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[梓様を部屋に招き入れ、私は横に置いておいた紅茶のセットを使い、カップに一杯紅茶を注ぎ梓様の近くのテーブルに置いておきます。そして、"記憶の事"かと問いかけられ(>>121)、私は首を縦に振りつつ]
ええ、その通りです。
無理かどうかは・・・少々わからない所はありますので・・・もしその・・・・・・。
[その後は、小さな声で]
・・・・・・発狂してしまったら、その時は無理矢理私を寝かしつけて下さい。
[そう、申し訳なさそうな声で断りを入れて、話始めました。]
・・・まず、記憶の話をする前に私の生活していた場所についてお話をさせて頂きますね。梓様は一度紅魔館にいらっしゃったのですけど、その記憶はないと思いますので、改めて。
私は紅魔館でとある方の従者をやっておりました。最も、それだけではなくて紅魔館のメイド長として館の中にいる衣食住に関しては私は管理もしておりました。あ、紅魔館というのは幻想郷にある紅い屋敷の事を指し示します。余り多くの者が暮らしているわけではありませんが・・・その館にいる人物は一人一人とても強い力を持ち、同時に・・・
・・・私にとって、大切な友人も、そして愛する人もいる場所でした。
>>*57>>*58
[呟きに、問いかけられた。]
……私は。
どこに帰ればいいんだろう。
おうちはある、おねえちゃんもいる。
だけど、あのころの私が居ない。
[続いて、今度はノイズの混ざらない声。]
帰りたいって、お兄さんの声。
どこに、帰りたいの?
[倉庫から談話室へと戻ってきました。
周囲に食材を浮かせたままなところを見るとこれから懲りずに料理でもするようだ。
演奏の邪魔をしないよう頭だけぺこりと下げて厨房の方へ向かいます。]
>>122
なんでも、この吹雪が発生し始めた時にこの山荘に現れた……らしいわ。
[少なくともカナはそう言っていた]
ああ、それは確かに……なら、後で探そうかな。
……
[引き続き、雪だるまの反応を窺がうだろう]
>>124
…解った。まあ、無理はしないでくれ。
[そう言って、話を聞き始める。こーまかん(字が解らない)の事。そこで十六夜さんがなにをしてたか。その語り口に、うん。この人はそこを大事だと思ってたんだな、と思う。]
…大事だったんだな。
そこが。…それで?
[多分ここからだ。少し身構える]
[私は暢気に歩いて行く。彼が心配をしているとも知らずに髪を揺らして。自らの事を話すこともない。ゆきずりの関係でも、言うじゃないか。ストック何とか症候群って。…なんだか間違えている気がしなくもないが、永遠亭に掛けた魔法から解き放った輝夜の自我は、交流を積極的に持つようになっていた。]
それで次にやられるのが、
人間のカップルとか、老獪な主人とかだっけ?
ま、死ななきゃいいのよ。死ななきゃ。
ほら、入って。
[扉を開けて入り、彼を促す。もてなす時って鈴仙や永琳はどうしていたっけ?と思考が巡るけど、まぁいいかと部屋を嬉しそうに進んでいく。机に置いていた花札を手に取ると、]
あったっ。…ん〜座布団、座布団……っと。
[座布団の上でポンと札を置くのが楽しいのに。]
…無いわね。
[きっぱり。]
ベッドでいいかしら?
[ぴょんと飛び乗る。ぎしっと軋み、手でたんたんと場を示した。なんかこう言うのいいわね。さながら修学旅行ではしゃぐ若者のような気分。勿論自覚はない。]
>>*60>>*61
忘れてしまったのは、記憶だけ?
それなら、心は消えてないんだね。
今は、帰りたくない?
私が忘れたのは、私の存在。
今の私も、居るのか居ないのか分からないの。
だから、私の存在する所を、誰かの心に……欲しいのかも。
["それで"、と梓様に話の続きを促され(>>127)、私は神妙な面持ちで、話を続けます。]
・・・私の主様の名前は、「レミリア・スカーレット」と申します。私はその方に仕えるのが私自身の運命だと信じて止みませんでした。同時にレミリア様も私に対して色々良くして下さいました。
その日々は・・・間違いなく、幸せでした。
―――しかしながら、それは全て過去なんです。
―――私は・・・レミリア様を、この手で殺しました。愛する人を、この手で殺しました。
・・・・・・何故殺したのか。それはわかりません。
どうやって殺したのか。それもわかりません。
ただ、愛する人が力なくうな垂れる姿も。
レミリア様の血を浴びる私の姿も―鮮明に思い出せるのです。
・・・恐らく、その影響で・・・私は記憶を失って・・・今もまだ、完全には記憶を取り戻せない状態に・・・・・・っく・・・っ・・・。
[そこまで伝えた所で、急激に吐き気が私を襲います。膝を折れ、その場で口元に手を当てて蹲ってしまいます。どうにか、汚物を吐き出すのだけは抑えようと必死に耐えつつ・・・]
>>126
……返事がありません、ね。
[しばらく雪だるまの前に立っていたが、ごく普通のそれのように何の返事もない]
魔理沙……これ、無視されているだけに見える?
[魔法使いである彼女なら、もしかしたら気配を隠蔽しているだけとわかるかもしれない。一応尋ねてみる]
>>130
……だな、まるで返事が返ってこないな。
[パッと見ではどう見ても普通の雪だるまだ。
ただ、何故・誰がここに作ったのか。オーナーの道楽なのか。
そういうった類の疑問は大いに残る。]
ちょっと待ってろ、少し調べてみる。
[雪だるまに軽くだけ触って、何かしらの力を感じないか。
気を集中して雪だるまを調べて、試してみる。]
>>128
そんでもって、やたらとフレンドリーな黒人が案外最後まで生き残ったりな。
[などと他愛のない話をしながら数歩遅れる感じで着いていくと、やがて輝夜の部屋に辿り着く。
彼女に招き入れられれば、お邪魔しますと一声かけてから入室して、座布団を探している間は部屋の入り口辺りで佇んでいた。が・・・
見つからないとなるとベッドの上へと自分を誘い込む輝夜。]
(・・・いやいやいやいや。それはいくらなんでも不味いだろ。)
あー・・・輝夜さん?
俺、一応男だからさ。あんまし無防備なのもどうかと思うぜ?
もしなんかあったら困るのはあんたなんだしさ。ほら、俺は別に床だっていいし。
[愉しそうにしている所に水を差すのは気が引けたが、他に男を誘った時にどうなるかはわからない。
彼女の身を案じて、そんな忠告をしておくが・・・気を損ねてしまうだろうか。]
>>131続き
……
………
……………?
[あまり強い物ではない。
ほんの僅かな、こうやって注意を払わなければ気づかないほど僅かな、"何か"を感じた。ただそれは……]
……ただの雪だるまじゃないのは多分合ってる。
ただそれがなんなのか? 悪いが力が小さすぎてわからない。
[何かかしらの力は感じる。ただあまりにも小さすぎて、わからない。この異変に関わっているが小さすぎて読めないのかもしれないし、そもそも妖怪だけれども、自立する能力がないために、小さいのかもしれない。もしくは、何か力か何かが隠されているのかもしれないが……]
ちょっとコイツに関しては、私じゃわからない。
推測は出てもどれもピンと来ない……すまん。
[雪だるまから視線を外し妖夢を見つめ、己の不足を詫びた。]
>>129
………。
[かけるべき言葉が思いつかなかった。
殺した、殺された。そんなことは、ドラマかニュースの話で。
それに現実感なんか持てなくて…ただ]
っっ!!!おい!
[がくりとうなだれて、堪える彼女に思わず言葉をかける。
辺りを見渡して、何か吐き出せそうなものを探して…]
ええいっ。仕方ない!!
[あまり長く耐えるのも無理だろう。
やむを得ず、部屋に置いてあったごみ箱をひっつかむ]
さ、このなかに・・・
[そう言いながら、ゆっくり背中をさすった]
>>*63
心があるなら、向き合って、見つめられるよ。
結論を出すのは、今すぐじゃないとだめ?
今は誰でもそばに居て、繋がってるから。
助けを求めればきっと、応えてくれる。
みんなも。
…わたしも。
>>131>>133
お願い。
[雪だるまに触って調べ始まる魔理沙を横で見ている。自分には魔理沙の様な魔術は使えない。彼女の術に頼る事にする]
こういう時、いつもみたいに黒幕がはっきりしないのはやりにくいわね……
[いつもなら適当に怪しいのと戦っていけばいいのだが、今回は事情が違いそうだった。とにかく動ける場所が狭い。探り終えた魔理沙の言葉を聞いて、小さく頷く]
わかった。普通の雪だるまじゃないことが分かっただけ、よしとした方がいいわ。
私に何かできたわけじゃないし、気にすることない。
[自分はそもそも魔術でさぐる事など出来ないのだ。魔理沙の非とするつもりはない]
物置の方を探すか、一旦中に入る?これ以上ここにいても進展はなさそうだし。
[別の場所に動こうとする]
・・・う、ぁ・・・ぐぅぅぁぁぁぁ・・・ぁ・・・。
[梓様が蹲る私を見てゴミ箱を私の所に持って来つつ、背中を擦って気分を落ち着かそうとしてくれました(>>134)。その安堵感が引金になり、私はゴミ箱の中に汚物を吐き出してしまいました。]
・・・・・・はぁ・・・ぁ・・・ぁ・・・ぅ・・・。
[1〜2分、ただ只管に呻いて汚物を吐き出していた私でしたが・・・どうにか落ち着きを取り戻し、汚れた口元の周りをハンカチで拭き取ってから、梓様の顔を見つめながら、暗い表情で言葉を紡ぎます。]
・・・大変見苦しい所をお見せして、申し訳御座いませんでした。それと、付き添って下さって・・・有難う御座います。おかげで、助かりました。
[そして立ち上がろうとしますが、まだ気分は優れていなくて・・・ぐらりとふらついてしまいました。膝もがくがく震え、立つのがやっとといった状態なのが一目瞭然でしょう・・・。]
>>*64
そうなんだ、じゃあ、その居場所は大切なんだね。
…どうすればいいのかなぁ。
誰かの意識に居場所を作るのは。
…ううん、だけど私はまだ怖い。
誰かの意識に触れるのが。
だから、まだ、さまよってるんだ。
>>125
夜ぉぞ〜ら〜を 焦〜がし〜てー
わ〜たしは生きーたわ〜 恋心と〜
[お辞儀には器用にウインクを返した]
[一通り唄い終わると、はっと気付いた様に]
お〜い、騒霊の嬢ちゃん、少し良いかい?
[厨房にいるであろうカナを呼んでみた]
>>*66
――。
[その言葉に、空気のようなものが、揺れた。]
心?が……。
それが、心……?
[自問するように、声が小さく響く。]
そう、なのかな。
覚えてない、けど、うん。
そう、かもしれない…?
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