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集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。
人狼なんて本当にいるのだろうか。
もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
どうやらこの中には、村人が1人、人狼が1人、妖魔が1人、囁き狂人が9人含まれているようだ。
ええ、だから力のない人は同じ集落で固まって暮らす人が大半ですね。また妖怪も妖怪で一気呵成に人を食いつくそうとするとその前に退治されますから。生死の意味でのバランスはそれなりに取れている環境だと思います。最も梓様が仰る様な"自分が背負える範囲外の出来事"に関しては・・・どうしようもありませんね。極力そうならない様にお互い気をつけてはいますが。
[梓様の会話を(>>0:410)、私は続けていましたが・・・私が沈んでしまっているのを気付いて、梓様は私を気遣うような言葉を投げ掛けてくれました。ですが・・・]
・・・いえ、話をしてもきっと・・・楽にはならないと思います。今、私の中にある葛藤は・・・私自身で解決しないといけない事ですから・・・。それに、パルスィ様もいらっしゃいますし、余り暗い話をするのも何でしょう?
[私は言葉だけはそう強情を張りました。最も表情は余計に暗く、また声も多少震えていた部分もあって明らかに無理をしているのは感付かれるでしょうけど。]
外で吹雪が強まり、異変の気配が山荘内を圧迫するようになります。
人狼・ハム以外は山荘の外に出ることも叶わず、油断すると隙間へ転落することになるでしょう。
隙間に転落した人がどうなるのかは各人に任せます。ただ異変が解決すつまでは出られません。
ただの人間であれ山荘の中の異様な気配を感じます。
そして隙間から漏れ零れる思念と会話が可能となります。(囁き)
※囁き及び墓下は中発言可です。誰かが任意のタイミングで真相を突き止め何らかの解決手段を発動した場合、ハムを処刑してエピへと入る事になります。
異変をガン無視しても5日目にはハムを処刑しエピに入る予定です。
解決方法真相などは捏造してしまって構いません。
それまではハムと人狼が生存する形で襲撃処刑を進めていきますので処刑はカナに委任してください。
それではエピまでの間、よろしくお願いします。
―厨房―
出来栄えはあんまり良くもないですけど…。
とりあえずご主人様に?
[出来上がったケーキをお盆に並べていると何か聞こえたような気がしました。]
>>1
…意外となんかこう、気を使う事多そうだな。
まあ、楽な世界なんてどこにもないか。
結局、ご近所づきあい大事、ってことだろ。
[そういってはにかむ。深刻に考えなさ過ぎてる気もする。
でも、それぐらいしかイメージが湧かないから]
そっか。すまなかった。
多分記憶の事なんだろうけど。
無茶しても思い出せないもんは思い出せないし…
嘆いても昔の自分がしたことは変わらない。
だから、えーと。幻想郷の流儀じゃないかもしれないけどさ。
けじめが自分の中で使ないなら。誰かに頼るのは手だと思うぜ。
[推察しか無いアドバイスだから、どれぐらい状況に即してるかは解らない]
・・・そうですね。それもそうかもしれません。
[梓様の助言を聞き(>>3)、私はそうぽつりと呟きました。確かに、今私が抱えている事を自分一人で悩んだ所で事態が好転するとは思えませんでした。なので私は]
梓様。折り入ってお願いがあります。
・・・今でなくていいです。少し後で、私の部屋に来てくれませんか?流石にその・・・他の方に余り聞かれたくない話ですから・・・。
[そう、恐らくこの場に居合わせているパルスィ様に聞こえない様に小さな声で梓様にお願いをしてみました。それはある意味、誰かに縋ろうとしていた私の無意識での行動だったのです。]
>>0:409
あーなるほどな。
危ないモンだって知ってるなら、埋めたり捨てたりしてるって事もあり得るか。
ま、魔法使いであるあんたがそう言うなら、見つけたらあんたかそこらの頼りになりそうな奴にでも知らせるさ。
護身術の真似事と目くらましくらいなら出来るけど、本が相手じゃ分が悪いしな。
[などと話していると、それなりに時間が経っていたようで。
部屋へ戻ると魔理沙が告げればそれを見送った。]
おう、んじゃまたな。そっちも精々気をつけろよ。
[最後にそう付け足して、自身もそろそろ部屋へと戻ろうと歩き出した。]
>>4
[―――しばし、考え込んだ後]
おっけ。まあ、十六夜さんが楽になるなら。
[囁く十六夜さんの言葉に、真剣さと…もろさを感じて。
折れてしまいそうで。だから、答えようと思った]
[個室へと向かう廊下]
凍てーつ〜くよ〜る 立ちー止まれず〜
僕〜ら始まる ね〜つを 待ぁっ〜てる
[器用に、歩きながら弾き歌う
幻想郷"こっち"に来てそれだけと言うのも味気ないが]
[外に出れない以上、これ位しかない
逸る気持ちを、あやす様に]
・・・有難う御座います。
[梓様が私の提案を承諾して頂いて(>>6)、私はほっと胸を撫で下ろしました。その行為もまた無意識だったのには・・・私自身気付いてはいませんでしたが。]
それでは・・・そうですね。
少ししましたら、またお声を掛けます。その時にはお願いします。
[そうして私は丁寧にスカートの裾を摘んで律儀にお辞儀をした後に]
それでは一度失礼致します。
・・・後ほど、お会いしましょう。
[その場から私は去りました。ほんの少しだけ自分の心が安らいでいた事を実感しつつ・・・。]
――食堂――
[カナさんに厨房を使う許可を得た翌朝、真面目な性分の妖夢は早速朝食を作りおえた。
メニューはシンプルに厚焼き玉子に味噌汁、鮭の塩焼き。それら十人分ほどを手慣れた様子で机の方まで運んでいる]
(これが約十人分って改めて思うと、幽々子様の大食いっぷりがよくわかる……)
[帰ったら食事制限でも申し出ようかなんて思いつつ、きっちり器を並べているだろう]
─ 1日目・朝:自室 ─
[変な違和感を感じ、目を覚ます。まるで脳の中でいろんなものが聞こえているような、そんな感覚。しかし、不思議なもので不快ではなかった。]
ん・・・・
[意識しないように念じてみる。多少調整はできるのだろうか。感じるものが少なくなる。]
・・・・・こりゃ始まったかな
[異変の匂いがした。]
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