ、いいね。
得する事、これからもどんどん増えて行くんだろうな。
[ 薔薇色の未来、という言葉が事実としてそこにある気がする。
無限の幸せが、そこにあるようで胸がいっぱいで。 ]
え、ふゎぁ。
[ 抱き寄せられて、唇が重なる。
胸がドキドキ言う音がすごくて、怖いくらい。
怖いくらいに幸せ、ってこういうことかもしれない。 ]
だめだよ……弓弦君。
……帰りたく、なくなっちゃう。
どこかにさらってしまってって、
言いたくなっちゃう。
―自分の部屋>>+36―
ちゃんと謝ったと言えるのかどうか…
美穂がどれだけ親から愛されてるかはよくわかってるし
[甘えてこられるのを無碍に突き放すことはしない。抱き寄せて頭を撫でる。
しかし、なんだか不思議な両親だと思う。
娘のために働く場所も家も変えてついてくるのに
年頃の娘をお泊りセット込で彼氏の家に話し合いに送り出す。
さらにその男も一緒に面倒見ようとしている。
これはそれだけ信頼されているということだろう。
が、逆にものすごいプレッシャーである。]
僕はやっぱり甘えちゃいけないんだと思うんだ。
あとは…そだな。
美穂もいつまでも親に頼りきりってわけにもいかないだろうし。
無断外泊じゃなくて、たまに許可もらってお泊りならいいじゃないかな?
[その時に間違いがないとは言わないが。]
─ 二学期末・図書室 ─>>188
告白したのね!! ね、ね、しぃちゃんなんて言ったの?!
きゃあきゃあ!
……うーん、しぃちゃんは昔からさりげに人気あったからねえ……。
[ 幸田に相談を持ちかけられて、目を輝かせる。 ]
40枚下駄箱に恋文が。
……で、幸田君は何故それを知ってるの?
[ うろんげな目はしたものの、それ以上はツッコまずに。 ]
しぃちゃんは何人もの男のコと遊んだり、手玉に取ったりはしないよぉ。そこは心配しなくて大丈夫。
……でも、他の男のコがしぃちゃんが好きになっちゃうのは、予防のしようがないもんねえ。
そこは、幸田君が自分に自信を持つしかないんじゃないかな?
ほら、メンズ雑誌とか見てさ。
髪型とか服装とか、今風にしてみたり。
わ、クリスマス。
うん、それはいいね!
ー新人戦の日ー
[大会の表彰…6位までだから割と危なかったが…が終わり、ミーティングが終わって。非公式ながらの打ち上げに向かう人も出る中、僕や宗像は部全体の打ち上げにしか参加しないので、各々別れる。
表彰の時に、志乃を見つければ軽く応えるように手を振って。帰り道に1500mも始めた理由を尋ねられる>>192。]
2種目までは出場出来るから、学校内で実力さえあれば出場している人多いんだ。800の優勝者、1500でも優勝していたし。彼は1つ上だけど本当に強いなぁ…
[なんて、笑いながらも。]
1500mを始めた理由は…これは中学の時だけど。800mは中距離に分類こそされているけれど、競技者はどちらかと言えば短距離に捉えているんだ。100mの人からすれば長いのは分かるけど。実際陸上の委員会も800mは短距離としようって動きもあるみたいだし。
1500mって4周近く走るから、800mよりも戦略的なのだよね。前半着いて行って後半追い抜くのと、今回の僕のように前半でガンガン行って残り根性…いや、失敗したけど…と。その辺りを自らに合った物としてやるのにはいいかと思って。順位だけ狙うなら、400mも良かったかもしれないけど。
[そこまで言えば…ちょっと表情を変えながら。]
…手を出しすぎるのも良くないけど、もっとチャレンジしようかな、ともね。思ったかな。
[そう言った後に息を深く吐いて。]
……疲れたから、今日はゆっくり歩きたい。
[口実なのは勿論分かっているだろうけど、そう言ってゆっくり帰ったのだった*]
ー冬休みに向けてー
[文化祭のあの日。好きな色は黒檀か赤銅色などと言われれば渋いなぁ…と応えただろうか。彼女の手を覆う手袋なんて、考えてみたけれど。それよりはマフラーの方が、白い首とのコントラストとかもいいのかな…と思ってみたりしながら。自分の髪の色に近いことに気がつくのは、もう少し後になった。
指名なんて出来ると知らなくて、喫茶店に行く時は志乃が見ることさえできたらいいと思っていたのだけど、注文する時は必ず志乃が来て。胸がこそばゆく感じるような感覚をも得たか。
時折知った顔の人の対応に何処か困っているようには感じたけれど。問題はなさそうなので放置した。
……一度だけ部活の同期が声をかけて誘いまでしたと知った時は、冗談交じりながら珍しくしばいた…なんてこともあった。
>>195 クリスマスに何か予定を、と誘った所。自主的に埋めているという声に思わず彼女の顔を見る。機嫌が良さそうな声色だったから、尚更何処か心配になって。
でも後に続く言葉で、それは杞憂だったらしいと分かる。]
…一瞬駄目なのかと思ったよ。
[思わず安堵の息を吐きながら、強められた手には応えたのだった*]
――目が見えない女の子が一日を送るって、すごく大変なんだよ?
[拓己が思っているのは、おそらく健常者の娘の扱い方だ。
一方で自分は両親の庇護を一生受け続ける必要があると思っている。
自宅でのすれちがいはそこが溝になっているのだろう]
たぶん、私と一緒にいることをちゃんと体験してみろってことなんだと思う。
たまにお泊りに来るのはいいけど、その日以外は結局うちの親に頼ってるわけだし。
[だからふたりで決めろと親は言ったのだろうか]
─ 二学期末・図書室 ─
はい…って言ってくれたよ。
[>>197 僕がなんて告白したかは適度にボカしたのは分かっているけど流してくれるのだろうな、とそのことに感謝しつつ。きゃあきゃあと言う声には、もう少し声小さくしないと、と苦笑いもしたか。こうやって自分ごとのようにテンションを上げることが出来るのは、彼女のいい所だとは思うけれど。]
やっぱり人気があるよね…自分では可愛くないと思うって言ってたけど…でも僕は絶対色眼鏡をかけているだろうから正当な判断が出来ない。
[まぁいいや、と言いつつ。]
…律儀にお断りの手紙書いて教室にだけど渡しに行くから。精神的ダメージは落差とかもあってよりあると思うけれどね。
[と少々不満げに。そこは志乃は変える気が無かったようだから、無理に変えさせようとは思わない。
でも其のこと自体は直江さんも知っていただろ?と言いつつ。]
自分に自信ね。前よりは、多少はついてきた気も、するのだけどね…彼女に胸を張って並べるようになりたいものだね。
[新人戦の800mの結果は何処かの全校集会で、他の部活の新人戦と共に当時貰った賞状を校長から受け取る、何てことをさせられたから知られてはいる筈で。
文武両道はまだまだだとしても少しずつ出来るようになり始めたと思うから、と少しだけ此処は嬉しそうに。]
…そうか、外見も努力か。メンズ雑誌読んだこともないからなぁ…男子にも聞くけど、何か知らない?
[清潔感はあるけどオシャレと言う程ではない私服だとは自分でも思うから…と。苦笑いしつつ言っただろう。
外見についての自信のなさは、正直かなりあるから。]
……その辺りちゃんとしたら、多少はマシになるかな。
[割と真顔でそう尋ねただろう。]
[ 幸田の案外自信なさげな返答>>202に、あらあらと思う。
幸田は陸上や勉強など、なんでもソツなくこなしてるイメージだし、
上級生があの子カワイイよね、なんて話をしてるのも聞いたことあるけど。
恋は人を強くするけど、弱くもするのね、と感心する。言わないけど。 ]
私は、しぃちゃんは幸田君がドラマの悪役みたいなダメンズでも、ブサイクでも、
嫌いになったりしないと思うけどなー。
そういうことじゃなくて、幸田君が自分を強く出来るお守り的な物を考えればいいのかな。
[ うーん、と考えて。 ]
あ、それじゃあバイクの免許なんてどう?
[ ぽん、とマンガチックに手を打った。 ]
男の人の三種の神器は、靴・腕時計・車だってどこかの雑誌に書いてあったの。
靴は幸田君の場合、商売道具だから見た目より機能性でしょう。
腕時計もアリっちゃアリだけど、他の男のコもほとんど何かは持ってそう。
というわけで、残る一つ。
車は今は持てないけど……でもバイクなら16歳の誕生日から可能でしょ?
何人かは取ってるだろうけど、皆が皆じゃないはず。葉や生まれなら、まだ15歳も居そうだし。
ちょっとお金はかかるけど、
バイクがあったら、遠くまで一緒にデート出来るし、他の子と違う!って自信にならないかなあ?
…そうか。
じゃ、やってみよう。
これから本当にずっと美穂の目になるんだったら、
避けて通れない問題だもんね。
[何の知識もない男が支えるのにどれだけ大変か。
丸一日、一緒にすごしてみて、とても自分では支えられないと思えば
美穂の両親に甘えることになるが、一緒に暮らして少しづつスキルを上げていけばいい。]
……ま、
ここまでお金かけるのは極端だけどね。
ひとまずは図書室の男性雑誌に、いいのがあったはずだから、何か見つくろってあげるよ。
シルバーのネックレスとか、ウォレットチェーンを付けたりで、充分オシャレに見えるし。
イメチェン、イメチェン!
[両親の庇護を受ける毎日、あるいは奏美らに手伝ってもらった日々。
それよりも問題ははるかに山積みだけれど、ひとつだけ]
……もう。
安請け合いだって思うけど、そういうたっくん大好き。
――んっ。
[両親にも親友にも、感謝のキスを捧げたことは一度もなかった。
ふたりは、巡りあい、愛しあい、そして歌うことを始め、今は共に生きることを歩み始めた]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新