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>>415
[後ろから衣擦れの音がする。
彼女が服を来ているのが分かった。もう振り向いてもいいだろうか?
そう加賀は思っていたけれど…まだやめておいた。赤木さんからは、まだ振り向いていいと言われてないからだ]
………。
[やがて赤木さんがやって来る。
ぺた、ぺた、ぺた。
背後へと迫る足音に、徐々に心臓が激しく鳴って――]
…あ。
………。
[そっと抱きしめられて、かっと顔が熱くなった。
赤木さんはお風呂から出たばかりだ。…暖かくて、いい香りがした。
絡んだ腕に、そっと加賀の腕を重ねてみる]
>>#13
[俯き、最期の瞬間を思い出す。そうするだけで、もう自分があの記憶をどこかにやろうとしていたことに気づく。]
姉さんは、私がいなくなることで、悲しませて、ごめん...と。
[流して、また溢れて、既に疲れきっていた身体に更に感情が爆発する。]
私の頼もしい仲間が、後輩たちがいるから、心配するな、と。
[受け入れようとするたびに拒否反応の如く涙が零れる。霧島は、その場に崩れ落ちて、なおも泣く。]
私を愛してくれる、と。言って、おりました...!
[抑えきれない程の衝動を受け止めるには、霧島の身体では小さすぎて、折れてしまいそうだった。]
でも、最後に、水底から
――聞こえたような――
――姉さんの声が?――
――何か残っている――
――姉さんの言葉は――
――沈没の瞬間――
――あれは――
――最後―
―最期――
――の――
――言霊―
―言葉――.。o0O
[顔を上げる。]
私と、司令を、ヴァルハラから、見ている、と。
武運長久を、祈っている、と。
最後に、気のせいかも知れませんが、伝わりました。
姉さんの、声が。
>>421
…有難う、霧島。そして…すまなかった。
辛い事を、思い出させてしまって。
[泣き崩れる霧島に、提督はゆっくりと近付いて―そして、優しく抱き留めた。彼女の抑えきれない程の衝動を一緒に受け止めようと、そして折れそうになっている霧島の心を、支えようと。]
…それなら、私達がここで立ち止まるわけには…いかない、な…。
霧島…聡明な君なら武運長久の意味は、わかるだろう…。そう、"武人としての命運が長く続くこと"という意味だ。
私は…平和な世界を取り戻すまでは、武人として戦い続けないといけない。それが、私の天命であり、使命だから。
だから、私は金剛のその祈りを受けて…尚、戦い続けないといけない。そうでないと、金剛が安心して私の事を見てくれないからな。
―霧島。無理にとは言わない。だが…もし、金剛の祈りを聞き受け入れる事が出来るのなら…。
―――頼む。私ともう一度だけ、一緒に戦ってくれないか。その代わり、私は霧島の事を支える。もう二度と…大切な人を失う事なんて…させないから。
[そう霧島の顔を間近で見つめ、呟く提督。
その瞳には…涙を必死に堪えている―沈痛な面持ちだった。]
>>418
[加賀の方に、体重を寄せて、顔を首筋に近づける。]
……いつか。こうしていたことがありましたっけ。
あの時の事、覚えています?
[どうなんだろう。
姉さんの心を踏みにじった深海凄艦を、それに加担したものを、許せるのか。姉さんは喪われた。姉さんの魂は、飛び立った。鎮守府には、もう、いない。ただのその事実。私がここに居た過去の姉の姿を思い起こしても、もう、いない。そこに幻想を視ていなかったか。現実を見つめ直したつもりで、逆に現実から逃げていなかったか。
私は、彼女だけを視ていたのかもしれない。
でも、彼女は、私だけではなく皆を、鎮守府の皆を見て、私に、私と司令に、想いを託してくれたんじゃないのか。
姉さんは、私の弱さを知っていた。
姉さんは、私の事を、誰よりも、きっと誰よりも心配して、最後に、言葉を託してくれたんじゃないか。
許すか許さないかではなく、許せないなら、それで、いい。
仲間を、信じられなかったことを。
仲間を、守れなかったことを。
自分を許せないのなら、許さなくていい。
誰かを許せないのなら、許さなくていい。
後悔して、後悔して後悔して、潰れるのではなく。
未来へ、彼女の遺志を繋げなければいけないんじゃないのか。
―――――――――思考が戻ってくる。]
―――――――――司令。
[私は。]
姉さんから、
[託されました。]
受け取りました。
[その想いを。]
最期の、意志を。
[だから。]
…辛いです。私で、私なんかでこれから、やれるのかという不安が、まだまだ胸で渦巻いています。でも。
[司令の涙を、見たくない。姉さんを、悲しませたくない。]
司令となら、強くて優しい司令となら。
また、やっていけると思いますから。
[私もぼろぼろと涙を流し、それでも、前を向こうと。そう思った。思えた。ずっと、悲しむ。ずっと、後悔する。それを、受け入れていこうと。思えたから。司令の頼みを――――]
よろしくおねがいしますね、司令?
[笑顔で、受け入れた。]
>>426
―――勿論だ。
こちらこそ、宜しく頼む…霧島。
[笑顔で提督の言葉を受け入れた霧島に、提督もまた笑顔を返し、そうはっきりと伝えた。彼もまた、涙を一粒、その瞳から零しながら。]
(―――これで良かったんだよな、金剛?
お前の愛する人は…誰よりも強い、意志を持っていたよ…)
[―――空には夜明けが訪れていた。
それは、金色の色をした…彼女のあの美しい髪の色を連想させるような、そんな美しさが―あった。]
>>422
[顔が近づき、首筋に吐息がかかる。
ぞくりと、小さく震えた]
…勿論、覚えてます。
忘れませんよ、赤城さん。
…想い、伝えた日だったんですから。
[のしかかる体重にかぁっと体を熱くしながら、どこかにやけた顔で答えた]
>>427
ええ、私も覚えています。
加賀、言ってくれましたよね。私の事、好きって。
[加賀を抱く腕に、力が入る。胸が加賀の背中を押す。]
でもですね……一つ気になっているのですが、他の子も好きだったり、しません?もしくは誰かが加賀の事を好きだったり……加賀は無愛想ですけど面倒見がいいですから。
ね、どうなんです?
>>428
[赤城さん以外?]
私が好きなのは、貴女だけです。赤城さん。
…私を好きになってる人がどれだけ居るかは分かりませんが…
…無愛想、ですから。面倒見が良くても、それはいい人で止まる程度です。
赤城さんだけですよ?私のこと、好きって言ってくれるの。
[もっと、強く赤城の手を握る。
…少し、心配そうに言葉を続けた]
…赤城さんは、いませんか?そう言う人…。
[居たら…多分、私じゃ勝てないだろうから]
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