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球磨。あなたは私が…沈めてあげる…!!
ここにいる全ての思いを踏みにじった艦は、私が、引導を渡すわ…!!!
[誰にも見せたことのない、真っ黒い顔を、していた。]
―出撃ドッグ近くの埠頭―
…始まったのね。
[鎮守府への襲撃がどうやら始まったらしい。
混乱の中、ここまでやってくるのは容易だった。
――それに、まだ自分は裏切り者だと知れていない]
『じゃあ、行きましょうか。』
[きっと、サラトガが待っていてくれるだろう。
…一人で今にも出撃をしようとしている姿が誰かの目に映ったら、どう思われるだろうか]
>>80
[私も食堂を出ていこうとすると、暁が戻ってきた。先ほど電とあんな話をしていたので医務室に寝かせていればよかったじゃないかという些細な違和感が浮かんだが、気にし過ぎだと考えをなおす。]
ああ、ありがとう。
体調不良が頻発しているみたいだから、暁も気をつけるのよ?
[先ほど演習した時とはなにか口調が違う。それに違和感。妙な胸騒ぎはするが、ならばなおさら――するべきことはしておこうと思った。だけだった。]
ああ、今からちょっと用事。
あとで寄ろうと思っていたけど、報告に来てもらって助かったわ。
[そう言って、微笑む。]
暁、電も気にかけてあげるのよ?少し疲れてたみたいだからね。
>>87
[>>24を聞き、笑いながら、私はドッグや武器庫に向かう人や艦娘の群れにさからってあるいていたの]
『…群れ(レギオン)が一人だけさかしまというのも、皮肉よね』
[等と笑顔になりつつ、>>78、>>79の声にふうと息をついて]
『もう少しだけ、待ってくれないかしらね、司令艦さん。…暁としての、最後の仕事があるのだから』
[周りの慌しさとは対極の、ゆっくりとした歩調で歩いていくのです。そして、やがて目の前には、最も近い、そして私が二度も置いてきてしまった妹の姿が]
…ごきげんよう、なのです響
そんなにあわてて、何処にいくのですか?
[この状況で、いつものように笑いかけました。それこそが異常だと、気づいていながら]
>>81
[返事が聞こえ、中に入ると遠征に出る前と何一つ変わらぬ加古の姿が。…姿自体は入渠ドックでも見たが、あの時と今とでは意味合いが大きく異なった。]
遠征でしばらく会えなかったからね…さっきはあんな状態だったし。
[入渠ドックでの彼女を思い出し、変わらないなあと笑いながら。]
用もなく来たら駄目、かな?
[用があるかないかと言われたら、ある。私がここに帰ってきた理由の一つは、加古に会うためだから。だがそんな恥ずかしい事本人を前にして言えるべくもないでしょう?]
ー09:59・食堂の近くの廊下ー
あー、朝風呂の後は、よりお腹が空くねー。
何食べようかなぁっと…。
[何を食べようか考えながら食堂へ向かう途中時だった。
どこか艦内の様子が普段と違う、
そんなことを感じた瞬間ー
どおぉぉぉぉんん!!!
と、爆発音>>#0と同時に強い揺れを感じる。]
>>78>>79
[裏切りの放送は、あたしの耳にも届いていた。まさかあのクマークマー言っていた球磨が裏切るなんて。それに…]
この鎮守府の中の半分が、深海凄艦……だって……?
[少なくとも霧島は…違う。もしそうなら寝てるあたしを一撃で倒せたはずだ。
次に頭に浮かんだのは古鷹と青葉の2人。彼女たちは無事だろうか。…もし彼女たちも深海凄艦だったら、あたしは戦えるのか…?]
なぁ…霧島……
[少し不安な様子で霧島に声をかけようとすると…やばい、ブチ切れてる(>>88>>89>>90)]
き、霧島、落ち着け!それじゃ奴の思う壺…
[震える声では、霧島には届かないかもしれない。だから…]
――――落ち着いて!お母さん!!
[これで、どうだ]
[ 放たれた砲はまっすぐに電へと向かい――
その小さな体を、駆けつけた赤城>>84が掴み、投げ飛ばした。
砲はそのまま赤城に命中し、僅かな傷をつける ]
……!
[ 赤城が電に説教をする様子を見て、小さく安堵の息をつく。
その行為を疑問に思う暇もなく、赤城はこちらに向き直ってきた。
投降を促す彼女>>85を前に、一抹の恐怖を感じる。
相手は正規空母、戦えば駆逐艦では長く保たないだろう。
しかしバンシーは、それをよしとしない。
素直に投降に応じる深海棲艦など、居ただろうか ]
『邪魔……しないで…!』
[ 高角砲は上に向けたまま、赤城へと接近すべく海面を走る。
四連装魚雷を発射し、主砲もそれに遅れて火を噴いた ]
>>93
ふふ、霧島さんは優しいのですね?
[なぜか笑顔のまま、私は霧島さんの言葉に答えるの。そう、この先輩は、本当に、厳しくて、優しくて、頼れて、凛々しくて、可愛らしくて―――]
ん、もちろんですよ、私は電のおねーちゃんなのですから
[その電が怯える様、少し見てみたかった子も知れないなあと思いながら、私は暁として桐嶋さんに微笑みました。…一瞬、考えが表情に出てしまったかもしれません]
あ、でも霧島さんも気をつけてくださいなのです
…あなたに”もしも”何かあったら鎮守府はきっと混乱してしまいますから
[まるで、これから霧島さんが何をするのか分かっているかのように、私は頑張ってと微笑みかけました]
>>92
『まあ本当に悪いのは球磨達を沈めた提督や仲間の皆のせいだから、球磨達のやってる事は悪くないクマー』
[さらっと責任転嫁しつつ、トワイライトが作戦を読んでいる間は空を見上げていた]
『うん、それでよろしくねーだクマ。トワイライトちゃんの働きに期待するだクマ』
[敬礼のポーズをわざとらしくとる]
『それじゃあ球磨はそろそろお休みだクマ。出撃の前の日は早く寝るクマー』
夕立ちゃんも、あまり夜更かししすぎずに寝る方がいいクマ。
[艦娘としてのいつもの声に戻って、そう言っただろう]
―― ドッグ近くの埠頭 ――
>>91
[装備を身に付け、ドッグの近くを懸命に走る。
副砲の整備。それがようやく終わったのだ。丁度取りに行って、帰ってきている所だった。
不気味に鳴り響く警報と、未だに全貌が明らかにならない被害状況に激しい焦りを感じていた。
この感じは、あの日に似ている。
…全てを失った、あの初夏の日に]
…っ!
翔鶴!?
あなた、こんな時に何をしているの!?
[そんな慌てた港の中で、悟ったような後輩の姿を見つける。何をしているのだと、内心で憤る。
勿論、裏切り者だなんて気がつかない。
怒ったような…彼女が無事である事を安堵したような…複雑な面持ちでゆっくりと近寄っただろう。
それが許されれば、だが]
>>82>>83
[工廠で龍驤を迎撃する前、霧島は金剛の部屋を訪れていた。姉の助けも借りようと思ったのだが、そこに人の気配はない。既に異常に反応して出ているのだろうか。ノックをしても反応がなかったので、部屋にはいる。]
…静かね。
[今は異常事態だというのにこの部屋はどこか隔絶されたように感じられた。誰も居ないので、すぐに出るかと思った時、いつもと違うところを見つけた。]
…紙と、ティーカップ?
[駆け寄り、それを見る。]
遺、言状!?そして、このティーカップ…
(姉さんの、大事にしてた…)
何を、馬鹿なことを…!
[私はその中身も読まず部屋を飛び出し、鎮守府内を駆けまわっていた。途中火事の規模が大きければそれを助け、敵艦の攻撃を受ければ迎撃し、姉さんは通りかかるのかと。この事態で考えていた。宛もない。分からない。責任と個人の感情に苛まれ、辛く、重くのしかかっていた。]
出撃ドッグに、ついた。]
姉、さん…!なに部屋に変なもの残してるんですか。
放送は聞きましたよね?早く準備をしてください。
敵艦はすぐそこです。出撃しますよ。
[あまりに普通にそこにいて、私としてはそう促すしか、なかった。]
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