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ウサ耳の生えた 雪だるま に 2人が投票した
忘れ物を取りに 梓(あずさ) に 7人が投票した
忘れ物を取りに 梓(あずさ) は村人の手により処刑された……
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、夢を失った少女騒霊 カナ=アナベラル、ウサ耳の生えた 雪だるま、普通の魔法使い 霧雨魔理沙、Alkaid/Benetnasch 十六夜咲夜、フリーのカメラマン トミー、開陽武曲の剣士 魂魄妖夢、忘れられた怪奇作家 佐取(さとり)、流離う世捨て人 カミカゼの8名。
[雪だるまは猛吹雪の中、何事もなかったように今日も玄関脇に佇んでいる。
そのサイズは2倍ほどになっているように見えるだろう。]
―談話室―
くろまく〜。
[ひょこりと現れるなり呟いてみますが誰も聞いている人はいないようでした。
ティーセットにお菓子類を設置して優雅にお茶の時間にしています。]
雪だるまさんが順調に育ってるのに私にはあまり影響が出てない気がしますね。
別に良いのですけれど。
[個室にて]
[寝台の上で、相棒"ギター"の手入れをする
今日は無理させる予定なので、念入りに]
神隠し何て相当な事態の筈なんだが、どうにも締りが悪い。
幻想郷"こっち"にいる所為かねぇ。
[周囲の雰囲気は、何処か抜けている
もっと切羽詰まっていれば、まだ違っただろうか]
[トンデモな経験をしていると、思う
それでも現実感があるのは、彼彼女らが実に人間らしくあるからだろう]
[彷徨う心を通わせるのも、また良し]
[老人が気に入らないのは、単に己の世界を大切にするからだ]
さて、異文化コミュニケーションと洒落こもうか。
[手入れが終わり次第、個室を後にした]
――回想:夜――
…確かめてみるか。
[夜。そっと雪だるまの立っているはずの玄関に向かう。数日ぶりに見る雪だるまは明らかに大きくなっている]
もし。耳が原因なら。
[頓珍漢な発想だけど。でも、その可能性は雪だるまの異変を聞いた段階でずっと頭の中にあった。]
試してみる価値は―――
[耳を折ろうと手を伸ばした時に]
あれ?
[手が空を切った。雪だるまが動いている。そのまま後ろに回られる。反応できない]
のわっ…!!!
[激しく後ろから突き飛ばされ、雪の中に叩き落され…落とされ…意識が…]
>>*0
[声がどこからともなく聞こえる]
熱心なのは誰なのやら。
まあ、俺はこう、熱心かって言われたら微妙だな。
[ため息をついた後]
時間間隔がどうなのか知らないけど。
今腹は減ってないし喉も乾いてないな。
確か、水は4〜5日飲まないと命に係わるんだっけ。
だから、このままだと俺はやばい気がする。
[そう言ってため息をついて…]
どうしたもんかな。 ほかにだれか聞こえるやついるか?
[そう問いかけてみる]
─ 夜更け:自室 ─
[また私はまどろみの中にいた。初日以来ぐっすり休んですらいない気がする。]
(雪だるま。オーナー。本、魔書。パルスィ、輝夜……)
[一人だけ、雪だるま以外に怪しいと思っている人物がいる。]
(……カナ。)
[あの日の無感情な囁き。(>>2:* 4)
触れはしなかったが、あれが凄まじく引っかかっていた。]
(……………………梓)
[思い出して、顔が熱くなる。]
(なんで私なんか……)
[────そう思った瞬間だった。]
───────ッ!!?
[一人が消えた感覚。
その消えた気配は…………]
────梓っ!!
[気がついたら、部屋から駆け出していた。
走った。自然に足が動いていた。宛なんて一個しかない。
───雪だるまのそば。]
…………ぁ
[感じたのは微かに、さっきまでここにいたのだろう、梓の気配・魔力。そして、サイズが大きくなっている、雪だるま。]
…………クッソォッッッ!!!!!
[自分の不甲斐なさに崩れ落ち、雪が積もった地面を拳で殴る。雪とは言え、積もり、固まった雪は硬い。白の中に、赤いものが滲む。
しばらく私は、自分の不甲斐なさに動けなかっただろう。]
>>*1
[一様に平たい空間の中に、ふいに揺らぎを感じる]
…魔理沙?
[なぜか知らないが俺は、それが魔理沙なのだと思った]
おい、魔理沙。聞こえるなら返事をしてくれっ!!
[返事はないかもしれない。だが、大声で叫んでいるようなものだ。誰かには届くかもしれない]
―自室―
[誰かが”落ちる”感覚に目を覚ます。いろいろ調べ物だの考え事をしていたからか眠ってしまったらしい。自分のお気楽ぶりでため息が出る]
……ま、しがらみが少ないからだろうなあ、若いもんと違って
[とはいえ、いい加減楽しさはなくなってきた。義憤に狩られるほど若くはないが…]
あんま若いもんが嘆くさまは、みたくねえしな
[なんていいつつ、俺は眠気覚ましにコーヒーを入れに厨房へと向かった]
>>3:*26
――。
[広大な空間へと、音が吸い込まれるように広がっていって。]
……あ。
[返事が、こいしへと収束するように、返って来た。
その響きはこいしの中で共鳴して、浮かぶ眼を震わせる。]
…咲…夜……。
……聴こえる?
[知らないはずの人物、だけど覚えている。
そう、自分の中の何かが言っていた。]
私ね、星を探してるの。
無くしてしまった、輝きを。
>>*4
あー。えっと。すまん。
[魔理沙を助けたいのに、傍に居たい野にいない自分に苛立ちを感じながら……]
気付いたって言うか…うん。
雪だるまが犯人なんじゃないかと思って、様子を見に行ったら雪だるまに襲われた。ってとこだな。俺は。
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