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[支部から離れた気がしなくて、苛々し始めた頃。
背後から人の声が微かに聞こえる>>161]
…………ひ……!!
[魔女のガキだ!
逃がすな、捕まえろ!
自身を追う、教会の人間の叫び声と重なって聞こえて――
フィグネリアの顔色は、見る見るうちに青ざめていく。]
……嫌――――っ!!!
ちがう、私は魔女じゃない!
だから追いかけてこないで!!
[走って逃げようとするけれど、足がもつれて、派手に転んだ。]
嫌……いや……
私は、魔女じゃない……
[首を横に振りながら、フィグネリアは雪上を這う。
吹雪に乱された前髪は、虚ろな目も火傷の痕も、隠す役割をもはや果たしていなかった**]
ー 吹雪の中 ー
[足跡を見失わないよう、目を細めてなんとか歩いていく。
雪と風に足を取られ、思うように進めない。
と、悲鳴のような甲高い声を途切れ途切れに聞こえた気がした。
僅かに目をあげれば、真っ黒な影が倒れ伏す>>165]
おいっ、どうしたっ!
[雪を蹴飛ばすように側に走り寄る。一応周囲になにもいないことを確認すると、左肩の後ろに膝をつき、頭に拳骨を落とそうとした]
こんの愚か者が!アンタどこ育ちだ雪を舐めるな!
お、おいどうした、落ち着け。
嫌?何が嫌なんだ、俺か、いや今そんな状況じゃないだろうが!
ほら、しっかりしろ、ここがどこかわかるか?
[もがくのをやめなければ、肩を掴んで雪の上に抑えつけようとする。
今の位置で火傷跡はまだ見えないが、彼女が振り返れば吹雪の中といえどもはっきりと見てしまうだろう]**
─資料室・テレーズさんと─
魔除けのおまじない……
[テレーズさんからもらった袋の装飾をしげしげと眺める。
テレーズさんの家に伝わっていたというものらしい、魔除けの刺繍。それをわざわざ作ってもらえたということが嬉しかった。
これが、私を思ってくれている証のような気がして。結社の人は優しいけれど、あまりこういうことをしてくれる人はいなかったから。
だから続きの言葉>>129は私にしては慌てて否定する。]
いえ……!
………嬉しいです。ありがとうございます。
ちゃんと身につけておきます。……こんなときですから。
[表情と声には少し嬉しさが滲んでいた。
もし結社内に人狼がいたとしても、きっと大丈夫だと、そう思って。少し心が軽くなった。
いざという時には、私がここを、テレーズさんを守ろう。
そう、決めた。]
[だがもしテレーズさんが“人狼”ならば?
私は彼女を討てるのか?
いやテレーズさんだけでなく、この支部の人間を、
討てるのか?
そんなことは今は、考えず───]
……痛っ!
や、やめて、殺さないで――!!
[>>170頭へ衝撃を受ければ、もがいて逃れようとするも。
肩を掴む手によって阻まれる。]
た、たすけて、死にたくない……。
あいつの巻き添えなんて、そんなの……
[完全にパニックを起こし、声の主を教会の人間と認識しているフィグネリアは、がたがたと震えながら、恐怖に歪んだ顔を背後の人物へ向けた。]
あ、……
……きょ、教会の人じゃない、んですか……?
お、お願いします……私をここから連れていってください。
私、死にたくない……死にたくないです……。
[そこにあったものは、いつかの結社員>>55の顔で。]
[火傷痕を晒したまま、抑えられていない方の手で、彼の腕へ縋り付く。やせ衰えていた6年前と同じように。]
…………。
[彼が“自分を助けに来た人”と認識したのか、ほっとしたように小さく笑みを浮かべると、そのままふっと瞼を閉じた**]
−イライダの部屋の前−
[外の吹雪が強くなっているのか、支部の窓は雪を打ち付けられカタカタと鳴っている。その事に、これでは暫く人の出入りはままならないだろうと予測。
いつ頃やむのだろうと思いながら、目の前のドアをノックする。
そうすると扉の向こうから誰何の声››169]
イライダ?テレーズよ。
入っても大丈夫かしら?
[鍵はかかっていないが、見られたくないものも有るかもしれない。念のためそう言っておく。
許可をもらったら中に入るだろう**]
え、いや、これはただの拳骨……――っ!
[振り向いた顔に残る火傷痕に、ぱっと抑えていた手を離す]
アンタ…魔女狩りの生き残りだったのか……
…安心しろ、俺は結社だ、4年間同じ支部にいたじゃないか。
アミルだよ、わかるか?
…おいっ、おい、しっかりしろって!起きろ!
[軽く頬を叩くが反応は無い。腕にしがみつかれ、力の抜けた体を支えれば、2人分の重さにずぶりと深く雪に沈んだ]
くそ、急にどうしたんだよ……
[両腕が塞がっている。少し迷ったが、口でフードの端を咥えてぐいと引き下げた。前髪がおさえられ、少しは痕が目立たなくなるだろう。
ぐにゃりとする体を肩で支えつつ、左右の膝の下に腕を差し入れ、肩ごしに回した彼女の腕を交差させ手首を握る。
安定しない足元に苦戦しながらも何とか背負い上げ、うっすら見える支部の影を目指してよろよろと歩きだした。
来た時にくらべ、やけに遠く感じる]
前にもあったよ、こんな、こと、が…
[声を出せば息が上がる。肺に冷たい空気が刺さる。
そういえばあの娘も顔に火傷を負っていた。
まさかそんな偶然があるのだろうか。それに名字が違う。
確かめてみたいが…決して思い出したい過去ではないだろう]
なあ、ほら、あと、少し、だ。
あそこ、なら、結社、なら、安全、だから、な…
[いつかのように熱を感じながら少しずつ歩く。やっと裏庭に面した扉にたどり着くと、体で押し開けるようにして中へ入った。
ぜえぜえと肩で息をしながら、彼女をどこへ運ぼうかと―
そういえばあの窓を閉め忘れた。今頃どうなっている事やら。
万が一彼女の秘密がばれても良いのは誰だ?既に知っているのは?そう悩んで向かった先は―]
おっさん、居るか、入るぞ、というか、いなくても入る、ぞ
[ドラガノフの部屋にずかずかと踏み込むと、取敢えずベッドに彼女をおろし、大きく息をついた]
[息が出来るように彼女を横向きに寝かせ、雪を床に払い落としてから多めに上掛けをかける。
脈と呼吸を確認し、眠っているだけだと分かると、そのまま自分もどさりと床に座り込んだ。
上がった息を整えながら、冷え切った体をこすって温めようとした。
彼女が目覚めるか、もしドラガノフがいなければ彼が戻るまで待つつもりだった。
ドラガノフには、「過去の記憶のせいで急に飛び出してしまった」ということだけ説明しようと思っている。
あとは、彼女がどこまで話すか決めるだろう。
フードは被ったままだし、右を下に寝かせてあるからすぐには火傷痕も見えない筈だ。
ドアは少し開いている。通りかかる者がいれば中が見えるだろう]*
これは乾燥させた生姜を刷った粉、砂糖と一緒にお湯に入れて。
こっちはマンネンロウ入ったマッサージオイル。
風呂上りに肩から背中にかけて良く刷り込んで。
あと、新しい頭痛薬が入ってるよ。
カンポ?とか言うの。
東の国の薬で、私はまだ飲んだことないけど、すごく良く効くんだって。寝る前にお白湯で飲むといいらしい。
[くっさい事は教えなかった。]
ねぇ、さっきから外が騒がしいけど、さっきやってきた二人の事?
私、ずっとここに居たから知らないんだけど?
[自分の立場を隠すために、とぼけた振りして尋ねた。]
−夕方・事務室>>179 >>180−
[姿なき友への呼び掛けに合わせてほいよっと渡してやれば、あまりにも良い反応に思わず噴き出した。こういうところが楽しい]
ぷっ、気抜きすぎなんだよ。ざまぁ。
ちゃんと声掛けたっての。
[ノックしなかったのは素知らぬ顔で、慌てた様子を不思議そうに眺める。
いつものとは少し書式が違うくらいしか気付かなかったが]
…あー、まぁそんなとこ。
続かなきゃ雪も悪くないが、この調子じゃしばらく外出も儘ならないよな。
[ちらと外を見やれば、ひどいったらない。
薬の説明を受けてふんふん頷く。東洋の神秘に「テメー覚えとけよ!」と吠えることになるのはほんの少し未来のことである]
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