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──秘密の花畑・大木の頂上で──
あ……
[指が何もない空間を掻く。
けれども確かにココは感じた。
何時か何処かで感じた、とても懐かしくて暖かい、全てを抱きとめるような包容力のある大きな存在の一端を。]
[それは──]
また、会えるよね?ケルタ。
[残り香のように、ケルタが居た場所には微かな金糸雀◆色の*揺らめき*が残っていた。]
どうも、はじめまして。
[かぶりを振って答える。]
随分と活発な性格みたいだね、君は。
ニーアとはまるで真逆だ。
[少女に宿る少年の目を見据える。]
『わからない』
『でも すがたはみえないし こえも――』
[>>60に首を振って。
でもそうしているうち、何かが+チョキ+(聞こえた/見えた/気のせいだった)気がした]
真逆…ああ、確かにね。
二人で一つ。インドアとアウトドア。
バランスとれてるんじゃないかな?
[ケラケラと明るく笑う声が聞こえる。
その声に安心を覚え、心の中のニーアも微笑む。
意識の奥深く、幼子のように体を丸めれば『大丈夫だよ』という優しい声。これはニキの心だろうか]
おちかづきのしるしに、
とりあえず、握手しようか?
[いたずらっぽい笑顔を浮かべ、少女の体を借りた『彼』は右手を差し出した。]
ホルスちゃん。
何か揺らいでるよ…。
あれ、なんだろね。近づいてみる?
[金糸雀色の揺らめきだろうか。背景まで色とりどりの中でも、違いがわかるような。揺らめきが届かぬなら必要に応じて、ガラス球を近づけさせるつもりだ。]
啓さんは、この花畑をどう思います?
実際来られた感想は。
[身を屈めて、花を撫でるように手を滑らせれば、45匹の蝶々が、花から蝶へと変貌して空へと舞い飛ぶ。
色とりどり、ときがら茶◆、蘇芳香◆、若紫◆に…、目を楽しませる無数の色。]
花畑。
楽園。
花園。
大きく手を伸ばすように枝々を広げる大木。
不思議な力が在ってもおかしくはないくらいです。
[けれど、と続け。]
そんな野暮な話はどうでも良いことですね。
[金糸雀色の揺らめき。
初めて見たけれど、ぼくはその気配を知っているような]
『うん もっとちかくにいこう』
[ぼくはリリー>>67にうなずいた。
彼女がガラス球を持ち上げてくれるなら、ありがとうと言って。
ぼくは金糸雀色に手を伸ばす。
外の世界には触れられないぼくの手だけれど、今なら届きそうな気がした]
もしかしたら宇宙病院の星自体が
秘密の花畑と表裏一体であったり、
喩え秘密の花畑が、この星にあって
この星に存在しないものかもしれなくても。
この悠々とした場が変わることではありませんし。
なるほど。バランス、ねー。
[差し出された右手を握り返して]
――でも、そのバランスじゃだめなんだよね。
[そのままぐっと彼…彼女?の体を引き寄せる。]
ニーアにこれ以上引きこもりをさせたらせっかくの華が枯れてしまう。もっと外に出て太陽の光を浴びてもらわないと。キミには悪いけど、ニーアを甘えさせるわけにはいかないんだよ。
――この子に甘えられるのは僕だけで十分だ。
外に出ておいで。眠り姫様。
[ショック療法と言わんがばかりに唐突に唇を重ねた。]
[ぐいっと体を引き寄せられる感触。
唇が重なる間際、ニキが呟いた言葉は]
ニーアをよろしく
[ただそれだけが言いたかった。
というように『彼』は、あっさりと意識のそこに戻って行った。
後に残されたのは、いつも通りの少女。]
……!!
[体の自由が戻ったと思ったら、好きな人と唇が重なっていた。その恥ずかしさと混乱から、急速に耳まで赤く染まっていった。]
全く、人騒がせな…。
[唇を離しての第一声がそれだった。]
言われなくても、きちんと守るっての。
だからお前はそこで安心して見てろ。ニキ。
[ニーアの頭を花ごと一緒に少し乱暴に撫でて。頭を抱え込むように乱暴に抱きしめた。彼の顔は既に真っ赤で。]
……でも、こんな顔、ニーアには見せられないよ。
[小さくつぶやいた。]
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