情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
電……私ね。もう、沈んでるの、海の底から来たの。
…私達はもう、雷じゃない…深海棲艦…だから……。
[ 帰る場所はそこじゃないと、涙を流す電>>41の瞳の光すらも吸い込むような闇を湛え、彼女を見つめ返す。
その瞳から、最後の光が水面に零れ落ちた ]
嫌いなわけ…ない。
大好きよ…大好き……だから。
『私達は、みんな貴女が大好きだから……。』
[ 雷の声に、おぞましい声がいくつも重なりだす。
幽鬼のように現れた青白い手が、雷の砲先を電に向ける ]
『…だから、一緒に沈もうよ?』
― 佐々穂鎮守府、造船所 ―
銃後の備え、というのをご存知ですか?
[ 誰に言っているわけでもなく…ぼそぼそと、呟く。いや、"アヤナミ"が"アヤナミ"に言っているのだろうか。少なくとも…綾波の声に答える存在はいないだろう。 ]
銃後、というのは戦場を支えるために必要な軍需物資を生産する工場、戦争行動に必要な資源、物資の供給を行う…要するに、直接戦闘に参加していない方たちのことですが。これの存在のお陰で、戦争を行う事が、続ける事が出来るのです。
嘗て起きた大きな戦争…。私たちの"敵"となった存在は、溢れんばかりの武器でもって、追い詰めてきました。
どれだけの兵器が合ったとしても、どれだけの兵士がいたとしても、食べ物、弾薬がなければ戦えません。銃剣と精神だけで戦争は出来ないんです。
――だから。
[ 爆発音。造船ドックから続けざまに響く"それ"は鎮守府の造船能力を著しく削る事が出来ただろうか。少なくとも、数日中はラインを動かすという事は出来ない筈だ。けたたましい警報(>>#0)と共に引き起こされたこれらの事態は、深海棲艦への追い風となるだろうか。 ]
――戦力の補充を防ぎ、現有戦力での戦闘を強います。あとは――
[ もう一度、爆発音。それは通信設備のあったほうだ。どうやら、"仲間"がこの混乱に乗じて破壊活動を行ったのだろう。その爆発音を聞きながら、綾波は出撃ドックへと向かった。 ]
─ 1d朝:鎮守府・某所 ─
[悪夢から目覚め、どこかに行く気もせず、夕立はただ鎮守府内をうろついていた。その時、警報(>>#0)が聞こえた。]
敵襲……なんか、嫌な感じっぽい……
[夕立の背筋に悪寒が走り、胸騒ぎがする。まるで暁に声をかけられた時に感じた、形容し難い嫌悪感。それに近いものを感じていた。]
と、とにかくあたしも出撃用意を……ぐっ!?
あ、頭が……痛い……
うあああああああああああああああああ!!!!!!
[突如、夕立に激しい頭痛が襲う。それはトワイライトが暁により引き起こされた時のものに似ていた。そして……]
『……"時、ココニ来タレリ。"』
[トワイライトが目を覚ますのだった……]
>>47続き
─ 鎮守府・第四機関室 ─
[トワイライトは夕立の体を得ると、誰にも見つからないように、外部通信機材が揃っている第七機関室を訪れた。]
『ナカマヲ呼バセルト、面倒ダカラナ……』
[黄色に怪しく目を光らせ、爆薬を仕掛けていく。あくまでこの部屋のみで被害が収まるように。夕立の記憶から、第七機関室が外部への通信機器を扱っていることは知っていた。]
『アマリ大キナ爆破ダト、誰カガ巻キ込コマレテシマウ……
ソレデハ、ミナソコニ、連レテ行ケナイカラ……』
[多くの者を自分と同じ、水底に沈める事をトワイライトは望んでいるのか。増援を止める為に第四機関室だけが被害に遭う程度の量の爆薬を設置し、タイマーをかけ、機関室を後にした。]
『サテ……ミナソコデ、一緒ニナロウ……』
[機関室を去り、数秒後に爆発音が聞こえた。警報器が火災を知らせているが、そのままその場を後にした……]
(…おかしい。敵の出現距離。この近さは、今までに無い。前線基地は何をしていたの?圧倒的戦力が攻め行ってきたという訳でもない。何より、どんな艦隊が来るにしてもここに連絡するだけの時間はあるはず。)
(向こうも、同じような状況?)
[そこまで思考が至ると、口の中に血がにじむほど唇を歯噛みした。]
(簡単に攻略されている。なぜ?深海凄艦に知性があると言う報告はほぼ無い。たけど、これはどう見ても周到な用意が為されている。これってまるで)
(―――内偵されているような。)
[それは奇しくも、電との会話内容がそのもの現実になったようだった。その瞬間、造船所と、機関室からの、爆発音(>>46>>48)]
(要所を知られすぎてる…万事休すね。元々司令は首都。この事態にはすぐに対応できない。…だけど、指示も仰げない、か。)
[霧島は悩む。刻一刻と過ぎるこの時を、焦燥に苛まれながら、司令ならどうするかを考えながら。]
(…私なら、司令なら――どうする?敵は周到に準備を進めてきたに違いない。外部との連携、補給を断った。ならば、長期戦になればなるほど孤立する。
打開策は、迅速に敵本隊を、叩く!!)
[霧島の足は、出撃ドックへと向かった。]
〜出撃ドック近海〜
さあてと。仕事はきっちりこなさんといかんな。
[前線基地へと出撃する面なら、基地の脱出は容易。初雪の言葉が霧島に届く前に、うちはすでに出撃ドッグを離れとった]
まあ、皆が脱出する段まで、時間はかせいどかんとな。
[その言葉とともに、ばらりと広げられる巻物。
そこには、無数の艦載機が書かれている]
―――基地攻撃や。
艦載機のお代わり、もらってきいな?
[その言葉とともに、艦爆が雲霞の如く放たれ、鎮守府を攻撃する。戦艦の主砲ではないので基地へのダメージには限界があるが、通信系統の混乱を霧島が建て直せていないなら、そのままゆっくりと後退しながら基地を圧殺する。
前線基地の奪取には成功するだろう。そうすれば、艦載機の補給はかなう。そう踏んでの、犠牲をためらわぬ強硬戦術]
さあ、見してみいよ?
[その眼には異様な光が宿り、彼女が艦娘の側でないことは明明白白だ]
─ >>48の少し後:食堂近く・倉庫 ─
[誰にも見つかった様子もなく、トワイライトは食堂の近くの倉庫まで逃げ延びた。]
『ココナラ、大丈夫デショウ……
サテ、アノ子ニ、カラダヲ返シテアゲナイトネ……フフ…』
[目を怪しく黄色に光らせ、薄気味悪く笑みを浮かべた後、体を夕立へと返すのだった。]
……っ!?
あれ……ここは、食堂近くの倉庫、っぽい……?
なんで、あたしここに……
[夕立の記憶は自室を出たあたりで警報を聞いたところまでしかない。食堂近くの倉庫まで移動した覚えなど当然ない。額からぶわっと脂汗が流れたのがわかり、それを手で拭い、違う違うと自分に言い聞かせながら、頭を軽く振る。]
……とりあえずお腹空いたっぽい。
早くご飯食べて、いつ呼ばれても大丈夫にしておかなくちゃ……
[そう頭をどうにか切り替え、軽食を食堂で食べてから準備をすることにした。どうしようもない不安を堪えながら……]
― 09:59・自室 ―
[その時、叢雲は自室で雑誌を読んでいた。
食事に誘おうと思った東雲は、任務で外に出ていた。
仕方のないことだと分かっていたが]
……つまらないわね。
[予定通りにいかなかったことに不貞腐れて、部屋でゴロゴロしているのだった]
何か面白いことでも起こらないかしら。
[それは、ほん思い付き。他愛の無い言葉だった。
だが、それに合わせるように――]
― 10:00 ―
>>#0
どぉおううぅうんッ!!
[突然の、激しい音と衝撃が部屋を揺さぶった。
それに続き、大音量のサイレンと放送が鳴り響く]
……な、なに!? ……敵襲!?
[慌てて身を起こす。
混乱して頭が真っ白になる。
そこに聞こえてきたのが>>24霧島の声だった。
彼女の冷静さと情熱を併せ持った声色を聞くと、不思議な安心感を得られた]
落ち着いて考えるのよ、叢雲。
私のするべきことは……。
[考えるやいなや、部屋を飛び出した]
―回想・>>#0前夜―
[多摩と一緒に眠ったふりをして、のっそりと一人で起き出す。トイレにでも行くような気軽な足取りで、最後になるであろう友人の部屋を後にした。
再び携帯電話を取り出すと、一通のメール]
“引キ続キ、旗艦トシテノ行動ヲ続行セヨ”
[それを読んだ球磨は、肩をすくめた]
球磨が意外に優秀でも所詮軽巡なんだし、龍驤ちゃんや金剛ちゃんみたいな強い艦が旗艦やった方が良かったと思うけどクマ。まあ任されたものはしょうがないクマ。
[自分の部屋に戻って艦爆の調整をしようとすると、駆逐艦である夕立を見つけた。彼女もこちら側なのは、既に知っている]
夕立ちゃん。こ遅くまでご苦労様だクマー?
[気安く近づいて、声をかける。今の彼女は『どっち』なのだろうか]
>>44
何を…言ってるのですか…。おねえ…ちゃん…。
[沈んだ?深海棲艦?そんなわけがない。
だって、何らいつもと変わらない笑顔で暁お姉ちゃんとの再会を喜んで、繋いだ手の温もりだってお姉ちゃんのそのもので、私を抱き締めて言ってくれたじゃないか。
あれもこれも全て、お姉ちゃんが。おねえちゃん…オネエチャン?
最後の雫が落ちた後、夜の闇を全て吸い込んだかのように、その瞳はもう暗く…何も映さなくなって。そしてその奥に潜む"何か"は、幾重にも私の耳に届く言葉と同じように確かに囁いて
いた。
"大好き"だ、と。]
………。
[差し伸べた腕は力なく垂れる。もう涙も出なくて…ぐずぐずに掻き回されて、何も考えられなくなった頭で、ふと思う。
…いっそお姉ちゃんと、このまま…。
向けられた砲先から避けることもせず、ただ立ち竦む。]
─ 幕開け>>#0>>24 ─
[深海棲艦が、鎮守府の近海まで接近しているという警報がなると同時に、鎮守府が爆発音とともに揺れているのが分かる
そして霧島の指令を聞いて戦闘体勢をとりつつ
扶桑姉さまがいないこのタイミングを狙ったようにもみえる
何かいやな予感がする]
逃げ遅れているものいませんか?
[被害を最小限に抑えるために逃げ遅れている者がいないか確認しながら出撃ドックへ向かう事にするだろう]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新