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甘い物班試食担当 レベッカ に 1人が投票した(らしい)。
演劇部 シリウス に 2人が投票した(らしい)。
漆黒の狂犬 テンマ に 1人が投票した(らしい)。
カメラマン ジュリアーノ に 3人が投票した(らしい)。
文系男子 フラン に 1人が投票した(らしい)。
カメラマン ジュリアーノ は村人達によってたかってぶち殺された。
巫女さんコス クレハ は カメラマン ジュリアーノ との赤い糸の切断に失敗したようだ。
人狼は食い損ねてお腹が空いているようだ。
しぶとい奴は甘い物班試食担当 レベッカ、クールな不思議っ子 カロル、演劇部 シリウス、模擬店担当 ロビン、漆黒の狂犬 テンマ、文系男子 フラン の 6 人だと思っておこう。
― 医務室 ―
…………。
あー、だっせーの。
[広場で倒れていたらしい。気がつけば校医から、極度の過労によるものだと告げられ、ここか休憩室で休んでいるように言い渡された。]
よっす、お疲れ。
お、おおー? ロビンもコスプレ喫茶行ってきたんだな!
うわー……スゲー似合ってるよ。お姫さまみたいだ。
役者と間違われないよーに、ちゃんと案内しないとだな。
[上品で高貴な雰囲気は聖職者と言った方が近いかも知れない。
ほうっと息を呑んで、少し緊張した様子で手を差し出した]
――広場の片隅――
[人混みから離れてもなお、紅いドレス姿で、フラフラとグラデーションの無い目で歩いていたカロル。今現在、その目には……輝きが戻っていた…。
それどころか、テニスの試合の時の様に、鋭い眼差しをしていた。
こっそりと持っていた、二人分の手作りのクッキー…
ちょこっと焦げている…。]
早起き……したんだけどなー……
[それを一人でもぐもぐと食べる…。
1つ…。
2つ…。
何度も噛みしめ、ごくんと喉を鳴らす。]
やっぱりさ……私は私を閉じ込め続けるんじゃないかな。
表に出たい出たいって騒いでた私は。今は居ないし。
[鋭い… 機械の様な眼差しが確かに戻っていた。]
[残りの一個のクッキーを大事に仕舞い、すくっと立ち上がる。]
さてと…。
そういえば…たこ焼き屋さんをチェックしてたんだよね…。
あ…パンフレットクレハさんの所だ…
ま、いいか…
匂いで探す……ってさすがに厳しいか。
[と、独り言を言いながら、派手な衣装を着ていることすら気にせず、広場へと歩き出した。]
――少し前・広場――
[いくら堪えても出てくる涙に、急な動悸はまるで警鐘を鳴らしているよう…
全てから逃げだし、それでも彼の最後の顔を思いだしてしまう…。。]
(こんなことになるなら……出会わなければ…)
[絶対に考えてはいけない事を考えてしまう。
ふと、最果てから声が聴こえる…]
(今は…誰とも…話したくないのに…
…話せる…顔じゃないのに…)
[バレない様にごしごし…と涙拭い、振り返る。
するとそこには…昨日今日とよく見知った相手が話しかけてくれていた…>>2:80]
(ジュリアーノ…さん?
いつも…お話しを振ってくれてたっけ…
あはは…私…きっと酷いことしちゃってたよね…)
[しかし…聞きたくてもなかなか声が聴こえない…
その時。――「天使の羽」
ある単語とその物体にようやく、目が見開く。
(これ…どこかで見たことある…)
[大事そうに取り出され、こちらへ差し出されたソレを無意識に受けとる…。
そしてようやく会話は成立する…。]
ん………。
天使の羽の…落とし主…ですか?
天使……天使……
[過る記憶さえ掠れている…。
しかし……掠れていても、その中に眩い光が煌めいている。]
(天使…この羽って…まさか…)
[記憶が鮮明に蘇る…
そう……
会議室で…見た光景を…。]
ん………でも…わたし…
今ぐちゃぐちゃで…
[しかし整理のついていない状況では、そこまでが精一杯であった。
そんな状態を見かねてか、はたまた急な用事が出来てしまったのか、気付くとジュリアーノさんは天使の羽を私に預けたまま、どこかに行ってしまっていた。
しかし見知った人物に出会えたからか、ジュリアーノさんの、その暖かな雰囲気からなのか、この短い出会いは、確かにカロルへ影響を与えていた。]
――現在・広場――
[たこ焼き屋さんを探し当てる道中、ふと"あるもの"を取り出す。
純白の羽。
見ていると…不思議な気分になる…
この羽には…数多の人の想いと、願いが交差し、込められているような気がする…
今はそれを…私が持っている。
〔私が引き継いでいる。〕
『天使の羽』を大切に仕舞った所で。ある出店が眼に入る。]
「いらっしゃいませー♪」
ボンボンショコラ、5つください。
――、
[買い物を終え、また歩き出す。]**
[焼きそばを食べ終わってエプロンをクレハさんにお返しし
ふわっと羽を揺らしながら記念撮影に誘おうとカロル先輩と男の子の方に向かうと
あれ…?]
[そこに先輩は無く一緒にいた男の子(フラン君)とさっきの焼きそば店のロビンさんが一緒にいた。]
???
[あまり空気が読めないことに定評がある私は二人に待ったなしで話しかける]
こんにちは!
ロビンさんでしたよねー
焼きそばすごく美味しかったですー
[青のりをたくさん前歯に残しながらスーパー笑顔で話しかける私]
[一緒にいる男の子に]
カロル先輩とさっきまで一緒にいましたよね!先輩どこいっちゃったんですかー?
てかすごくいい感じでしたね!
見てて、私びっくりしました。
先輩とどういう仲だったんですかー?
ベストカップルかと思いましたよー
[直球な私]
先輩のあのときの顔絶対
あれ意識してますよー!私そういうのわかるんです。えへへー
[そこは敏感な私]
あ、良かったら私先輩探して連れて来ますので後で良かったら一緒に記念撮影とりましょうよー!
(気まずさなんて露ほど知らず)
じゃ、じゃあ私先輩探してきます!
[ふわっと羽を揺らしながら探しに向かう私。
しかし付近を探しても先輩はいないようだった。]
[途中何かあったかもしれないが
諦めて戻り]
先輩どこいったんでしょうね…
んー…ちょっと私用あるのでまた今度一緒に記念写真撮ってくださいー
[そう言って別れを告げるとフランとロビンに手を振って急いで会議室に向かう]
―コスプレ喫茶店内―
[いつのころだっただろうか、携帯の震える気配がして
見るとメールが届いており、それを読めば少し残念そうな顔をして]
― 医務室 ―
[携帯を握り締めたまま、反対の腕に点滴をされながら寝かされている。メールの返信は無論未読のまま。*]
[ロビンとぽつぽつ言葉を交わした後、ホールへと歩いてゆく。
裏に回って楽屋の方を通り、シリウスかテンマ辺りの顔見知りを見かけたなら声をかけ。
他校の邪魔にならないよう軽い手伝いをしながら、夏西の幕があがるのを待つつもり**]
―コスプレ喫茶『Cucurbita』―
いらっしゃいませ〜!お好きなお席へどうぞ〜
[ロビンが去ったあともクレハは店内をぱたぱたと歩きまわる
昼時ともあって客はだんだんと増えていた
お客さんとオタク話で盛り上がっている最中、自分を呼ぶ声が聞こえそちらへ行く
声の主はイザベレで、何やら難しい顔をしていた]
…ん〜?どうしたの〜
「やーそれがさあ…」
「ジュリアーノ、倒れたらしいよ?」
[沈黙
秒ほど固まったあとようやく言葉を意味を理解して声を上げた]
ええええええええええええええええええええ!?!?!?
[その絶叫におそらく客の視線が集まっただろうが、そんなことは全く目に入らない
ただただ、彼のことが心配で顔面蒼白になる]
えっ、なっ、なにそれっ…えっ、あっ、だ、だいじょぶ……だだだだいじょぶ……?
「…あー…それはあたしにもよくわかんないんだけどさあ…今医務室にいるらしいよ?」
い、医務室っ…様子みに…あ、ああでもお店……
[ジュリアーノのことも心配だが、ここを抜けるわけにもいかない
どうすることもできずおろおろその場で慌てる]
「……行ってやれば?ここは呼べば誰か来るっしょー
まあみんなジュリアーノのことは心配だろうしさあ、誰も文句言わないって」
そ、そそそうかな…
[それでもまだ踏ん切りがつかずにいると、痺れを切らしたらしいイザベレに「つべこべ言わず行って来い!!」と背中を蹴られ、喫茶で扱っているパウンドケーキを押しつけられた]
!?い、痛……
えっ、あのっ、じゃあ、よ、よろしくっ!
[まだあわあわしながらもようやく医務室へ向かおうと店を出て駆け出す
それを見送るイザベレはにやっと笑いながらもそれには優しい視線も混じっていた]
[人波を疾走する巫女さん。周りはざわざわとしていたが、それもクレハには全く耳に入らない
ただ走る。彼のもとへ
ちなみにクレハの疾走をlineで聞いた服飾研究会員たちは、その注目を利用してちゃっかり宣伝していたとかなんとか*]
―医務室―
ジュリくん!?
[医務室の扉を勢いよく開ける。中にいたお医者さんにはビビらせてしまった]
はー…はー………あ…あの…ジュリくん、は……
[ぜーぜーと息が乱れる巫女さんにぽかんとした視線を送る医師は、「落ちついて」と言いつつクレハに容体を説明してくれた
過労と説明されればひとまずほっと息をついたが、やはり心配で、教えてもらった彼のベッドの方へと寄っていく]
[点滴をされている彼の様子>>+3を見て顔を歪ませる
近くに椅子を引き寄せて座り彼の様子を伺う]
(…もうジュリくん……お仕事だからって頑張りすぎだよ〜………)
[自分の見かけた彼は、いつもフォトコンテストのために写真をとっていた気がする。仕事熱心なのは良いけれど、とあきれる]
……………
[彼はどんな表情をしていただろうか
その髪を撫でようと手を伸ばし
―――た、が、なぜか伸ばした手は途中で止まる
普段から男子には何の遠慮もなく触れることの多いクレハだったが、
なぜだか、彼には触れることができなかった
どうしてなのか。わかるはずもなく**]
(ん…、あと30分…)
[そんな薄い靄のような膜のはる思考の外から、人の気配がする。影に覆われているような、そんな気配。]
(手翳し?)
[薄目を開ければ手の平>>+9が見えた。手当てという言葉はという由来の話が思い浮かんだが、見たところ女性の手らしいと判断。女医居たっけ? まあチョッカイかけるよりはこのまま寝…]
(駄目じゃん!!)
[覚醒。慌てて起き上がろうとして、目を開く。翳された手の先。顔。どこか道に迷った子供のような、途方にくれたような顔が見えた。]
(あれ? え?)
["アサヒ以外の顔"が好きだ。けれども見たいのはこんな顔じゃない。誰だ、彼女にこんな顔をさせているのは。]
(ああ、
そっか。)
[布団の中の指が動く。見ないでも大丈夫。だって――]
やっぱり、"アサヒ"は似合わないな。
[声に出して、呟く。見開いた眼差しをクレハに向けて、口元を綻ばせる。]
顔やスタイルから嵌っているけれども、
やっぱりベニちゃんは笑ってはしゃいで、ころころ表情を変えている方があってる。
うん。確信した。
だってクレハちゃん、こんなに可愛いし。
[片目を瞑って笑いかける。
点滴と逆の手、携帯が握られたままの手を差しだし、待ち受け画像>>0:202を見せつけながら。*]
――広場・南秋テニス式射的屋付近――
[南秋テニス部の出店であり、カロルのよく知った面々がお店をやっている、南秋テニス式射的屋。
道に飛び出さないように紐のついたピンポン玉を、おもちゃのラケットで打ち、景品に当てる射的風のゲームである。
景品には、良くあるラムネ等の駄菓子、小さな人形やキーホルダー、そしてなぜか、「倒すとお好きな写真を一枚プレゼント!」と書いてある小さな缶、挙げ句のはてには、大きなにゃんこのぬいぐるみ…]
――。[たこ焼き屋さんを探し、歩いていると、大きな声が耳に入る。]
「あーっ!ほら!あれカロル先輩じゃないですかっ!?」
[声の方へ振り向くと、テニス部の後輩3人と先輩1人が、手を振ったりしている。]
「カロルせんぱーい!」
「ほらカロルさん、こっちこっち♪」
「にゃー!ほんとにお姫様みたい!」
「せんぱーい!!今凄いことになってるんですよっ!」
[手を引っ張られ、お店の前まで来る。
「きゃー!写真とって良いですか!?」
「webのフォトコンテスト見ましたか!?」
と、後輩達がきゃっきゃっと騒ぐなか。]
???「どうしたの?なんだか。
いきなり戦闘態勢って感じじゃん」
[ この人はテニス部の先輩で、カスミさん。
隠していても、この人には変化が分かるようだ。]
カスミ「何か、あったの?」
いえ、何も無いですよ。
カスミ「……まぁいいけどさ。
お店切り上げたらさ、テニスコートでも行く?」
…行きます。
[なんて、会話を交わしていると
元気な後輩の一人が抱きついてくる。]
「せんぱーい!射的やっていきませんー?」
うん。じゃあ、やっていこうかな?
「1ゲーム3球100円でーす!」
じゃあ…はい。2ゲームね。
[ 小さなラケットを手に取り、ボールを持つ。
そして、スパン!とボールを打つ。
回転の掛かったピンポン玉がラムネに当たり、そのラムネとボールがそれぞれ左右、別の景品を捉える。]
「う…うひゃー…一球で…4つ!?」
[そして、そのまま
3球で合計4+4(5)+2(5)個の駄菓子を取った。すると……]
「せんぱい〜、ニャンコ取って〜」
[と、後輩が甘える。]
(さすがにあの巨大なニャンコは…このピンポン玉じゃ無理なんじゃないかな…)
[と、思いつつも、「うん。やってみるよ」と、にこりと答える。
目に見据えるは大きなにゃんこ。
どっしりと構えるその体躯に、普通の人ならば、狙おうとも思わないだろう…]
――不可能も越えてみないとね。
[ 紅いゴスロリ服を着てただでさえ目立つのに、大きなにゃんこのぬいぐるみを取ろうとする姿に、近くを歩く人達が観客の様に集まってきた。*]
[ぼんやりしていると目の前のジュリアーノが目を開けた>>+10のに気付く]
あ…!ジュリく……
[声をかけようとしたが、次の言葉>>+11を聞いて固まる]
……え……?
[「"アサヒ"は似合わない」――その言葉にショックを受ける
何かいけなかっただろうか、などと思いつつ眉を下げる
けれど]
……え……?
[続いた言葉に目を見開く
優しい表情をする彼>>+11を見つめる
心から何かが、湧き出て、押し寄せる
それはきっと “自分の一番ほしかった言葉”
見せられた携帯を見る
待ちうけにいるのは、楽しそうに、心から笑う自分
ああ、なんでこんな―――]
[たっぷりと沈黙したあと口を開く]
…あ、あはは〜び、びっくりした〜
…そんなこと初めて言われたなあ〜
…あ…えっ、と…
[そのとき、ぽたりと暖かいものが自分の手に落ちて
それで初めて、自分が泣いていることに気付いた]
…え……あ、あれ……?
[拭ってもどんどん溢れる涙
声を出すこともせず、そのままただ、静かに涙を流す]
(あーあ、泣かせちゃった。)
[自分は一言が多い。黙っていれば良かったかなと後悔したのも暫し、思っていたことを口に出す。黙っているのは自分じゃない。]
コスプレは憧れの投影…
違う自分になれるって側面が大きいと思うんだけど、
やっぱりなりたい自分になるのが一番楽しいと思うんだ。
アサヒの君はとても綺麗だったけれど、
なりたい君だったのかな。
[キャラトークに盛り上がる姿よりも、一瞬見えた素の彼女の方が大きかった。レンズを通して覗いた素顔。デジカメも馬鹿にしたものじゃない。声を大にして言えそうだ。]
ねえ、クレハちゃん。
[泣かせたからには泣かせただけの覚悟と、――責任を。
身体を起こし、こっそりとそっと邪魔な管を引き抜いた。
笑い顔も維持できず、ただぽろぽろと涙を零す彼女の身体に手をかけて、背中から細くくびれた腰に手を回し、もう一方の手はポンと頭の上に乗せた。艶やかな黒髪の手触りが柔らかく、そして温かい。]
なりたい自分になってみない? 僕の前で。
[顔を近づけて、笑いかけると]
僕はそんなクレハちゃんが、好きだから。
[そう囁きながら抱きしめた。*]
[流れる涙を止めないまま、彼の言葉を聞く
すると、ふわり、暖かい温度が体に滲む
気づけば彼に触れられていて
戸惑う
こんなことは初めてではないはずだけど
こんな感情を抱いたのは、初めて]
―――――――っ……
[彼に笑いかけられて、「好きだ」、と言われて
心臓が跳ねる。体が熱い。顔は真っ赤になっているだろう
この想いは、私を動かすモノは、何か]
…っ………
………わ……わからない…っ……
[でも、彼に応えることもできずに
なんだかとても、不安で
そう小さく呟いて、顔を埋める
ジュリアーノの肩に涙が染みていく
しばらくそうやって泣いていた*]
いいんだー、感情なんてものは白と黒で表せるものじゃないんだから。
こういうことしてて生理的嫌悪感がーって思われないのなら僥倖だしね。
[頭を撫でながら、目を閉じて静かに囁き続ける。]
困らせる心算はなかったんだけど、
男の子ってば、やっぱり女の子の自分にだけ見せてくれる顔に憧れがあってさ。
[画面の中で、向けられた笑顔は自分以外のもの。それが聊か口惜しくて]
まー、意地が悪くてごめんね。
[片手で撫で続けながらも、そっと目尻から滴り落ちる涙の一滴を指先で拾い取り、こっそり口に含んでみた。]
(しょっぱいなあ。)
[血の味も、涙の味も等しく変わらない。甘い香りとは程遠く、ただそれはそれはとても熱くて、温かかった。*]
ー会議室ー
[ドアをあけるとすごい忙しそうでアカリさん以下実行委員の皆さんが大慌てで何かの準備をしている。]
『レッベカちょうどよかったここで私の代わりに待機してて』
[アカリさんに言われて何事かと聞くと話の内容はこうだった。]
[ホールでは劇が行われるそうだが、あまりに客が多すぎて入場対応で混乱しているでその応援にみんな駆けつけてくれとのことだった]
は、はい…私でもいかなくていいんですか?
『こっちも大事だから何かあったらすぐ連絡してきてね』
[そう言うと一斉にアカリさんはじめ実行委員の方々は会議室から出て行った]
[一人ぽつんと取り残される私]
[頭を撫でられる優しい感触
囁かれる言葉
それにまた、涙が止まらない]
[しばらくして、ゆっくりと言葉を紡ぎだす]
………『アサヒ』の恰好、これ、後輩が作ったの、なんだけど……
……これ…えっと…頼まれて、やって、て……
…あ、で、でも……嫌とかじゃなくてっ……『アサヒ』、が、楽しかったのは、本当…で……
…………ほんとはね…
…私…『チヨ』、が、好きで……
…あんな、可愛い子に…なれたらいいな、って……
…可愛くて…皆から好いてもらえて……手を差し伸べてもらえるような……そんな、子…
[『小さくて』『可愛くて』『愛でられて』『甘えることができる』女の子
自分とはほとんど真逆の位置にいる女の子]
……いいのかな………ほんとに………
…わたしが…なっても……
[そこにはまだ迷いがある。周りの人はどう思うだろうか、とか、そんないろいろが頭に浮かんでくる]
………なれるのかな………ジュリくんの、前で……
[手をゆるりと上げて、ジュリアーノの腕を掴む
その手は、体は、震えていた
彼の前ならばなれる気がしたけど
彼が言うならばなれる気がしたけど]
……いいの……?ほんとに………
…このまま……あまえちゃっても……
…たよっちゃっても………
[小さく消え入りそうな声でそう呟く]
……なんかね……わたし、の、このおもいは……ジュリくんをぜんぶ、ぜんぶ、のみこんじゃって……
…ジュリくんが……つぶれちゃうんじゃないか、っ、て………
[「好き」ということが何か、それを今まで感じたことはなかったから
湧き出るこの得体の知れない欲が、何か
わからなくて、不安で
心を覆うのは黒い海]
……ジュリくんには……きずついてほしくないからっ……
[そう思ったのも初めてのことで*]
[椅子に腰かけてぼーっと外を見る。]
なんか…今日は大変だったなー…
[思えばコスプレなんて初めてであんなに注目されたのも初めてであった。]
えへへ‥かわいい…のかな?私
[>>2:50を急に思い出して思い出し照れをして鏡を見る]
かわいいですか?そんなことないよね?
そんなことありますか?はい!どうぞ!
[鏡の中の自分に問いかける。]
天使って私に一番似合わないじゃん!
おっかし!何でこんな格好してるんだろーね私あはは
はあ…
劇いいな…
うん、うん。
[訥々と語りだすクレハの話を一つ一つ聞いていく。彼女のコスプレに対する思い。好きなもの。周囲への気遣い。溶けた氷の水がゆっくりと流れ出すように、緩やかになだらかに自分への器へと注がれていく。]
(チヨちゃんが、憧れかー。)
うん。
[彼女の喫茶店に確か該当する衣装の子がいたのを思い出す。写真は撮ってあった筈だ。
涙に濡れた衣服が熱い。染み出すように、溢れていく。
コスプレに関しては完全な解決方法とは言えないが、案はある。自分からの発案という事にして、ギャップ萌えや目新しさ、もう少し踏み込んでこっそり打ち明けるなどしての明日以降の衣装交換案。若しくは別の機会やイベントでのコスプレ案。なんとでもなる。けれども……]
いいんじゃないかな。"チヨちゃん"になっても。
[不安の潜む声に、撫でる手を止めて答えた。]
僕はクレハちゃんの笑顔が、チヨちゃんになる事でより魅力的になると思っているから。
笑って、困って、驚いて、はしゃいで、妄想に耽って表情を崩して、
ふふ、
そんな表情をくるくる変えてくる女の子。
[震える手に、手を重ね、寄せる身に身体を当てるように更に引き寄せると]
甘えてきてくれる女の子。
いいんだよ。僕はそんなクレハちゃんが好きなんだから。
[撫でていた手を彼女の前髪の位置まで下げ、白い額を晒す様に持ち上げると]
どこまでも受け止めるさ。
寧ろ大好物です。ありがとう。
[その中央に、小さな音を残して唇を寄せた。]
人からこう、人からどう、思われることと、
それに答えなくちゃいけないは別だから。
それでも――
[周りを見てしまうのなら]
僕との時だけでも、
――僕だけを見てくれればいい。
ほら、僕って抱え込むタイプじゃないから!
無!問!題!
[イェーイと両手を広げておどけて見せた。]
とりあえず今度着てみない?
皆の前ででも、僕の前だけでも。
打ち明けても、言い包めでも大丈夫。任せんしゃい!
[抱えた重さを和らげるにはまだ足りないかもしれないが、積み重なった石は一つづつ取り除く。急がば回れ、慌てる乞食はなんとやら。]
僕ちゃん。ベニちゃんのミニスカ巫女が見たい!
それが一番大事!!
[そう笑いながら言い放った。*]
さぁ…勝負!!
《100》弱点にヒット!観客「景品が…落ちた!?」
《99〜50》 耳にヒット!観客「おいおい…景品が揺れたぞ…」
《49〜20》腕にヒット!観客「今ちょっとだけ…ずれなかった?」
《19〜1》お腹にヒット!観客「やっぱびくともしないよなー」
《0》Miss!観客「…あいつ、テニス部だよな?」
[ お腹にポヨンとバウンド…。]
……ゲームセット。
駄目だったかー。
[ 声を掛けられたりしつつ、観客達は散っていく…。]
ごめんね…。取れなかったよ。
「いえ…良いんですよー」
「カロル先輩のおかげで、挑戦者も現れるかもですし!」
「ドンマイです!」
[落とした景品の10コの駄菓子を白いビニール袋に入れて貰い
射的屋を後にした。]
[時間を気にする。]
そろそろ劇の時間だ…
今なら…会わないよね。
戻らなきゃ…着替えられないし…
[ コスプレ喫茶『Cucurbita』の方へ足を運ぶ…。
その途中…、実行委員会区画で足を止める。]
(思えば、昨日…ここの会議室から始まったのかもしれない)
[ ふと、天使の羽を取り出す。]
レベッカさん…どこに居るんだろ…
(今日、喫茶店前で会ったあとから、ずっと見掛けていない…
私が勝手にどこかへ行っていたのだから、それもそのはずだけど…)
きっと楽しんでるんだろうなー…。
――いざ劇場へ――
[こうやってフランに手を引かれて、夢のような気分である。
男子と付き合ったことがないのでなおさらだ。]
よく、私と分かったな…。
[引かれている途中で店でかっこいいと言われたレベッカと出会う、コスプレを解いていなかったわけなのでこんな姿を見られていることもあり、恥ずかしそうに。]
にしても、歯に青のりついたままだぞ…。
折角の可愛いのが台無しだぜ。
ほらちょっとこっち来い。
青のり取ってやるから…。
[彼女の満面の笑みに少し緊張がほぐれたようだ。
近づいてくるなら、ティッシュを取り出して青のりを取ろうか。]
―回想・数年前―
[昔から、頭がいい方じゃなかった。成績は悪いし、深く考えたりもしない。だって、今日楽しく過ごせたら、それでいーじゃん?
バカ騒ぎして、とっちめられて、明日は何しようか。
将来なんて曖昧でメンドイものなんか気にしないで、今日が楽しければ明日も楽しいって信じてた]
「……お前なー。何にも考えないで急に切羽詰まった状態になったらどうすんだ」
――えー、友達に助けてもらったり助けたりする?
「おいおい、社会に出たら仲良しだけで完結できないんだぞ」
――わかってるけどー…そんなん大人になってからでいーじゃん!
[進路相談を面倒がるオレに、先生は苦笑しながら言った]
「実のところ、先生はお前が就職しようと進学しようとどうでもいい」
――ダイナミック本音!
「ただな、勉強はともかく、学ぼうとする努力をしないのはダメだ」
――なにそれ、どう違うん?
「うーん…そうだな。決まってない答えを考え続けるところかな」
「これから柵が増えてけば悩みは尽きないし、選択の連続だ」
「そんな時、何事にも真摯に取り組んでいれば、仮にうまくいかなくたって後悔はしないで済む」
「お前たちには、そういう姿勢を。知識よりも人生に真剣になることを学んでほしいんだよ」
――…………?
「そういうわけだから、進路希望さっさと出して先生を安心させてあげようか」
――結局それな!
「ははは。些細な事で怒ると背だけじゃなく器も小さくなるぞ」
――いやいやいや、男は20代まで望みあるから! せ、せめて165はいくし!
「ははは」
――ちょ、
「まぁ何はともあれ。エリートは絶対無理なぶん、せめていい人生になるよう頑張れ。真剣に青春楽しむがいいぞー」
――オレのハートずたぼろなんだけど!
[いつもくだらない話ばかりだったのに、この日の話だけは忘れられない。正直、今でもよく分かっちゃないけど。
大学に行こうと思ったのもバカなりに考えるようになったのも、先生のおかげ…って言えなくもないかなって思う]
[南秋の舞台が始まった頃だろうか。冬東や夏西のあわただしい最終確認が少し落ち着いてきた]
…こっちの方、今は人少ないから。足元だけ、気をつけてなー。
あんまりヒール高くないけど、スカートとか足傷つけたら大変だし。
[そっとロビンの手を引いて、搬出の済んだ大道具の倉庫の方へと]
さっきレべッカちゃんが言ってた事なんかも含めて、いろいろ話そ。
なんでも聞いてなー。オレもロビンの事聞きたいし、整理しながらだからさ。
[すれ違う顔見知りに手を貸したりして少し時間がかかったものの、劇までまだ時間があった。どこから話そうか。
片隅に置かれた椅子を引き出して並べ、口火を切る]
ロビンの模擬店って、確か剣道部だったよな。
やっぱ、基礎練とか大変?
[二人きり。話していくうちに、少しずつお互いに聞こえるだけの声量になっていく]
[会議室で一人で待機してると
アカリさんが戻ってくる。]
アカリ:「おまたせー!大丈夫だったー?」
私:何もないですよー。劇は始まったんですかー?
アカリ:「うん何とかね!それよりコスプレしてどうしちゃったのー?かわいい。」
私:…え?たまにはこういうのもいいかなーなんて…あはは…
アカリ:「アハハいいよいいよ。楽しんでるねー!そうそうこれあげる。手伝ってくれたお礼にってもらったの。」
[それは劇のペアチケットだった。]
アカリ:「誰か誘って行ってきなよ。いるんでしょ?そういう人?」
私:そそそそんな人いませんよー!
アカリさん「また面白い恋話しでも聞かせてね!!はいはい出てった出てった!」
(バタン…)
…追い出されてしまった。
[もらったペアチケットを手に持ってどうしようか迷ってると遠くに目立つ衣装を着た女性の姿が見える。]
…カロル先輩?
[傍に寄って話しかける。]
ご、ごめんなさい先輩 いろいろあってその…
見失っちゃって。あはは…
せ、先輩・・・?
[何かカロルの様子がおかしい。失恋???のせいだろうかそれとも私が天使の衣装だからだろうか]
えっと…もしもーし。
あれ・・・?
[フランに手を引かれて大道具の倉庫の方へ
履きなれない靴だから足元に気を付けて、
フランが椅子を出してくれたのでそこに座る。
男子と二人っきり、ああドキドキしてくる。]
そうだね、基礎練は大変だね。
ランニング、腕立て、一日の練習で竹刀が持てない時が多いね。
おかげで結構生傷絶えないよ。
[なんなら腕をまくって見せようかと?
春北学園女子剣道部の実力はお世辞にも強いというわけでなく、
それなりの実力があるものはとっくに別の大学に行くわけであるから自然とそうなる。
かくいう自分ももともと剣道をやっていたわけではない。
もともとガサツな性格でそれを心配した両親から少しでもおしとやかになるようにとこの大学をいやいや受けさせられたのである。
入学した当初はいやいや通っていたものの、大学の友人と体験入部した剣道部にいつの間に正式入部していたわけで、いや惰性というわけでなく、ここにいるとなんだか充実した気分になるのが不思議で不思議でたまらなかった。そんな話をフランに]
我に返った先輩に。
あの…もし時間あるなら
劇一緒に見に行きませんか?
チケットあるんですけど一緒に行く人いなくて・・・
[ぼーっと突っ立って居ると…]
「…カロル先輩?」
[たった今考えていた人の声に、振り向き驚く…
そこには……]
あ……レベッカさ…ん?
[―― 天使が居た。]
ほら試合に勝ちたい、無様に負けたくないって思っているから練習も真剣になるんだよ。
[実力はないけれど、否ないからこそ無様に負けたくないと練習に身が入る、そんな先輩たちを見ていて自分に発破をかけられているようで、困難に立ち向かう姿こそ輝いて見えたのだと思う。
やる気のなかった大学生活に活を入れてくれたのは剣道部の先輩たちの戦う姿。]
>>38
あ…ご…ごめん…。
少し驚いちゃって…。
………劇……?
[それはカロルが逃げた事への、
自ら約束を破棄しようとした自分への罰かもしれない。と感じた。]
――うん。喜んで。
>>42
ん…ちょっと…ね。
不思議だね…昨日は私がレベッカさんに同じ事を言ってた…
[と、くすくす笑う]
このままで行こうか、レベッカさん…すごく可愛いし。
うん、やっぱりそうだよなー。
基本が出来てなきゃ、形になんないもんだよね。
オレは劇はたまにしか出ないけど、筋トレとか発声練習多いよ。
おいおい、外でならまだしも、そんな無防備じゃダメだぜー?
いちおー狼の端くれと二人きりなんだから。
[見せようか?なんて様子に、口調ではからかいながらも真剣に。ぽつりぽつりと相槌や質問を挟みながら、話をしていく。「オレも、演劇は大学から」とか、失敗談なんかも。
語るロビンの姿>>40に、目を細めた。今は上品でふんわりとした衣装だけれど、充実感を得て、基礎練や地道な仕込みに取り組む姿が浮かぶようで眩しくて]
[目の前の彼からのもう一押し>>+26
それはふっと、優しく背中を押してくれる、気がする]
………そう、かなあ……
……そう、かも…しれない、ね……
[褒められるのは慣れているはずだが、彼の言葉ひとつひとつにどきどきする
彼が言うのならばそれは“ほんと”の“本当”な気がして
不思議、だ]
[不意に前髪を上げられて
気付いたときには彼の口付けが落とされていて
それは小さな音のはずなのに、妙に大きく聞こえて]
……え…っ……あ………
[顔を真っ赤にして、俯く
なんだかすごく恥ずかしい。心臓の音が煩い]
[たっぷり沈黙したあと、意を決してジュリアーノと目を合わせる
そして、一歩――踏み出す]
ほんとに良いの…?
私…我儘、かもしれない、よ…?
……わ、わかっ、た…
…ジュリくんだけを見る、から………
私を…受け止めて、ね……?
[そう言って、顔を赤らめたまま
にこりと、笑って]
ありがとう、ジュリくん
…嬉しかった
[今までかけてくれた言葉に
キミのしてくれたことに
「好き」になってくれたことに
全部に、ぜんぶに]
[それから聞こえた彼の言葉>>+28には、眉をさげて]
……もう〜……
……ん…まあ、ね……今度で、いいかな……
…ここで着替えちゃうのは、後輩たちに悪いし…
[それは虚勢でもない、偽っているでもない、“本心”
後輩が笑っていてくれれば、それで自分も嬉しいから]
[それからまた俯いてもごもごと何か言おうと
すーはー、と一度深呼吸して、口を開く]
…そ、それでね……ジュリくん……
え、えっとね………そ、その……
…こ、これからもよろしくお願いしますっ…!
[そう必死に紡ぎだして
手を伸ばす
それはもう止まることはない
止めることは、できない、しない
そのままジュリアーノの首の後ろに手を回し、抱きついた*]
はい!行きましょう!よかった。
[カロルの手を引っ張りホールに向かうため階段を降りていく]
私小さい頃から劇って大好きなんです。
なんか魂が宿るっていうか…知ってる人でも演じてるときって別人なんです。そういうのがすごく好きで…
[そんな話しをしながらホールへ向かう]
今さ、結構オレって人を見る目あるよなーってジガジサンしてる。
ロビンってこんな感じの子なんじゃないか、って初めて会った時から思ってて。
ロビンの便箋見た時、気になってる子――カロルの事忘れて受けちゃおうかって思ったくらい嬉しかった。
オレ、ずるい狼だからさ。
可愛い子に目移りして、叶わないかもしれない恋より楽しくて幸せ!って飛びついて。
……超カッコ悪いだろー。
本当は、受けるにしろ断るにしろ、こんな下心隠しておこうと思ってたけど、
[あれこれ話しているうちに、いよいよ劇の準備に動き始めたのか外が慌ただしい。一度言葉を切って、ホールの様子を確かめた]
"我侭を言う"のが悪いんじゃないよ。
[見詰め合う瞳。裸眼ごしに覗く彼女の瞳は酷く潤んでいて、濡れている。瞼がほんのりと朱に染まっているのは涙のせいか。ちょっと痛々しくて、さっきの自分の言葉の代償としては申し訳がない。]
その我侭を切欠に、
一つの要求を振り翳して、
只管押し通そうとして、
拘泥してそれしか考えない。
"そこ"までに自分以外が存在しないから、困るんじゃないかな。
[もう一度断りを入れてくる彼女>>+31に、言葉を重ねる。触れた手を上から握り締めたまま]
フラン…劇、頑張って…。
あたいは見守ってやるからさ…。
だからだから…。
[フランの両の手を取って、両手で包み込むだろう。
今の私が思いつくのはこれが精一杯だった。]
だって"おねだり"は人に向けるものだろう。
[静まり返った医務室。幸い人気は感じられない。
自分の声だけが、静寂の中、通っていく。
彼女のように通る声である自信はない。せめて滑舌は、と心がける。
話しながらそんな今、関係ない事にまで意識が縒れるのは悪い癖だ。いや、熱中してしまうと、どこまでも溺れていきそうだ。]
互いに構って構われて、
一緒に同じ事を考えて、
そんなやり取りを楽しめる切欠の"我侭"とか嬉しいだけじゃない。
[子猫を飼う事に嵌った事がある。猫屋敷化しかかって大変だった。去勢代だけで月のバイトの大半を持ってかれた時もあった。
そんな事でも思い出していないと、熱中しそうになる。頭が、顔が熱くなりそうになるのがわかる。ようし、落ち着こう。]
ほら例えば、頼り甲斐のある男と言われたい!
あ、でも今から億万長者になってと言われても!
せ、せめて外の屋台の食べ歩きぐらいで御勘弁を!
[ちょっとお茶らけた口調で場を混ぜる。見続けていると吸い込まれそうだ。こっそりと一息。綺麗より可愛いと言ったが、あれは嘘だ。可愛くて綺麗だ。]
……なーんて無茶を言っても無理を言っても許される、
笑い合えるのって、
お互いを気遣いあって遠慮しあうよりもずっといいじゃん。
[彼女の笑顔を側で見ていたい――そんな言葉。ああ、照れてるな、俺。感づかれていなければいいけれど。]
ふっふっふ、言質頂きました。
[今度>>+33の一言に、シュッと手を自分の目元に合わせて、人差し指をクイと曲げシャッターを切る仕草をした後]
[居住まいを正す相手>>+34に自分も一度姿勢を戻し、深呼吸を繰り返す様子に何を言い出すのかと見守った。]
お願いされれました……わぁっと!
[彼女の向けられた声に自分の声を重ね合わせようとした時、そのまま勢い良く飛び込んでくる彼女を受け止めて、そのまま背中からベッドに倒れこんだ。*]
ーホール入り口ー
なんとか間に合いそう・・・?
[受付でチケットを渡して人混みをかき分けて観客席に向かう]
ここ座って見よう!先輩!
[最前席を確保してそこにカロルさんと一緒に座る。そのときのカロルさんの顔はどうだったろうか。困ってた?嫌がってた?]
……もっと軽い子だったら、「マジでー付き合おうぜ!」で済ませる気満々だったんだよ。
[せめて正直に伝えられたのは良かったと苦笑する。
そんなんじゃ後悔するだろうなと、ずっと思っていた。直接話が出来てよかったと思う]
中途半端なとこでゴメンな、裏方落ち着いたら舞台袖に戻るから。
そしたらちゃんと返事――ん? おお……。
[1分? なんだろう、と首をかしげて]
……。
ありがとう。行ってくるな。
ロビンに、皆に見てもらうのにふさわしい劇になるように!
[心を決めてきたはずなのに、伝えようと思っていた事が飛んでしまいそうだった。
ばたつく空気の中、言えたのはそれだけで。一度、ロビンを裏方から舞台が見られる袖に案内して別れた]
>>51
え…えと…ここって座って、大丈夫なのかな?
[と、心配しつつ]
(劇…始まるんだー
大丈夫…見て帰るだけ…。
そう、、私は、もう…関係ないんだから。)
[カロルは強がり、泣きそうな顔を必死に隠していた。]
―ホール―
[やがて準備が整えば、電気が落とされた舞台にスポットライトが当てられた。
主役の男女が、村を連れ立って歩いていく。
年に一度のお祭りを謳歌する二人は、さまざまなトラブルに立ち向かいながら、一見恋人同士のように笑いあったりしている。
シリウス先輩演じる名脇役が場を動かす第2幕までは、楽しげな恋愛の要素を加えた喜劇のように見えるかもしれない。
一通り演出の担当と手の足りないところの手伝いを終えて、そっと舞台袖へ回り込んだ]
[抱きつけばベッドに倒れこんでしまう相手
その彼の上に乗ったまま、照れ隠しのように少し強い口調で]
……そ、その…どどどんどん我儘言ってくからねっ…!?
…あ、甘えちゃうからね〜…?
…わ、私だって…そ、その…頑張るよ…?…ジュリくんの我儘叶えられるぐらいね…?
…だ、だって…わ、私だって…笑い合って…いたい…し……
[最後の方はだんだん恥ずかしくなり消え入りそうになってしまう]
…あ、で、でもね…?ほ、ほんと!めんどくさかったら捨ててもいいから!!い、いいからっ!!!
[ただ自身のなさは簡単には消えなくて、そんな予防線が口から出た]
[それから、ふと気付く
必死で、見えていなかったけど]
(……あ…あれ…これ…その…お、押し倒し……
わ、顔近いっ…!
ま、まつ毛長っ……か、髪も…ふわふわだしっ…)
[あーうーと顔を真っ赤にし言葉にならない声を出す
それから、自分の顔を彼の顔に近づけて…]
…………………………………
(…無理!!!!!!)
[そこで止まった
それから今の失態を隠すようにわしゃわしゃと相手の髪を撫でまわして
彼の上から離れようと**]
め、目の前ですね!!
(さすがアカリさん…さすがにこれはちょっと恥ずかしい…)
で、でも知ってる人とかみれそうですし…
―舞台袖―
[場面転換や衣装を変えるために、密やかに騒がしい。
独特の忙しさと熱量が好きだった。席について見るのとは違う視点で、劇全体を楽しめるから]
――シリウス先輩、長台詞超ガンバっす…!
[そっと応援して、ヒーローとヒロインの声に耳を澄ませる。一度幕を引かなければいけなかった]
「ああ、よかった。お隣のお婆ちゃんが無事で」
「お嫁さんが泣いて喜んでたな」
「あなたのおかげね」
「いいや、君のおかげさ」
「「さあ、今度こそ楽しいお祭りの続きをしよう」」
[数度目のトラブルを解決し、微笑みあう男女が分かれ道で互いに背を向けた瞬間、ふっと笑顔の仮面が剥がれる。不穏な音楽が流れ始めたところで第1幕が終わり、場面転換となった]
はーいクレハおねーちゃーん。
[必死になって行動を、間を、空気を言い繕う素振りのクレハ>>+41にクスクスと笑いながら威勢の良い口先だけは聞き分けのよさそうな返事をする。]
…………。
[そのまま顔を近づけてくるクレハ。その瞳に写る自分の姿が見える距離にまで狭まった時>>+42、ピタリと彼女の動きが止まった。]
…………わっ、わ、ちょ…。
[固まったまま動かない彼女。
その長い髪が幾ばくか乱れて自身に降り注いでいる箇所を手で掬って直しながら、下からその紅潮した白桃のような頬に触れる。
すると、必死に誤魔化すように彼女の両手が髪を弄繰り回してきた。
動き回る事で、ギシギシとベッドが軋む。
そんなつむじ風がタイフーンな惨事に、一瞬気を取られるが、彼女の腰が浮き上がろうとしたのに気づいて]
ダーメ。
[ベッドのスプリングを利用して再び半身を起こして逃げ腰の彼女を捕まえると、羞恥に包まれている様子の彼女のその唇に、軽く勢いのまま触れるだけのキスをする。]
我侭を聞いてあげるというクレハちゃんの我侭を聞いてあげたんだから…
[それは彼女のファーストキスかどうかは定かではなかったが――]
今度は僕の我侭のターンだと思うな。
クレハ=サン。
[畳み掛けるようににこっと笑いかける巫女スレイヤー。
慈悲は無い。
無理をする気は無かったが、わたわたしている彼女をもうちょっと揺さぶってみようという心持を秘めながら。*]
ロビン、落ち着かないとこでごめんな。
でも、ここで話したいって思ってたんだ。来てくれて、話してくれて、ありがとう。
[隅の方にもどって、声を潜めて話し始める]
裏方がどんな風に舞台を支えてるか、一緒に見てほしかったんだ。
オレ、こんなふうに、ひとつの物語を紡ぎあげるのがスゲー好きでさ。
大道具や照明、音響がなくたって役者一人いりゃ出来なくはない。
けど、合わせた力が噛みあったらもっと面白くなるじゃん。
剣道の基礎練みたいに積み重ねていって、試合で――舞台で結果が出るんだ。
いざ幕が上がったら目立たなくても、サイコーにドキドキする仕事だから。
ロビンも、自分の事ガサツとかいうけど、そんな事ない。エプロンでもその衣装でも、スゲー綺麗だよ。
[ロビンの目を見つめて、返事を伝えようと口を開いた]
万が一ロビンが軽くててきとーに付き合えるような子だったら、オレ、決意を曲げて「付き合って」って頼み込んでたかも。カロルに文化祭が終わったら話したいって言ってたのに、だぜ。
……オレのカッコ悪いとこ、受け入れてくれてありがとな。
でも、ホント、しょーもないやつなんだぜ。
自分の気持ちから目そらしてロビンのそばにいたら、オレ、自分の事嫌いになると思う。
一緒にいて楽しくなる度、後ろめたくなって。
一緒にいて好きになる度、申し訳なくなって。
でかい魚逃して、振られて、さんっざんに終わるかもしんねえけど。
せめて「一度ロビンに選んでもらった男」に相応しくなりたい。
オレなんかの事見てくれて、ありがとう。
[そう言って、ふーと息を吐いた]
[劇が始まるとじっと内容に集中ししばらく黙りこむ。内容にあわせて笑ったりハラハラしていただろう。]
先輩、目の前で見ると迫力ありますね!
さっきいた子って・・・あれ? 先輩・・?
[どうもカロルの様子がおかしい。
よくみれば涙が零れていただろうか?]
悲しい場面でもあった・・・かな?
[鞄からハンカチを取り出しカロルの手の上にそっとおいてあげた。]
[第二幕が始まるまで後5分__
今回の舞台では衣装替えがないシリウスにとってこの5分は気持ちを落ち着かせるのに最適な時間だった
第二幕はシリウスの台詞から始まる]
………よしっ
[一つ深呼吸した後、頬を軽く叩くと
観客席の後ろに回り込み第二幕開幕のブザーを待った]
[カロルやレベッカが、ずいぶんと前の席についているのが遠目に見えた。
オレが自分の事でいっぱいいっぱいになってる間、せめて文化祭を楽しんでいてくれたらいいんだけど]
――第二幕、はじまるな。
[しばらくしてまた幕があがるまで、現場の熱にあてられたように押し黙っていた]
ふあ!?
[彼から離れようとしたものの、がっちりと捕まえられてしまった>>+46。逃げられない
そして気づいたときには彼の顔が目の前にあって
唇が唇に軽く触れるのがわかった]
…っ〜〜!?!?!?
(…い、いっ、今っ…!?!?)
[ぼっ、とゆでだこのように赤くなり固まる
こういうことはまあ当たり前だがなれておらず、まるで生まれたての子猫のようである
それから何やら彼の言葉が>>+47が耳に響き───]
えっ、あっ、ちょ、あの………
[もはや完全に動揺していた
しかし…彼が逃がしてくれるわけもない]
先輩
私実はですね。
一度だけ演劇目指してたことあったんです。
大学入ってから少ししてやめちゃいましたけどね
主役とかそういうのはやれなかったですけど、必死にその役の心の気持ちとか大きな感情を表現しようとするとき
自分が変わるような
普段できないことをそのときは出来るんです。
例えば好きな人に告白したとか、叫んだりとか!そういうのもです。
絶対本当の私じゃ出来ないんですけどね。
[じたばたと一応離れようと試みてみるものの、それも虚しく終わるだろうか
顔を横に向けたまま目線だけ送りつつ、観念したように口を開く]
…え、えっ、と……じゅ、ジュリくんの我儘とはどんなものでしょう…?
[一体何を要求されるのだろう。彼の笑顔が怖い
気分は蛇に睨まれた蛙。俎の上の鯛
そんなスレイヤーに捕らえられたらミコサン*]
気持ちとかってはっきり言えたらすっきりするじゃないですか
あれとおなじなんですよ
言ってはいけない気持ちとかもありますけれど。
精一杯どういうことなのか伝えたいって後悔しないように頑張ってたら本当にそのときは失敗したーって思っても
後から後悔はしなかったんです。
まあ劇の話なんですけどね。
何か変な話しててごめんなさい。後で楽屋遊びにいけたら一緒にいこ?先輩
あ、2幕目始まるみたいです!
[再び劇に集中した**]
[第二幕開幕のブザーが会場に響く
それまでざわざわと騒がしかった場が嘘のように静まる
パッと客席の方へ照らされるスポットライト
その光の中でシリウスはフッと質の悪い笑みを浮かべた]
『はぁ…なんだってんだよ
村のみんなは平和ボケして祭りだなんだのと…
おまけにアイツは女と仲良く幸せ生活ってか…
オレは貴様みたいに甘くはないぜ…?
せっかくの祭りだ、オレがぶち壊してやろうじゃねぇか』
[そう言ってスポットライトの光が消えたと同時に足音を立てぬよう舞台袖に向かう
一応舞台の山場は超えた。とほっと胸を撫で下ろした]
[>>67の言葉を聞き、ハッとなる。]
私ね…自分に嘘をついて……
相手の幸せだけを願ったんだー…
その為なら、自分を壊しても良かったから。
今までずっと…本当の自分を閉じ込めてたの。
[そして、劇の最中。
カロルは観客席でスッと立ち上がる]
――そして
……そうだなあ。
[くすくすくすと擬音の聞こえそうな笑みを作り、自分の拳を顎の下に当てて考え込む素振り。真っ赤になって顔を背けている彼女の横顔から覗く眼差しを堪能した後]
この後、デートしよっか。
消毒液臭い場所でいちゃいちゃするのも風情が無いし。
[失っていた元気も取り戻したところで、あんまり追い詰める気もない。中途半端は今後の為にももっと良くない。警戒を解かせるべくさらっと空気を一掃するように、指先で彼女の頬をプニっと押すと]
ほら、どうせベニちゃんの事だから、慌しく駆けつけてくれたんでしょ?
お友達に途中経過とか報告とか要るんじゃない?
要らないならこのまま連れ出しちゃうけど。
ほら、僕ってばじっとしているの性に合わないし。
[慌てず急かさず。座り直して、安心させるように頭を撫でながら。*]
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