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― 地下1階 ―
[内蔵は取り去られ、代わりに埋め込まれた歯車やバネといった部品。もう一度、これが造り物であったなら、と思い、震える手でその部分に触れる]
[ぐちゃり]
…。
[手に指に返った感触は確かに肉のそれで。
ぬらりとまとわりついた赤も血液に相違ない]
誰だ…?いったい誰なんだ!?
[ドアが閉まる音がして、男が去って行く。床に散らばった粉を見つめながら、掴まれて痛みの残る手をもう一方の手でなぞる。]
……言われなくても……わかっているわ。
[搾り出すような声でぽつりと呟く。
頬を一筋の涙が零れ落ちた。突きつけられた刃よりも、もっと鋭い何かで貫かれたような気がして]
― 地下1階 ―
[くるり、と振り向き叫べば、辺りから注がれる目、眼、瞳…]
…くっ
[苦々しい表情で、こちら―遺体を見つめている総ての人形たちを睨みつける]
…おまえたちか?おまえたちの中に犯人がいるのか?
<………………>
[静かな地下室に自分の声だけが響きわたる]
……手が、汚れちゃったわ。
[モーガンの目玉を握っていた自分の手をみつめ、シャーロットは小さく呟く。
その手は、赤黒い血で塗れていた。
シャーロットは自室を出ると、一階のトイレへと向かった。]
―一階:トイレ―
[水道の蛇口を捻り、勢いよく水を出す。
シャーロットは、何度も両手を擦り合わせ、その汚れを落とした。]
(誰が、モーガンさんを殺したんだろう。)
[ふと、奥の方から、シャワーが流れる音が聞こえる。
シャーロットは、ガラス張りのドアに映し出される影を見つめる。
高い背と、細い身体のラインが、誰であるかは予想できる。]
……カミーラさん。
[返事があったかどうか――。
返事がなくとも、シャワー室の外に脱ぎ捨てられた服が、誰であるかを知らしめる。]
(血が付いてる…
カミーラさん、何をしたの…?
まさか、カミーラさんがモーガンさんを…?)
― 地下1階 ―
[それとも、ここにいる人形たちは
屋敷の主人の死を黙ってみているしかなかったのであろうか。
ただ悲しげに。それでも何かを伝えようと、
ただただ、主人の方をみつめているだけなのかもしれない]
……まあ、いいさ。
[再び不敵な笑みを浮かべると、こちらを向いている自動人形のひとつに近寄り、声をかけた]
どうせ、数日の内にはこの屋敷の運命も決まるらしいからな。
あの老執事の言うことが、本当であれば。
[そのとき、お前はどうするのか、と、
聞いてみたところで答えが返ってくるわけでもなく。
それよりも今は、血で汚れた靴や、遺体に触れて同じく血に染まった手を洗い流したかった]
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