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[さて、彼女の内心>>41を知ってか知らずか。
同行を頼まれれば、
微笑みながら芝居がかった調子で手を差し出す]
喜んで。お手をどうぞ、御嬢さん。
[着こなしていると言われれば、擽ったそうに肩を揺らした]
ありがとう。
衣装で出歩くなって、同期には怒られるんだけどねぇ。
宣伝になるから良いよね?
[宣伝と言えば、という自然なノリで、そのまま。
男は劇中に使われる聖歌を歩きながら歌いだした]
―――――…♪
[目立つ]
[差し出された手に思わず半歩後退り、相手と手とを交互に見つめて]
あのー……どちらかというと
今は先輩の方が御嬢さんみたいですけど。
[せめて。とばかりに言い返し、おずおずと修道服の袖に掴まる。
手を繋ぐよりはその方が、知り合いにあった時に逃げ出しやすいだろう。という算段だったが。]
宣伝にはなってますけど―――。
喫茶店に来る時は、着替えて来てくださいね。
先輩目当てのお客さんがゾロゾロとか、笑えませんから。
[喫茶店に来ないように頼むのは、端から諦めている。
上級生相手に手伝ってもらうつもりもない。
だからせめて目立たないように。と、宣伝とは真逆のことを言って]
[背中に隠れるように歩き出せば、聞こえてきたのは澄んだ歌声]
あー……これ、聴いたことあります。
えっと、なんていう曲でしたっけ?
[まず頭に浮かんだのはそんな質問で、記憶の中にある題名をあれこれと考えていたが]
って!
目立つ!目立ちますって…!
[耳まで顔を真っ赤にした]
[>>44>>45
手を差し出した意図は、相手の反応を楽しみたかったのと、目立っても彼女が逃げ出しにくくする為だった]
御嬢さんにしては、ちょっと身長が邪魔だよねぇ。
[言い返される言葉に暢気に肩を竦める。悩みながらも結局服の裾に掴まった後輩へ、くすくすと笑った]
僕目当てのお客さんなんて来るかなぁ。
客寄せパンダになら、喜んでなるよ?
[そして後輩の心配もなんのその、宣言通りの客寄せパンダとして歌を響かせながら歩き始める]
[歌を止めないまま、時折すれ違う生徒や講師には笑顔で愛想を振りまく。物珍しそうに二人を眺める視線の中には、巻き添えを喰らったナタリーに同情的なものもあったかもしれない。
ふと、唐突に歌を止めた]
Hail Holy Queen.
[真っ赤になった後輩を見つめつつ、笑顔で答えるのは歌の名前]
映画でも歌われていたから、馴染みがあるかもね。
[悪びれもせず、よしよしと相手の頭を撫でる]
目立ちたかったんだよ。
ナタリー、折角よく似合っていて可愛いのに勿体ない。
[ねえ?とのんびり相手に問いかけつつも、これ以上虐めるのは流石に気の毒だと思ったのか、歌は歌わずロッカーまで供する心算**]
放送局 ユハン が出て行ったらしいよ。
[響く歌声>>46>>47に人々の視線が背中に突き刺さる。
できるだけ背中に隠れよう。せめて顔だけでも隠そう。と体を縮こめてあるけば]
…………?
[唐突に止まった歌声にぽかんと口を開き、自分より背の高い相手の顔を見上げる。
御嬢さんと言うには確かに背が高いが、堂々としている姿は女装というには違和感がなく。]
あー。映画で聴いたからかもしれないです。
馴染みがあってもタイトルがわからないこと、映画で聴いただけだとありますよね。
[告げられた曲名を頭の中で繰り返せば、確かにそれは馴染みのある映画で流れていたもので。]
だから知ってはいますよ。
タイトルを思い出せなかっただけで。
[よしよしと頭を撫でる手の主に、ぷくりと頬を膨らませたのは、知らなかったと思われるのが恥ずかしいから。という単純な意地のせいだった]
[似合って可愛い。と言われれば、子供時見た仕草でブンブンと激しく首を振り、照れ隠し半分に赤くなった顔をごまかして]
わ、私よりきっと
いっそ、先輩が着たほうが似合うと思いますよ…!
客寄せパンダどころか主役になれそうだと。
[掴み所のない性格や、からかわれることはともかく。
演技をする姿はかっこいい。と尊敬してはいるのだが、それは意地でも口にしないと決めて。
何を思ってか歌うのをやめた相手に、一度だけ首を傾げつつ。
おとなしく袖を握ったまま、ロッカーまで歩いていき。]
ありがとうございました。
[目的地につけばロッカーから鞄を取り出して、大事そうにそれを抱きしめ。]
先輩は休憩時間でしたか?
何処かへ行く予定だったんじゃ?
[ぎゅうぎゅうと鞄を抱いたまま問いかけた**]
>>37
落ち着いたみたいで良かったです。えへへ
でもあれ美味しかったんですね…
レポートは…
あー…(間に合うのかなあ…)
[隅に置かれたダンボール6(6)個と大袋6(10)袋に視線を移して少し遠い目になる。]
……。
…はい大丈夫です私。
[ …は "大丈夫です"と言うレベッカの視線の先に置かれた、ダンボールと大袋>>50に目を移す。]
(まさか…これを全部…なのかな?)
あ……もし、レベッカさんが嫌じゃなければさ…
私も一緒にお手伝いさせて貰えないかな?
>>48>>49 ナタリー
[意地張りな後輩は、頬を膨らませたり赤くなったり忙しい。そういう所が可愛らしいから更にからかいたくなるのだが、彼女にその自覚があるのかは微妙なところだ]
ふふ、曲名までは知らない人も多いかもね。
本番はもっと凄いよ。みんなで合唱するからねぇ。
ナタリーも、お店が大丈夫なら見においで。
[ぶんぶんと激しく首を振る仕草には、おや、とおっとり瞬き]
あはは。
僕がメイド服着たんじゃ、変なお店みたいになっちゃう。
ある意味主役にはなれるかも?
どうせなら、執事喫茶でも勝手にやろうかなぁ。
フラン君なら衣装準備してくれるかしら。
[勝手に他校の働き者の後輩を思い浮かべ、思案する]
[そうこうしながら、ロッカーまで無事に辿り着き]
はい、お疲れ様でした。楽しかったよ、ありがとう。
…随分大事そうに鞄を持っているね。
ラブレターでも入っているのかい。
[鞄を抱きしめる後輩に、くすくすと問いかける。もちろん冗談だが、当たったらそれはそれで面白いと思っている]
そ、僕は休憩中。別パートの奴らが、
演技の調整に時間かかっているらしくてさ。
終わるまで、ながーい休憩になりそう。
監督、今鬼みたいだよ。おにー。
[両人差し指で角を作り、頭のあたりに作って見せる]
だから宣伝も兼ねて、
文化祭前日の雰囲気を楽しもうと思ってね。
という訳で、僕は皆の賑やかしや邪魔してくるよー。
ナタリーはまだ仕事残っているのかい?
[問いかけて、一緒に行くか、と言う意味で手を差し出してみる。
彼女が付いてくるなら一緒に、別行動というなら「またね」と手を振って、歩き出す]
―――――…♪
[ちなみに歌はいずれにせよ、再開していた**]
>>51 [『お手伝い』の言葉に一瞬顔が笑顔になるりかける。 しかし、多少なりとも私にも憧れがある先輩に対してはここからの試食は気が引けて即答で 『お願いしまっす!』とは言えない状況だった‥]
えっと…先輩いいんですか?
残ってるのって結構しんどいもの多いですよ・・・?
例えばですね。このダンボール・・・
[指差すダンボールには(医学部開発品)の文字]
何か怖くてこういうのってついつい後回しにしてしまって…アハハ
ハハ……どうします?
["どうします?"と聞かれ
指差されたダンボール>>55を見つめる。]
確かに、手強…そうだね…
[そう言いつつも、闘志に火がついたのか
(医学部開発品)と書かれたダンボールにゆっくりと近づく。]
それじゃあ、この箱だけ、手伝わせて貰えないかな。
[今までの柔らかな表情とは違い、目を見開き、キリッとしたスポーツ選手のような表情でレベッカの方を見た。
そしてすぐに 「大丈夫。感想は頑張るからさ」
と、にっこり微笑んだ。 ]
[ラブレターでも入っているのか。と笑いながら言われた言葉>>53には、キョトンと目を丸く見開き、大慌てでブンブンと首を振り]
ラ、ラブレターは…!ないですっ!
そもそも、もらったこと自体ありませんから。
[冗談なのだろうとは思っていても、この先輩の考えていることはわからない。と力いっぱいに否定して。]
むしろ先輩こそラブレターとかファンレターが
どっさりだったりするんじゃないですか?
[言い返しつつ反応を見ようと相手の顔をじっと見つめるも逆にからかわれそうで、すぐにぷいと目を逸らし。]
あ、でも大事なものは入ってますよ。
着替えですけど…。今は何より大事です。
[ねっ。と笑いながらぽんぽんと鞄を叩く。さすがに中身までは見せなかったけれど。]
[監督が鬼のようだ。と聞けば、長い休息時間は羨ましいと思うものの、その場に居合わせなくて良かった。と心底ほっとする。
まだ1年の自分は舞台に上がることは殆どないものの、指導をするときの監督の厳しさや現場のピリピリした空気を肌身に感じることは少なくはなくて]
うわー。
いっそ本当にフラン君に頼んで執事喫茶も……。
って、演劇関係なくなっちゃいますよね。
[先ほどの先輩の言葉>>52を思い出し、他校の元気な男子の姿を思い浮かべ、そんなことを言ってみる。
心の中でひっそりと、鬼監督に指導されているであろうメンバーに手を合わせ。]
でも、ながーい休憩は羨ましいです。
うん。今のうちに宣伝したり、面白そうな企画を見つけておくのも、よさそうですね。
[としみじみ呟いて、相手の言葉に最初はうんうんと頷いていたものの。]
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