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― 二階:ゲストルーム ―
[ ステラと別れた後、ハーヴェイは自室に戻った。
鍵を掛け、布団に体を投げ出す。
信じられる者がいたという安堵からか、忘れていた疲労が重くのしかかっていた。]
―地下―
[下りる階段で、シャーロットは愛しい人形とすれ違う。
ガラス玉のように冷えたその瞳から、シャーロットは何かを感じ取った。]
……ギルバート。
[聞こえぬほど小さな声で、そう呟く。
止めやしない。あなたが欲しいのなら、そうするといいわ――。
その後、シャーロットは''自分''が待つ場所へと進んでいった。]
【二階・ハーヴェイの部屋の前】
コンコン。
[軽くドアをノックする。]
ステラです…。
[返事はあるだろうか。ドアの前で少し思案する]
あ…。
(そういえば、武器を調達するのを忘れてしまった…)
[仲間が出来た安心感からか、どこか気が緩んでいるようだ。]
(…まぁ、後で探しに行こう。)
[まずは対策を話し合う事が大切だろうと頭を切り替えた]
[シャーロットには気づかない。気づいたとしてももう語りかけることはないだろう。
土気色の顔はまた口元歪ませて、一階への階段を上る。目的の人間を送る為に。
ざわり。人形のざわめきか。それとも生きる者への嫉妬か。
そんなものがわかるほど、もう自分は蝕まれていたか]
…よぅ、ナサニエル。
とうとうお人形の声が聞こえるようになったか?
……。
[ふいに後方からの声]
[ゆっくりと振り向く、手の中の錐を握り締めて用心深く]
…やあ、ギルバート。
[表情はなんでもないと、装って]
人形の声?さあね、わたしにはさっぱりだよ。
…きみはどうかな?
俺か?
……俺は…随分前から聞こえてるさ。
お前らが羨ましい、羨ましいってな。
聞こえない…人形師のくせにな。
[くっくと笑う。手の中のナイフは…目に見えて真赤に染まり]
[ ぼんやりと、天井に視線を送りなgら、モーガンの言葉を思い出す。
人形……でなくば、人形の取り憑いた者がいるという。
まるで、夢物語か作り話。
だが、それがどうしようもない現実。
ふと、師であるウィルキンスンの顔が浮ぶ。彼がいたなら、どういう顔をするだろう。
曰く、小説家というより冒険家、曰く、小説を書かない小説家、曰く、締め切り破りの天才……そんな評価をされる、愛すべき変人。
彼がここに来られなかったのは、せめてもの幸いだろうか。
――コンコンと。
ドアを叩く音。それに名乗りが続く。ステラの声だった。]
ああ、今開けるよ。
[ 重い身を起こし、扉を開けた。]
やあ、ステラ。
何かあったかい?
ほぉ…随分前から―――ねぇ…
[笑う彼の瞳の色を確かめながら、さらに視線は彼の手の内のナイフへと]
…で?
その人形たちの声のままに従って、殺したのか?
[そろりそろりと、錐を持つ手を挙げてゆく]
アーヴァイン氏、カミーラ…そしてわたしも…?
アーヴァインの野郎は…依頼だったからな。
息子から殺してくれなんて言われるなら死んだ方がいい親父だったんだろうよ
[自分を殺したから、とは言わない。目の前の男が信じる訳もない]
カミーラか。あいつは魂を沢山もっていそうだった。
目の前で沢山人が死んだと言っていた。そんな奴なら、というからな。だから殺した。
お前は…お前をくれてやったら。「あいつら」は喜びそうだ。
[歪んだ口元は隠そうともしない。錐を持つ手をねめつけるが]
そんなもんで俺を殺れるのか?道化師さんよ?
[扉が開き、少しほっとした顔をする。]
…対策を話し合っておいた方が良いと思いまして。
[昨夜のギルバートとの対峙を思い出し、眉を顰める。]
もし、私達以外の客人の中に人形にとり憑かれた者がいるならば、……とても脅威になる方が居るでしょう。
(おそらく単純に力では適わない。何か策を練らなければならないだろう)
[錐を目の高さまで挙げ、ギルバートと距離をたもって]
…ほお?
それが理由か?
[くだらん、とばかりに相手を睨みつけながら続く言葉を聞く]
わたしを殺せば、喜ぶ、だと?
なめるな小僧!
…この切っ先を受けるがいいっ!
[一瞬、低く腰を落として腕を後ろへと引く。
次の動作の準備の為だ。]
[シュッ]
[音を立てて、鋭い錐の尖りをギルバートの胸へと向わせる]
―地下―
『待ってたよ。』
[そう言う人形は、ガラスケースの外で、微笑みながら立っていた。
人形が動いた事に、シャーロットは驚く様子もない。]
『愛してもらえないって、悲しいよね。辛いよね。
私もそうだった。
あなたに、愛して欲しかった。
かわいそうな、シャーロット。
……おいで。』
[シャーロットは、自分に歩み寄ると、それに優しく抱きしめられた。
ガラスに映されるその光景は、まるで一つの姿が鏡に映されているよう。]
理由があればそれさ。てめぇも一度死んでみろ。
[繰り出された錐。胸に刺さる瞬間にナイフでそれを受け止めて]
なめるな?俺が小僧だと?おもしろい、相手してやるよ。
[受け止めたナイフで錐をいなし、それを持つ腕めがけて振りかざした]
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