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……ああ、それは助かるね。
眠くなったら、お願いしようか。
[運転を替わるというのに、頷いて]
店で出すようなコーヒーを持ってきてくれるのが、一番ではあるけどさ。
― 集会場・入口付近 ―
[気のせいかと思えば颯太から聞かされた事実に>>2
どこかほっとしたような顔に]
なあんだ、英裕君の叫び声だったんだ・・・。
てっきり幽霊が出たのかと・・・。
[英裕の目線に立って頭をなでようとする]
それがねえ・・・。
まだ鳥居しか映してないんだよねぇ・・・。
すっかり寝過ごしちゃってねぇ・・・。
ああ、でも見て見て。
[デジカメを取り出して映した写真を見せる
様々な角度から映した全体像の写真や
パーツごとの細かいところの写真などをみせるだろう]
この形式はこの地方独特のものだね。
このあたりにも伝わっていたんだね。
[廃墟のことを調べるうちに神社の建築様式などに興味を持つのはたやすかったのだ]
―集会場付近―
ん……、おおい。
[なんのかの言いつつも、廃村の中央あたりまでは来て。
そこで、大き目の建物跡の近くにいる数人の影に、声を張った]
―廃屋付近―
[上着の袖を捲って、消毒の施された傷口に視線をやる。
すった跡が傷にはなっているものの、問題なく動く。打ち付けた半身も、どうやら問題ないらしい。]
[腕をぐるぐると回し、足をぶらぶらと振って、そして、子供のような笑みを浮かべ、頷いた。]
―集会場・入口付近―
ああそういえばぐっすりだったねえ。
鳥居を映したんだ。
[マイペースな颯太にマイペースな奈央。
親の性格が似ていたのか、テンポこそ違えど、マイペースさにかけては似た者同士なところがある。]
…………、
[次々に切り替えられる写真映像を見ながら]
この地方独特?
なおちゃんはどう感じてるのさ。
[奈央の造詣は深く、廃墟好きが高じて得た知識は計り知れないところがあった。]
[風の音を聞きながら目を閉じる。
やがてゆるりと顔を上げれば、吐息は落ち着いてきたようだった。
マスクを外し、荷の奥へ奥へ仕舞い込む。
手をぎゅっと握っては離し、もう一度握って立ち上がる]
うん。――うん。
大丈夫……。
[わずかに露瓶の行く先に目を引かれたものの、もう少し血色が良くなるまで歩いていた方がいいだろう。
喉元過ぎたとはいえ、先ほどの事を思い出させてしまうかもしれないし**]
ん――分かれる、か。
どうしようかね。
[自分、多美、早乙女、東、麻賀、木元。
そうしたら、2-2-2といったところだろうか]
……まあ、木元と麻賀はいいとして。
[あとの分けだ、問題は]
あ、綺麗な花。
[広場を散策していると、雑草の中に小さな花を見つける。
花につられてしゃがみ込むと、小さなお地蔵様が目に入った。]
ちょっとだけ、いただきます。
[手を合わせてそう言ってから花を摘むと、一つをお地蔵様に供えた。]**
別に、ドリップでもインスタントでも、缶でもいいさ。
眠気が覚めさえすればね。
[鼻を鳴らして、溜息吐いて]
ともあれ、まずは、運転する段階までたどり着くことだね。
―集会場・入口付近→広場―
[英裕と亜美が東吾達の元へ向かったのもあり、颯太と奈央も集会場の入口から広場へと戻りつつある。
誰かが広場へ来たのなら、ふたりの姿も見えるだろう。]
[颯太の質問に対し>>24]
そうねえ、たとえば、ほらこういうところとか・・・。
[デジカメで以前このあたり来たときに参考程度に
いろんな鳥居を映しに回っていたことがあった
その画像と鳥居を見比べながら、相違点を探すだろう
鳥居ひとつ比べても地方によって形状が違うらしい
その地方の習俗や信仰によるところが大きい]
あ、でも、この部分はないねえ。
この村独自のものだったのかもしれないね・・・。
[こうやってしばらく鳥居談義が続くのだろう**]
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