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起きていたというか、起きてきたというか、完全に起きてしまったというか〜。
きれいな桜だねえ。
花瓶、僕も探してみるから待ってて。この間、宿で二番目に大きい花瓶割っちゃったとき、一番目のだったらたたき出してたってレジーナが言ってたから、どこかにあるはずだよ。
[…は、古びた白い花瓶を抱えて戻ってきた。枝の折れ跡に目を留め、眉を顰める]
桜って枝をあまり伐っちゃいけないんだっけ? 折れるのもよくないのかな。痛そう〜。
でも、確かに風が強くなってきたよねえ。シモンがここに持ってきてくれたから、部屋の中に置いておけば外より長く咲けるかもしれないよ。
水はゲルトが持ってきてくれるって。
あ、ついでに飲み物はどうでしょう? 紅茶とか、薬草茶とか。ええと……うまく淹れられるとは、とても、限らない……なのが申し訳ないんだけど。
お、見つけたのか?
ありがとう、助かった。
[ヨアヒムの抱える花瓶に、感謝を口にして]
らしいなあ、枝のおれた部分には保護用の蝋を塗って来たよ。
うん、長く咲いてくれればいいが。
飲み物か…ヨアヒムが眠れないようなら、紅茶より、
眠れそうな薬草茶の方がよくないか?
味はこだわらないよ。
温かい飲み物が飲めるだけでも、ありがたい。
[自分なりに最大限の注意を払いながら、ポッドとカップを二つ載せたトレイを運んできた]
(味は確かめた、飲める、ちゃんと飲める、うん。そして零さなかった今日の僕は、多分昨日よりもえらい)
お待たせしましたー。レジーナの書き置き通りにカモミールとレモン…なんとか? のお茶です。リラックスできるんだって。
気遣ってくれてありがとうね。
5人目、司書 クララ。
―図書館―
わ…っ
[書架の整理中、バランスを崩し落ちてきた本に、思わず声を上げた。]
…まったく、誰だ?こんな危ない置き方して…
[ため息をつきながらその本を拾い上げる。]
『人狼伝承』?
[ぽんぽんと軽くホコリを払い、その本を元に戻そうとしたとき、ふと表紙に目が止まった。
特に目を引いたのは、「人狼」の文字。
そして、人とも狼ともつかぬ姿をした不気味な生物の絵。]
ふむ…今日の読書はこれにするか。
[ここは小さな村の図書館。夕方になれば学校帰りの子どもたちでごった返すが、日中の人の出入りはまばらだ。本を読むのも仕事のうち、と開き直って暇つぶしに読書をするのはいつものこと。なぜか気になったその本をカウンターまで持ち帰った。]
[ニコラスは旅人だ。
多くの土と森と花を見てきた。冬の間眠っていた種が目を覚まし、蕾を結び花開く光景を見るのが特に好きだった。
ずっと長い事、春を追って旅をしてきた。まるで、気ままな春の風みたいに。でもそれもこの村にニコラスが辿り着くまでのお話。
この村でニコラスは友達に出会った。
ニコラスは初めて立ち止まる事を知った。いつの間にか春は過ぎて、夏になり、秋になった。
でも、冬になるとニコラスは旅に出た。
ニコラスは寒いのが嫌いだったし、
だって、真っ白い景色もつまらないんだもの。
春になるとこの村へと帰って来る。それを何度も繰り返してきた。*]
6人目、パン屋 オットー。
[コツコツと軽い音を立てながら、宿屋の階段を下りる。いつもより賑やかな談話室に入ると、目に入るのは数人の先客達]
おや、こんな晩に珍しいですね。
皆さんも眠れない口でしょうか?
―宿・談話室―
へえ。いい香りだな。
レモン…なんとかは、たぶんレモンバーム、かな?
[香りから思いつく安眠効果のある薬草名を呟いて。
一口含むと、うん、ちゃんと美味いよ、と頷く]
働き始めて少しの間に、
お茶を淹れるも、上手くなったな。
村や宿の生活にも、いくらか慣れたか?
7人目、少女 リーザ。
―自宅―
[夜中に目が覚めてしまった。
また寝ようと目を瞑っても、時計の針のカチ、カチ、という音が気になってしまう。布団の中でごろごろと寝がえりを数回うつと。]
おといれ…
[―もう自分は学校に通うおねえちゃんになったんだから、今までのようにママに甘えちゃいけない。
隣の部屋の母親を起こさないようにゆっくりと、ピンクのうさぎのぬいぐるみを抱えて布団から出た。]
オットーもか。
パン屋の朝は早いんじゃないのか?
よかったら、一緒にヨアヒムの淹れてくれた
薬草茶をどうだ。
[談話室に入って来たオットーに、
リラックスできるらしいぞ、と勧めて]
[小鳥のさえずりを聞いて、春の陽気に誘われて、
帰ってきた、春嵐の村。
風に乗って桜の花びらがはらはらと踊る。
ぴんく色のシャワーを浴びながら宿屋を目指す。]
わあ、春だね。僕と一緒でこの村へと帰ってきたんだね。
村の桜も満開だね。ううん、いつもより元気みたいだ。
[ニコラスの足取りは軽やか。
ただ道草を食べるものだから宿屋に着くのは遅くなりそう。**]
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