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――あ、えぇと、その。
うちも出たい心持なんですけど一応はまだ、なんですよね。
ここの所暫くおじいのお客さんにお願いしてみたんですけど、やっぱりうちの実績が足りないみたいで今の所一人だけ、うちのを遣ってもいいって人がいまして。
その、お試し期間中って具合、なんですよ。
[ うちに飛び込みで『相棒』を預ける辺りから予想通り彼は相棒不在の戦士だったようで、今も探して街を回っていたのだろうと。
うちもやはり御前試合の事を聞かれるとどこかしどろもどろになってしまって、ジミーにきっちり伝わったかどうかも怪しいけれど、今はうちこれで精一杯なんです。 ]
[ そしてその『お試し期間中』であるエステルがあの刀子にどのような評価を下すのかを考えるだけで――ドキドキと胸が痛い。
その胸の痛みを誤魔化す様にもう一度お腹が鳴って、顔が少し赤くなったのでした。 ]
ん。簡単に諦めないその意気はよし。
[さりとてこちらもこれで終わると思ってはいない。
勝負は竜器を落とすか壊すまでで、まだそのどちらも満たしてはいないのだから]
なんつーか、素直だねぇ。アンタ。
[突き出される刺突は正確無比にハサミの支点を狙う。
正確無比に狙うならば、こちらはただ少しずらせばそれで狙いを外すことができる。と、同時に]
いいのかい?切れちまうよ?
[ただ少しずらし、ハサミの刃を開けば、刺突された細剣はちょうどハサミの、その刃の間だ]
─ 煙る水かき亭 ─
……ただいまー、
あれ?
[戻ってきた宿屋は、最初と同じように人の気配がなかった。
何故だろう、と思いながら入って行くと、メリッサの姿がない]
メリッサ、メリッサどこ?
どこ行ったの?
カティちゃん、知ってる?
[伝言>>5を聞いて、わたしは困惑した]
女将さんも出かけてるの?
どうしよう……。
わたしじゃ竜器を使えないし……。
─ メリッサ ─
『そんな侮辱、初めてだわ』>>20
[む、と目を釣りあげて、メリッサは攻撃の手を早めるが]
『!』
[切れる、という指摘に、剣を引く。
メリッサは知っている。
その竜器ハサミならば、竜器細剣だって切れるだろう。
……リーチにおいて大きく劣るそのハサミを使う技量があればだが]
『……』
[細剣の切っ先をグレダに向けたまま、
今度はメリッサが相手の攻撃を待つ]
侮辱だなんて人聞きの悪い。
アドバイスってもんだよ。
[突く、ということに特化した細剣である以上、狙った箇所に正確に突きこむ技術は必須。であると同時に、どうしても攻め手が突きに限られる以上は、その突きを生かすための虚実入り交えてのフェイクもまた必須だ。
余り素直に突き込むばかりでは高い知能を持つ類の邪竜には見切られる]
それともうひとつ。
細剣で受けに回るのは悪手ってもんだよ。
[トン、トン、とその場で跳ね、呼吸を整え、とんっ。
無造作に、且つ俊敏に。
身を低くたわめて、駆け寄る。
細剣の狙いを、低く限定するために。
受けることのできるように作られていない細剣は、受け手に回ればカウンターを狙うほかない。それが悪手。
細剣の間合い、その一歩手前で、大きく跳躍して、メリッサの頭上から飛び掛った]
美味しいせいでつい食べ歩いちゃうんだよねぇ…
量食べるとどうしても出費が嵩むし。
[食べる量を抑えれば良いと分かってはいても、
つい食べたくなるのが屋台の魅力。
嗅覚はともかく、視覚や聴覚にまで訴えてくるのはずるいと思う。
それはともかく。
まだ決まっていない>>18とは言われたものの、
武器の具合を試している人が居る訳で。
お試し期間の結果が良ければ、自分が組む目は無くなってしまう。
かと言って、結果が悪い事を祈るのは人として駄目だろう。
口元に手をやりむぅと唸って、暫し考えて出た結論は…]
お試し期間って、二人目以降もできますか?
[元から玉砕は覚悟していたのだ。
十中八九駄目だとしても、
言わないよりはましと思っての発言だった。**]
『そんなこと分かって……、
!』
[メリッサは駆けて来るグレダへ反撃しようとしたが、
まさかの跳躍に反応出来ず]
『トビネズミ……いえ違う……貴女は何?!』
[グレダの頭上からの一撃を受けた細剣は、
キーンと高い音を立てて半ばで折れた]
─ 訓練場 ─
[走って来たわたしは、丁度勝負がつく所に行きあった]
あ……!!
[メリッサと女将さんが戦っている。
メリッサはいつもの細剣だけど、女将さんが持ってるのは何だろう?
小さくて、武器らしくない……。
いや、それより]
メリッサ……!!
分かってたなら実践しないと。
『手加減はしない』んだろ?
[あと一手あるかと思っていたが、存外に跳躍が虚をつく効果は高かったらしい。
こちらに追随してきた細剣の横腹にハサミを入れて、それで終いだ]
ああ、ミルファ。
アンタの竜器で御前試合に出たいって行ったら、果し合いになってね。
結果はご覧のとおりさ。
[ハサミは今だ手の中にあり、メリッサの手にした細剣は折れている。勝敗は一目見れば分かるだろう]
アンタの竜器、貸してもらえるかい?**
…………。
[ うちはジミーの言葉に思わず動きが止まるように考え込みます。
確かにあの影打ちの刀子はもう一振り残っているのです。
だから貸し出す事自体はそう無理がある訳ではないけれど。
ただ、当然ながら同名義による御前試合のダブルエントリーは認められていないし――
元より、残り時間的に2人分手掛けるのはうちにはそもそも不可能だ。
いや、手掛ける事自体は出来ようがその時に打ちあがるのは間違いなく竜器とは言えよう筈も無い出来のガラクタだ。
そんな事をしたならおじいと店の名前どころか自分自身の心すら裏切ってしまうだろうし、ロンディーネに一番キツいのを貰った挙句愛想尽かしされる結末まで容易に見て取れるから、そんな事をするなら両方断って出ない方が千倍も万倍も良いのだろう。
けれど
けれど――。 ]
[ 彼も、うちの『一人若しかしたら』を聞いてもうちに声を掛けたのだ。
それを端から切り捨てるのも心苦しくはあるし、断ってエステルさんの評価が芳しくなかったらその時点で試合終了である、御前試合は諦める他無くなってしまうからそれはそれで頂けない。
その後運よく3人目というのも多分無い、そもそも2人目でちょっと奇跡入ってる気がするし。
あ、2人に駄目だと言われたらその時点で諦めます、はい。
だからうちは迷う、迷う、迷う。
迷いまいまいに迷った所でロンディーネに叩かれる所までがお約束だけれど、そこでゆっくりと口を開く。 ]
うちはさっき言ったとおり、殆どの方に断られてしまう程度の実績しか無いです。
本当にそれで、それで良いのなら。
……お試し、お願いします。
[ それから裏に回って、先ほどと同じく木のケースに入った刀子を手にして戻る。
ほぼ双子のような出来である影打ちの刀子、柄に布を巻いただけと言うのも変わりは無い。
それをケースごと、彼に差し出します。
御前試合に出る為の最後の関門。
うちはどちらか一方を、選ばなくてはいけない。 ]
それでは、どうぞ。
[ 柔らかく、微笑んで見せて** ]
[ぶどうりんごの水飴を噛み砕く。
中に閉じ込められた果実は瑞々しく、じゃりじゃりシャキシャキとした食感が楽しい。
二人が育った場所ではぶどうりんご自体が珍しかったので、水飴に加工したお菓子を行商人が持ってこない限り、そうそうお目にかかれなかったものだ。
>>11彼の相棒竜もお気に召したのか、つまみ食いをしている光景がほほえましい。
ふと街中に、何かからくり仕掛けのような音と、御前試合の触れ込みが流れてくる。>>2]
小さい頃は、こーやって聞こえてくる音が不思議で仕方なかったなあ。
樹海の奥で竜が唸ってたりしてさ。
その正体を確かめに行ったら、邪竜退治に来てた戦士に
『こらー!子どもがこんなとこ来るんじゃねえーっ!!』
って怒られたりしたっけ。
[からくり音の出所を探すかのように、一歩二歩踏み出して、きょろりと当たりを見回す。]
[昔を振り返れば、戦士になろうとおもったきっかけは、樹海で怒られたことだったかもしれない。
あれさえなければ「戦士」という選択肢を知ることは無かったように思うから。
男は子どもの頃から力だけは人並み以上だったが、それが何の役に立つのだろうかと悩んでいた。
魔力が低くとも竜器さえあれば何かしらの役に立つことが出来るのであればこそ、戦士を生業にしようと思ったのだ。
力がありすぎて、使う竜器がことごとく壊れてしまうのは問題だったが……]
よおおっしゃああああ!!
ギャランとスズメちゃんの作った竜器を竜王さまに見てもらって、褒めてもらうんだああああ!!!
気合いいれていくぜええええええ!!!
[今は相棒の作った竜器がある。男にしか使いこなせない、自慢の竜器が**]
― 回想 ―
[エステルの村には、『戦士』がいなかった]
[豊かな森の奥深く、竜の加護を受けた隠れ里。
人の出入りを頑なに拒むその場所は、外の世界では「禁域」とも呼ばれていた]
[里の人々は、竜を永遠の存在だと信じていた。
竜を邪竜へ変ずるのは、人の悪しき心と行い。
ならば邪な心持つ者を、竜に近付けさえしなければ、この地の竜が災いを生み出すことはないだろうと]
[エステルもまた、その教えを受け、禁域の森から出ることなく育った。
竜の力を受けた道具はたくさんあったけれど、それを手にして竜と戦うだなんて、考えたこともなかった。
――そう、彼と出会うまでは]
― 現在/『ブルースチール』 ―
ソレックス殿。おるかえ?
[こん、こん。
鍛冶屋『ブルースチール』の扉を叩き、主の名を呼ぶ。
片手には先程借りた刀子。
もう片方の手にはお土産に、弾け穀物の入ったカップを持っていた]
― ホテルのロビー ―
[サイフラに双剣を渡した後、リーマンはホテルのロビーで部下の男と話をしていた]
さすがは祭りのメインイベントだな。
結構な有名どころが御前試合に参加するようだ。
[部下から受け取った紙を眺めながら「ふーむ」と唸る。
リーマンが眺めている紙は、大会主催側に裏から手を回して手に入れた、御前試合の有力な参加者の名簿だ。
前回の成績優秀者や、大小色々な大会で名を上げた強者の名前が連なっている]
猛虎の戦士バースに海の大魔神ササキ。
この辺りは勝ち上がってくるだろうな。
「竜巻の異名を持つ鍛冶師、ノモ。この辺りも手強いかと」
[やはり最大の竜器の試しあいだ。層が他の大会よりも圧倒的に厚い。
リーマンはしばし思案するようにしてから、部下の男に何とはなしに言う]
しかしだ。こう言う有力な者も何がしかの事故で御前試合に参加出来なくなることもある。
例えば竜器を紛失してしまったりだ。
「なるほど。例えばこの祭りの最中にチンピラに絡まれて、怪我を負わされたり、とかですね」
ああ、そうだ。そう言うことは結構あるものだ。
「そうですね。珍しいことではないですね」
我々も気をつけねばな。
「はい……。では私は失礼いたします」
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