人狼物語(瓜科国)


153 A spooky house


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次の日の朝、自警団長 アーヴァイン が無残な姿で発見された。


噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。

非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。


現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、流れ者 ギルバート、修道女 ステラ、執事長 モーガン、書生 ハーヴェイ、逃亡者 カミーラ、人形遣い ナサニエル の 7 名。


天のお告げ(村建て人)

[深い霧の上空はいつの間にか雨雲になっていた。
不気味な、重い雲は屋敷の屋根も飲み込みそう。

ゴロゴロ、遠くで響く雷が。そしてそれは段々近く。

シャーロットの悲鳴に呼び出されたかのように。
一瞬、世界が白い光に包まれて。

耳をつんざく様な音が響く。
外の木に雷が落ちたらしい。一瞬真っ青に光った外はまるで爆弾が落ちたよう。

それがまるでスイッチのようにあたりに音が響き渡る。

[ガチャガチャ] [しね]  [ガタガタ ガタガタ] [シね]

[ゴトリ ガタリ] [死んでしまえ]

( #0 ) 2008/03/14(金) 00:31:24

天のお告げ(村建て人)

[この木と木がこすれあう音。オートマータが奏でる音調の狂った不気味な音色、ずれた時計の時を知らせる音。

すべての人形達が鳴いた。戦慄いた。

これから起こることを予言したのか。
それとも自分らを代弁するものが現れたのか。

喜びか、悲しみか、恨みか、憎しみか

死体もからくりの動物も 皆泣いて鳴いて啼いて]



[ 死ね ][ 去ね ] [死んでしまえ ]

[一瞬の出来事。屋敷の中にまるで呪いが満ちた空気が漂った──]

( #1 ) 2008/03/14(金) 00:32:07

書生 ハーヴェイ

[ 食堂に入ると、テーブルに置かれた料理が湯気を立てていたが、シャーロットの姿は無い。
 はて、と首を傾げた刹那、絹を裂くような悲鳴が響く。]

 なんだ!?

( 0 ) 2008/03/14(金) 00:32:50

修道女 ステラ

[悲鳴の聞こえた方向に走りながら、一瞬何かが背中をなぞったかのようにぞくりとした。]

……何?

[立ち止まって振り返るも、そこには何も無い。]

( 1 ) 2008/03/14(金) 00:35:22

流れ者 ギルバート

[テーブルの上の肉料理。先ほどの生首を思い出したのか、眉間に皺がよる。もうこの屋敷でしかめっ面にならない方がおかしいか。
シャーロットの悲鳴、そして次に響いた大きな雷。

そしてざわめき。なんだ?何が起こっている?
悲鳴や雷はともかく、先ほどのあの狂ったような音は何なのか?
屋敷の空気が全て変わったのを肌で感じた]

ちっ、言った傍からこれか。恐らく…アレを見たな。

[ハーヴェイとは対照的に。動くのも億劫といわんばかりに呟いた]

( 2 ) 2008/03/14(金) 00:37:59

人形遣い ナサニエル

[カミーラの質問に、可能だろうか?と考えていると
突然、悲鳴が聞こえて]

…え?なんだ。

[一足先に駆けていくカミーラの後を追っていった]

( 3 ) 2008/03/14(金) 00:38:59

流れ者 ギルバート

行くのかい、ハーヴェイ?

[言った傍からやかましい悲鳴を上げるシャーロットに内心苛立ちすら感じながらも彼に問う。とりあえず行くなら付き合うしかないか]

( 4 ) 2008/03/14(金) 00:41:44

修道女 ステラ

[立ち止まったすぐ後に、大きな音と共に振動が走る。思わず耳を押さえた。]

…雷…。

[気を取り直してもう一度駆け出そうとするも、何故だろう。
目の前の屋敷が、まるで別世界のように見えたのは…。]

( 5 ) 2008/03/14(金) 00:44:24

書生 ハーヴェイ

[ シャーロットの悲鳴、それに続く轟音……。その余韻が覚めやらぬ中、ギルバートの呟きが耳に入る。]

 ……アレ、とは? 何か心当たりが?

[ 同じく眉根に皺を寄せ、ギルバートに問う。果たして、それにギルバートはどう答えたか。
 そして、彼からの問いに頷きを返す。]

 ああ。君はどうする?

[ やれやれとでも言いたげな様子で頷いたギルバートと共に、キッチンの方へと向かう。]

( 6 ) 2008/03/14(金) 00:46:27

逃亡者 カミーラ

―保冷庫の前―

[見慣れた後ろ姿を発見]

どうした、シャ……

[言いかけて、シャーロットの足元の生首に気付く。流石の彼女も言葉を失うが、前もってある程度の状況把握はできていたため、取り乱すというところまではいかず]

( 7 ) 2008/03/14(金) 00:47:12

逃亡者 カミーラ

[硬直したシャーロットを強く抱きしめ、耳元で囁く]

大丈夫、ただの生首だ。

手足がない奴には何もできやしないよ。睨む他にはね。

( 8 ) 2008/03/14(金) 00:49:22

流れ者 ギルバート

アレはアレ。行けば判る。但し暫く肉は食えなくなる。

[軽い口調で「生首」とは答えておいたが]

お付き合いしましょうかね。さっき妙に空気が変わった気がした。
もしかしたらアレ以外のことかもしれないしな。

[そして向かう先はキッチン。巨大な冷凍室の前。そこにあるのは…へたれたシャーロットと、自身は既に見ていた水ぶくれの生首]

( 9 ) 2008/03/14(金) 00:49:34

執事長 モーガン

[巨大な落雷。まるで何かに怒るように。
騒ぐ人形。ざわめく空気。聞こえる悲鳴]

やれやれ。
どうしようもないお客人じゃのう。あれほど戻れというたのに。

今日のお料理は無駄になりそうじゃのぅ。折角腕によりをこめて切り刻んだ肉なのにのぅ。

ほっほっほ。よいか。
ご主人は悲鳴もお好きでいらっしゃろうて。

( 10 ) 2008/03/14(金) 00:53:10

村長の娘 シャーロット

―一階:保冷庫―

[シャーロットは、まるで凍ったかのように身体が硬直していた。
襲った嘔気と嘔吐は既におさまっている。]

 カミーラ、さん……

 (何もできない、のは分かる……)

[シャーロットは、カミーラの腕の中で、大きく震えていた。]

( 11 ) 2008/03/14(金) 00:57:07

執事長 モーガン、メモを貼った。 メモ

( A0 ) 2008/03/14(金) 00:57:10

人形遣い ナサニエル

― 1階:キッチン ―
[保冷庫の前へ行けば、悲鳴の原因はすぐにわかった]

…なるほど。

[転がっている″パーツ″に近づき、肌の具合を確認する]

精巧なつくりもの、…では、なさそうですね。
残念ながら。

[死相には慣れてはいたものの、この臭い…]

はあ…食欲が一気になくなりましたよ。

[目を生首から逸らして呟いた]

( 12 ) 2008/03/14(金) 00:57:13

逃亡者 カミーラ

[「このまま行くと、あたしらもこうなっちまうんだが」だが、流石にそれはシャーロットには言えず]


[ナサニエルが生首を調べているのを見て少しあきれたように]

ナサニエルの旦那、意外に肝が据わってるねぇ。

それとも、少ぉし、常人とは精神構造が違うのか……

( 13 ) 2008/03/14(金) 01:03:30


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