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イライダ は ドラガノフ に投票した。
ドラガノフ は イライダ に投票した。
勉強熱心 ポラリス は ドラガノフ に投票した。
強がり トロイ は ドラガノフ に投票した。
武術指南 アミル は ドラガノフ に投票した。
ドラガノフ は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
現在の生存者は、イライダ、勉強熱心 ポラリス、強がり トロイ、武術指南 アミル の 4 名。
[―――…神など、とうに信じてはいない。
だから、自分達のしてきたことが、
することが、“罪”だとも、思わない。
これが“罪”なら、どうして神は。
食べて──殺して──殺し合って。
奪わなければ生きられない 命を創られたのか。
奪われるばかりの生を 強いるのか。
[だから、“罪”だとは、思わない。
けれど、赦されるとも、思わない。
赦されたいと願ったことも、その資格もないけれど、
もし、そう希うことがあったとしたら。
それはきっと――…神 にではない*]
―― 資料室→アナスタシアの部屋 ――
[ひと騒動も終えて、皆落ち着いてきただろうか。『私』は淡々と『テレーズ』の死体と名前も知らない誰かの死体を黒い袋に入れて、アナスタシアの部屋へと安置する。
そこにある死体は今までのも含めれば7体。たとえ、支部の人間が勝った所でここまでの被害が起こった支部に未来はあるのかと言われれば疑問でもある]
……今日はもう休みましょう。
……明日もまだ終わらないならその時考えるとして。
……皆さん、大変お疲れでしょうし。
[死体の片づけを手伝った者がいればそう提案しただろうか。その場にいない者にもそう声をかけただろう]
―― ポラリスの部屋:深夜 ――
……さて、どうしましょうか。
[ひとまず解散し、私は部屋に戻り今日の予定を考える。今日はまず襲撃しない。支部の人間の数を減らすことができないが、その分疑わせる相手が減ってしまうのが問題だ。それならば誰を疑わせるべきか]
……イライダさんかな?
[昨日のトロイ>>4:92と>>イライダ>>4:99の会話から、あの場にいるものならイライダが霊能者以外の能力者であることは容易に想像できる。そんな能力者が、なぜこのまま放置されているのかと疑いも出るだろうか。偽装として置かれた鈴も、逆に狼でないと思わせる作戦だったと信じさせれば……]
……ともかく今日は色々と接触していかないと。
[今日は忙しくなりそうだと口元を手で押さえながら口角を釣り上げる*]
─回想/真夜中・資料室─
[“私”はそこにいた。
と、テレーズさんが何か言っているのが聞こえる>>4:5。
……ああ、今は『テレーズさん』じゃないんだっけ?
ゆるりと意識を浮上させ目を開ける。
そこには『ポラリス』の姿の『テレーズさん』がいた。
“私”は去っていく『テレーズさん』をただぼんやりと見つめていた。
姿も失って、
心も失って
“私”は、何?
そんな存在も不明瞭な“私”は、溶けるようにその場から消えた。**]
[イライダを見ると、何事かを呟きながら泣いているようだ。>>4:159
トロイは死体のそばにかがみこんで、しばらく動かなかった。>>4:156
唯一平静を保っていたポラリスが、皆に声をかけている。>>4:157
イライダが泣くところは初めて見た気がする。
トロイもいつもの元気がなく、少し震えているようだ。
2人とも、だいぶ具合が悪そうだな。
床に落ちていた毛布>>4:53を拾い上げ、長剣を丁寧に拭う。
布の質が合わない。できれば砥ぎ直したいが…
いま得物を手放させることも出来ないと、トロイに返すことにした。
ポラリスが率先して2つの死体の始末を始めるのを見れば>>1、その手伝いを申しでる。
年下とはいえど、この支部での経歴は彼女の方が長い。
いつもの部屋まで死体を運び、安置しながら、突然現れたその黒髪の女を知っているかとポラリスに尋ねた。
しかし彼女に今日は休むよう言われれば>>1、素直に従って部屋に戻るだろう]**
[ポラリス>>4:157の冷静な呼びかけに反応できたのは、いくらか経って『ドラガノフ』の姿が見知らぬ女に変じてからであったか]
かた、づけ……そうだな…。
(『まだ、人狼がいて仕掛けてくるなら今夜も備えなければいけませんし』? ポラリスだってもう一匹がテレーズの姿で死んでいるのを見ているのに?)
[小さな違和感は、心の冷えきった部分が静かに記憶した。焼かれた熱さに苦しむ部分は、ポラリスも傷つき疲れているんだと解した。
……一匹に辿り着くまでに、たくさんの血を流した。一日延びてまた誰かが、あるいは自分が命を落としたとて、最後の選択が二択になるならいいじゃないか。少しでも確実に、討って報いなければならない。
叶うなら一人とて死んでほしくなかった少年の死を飲み下し、資料室や安置までの道のりで一人になる者がないよう、手伝いを始めようとふらり立ち上がる]
……せんせい。
ミレイユ、どこに行っちまったのかなぁ。
[無意識に零れた言葉が妙に幼くて、遅れて顔を歪めた。
別に、一発で壊滅するのを避けられたのが確かめられて気疲れしているだけで、打ちのめされてなんか、ない。
生きている。生きているから、どこも痛くて堪らないんだ。人か獣か、どちらかがその身を裂かれるその瞬間まで、自身の心臓が止まるまで、流し続ける血を見つめるのが辛いわけじゃないんだと、思いたかった**]
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