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[小さい笑い声。]
しようのない子だ。
[テトラが伸ばした手はアスに触れる。
屈折率の変化。その向こうで輝く星屑の花火は水柿◆色。
テトラが拒まぬならば、腰に手を回して抱き寄せて。
先程テトラが視線を向けた方向へとアスも一度視線を向けた。]
………メデュー……?
[抱きしめられる感触>>52に戸惑いながらも、何がおきたか理解できないでいる。]
(……テトラ……パーシヴァル………それと………)
[だが、細かいことはどうでもいい。今喜ぶべきなのは]
(……この星に生きるすべての命よ、ありがとう。
……彼女を、もう一度笑わせてくれて。)
[もう目を見ても石化しない、彼女の美しい笑顔。
それを慈しむかのように、僕はぎゅうっとメデューを抱きしめた。]
[小川の辺りに落ちた一筋の光。
空で咲いたそれらの様に、ぱ、と細かい粒子を散らさなかったそれが、
灯石の光と混じり合い。異星の者達と混じり合い。
また違った種類の花を咲かせたことは…遠目からはわかりっこないのだが。
くるり、と神様の頭が微かに向きを変える>>53。
同時にパーシヴァルの向きも、小川の…傍の、ポールとメデューの方へ。]
んにゃっ。また吹いだ!
[途絶えていたポールからの風。もう言葉を乗せずとも、心地よく、
何処か安堵したような物が運ばれて来る。
少し香りの違う風はメデューの物だろうか。
目を閉じてぴんと耳と尾を立てれば、他の者達からもすずしく心地の良い様な。
ちいさな心臓を震わす様な、毛穴を優しく摘む様な。
ああ、こんな素敵な物に満ちあふれるから──この時期は楽しみで、だいすきなのだ!]
[もう一度彼の瞳を見つめる。幾度見つめても石化は起こらない。
喜びで顔が大きく綻び、目尻にはきらり、と光る喜びの雫]
…私の目も……?なおった、のかな…?
[心に重くのしかかっていた重荷が、鎖がガランガランと大きな音を立てて崩れてゆく。
もう何も私を縛る物はないのだ。彼女は軽快に立ち上がり彼の方へ振り向く]
た、立てますか?
[先に立ち上がると手を差し出して。]
さっ!皆さんのところへ、行きましょう?
しょうのない…子かにゃあ?
[問いかけるも、その口調には不安よりも、恥じらいが多く含まれる。]
アス…様。と呼んだ方がいいですかにゃ?
[腰に手を回され、抱き寄せられる。
その特異な感覚に、確かに自分の主はこの人なのだ。と深く実感すれば。
なすがまま力を抜き体を預けきり]
う、うん。
[彼女に手を差し出されて、その手を握ろうと顔を上げる。
その時、彼の眼前に飛び込んできたのは、心から笑う彼女の顔。]
――ははっ。行こうか。
[どうやら、僕もその時笑っていたらしい。
その時の顔がとても喜びに満ちていたものだったと彼女から――メデューから聞くのは、もう少し先の話になるのだが。]
私のことは好きに呼ぶと良い。
お前が主と仰ぐのであれば、
お前の望みのままに振る舞うと良い。
[恐らくは、アスの頭の上にいるパーシヴァルもテトラに近づく事になるだろう。]
砕ける星と
量子の降る夜に。
[アスが軽く、テトラの首から滑り落ちた金属の輪に足を掛けると、まるで最初から脆いものだったように、灰の様に砕け風に流れて行った。]
[その時 ]
あ……首輪が…
[サラリ、灰のように崩れる首輪。
脆く崩れるその輪に視線を移せば、思わず手を自らの首に当て。
深く 深く 息を吐く。
自由に息ができる。その喜びに身を震わせて。]
奇跡がおきたにゃ。
[灰となり風に消えた首輪、その行方を目で追いかけた後、静かな声で呟く。
その声は、ふわんふわんと宙に浮くパーシヴァルにも聞こえただろうか。]
/*
[再び、神様の頭が揺らぐ。
わとと!とバランスを取れば直ぐ傍にはテトラの身体。
主と仰ぐのであれば。貴方と共に。
会話の断片断片から、テトラさ、神様の御使いばなるがね?と何となく思い当たるも
幸せそうなにゃあという鳴声、穏やかな神様の声にもう一度、お口をチャック。
自分を優しく撫でた手、お客様を優しく抱く腕。
姿は見えずともあたたかい神様の身体にも、2匹のけものの身体にも、
等しく夜空の花の光は降り注
きぅ。]
じぇっ。
[……口は閉じれども、お腹の虫は黙らなかった。
静かに咲く花は花火の様な轟音はせず、その腹が鳴く音を誤摩化す事も無く。
思えば神様の為にかけずり回り、小さな胃袋の中身は既に栄養として消耗され切ってしまっていたところ。
きまり悪そうにお腹を抑えるが、時既に遅し]
[メデューと手を取り、道なき道を歩く。
どこに向かっているのかは分からない。
だが、不思議とこっちで間違いないという自信はあって。]
(風が……こっちから……?)
[ふと、開けた場所に出る。そこには――]
……テトラ?
[彼女の姿を見つけた。傍にパーシヴァルと……どうにも形容できない『存在』がいるのが分かる。]
[風が吹きすさび、彼女の長い髪の毛を自在に揺らす。
その姿はまるで、何か束縛から逃れて今にも宙に浮きそうな予感すらして。]
……行く、のかい?
[どこに、誰と。とは全く訊かず。
もう、彼女は自由なのだから。――僕は、そう感じていた。]
[2人は腹の音を聞いただろうか、どちらにせよこのムードを…!と
誤摩化す様にくるくると頭や尻尾を毛繕いしたりする浮遊リス。
その傍を不意に、棒手振の飲み物屋が陽気な、歌う様な呼び声を上げながら通り過ぎて]
んぁあ!
にいちゃ、其れラムネばね!?
ちょーだ、ビー玉ちょぉだあ!!
[透明な頭からひょいと、棒手振の青年の頭に飛び移る。
彼からすれば急に何処かからリスが飛んで来た様に感じただろう。
まさかそこに不可視の何かが居るとも思わずに。空のイリュージョンが起きている今こそ、おせんにキャラメル…等の稼ぎ時。注意深く周囲を観察できる状態でもない筈だ]
せばな! 神様、テトラさ、飲み物ば飲むべ?
夜ぁ…納涼星がもっと、もっと綺麗ばなるのは此れからだべな。
この夜ば明けても…まだ神様行っでね所あるべし?
テトラさも海の廃墟ば見ね? せっとも湖さ見に行くがねぇ?
にゃんこなら磯ば魚捕えがね? くふふっ、ちっちぇ星だども此所だけが納涼星ではねべ。
んだがらちゃぁんと、飲み物ば飲まねば!!
涼しうても水分ば大切!!
安心せね、奢るべな?
で!…なーぁにいちゃぁ去年凍石ば欲しがっちょったろ?
あっちゃ今年ば冬、にいちゃぁの為に見っけてそれば今ご神木に…
[ちょっと2人から離れたからOKとでも言うのか。
再び持ち前の甲高く早口な鳴声で一気に捲し立て、一方的に話を展開する。]
……んぁっ、ポールさ、メデューさ!!
[小川側から歩いて来た2人の姿を見つけたのはその時のこと。
2人が見えない『神様』の上に乗っていた時点のリスの姿を見ていたかどうかは定かでは無い]
…パーシヴァル!こんなところにいたのか。
……もしかして、そこにいるのが「神様」?
[パーシヴァルの姿を見つけ>>66。風に乗せて届いた「神様」かと思い尋ねた。]
くふ、くふふっ、くふふふふっ!!
ポールさ、だいせぇがぁい。こん人ば神様やびんっ!
素敵ば人きね、神様ば為にあっちゃいっぺごちそう集めたの。
[棒手振りの頭の上から、ぱぱーん!と両手を広げて
静止する風船を。テトラを抱く歪みを示し。その後にご神木の前の屋台グルメ達を指差す。]
…じぇ! そごの風船の袋ば中も皆ば為に買った焼きトウモロコシべな!
腹空いたならば食べ、食べ!!
……んにゃぅうっ、腹ば空いたんはあっちゃだったぁ。
[先程のテトラの笑い声>>68がすぐに蘇って来て、恥ずかしそうに尻尾で頭を隠した]
っぺー★
[説明しよう!
ウィッチちゃんは、皆で小川の蛍を見に行った後、宵闇に潜む祭り好き(?)の獣と短時間の間に魔法勝負(物理)を繰り広げ、強敵と書いて、とも、と読む仲にまでなっていたのだった!
その為、様々なイベントには関われなかったが、こう見えても不思議な魔法少女。美味しい出番への嗅覚は鋭く、ちゃっかりとポールとメデューの奇跡イベントには、魔法の力(?)を送っちゃったりなんかしていた。けしてこれは駆け足の解説などではなく、ト書きである。]
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