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とりあえず思いつくだけ出してから考えよ。
まーただ今日からは投票あるし、ある程度余裕持ちたいね。
ということで22時くらいまでには決めようそうしよう。
……投票ってなんだろう。まあいいや。
……いと暑ければ、寝るも能はず。
せめて心地のみでも涼しうもがなとて、寺に生まれつる朋輩より聴きしあやしの事こそ語らむ。
今は昔、をのこありけり。
をのこの性、あやしをいと怖がりたれば、親、しばしば躾と言ひて、かしこきモノノ怪の物語などしたり。
殊にをのこの怖がりしは、「欠欠案山子」と言ふモノノ怪なり。
こは、親の言ふ事を聞かざる稚児を食べぬるものなるとぞ言ふ。
をのこ、片足に立ち、手を振り回し、ひょうひょうと跳び、かしこき声にて歌など歌ひつつ寄りて来る、かしこきモノノ怪なると強う信じたり。
時過ぎて、をのこの元服などし、妻を得たり。
さる日、男、夜に厠へ行かむと目を覚ましたり。
隣を見ゆらば、寝たる筈の妻のかげなし。
あやしと思ひつつ厠へ向かふ道すがら、妻のかげぞある。
名をば呼びて寄れど、けしきぞ違ひたる。
「かーんかーんかーかし……」
とぞ歌ひつつ、片足に跳ね、寄り来たる。
手をばぶらぶら振り回したる様、ひとへにいはけなき頃、親の語るそれなりつる。
男、かしこさのあまり動けずなりて、其の場に蹲りたる。
妻、歌を歌ひ、手を振り回したり。時折、背や頭に手の当たりて痛かりしが、ひとへに忍び、やがて気をば失ひけり。
日の明けて、妻、腕にぶつけきめる痣の残りたる。
されど、妻、ことを露も知らず。
こは一度のみにあらず、度々ありけり。
妻のほか、屋敷の者のなりし事もあめり。
男、「欠欠案山子」の物語、他人にせし事などなかりけるに、親に訊ぬるも、そは戯言なると言ふ。
ならば、……こは何なりや?
ヒェッ…
あやかしがとりついたってことなんでしょうか…。
(もしそうじゃなかったらそっちのほうが怖い…)
…もしくはお嫁さんが…かかし…
キョウの話怖い。
カカシの話は、妻にしたことなかった。
どうして妻が、男の思い描くカカシみたいになる。
もしかして、男が寝ぼけていただけ。
でも、妻の身体には暴れた痕があった。
男が妻に暴力をふるい、妻は男を恐れて、覚えてないと嘘をついた。
これは考えないことにしたい。
妻が男の親からカカシの話を聞かされた。
いま一番可能性がありそうなのは、これ。
親はよく、「あの子が小さいときにはこんなことを怖がってた」という話する。
たぶん、おもしろエピソードのつもり。
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