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―回想>>+40―
これが人間味というものなのか。
だとしたら、人間とは本当に難儀な生き物だな。
滅びた理由も分かる気がする。
………………。
要するに、僕は今、どうすべきか非常に悩ましい。
自分でも情けないとは思うが、
少し時間が必要なのだろう。いずれにしても。
[命令を順守するにせよ、違えるにせよ]
ところで、キミはどうする?
面白そうな部屋なら、幾らか見つけはしたのだが。
[必要ならば自分の知ることは伝え、彼女と別れただろう*]
大丈夫でないのじゃ!わーは動けぬ!
[叫ぶだけの元気はあるリンの命に別状ないことは、駆け寄ってきたハルピア>>8にも容易に解ったことだろう。
それでも65cm程も地面に沈み込み、動くも儘ならぬ窮状は確りと訴えていた。
ピンと来ていない様子のハルピア>>9に、語調を先程よりも強めて]
具体的に――いったいどんな風に危なくないのじゃ!
捉われたものらはあの中に入ったままなのか?
それとも何処か別の地へと降ろされるのか?
なーにはそれが解っておるのか!?
[具体的、という語がハルピアに通じるか咄嗟には解らなかったから、それは途中で言い換えつつ]
怒っておるのじゃ!ものすごく!
[先程まではどちらかといえば急く気持ちが逸っていたのだが、ハルピアの疑問符が何処か暢気に聞こえてしまった所為で、こんな応えをリンは返した。]
[熱のことを問われれば、静かに頷く]
ああ、もう体調は大丈夫だ。飛んで行った。
[自分の返答に、
表情をくるくると変化させる猫>>+42の様子を見守る。
人間味というなら、この猫の方が上ではなかろうか。
などと、ぼんやり思案していた]
猫は暗い所は得意らしいからな。
墓所といっても、遺跡のようなものに近いし、
怖いようなものは特に―――…
[淡々とそう話してから改めて相手を見つめて、
はたと気が付いた]
ガヤ。ひょっとして、…怖いのか?
[意地悪を言っている心算はなく、至極真面目に聞いていた]
動けないのはよくないですなー。
掘ればよいのかしら?
[トンボを逃がさないようにしっかり支えて。
鉤爪の足でがりがりとリンが刺さった地面を耕す。
ちっさい誰かの爪で多少やわらかくなってたから、爪でも掘れる]
グタイテキ…えーと…ええと…
べんとらー、アブダクト、したら、調べて、降ろす。ので。
いたいのとか、怖いのとか、しない、ので。
危なく、ない。よ。
[地面を掘っているとリンの怒鳴るみたいな声が間近で聞こえて、そのたびびくりと体が震えるけれど。
聞かれたからにはがんばって答える]
ぴっ!!
[でもダメだ。やっぱり怖い。本人も怒ってるって言ってるし。
こわい。
急いで。急いで掘って。ざくざくざくざく]
こわい。
[なんとなくリンの体は動くようになってきたくらいを見計らって、呟くみたいに言った]
リンこわいーーーーー!!!
[ソレでもう、我慢の限界、だったので。走って逃げた。
翼はトンボを逃がさないために使っているから、飛ばずに走って。
鉤爪に持ち替えて飛ぶとか、べんとら呼ぶとか、とっさに思いつけなかった]
[黒い壁に囲まれた空間。
まず目に入るのは生活スペースらしき所で。
その奥には開け放たれた黒の扉と、閉ざされたままの白の扉が見える]
白い方が重要なのだったかしら?
[しかし必要な情報は黒の扉――資料室にあるようにも思える。
まずはそちらの扉へ入り、そして4(6)時間程経った頃]
何かしら、これ……手書きだけれど。
[数枚の紙を綴じた冊子を見付け、開く]
『地下墓所 catacombe
人類の叡智を集積した施設。
ありとあらゆる知識と研究の記録がこの地に遺されているという。
しかしそれは人類の禁忌に触れた過去と過ちの記録でもある。
入り口は秘匿された上厳重な警護がされており、その上正統な手続きなくその知識に触れた者は░▓▒▓█▓░░▓▒』
……何かしら、これ。
[途中から落書きのようなものに覆われ文字が判別できない。
ページを捲れば以降も同様で、見たことのない文字や意味の通らない文章が書き殴られている。
辛うじて読み取れる単語も、それ以前の整然とした文字とは似ても似つかぬほど、乱れた筆致で記されていた]
ふむ……要するに、知恵の果実とは人類の遺した知恵そのもの、ということかしら?
[推測を呟きつつページを捲り。
そこに記された見覚えのある単語に、手が止まる]
『天使………異……より来た…………である。
自らを………………に準え、人類を…………………するも失敗。
かわりに…………………した後、テラフォ……………により……………し、知的……体…掌握………とする。
…………を持たず、……増……………が出来……。
そのため……………を破壊……………、繁…………獲得し…………。
░▓▒▓█▓░░▓▒░▓▒▓█▓░░▓▒』
[思わず紙束を取り落とす。
角の部分が僅かに光の粒子と化し、周囲の空間に散った]
……馬鹿な……。
いえ、洗脳……きっと、そうだわ……。
[ふらり、資料室を出る]
け、消さないと……。
私の使命……神のご意思が……。
[震える手を資料室へ、そして未だ閉ざされたままの白い扉へ向ける。
人類の知識そのものを残さぬことが使命なら。
この場所に遺されたものも、やはり――]
[しかし天使は、伸ばした手を反対の手で掴み、下ろした]
駄目。
この場所はマイスターの……だもの。
[何度も、首を振る。
頭の中から追い払おうというように]
他の者に伝わりさえしなければ……。
[しかし、神は全てを御覧になっていると、天使に刷り込まれた知識は言っている。
愕然とした表情のまま、地上へ戻った]
ただの人形ならば相反する感情で悩む事も無い。
命令を遂行するだけですむ。
悩む事も無いけれど……それだけ。
難儀だとも思う。感情を持つ故に滅びたのかもしれない。
でも不安定な人間故に持つ感情や概念にも素晴らしいものが有ると思う。
例えば……そうね、止揚とか。
[ふと、何かを思いだすように言葉を紡ぐ]
しばらく考え事するのも良いと思う。
……時間はまだあるでしょう?
私は、気象観測技術関連で調べたいものがあるから。
[マイスターから情報を聞き出せば、単独調査を開始した*]
……何やってるのかしら。
[頭が痛いとでもいうように手をやりつつ、ひとまずそちらへ向かうことにする。
地下から上がってきたばかりで、つい飛ぶのを忘れそのまま歩いていた]
何を調べるのじゃ!何処へ降ろすのじゃ!
[冷静さの足りぬ者をフォローしろと言われた手前、おのれがカッとなって熱くなってしまっていることに気付く。
ひっ、と一声洩らしたハルピアの声色に、見上げて垣間見えるその姿に震えを感じ取ったこともあり、リンは一度口を噤んだ。
ざくざくと掘り起こされる土の音色を静かに聴き、今少しばかりの間をおいてから、努めて落ち着いた口調で再び話し始めようとして――。]
むっ、ま、待て、待つのじゃ、ハルピア!
[だいたい動けるようになってきた今、怖がらせる程怒鳴る心算ももう無かったのだが、逃げ出したハルピア>>13にその意図が伝わるか同かは定かでない]
そうか飛んでったのか、やっぱり熱には羽があるんだな。
[妙に関心している。とにかく無事なようでよかった。
内心胸を撫で下ろすと、怖いなと思っていたことをびしりと指摘されて、恥ずかしくて精一杯強がる]
こ、こ、怖くない!怖くないぞ!
何を隠そう、ハルピアと一緒にお化け探したくらいなんだからな!紫色で水っぽいおばけ!だからへっちゃらなのだ。
…ところでマイスター。
これは別に怖いから聴くわけじゃないんだが、墓場ってことはその…死体とかいっぱいあるのか?
人間の死体ってゾンビになるんだろ?
たとえばほら、あそこに置いてある大きな石箱…何が入ってるのか知らないけど…もしかしてゾンビが入ってたりするのか…?
[じわじわと箱から距離をとって、マイスターの脚にすり寄った]
[ポチはハルピアのトンボを虎視眈々と狙うことも無く、真面目にリンの掘り起こしを手伝って居た為、程無くしてリンは土の中からくるんと飛び出して出てくることができた。]
怖がらせてすまぬ、ハルピア!
わーは落ち着いた故、話を聞いてはくれぬか!
[ポチを背負いつつそう叫びながら(相変わらず、リンは叫んでいた)、飛ばずに走るハルピアを改めて追いかけはじめた。]
ぴぃっ!!
[後ろから響いてきた、待て!の怒鳴り声に、びくんっと一回跳び上がってから、止まった]
…待たなかったらー…
どうなるのでー…?
[そっちの方が怖くてひどいことになるのかもしれない。と、想像してしまって。
恐る恐るゆっくり、振り返る]
[76分ほどかかって叫び声の出所に辿り着いた頃には、二人とも視界に入る範囲に居た]
……何してるの?
[低い声で尋ねたけれど、緊迫している様子の二人には気付いてもらえただろうか]
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