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じぇじ…ぁばっ!
[上からひょいと身体を持ち上げる力。
驚きついつい、いつもの口癖がぽろりと漏れるが
ついでにイカ焼きもぽろり、しかけて
慌てて小さな両手でキャッチ。
ほぉっ、と尻尾で器用に胸を撫で下ろす]
ぉおきに、かみさまっ!
せば、テトラさ!
くふ、くふふっ、こげな夜ば素敵な人来るもので。
ぱぱぱぱぱーーーーーんっ そこば神様おるね!!
[透ける身体と、人の形をなぞる風の流れ。温かい気配。
その向こう側には、テトラの姿が見えただろうか。
空飛ぶリスと、静止する風船の様子を見れば、言われなくとも『そこ』に何かがあるのは明白。
にも関わらずの喜色に満ちた、何処か誇らしげなご紹介]
[左手には1/3(5)程少なくなった金平糖の瓶と風船。
右手には摘んだパーシヴァル。]
なに、大したことではない。
ふむ………。
[アスは、イカ焼きを咥えたままのパーシヴァルを、頭に乗せた。
一度手頃な場所に乗せ、そこからイカ焼きの串を受け取るつもりで。]
[静かに喉を鳴らせばその音は、パーシヴァル>>11に届いたようで、手と尾を振るその様に、こちらも長い尻尾をゆらゆらとさせ応える。
絶え間ないおしゃべりに反応し、小川で見た光のことを話そうか。と思案したが。
ちょこちょこと目まぐるしく動くその小さな体に目が奪われれば、夢中でその姿を追ってしまい
全力で追いかけたくて、うずうずと裸足の足が地面を引っ掻く。
黒色の目が獲物を狙うように見開かれ、瞳孔がひらけば、いまにも飛びかかりそうになったが]
うにゃ!?
[まさに走り出そうとしたその瞬間、けれども足が動くことはなく、短い声が上がる。
狙った獲物はなぜか中に浮いていて>>12、その口には焼きイカの串。]
にゃー……パーシヴァルさん
大丈夫かにゃぁ?
[先ほどまで飛びかかろうとしていた、その本能は何処へやら。
焼きイカの串で喉でも突いているのでは、と不安げな面持ちで、そろりそろりと足を進め
なにやら空中で硬直している様子のリスの元へと向かえば]
せばせば、かみさま、かみさま!
あっちゃば今つかま…わぁ……おおおう!!
[くくく、と視界が広くなっていく。自分の高度が上がっているが故に。
普段樹木の上から見下ろす世界を見ているとはいうものの、透明な足下から見る世界というものは新鮮なもの。
彼の、物でいっぱいになった左手はイカ焼きをも取る事ができただろうか。
どちらにしろリスは喜んできぅきぅ鳴きながら、渡すのみ。
ほぉら、神様ばおるんやき!と言わんばかりに。テトラの方を見れば何やら、
自分の、全く知らない色をした、
とても幸せそうな風を彼女の方から感じて。]
じぇじぇ?
[首を傾げて、ほんのちょっぴり、お口をチャック。]
会いたかった……
ずっと、ずっと会いたかったにゃ。
[無我夢中で主へと、駆け寄る、とびつく。
心も身体も全て、投げ出すように。
目には見えない、けれども確かにそこに
永く求めていた存在がいるのだ。と
全身を満たす安堵を感じて]
――――。
[ほんのひと時。そっと目を閉じる。吹き込んでくる風が、パーシヴァルの感情の揺れを、そしてその近くにある二つの存在を伝える。]
――居場所、見つけたんだね。
[誰へとでもなく、そう彼は呟いた。]
[テトラが駆け寄り飛びつけば、
アスはその細やかな体を抱きとめる。
テトラからすれば、人の体ではない不思議な感覚を覚えるだろう
触れ合い混じる歓喜と安堵を、更に受け止める深き懐。
心と身体をすくうように、アスはテトラを*抱きとめていた。*]
[眼下に伸びた歪みが見える。
あれは自分の頭に伸びた温かさと同じ物だろうか。
かみさまのやわらかでくすぐったい手だろうか。
メデューに制された時に似た様に、
今度は口を、自分の意志で、ちいさな両手できゅきゅっと、閉じて。
その先にある、揺れる黒曜の放つしらない色を、興味深げにじぃっと見ていれば
色付いた風が、ごう、と吹いた。
あるべき所を見つけた、たましいが向かう質量のかぜ。
抱きつく、抱きとめる、二つのたましいがぶつかる振動。
それは頭上に伝わって、透明なリスの足場は微かに揺れ。
わとと、とふらついた拍子に、ずっと地を向いていた視線が不意に夜空へ上がる]
………ぁっ!
[塞いでいた口から、漏れてしまったか細い鳴声。
夜空を1人駆ける、か細い流れ星、光の線。
涼しい夜の星の空気にぶつかり。
納涼星と、流れ星が、額をこすりあわせた時。
ぽ、と鮮やかな色の花を咲かす]
…………。
[風が吹き荒れる。しかしそれは嵐などではなく。
まとわりつくように吹く風が彼の服をはためかせる。]
――――………。
[小さく弾け飛ぶ光。何かがカラン、と落ちる音。
その全てが風となり、今の彼に伝わってくる。]
………………。
[彼は超人ではない。何か業を背負っているわけでもない。
ただ、『何かが変わった風』を感じ取っただけ。]
……平凡な僕に、できること……。
[それはただ、目の前にいる彼女の話を聞き、受け入れること。]
[遠くで鳴る花火の音や周りの虫の音も今は彼女の耳には届かず。
もう一度、大きく深呼吸をすればぽつり、ぽつりと]
…私の生まれは、ここから遠い、遠い星です。
私の両親も、同じ目を持っていて…私たちは人目の届かない、森の奥で暮らしていました…
[緊張からか、声が掠れる。喉も乾く。
だけど、続けなければ。]
[ゆっくりと、顔を上げると少しだけ懐かしむように]
3人での暮らしはとても楽しかった………でも、ある日すべてが壊されてしまった、人の手によって。
[沈黙がまたやってくる。
自分の服を握る手が自然と強くなり、小さく震えて]
そこからはこうして誰もいない、見つからない土地を求めて転々として来ました…
[そこで出会った彼等。
久しぶりに感じた安堵。周りの目を、自分の目を気にしなくて良い時間。
短い間だけど、とても楽しかった。]
この瞳の能力を消す方法は、わかりません…
でも私は…‼︎
私はお面や顔を隠さずに前を向きたい…‼︎
ポールさんの生まれ育った星の自然をこの眼で見たい…‼︎
[ぽろぽろと、お面の下を流れる小さな雫たちは、やがて彼女の手にぽたぽたと流れ落ちる]
ポールさんは…私の眼が、怖いですか……?
[震える声で、そう尋ねる]
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