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ちがうよ!
東吾にーちゃんの体なの!
[あたしたちの。その言葉に、一層声を張り上げる]
ぼくは、東吾にーちゃんと、颯太にーちゃんと、多美ねーちゃんと…みんなと遊びに来たの!
キミじゃ、キミ達じゃない!
[明かりが揺れる。ぶれて、ぶれて]
東吾にーちゃんがいないと…東吾にーちゃんじゃないと…
楽しくなんかないよ。
おいでよ、こっち。たのしいよ。ずっと、楽しいことばっか――
[ゆっくりと、再び自分よりずいぶん小さな少年の腕へと手を伸ばす。
振り払われでもしなければ、その腕を掴んでしまおうと、]
――……、
[ライターの小さな炎が作り出す灯りが照らす範囲では、何だか判らない。
軋む床板の感触から、少なくとも屋内であることは確かのようだったけれど]
……もう、鬼でも蛇でも出ろっての。
[感じた不安を振り払うように、一服つけて、吐き捨てる。
無論、強がりではある。
が、これだけ明白な異常に晒されると、逆に腹を括るような気分になるのも事実ではある]
消えた連中……いるのかな、ここに。
[闇で足元も怪しいなか、ゆるゆる、辺りを探り出す]
[どくどくと心臓がものすごいスピードで跳ねる。
そして……]
――――っ!
[真子の、後に。無数の、人……死んだ、人?あれは、一体……?
真子じゃない?いや違う、身体は、器は真子だ。つまり]
『あれはいけないもの。良くないモノ。人について生け贄を欲するモノ』
[頭の中に誰かの声が響く]
……、真子ちゃんから、離れてぇっ!
[叫んだのは、本能的な。
けれど、唐突なそれは周りから見れば自分の気がおかしくなったと、思われるかも知れず]
[最後の言葉は弱弱しく。
それは、気付けなかった自分に対する後ろめたさで。
つい、顔を伏せて
楽しいよ、と言う誘いの言葉に]
返して。
[ぽつりと、また言った後に自分の腕を掴まれた感覚に顔をあげる。
いつも通りなら。今までなら。
彼にこう言われれば、素直にうなずいていたけれど]
いやっ、だ、離してっ
[掴まれた腕を引こうとするが、
足の痛みで踏ん張りが効かない]
…………!?
[暗闇の中、てっきり自分一人だと思っていた所に感じた
他者の気配に身を固くする。
手探りで自身の肩掛け鞄の中身を探れば、目当ての物に手が触れた。
カチリ、懐中電灯の電源をつける。]
─焚き火の側─
美奈さんが…消えた!?
そんな……。
[東と多美の説明にショックを受ける。颯太と翔太の例もあり、怪奇的な現象に驚きはしなかったが、頼りになった先輩がいなくなった事に心細くなる]
[東吾は一旦帰ってきて、また探検にでも行ったんだろうか。英裕が一緒にいるらしいが、二人の無事を願う]
─ 社:回廊 ─
………… うぅ
ぁ ……
[顔面は蒼白。リップの剥げた唇は紫。
肌は氷のように冷たく、歯の根も合っていない。]
助け テ ぇ ………
[その身体に、霊達の干渉を強く受けたが為に、
生気を奪われ、死人の如き様相で社を彷徨う。]
えっ……?
どうしちゃったの、淡雪ちゃんっ…!?
[ぱちり、ぱちり。
煙る瞳を瞬かせながら、困ったように眉を下げ――息をつく。
違うわよ、『仲間』を集めてるだけじゃァない。
すっと歓迎してるのに、ひどい。ひどいわ――。
闇は一層深くなり、辺りに不穏な風を運びこみ始める]
[気のせいか]
[外れた方向を向いて呟かれた言葉]
…そんなことないわ
[文字通り目と鼻の先、こんなにも近く、それでも視えないだけで気付かないものらしい]
嗚呼 また
[それもどうせ、聞こえないのだろう]
[血を失った身体、ひとりの霊としては脆い存在――。
力の弱さに反比例するように、キィンと音が響く]
[怖がりの少女の震える声が]
[赤子や幼子の泣き声が]
[怒鳴り喚く声が]
[掠れた悲鳴が]
[満ちて]
……
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