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"―――"さえ出来ればいい。
[ソレはもう最初の『理由』さえ覚えていない。
空っぽに、愉しげに、死して尚哂い続けるだけ。]
["昨日"の続きをフィグネリアの隣で暫く見ていたけれど、
死んで尚自分の無力を思い知らされるのが辛い。
彼女がこちらへ来る事を望んではいないけど、
苦しんでいる姿を見るのも辛い。
生前に気付いていれば、もっと労わる事もできたと思うだけに。
(フレンドの存在理由をちゃんと考えるべきだった。)
そっと離れて庭に出た。
外はまだ真っ白で連日の憑狼の件で多くが建物に篭っているせいか、
足跡の数は少ない。
イライダの部屋の窓から見える雪の中に飛び込み、
スノーエンジェルを作る。
実際に雪を掻く事はできないけれど、
彼女には見えるかもしれない事を期待して。]
何をしたかったのか、それすらももう覚えて無いのだろう?
そうやって、自分の存在も、何もかも忘れて。
誰からも思い出されず、記憶に残らず消えて行くのだろうな。
可哀想な生き物だな、お前達は。
─ →食堂 ─
[誰かと会ったなら会話しつつ、食堂へ向かう。昨日の片付けをしながら少し料理らしき行為に手を出してみる。
野菜をたっぷり煮込んだスープを作りながら、卵を焼き、ソーセージを茹でて、パンに塗れるようジャムなりマーマレードなりを探し……]
──これはひどい。
[……てるうちに卵とソーセージが無残な姿で発見された。
勝手の分からない厨房で、悪戦苦闘しながら同時進行したのがまずかった。ひとつひとつ順を追えば、大丈夫だったはずだ。たぶん。
スープは煮込みすぎの感が否めないが、いい匂いがするからベーコンを奮発して誤魔化そう。肉はえらい]
ちゃんと自分で始末つけるから、怒るなよーっと……。
[家事や水回りを担当していたミレイユやフィグネリアへの謝罪に、苦笑がもれた。
どこにも行っちゃいない。>>13そうであれば、いいのになんて。仲間の安らかな眠りよりもそんなことを思ってしまう]
[誰かが立ち寄ったらすぐ温め直せるようにしておいて、黒焦げの卵と弾けとんだソーセージを平らげていく]
……卵はともかく、こっちは嫌な発想するかもしれないから、これで良かったのかもな…。
[引き裂かれた肉。こぼれた腸。
ぐっと込み上げるものを飲み下した。少なくとも、フィグネリアとリー・リーの命はオレが喰らったのと変わりないじゃないか。その上である今の命を、無駄にしてはいけない]
[テレーズの遺体の傍らで倒れて目覚めた後のような、
ぼんやりとした瞳で、吹雪に音鳴りする白い窓を見遣る。
9年前の惨劇と、この数日の犠牲者の顔が、
次々に脳裡を過り、病とは別の胸奥の深い痛みに唇を噛んで]
…テレーズから憑依した獣は…。
[アミルか、ポラリスか……その二人のどちらかが
犠牲になっていれば、トロイの可能性もある。
犠牲者が誰か確認しに行くべきだと頭では分かりながらも、
思うように動けない身体と痛む心臓に、
食堂へ向かうのは少しだけ後になっただろうか。
記憶を探り、3人の信じたい様子と、あやしい様子を
懸命に思い起こす。
イライダ自身も、部屋の前に置かれていた鈴>>25や、
テレーズの遺体の傍らでの、あやしい様子>>26、
ドラガノフの人間判定で、彼を庇おうとしたことなど、
疑われても仕方のない要素のあることは、自覚のないまま**]
[食器を片付けながら、目を閉じて自分の鼓動を感じる。
最後の日が始まった。
生きて、息して、ただ走ろう。
泣くのは、全てが終わって墓を参った時か、力及ばず死ぬ時でいい。
しばらく、そうしてじっとしているだろう**]
なんとでも言えばいい。
あは、あはははははははははっ!!
[ごうと雪を吹きあげた強風に黒い人影が掻き消される。
多角理性のない不吉な笑い声だけは暫く風音に混じり聞こえていたが、それさえも消えた後。
吹雪の壁の向こうに一回り小柄な影が現れる。]
[小さな影が儂を呼んだ。
死ぬ間際に、いや、その前の日に。
からかうなと怒った声。]
……ミレイユ……?
[一瞬さっきの奴が姿を変えたかと身構えたが、
この際偽物のミレイユでも構わんかも知れん。]
気付いてやれなくて、すまなかった。
助けてやれなくて、悪かった。
[それだけは言わなくては。]
ええと、大丈夫ですよ!
ちょっと道に迷ったけれど帰って来れましたし。
勝手に抜け出して心配かけて。
ごめんなさい。
[謝罪を口にして頭を下げる。
偽物にしては奇妙はズレのある返答。
そこにあるのは重大な認識の違い。
ミレイユは人狼騒動どころか自分の死さえも理解してなかった。**]
[昨日、資料室でドラガノフが殺された後―
そのまま殺し合いが続いてもおかしくない状況だったが、お互いまるで信じあっているかのように、協力して場の片付けを進めていた。
いつかのように、お互いをいたわっていた。
人は、できれば人を信じたいのだ。
けれど、その本能に逆らわなければいけない。
考えて、悩んで、疑って…誰かを殺さなければならない。
それしか人間であることを証明する術はない。
自分も決して安全ではないだろう。
昨日の自分は…仲間の口封じをしたとか、最初は傍観していた仲間狼が有情のとどめを刺したと思われても仕方ない。
けれど、ただ諦めて死んでいくなんて嫌だった。
生きる理由は分からなかったが、このまま死ぬつもりもなかった。
食欲は無かったが、パンにチーズをのせて一口齧る。
部屋をでて、食堂へ向かう。今日は誰が死んでいるのだろう。
降り積もる雪に吸い込まれたように、いっさいの音が消えていた]*
……どうか、死なないで。
[処刑されることも、襲われることも、――そして“過去”に殺されることもないよう祈る。
こんな、生きる事を諦めてしまった私のことなど、早く忘れてくれるようにと。]
[相反する想いは、心の中に押し込める。
これ以上、私は何を望むのだと。]
[彼の瞼が開かれると同時>>41、目の前の光景がぼんやりと薄らいでいく。
ああ、また意識が飛散するのか。
次はどこに現れるのだろう。
イライダとトロイの無事を確認しに行きたいのに。]
…………、私は……
[>>42部屋を辞すアミルを見送ると、そこで意識が途絶えた**]
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