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>>362、>>365、>>373
それにしても、相当酷いことになっているようだね……ん?
[鎮守府内の被害を見て周っている響は、あるものを目撃した。
傷を負いながら、部屋へと入る電である。脚が、自然とその方へと向かった。]
…………。
[部屋の扉は開いていた。
そこから覗く電の様子は、非常に痛ましいものだった。]
……電。
[思わず、声をかける。]
―2日目 明朝 5:00―
―どっごごぉぉぉんっ!!!
[未だ薄暗い空の下、鎮守府に爆音が轟き、地鳴りの様に激しく建物を激しく揺らす。
寝ているものはその爆音に起こされるだろう。
帰頭途中だった物は、その光景を目にするだろう。
・・・鎮守府の、ちょうど・・・提督室の辺りが・・・大爆発を起こし、無残にも爆炎にて壁が吹き飛び、中のものすら粉々になりそうな大爆発。
駆け寄ったものはその惨状を目にするだろう。部屋にあったもの(提督の机・椅子・観葉植物・棚)は全てばらばらに砕け、床に散乱している。
そして、資料は燃え尽き、床はかろうじて残っているが大半が焼け、側面は殆ど吹き飛んでいる。
もはや、提督室の面影は残っていないだろう。]
>>394 山城さん
むむ?霧島さんの放送・・・?
[首を傾げる。聞いた覚えがない。]
有りましたっけ?ごめんなさい、聞き覚えがないです。
今日はちょっと、時々歩きながら寝ちゃうみたいで・・・
疲れてるんですかね〜?
[恥ずかしそうに頭をぽりぽりと掻く。]
あ、青葉は取材ですよ?
なんでも、ここに幽霊が出るらしいんですよー!
幽霊の正体・・・気になるじゃないですか!
・・・ととっ、そういう、山城さんこそ、どうしてこちらに?
お風呂に入りに来た・・・っと言うわけではなさそうですね?
[不思議そうに、山城さんを見る。その瞳は好奇心100%で構成されていた。]
>>393
……おいしょ。
[気絶した霧島を背負い、初雪を見る。]
入渠ドッグへ向かいましょう。現状修復が必要なのは最優先で加賀さんと霧島さん。
一応二人とも高速修復材は使いましょう。入渠中の襲撃があるかもしれない状況で、大破のままにしておきたくはない。……といっても、しばらく鎖で拘束しておいた方が良さそうね。
>>399
了解です。修復材は私の分をお使い下さい。
[以前幾回も行かされた遠征の余りを初雪は猫ばばしていた。まさかこんなところで役立つとは思わなかったが。]
鎖…一つじゃ足りなさそうですね。
両手足を拘束しましょう。
[霧島の身体能力は初雪もよく知っている。多少回復は遅れるかもしれないが、誤差の範囲だろう。]
[赤城から特に指示がなければ、鎖を手に持ってそのまま入渠ドックへ赴く。]
―二日目夜中・前線基地の会議室―
[小競合いの段階は今日を持って終わる。こちらもあらかじめ鎮守府に妨害工作をもたらしたとはいえ、明日にはおおむね回復しているのだろう。自分の元・仲間たちは無能ではない]
『……という訳で明日から、あの鎮守府を一気にたたく最終決戦を始めるクマ』
[今この場にはあの鎮守府にいた深海棲艦のほぼ全員が集っていた。前線基地を乗っ取ったメンバーももちろん明日の戦闘には参加してもらうが、中心となるのは彼女たちを良く知る自分達だ]
『今までの様な妨害工作はもう必要ない。ここからは正々堂々……全力で彼女達を沈めるクマ。そのための細かい戦略は、今渡してある書類にいろいろ書いてあるクマ』
『重巡一人につき駆逐艦が二人が付き、それぞれのポジションから攻めてもらう……そして空母二人は別働隊として、艦載機を操ってもらうというのが大まかな流れだクマー』
[話す球磨の声は深海棲艦としての水底から響くような深い深い声だが、以前と変わらないどこか抜けたような感じは残っている]
>>401
『……球磨達はみんな、一度沈んだクマー。あの時死ぬと思ったら深海棲艦になっていて、こうしてかつての仲間を沈めるために動いている……その事に罪悪感を覚えている子もいると思うクマ』
[作戦は伝え終わった。ここからは、士気を出来るだけ高められるように言葉を紡ぐ]
『ここにいる皆は悪くない。仲間を沈めるのも、鎮守府を沈めるのも……艦娘として仲間を守って、鎮守府を守っていた事と何も変わらないクマ』
『いや、それだけじゃない。球磨達が勝てば今球磨達の事を見てる鎮守府の皆とだって、あの時の様に笑いあえる。楽しい日々が待っているクマ』
『……結構前から色んな鎮守府を沈めてきたから言うと、はっきり言って深海棲艦としての動きには終わりがないクマー。沈めて、沈めて、逆に攻撃されて。ゴールのない遠泳の様に、生きていく事になる。喜びと言えば、かつての仲間がもう一度仲間になってくれることくらいクマ』
>>402
[勿論、深海棲艦になると言う事はそういう事だ。ただ本能に従い戦って、いつかは艦娘達にもう一度死を与えられる。どれだけの艦娘を沈めても、自分たちに本当に意味での勝利はない。目の前の仲間を沈める事に喜びを覚える事しか出来ない]
『それで、いいと思うクマ。大事な仲間とどこまでも沈んで堕ちて一緒にいる……それは素晴らしい事だと思うクマ。
それぞれの大事な仲間との爛れた再開の為に……みんなで頑張ろう!クマー』
『って事で長い話はおしまいだクマ。各自しっかり休んで、明日に備えるクマー。』
[そういうと球磨は壇上から降りて、すたすたと歩いていく。右手を軽く振って、作戦会議の終わりを告げるだろう]
>>350
うん、おやすみ。加古。
[そうして加古と一緒の布団で横になる。加古はすぐに寝息を立てはじめた…それも昔から変わらない。]
(…変わってしまったのは私、か)
[気持ちよさそうに眠る加古を見て内心独り言ちる。正確には古鷹自身は変わっていないだろう。存在の在り方は別として。]
『今なら苦しむ事もなく連れてこれるんじゃないですか?』
("私"はそんな事、望んでない…)
『…そうですか。』
["待機"という命令が下っている以上ベグレイターが動く気配がないのは不幸中の幸いと言えようか。]
(もう私は加古の事、守ってあげられないけど…)
[それでも生きていて欲しい。こうして最期のひと時を過ごせただけで十分だ。]
[それが、"古鷹"の望み。]
>>400
あ、できれば関節を固定するためにもう二倍欲しいですね。
……いえ、それは鎖より……鉄の輪の方が適役か。
[そんな会話をしつつ、初雪と共に入渠ドッグへ
ドッグに霧島の体を下ろしつつ、初雪と共に四肢を鎖で固定して壁とつないだ。その次に、首と膝、肘の関節が動かないようU字型の輪を下ろしておく。外れないよう両側に10kgの重りを付けておいた。
固定が終わった後、上から霧島の体にバケツをかける。]
初雪さん、貴方はこの後どうするおつもりで?
>>398
ま、とにかく青葉も無事そうでよかったですが・・・。
そういう事なら、仕方がないわね。
寝不足は作戦にも関わるわ。
[眠りすぎるのもあれだと思うが、それはともかく]
幽霊の取材ですか・・・、今はそんな状況じゃないのです。
敵船団が近くまで攻めてきているそうです。
みんなも外で応戦している事でしょう。
ここでも爆破されたりして大変な事になっているのです。
私は中を確認するために見回りに来たのですが・・・。
[真剣な顔のままである]
それにあまり信じたくない事ですが・・・、
この鎮守府の中にも裏切り者がいるそうです・・・。
そうでもなければ、あそこまでやられませんわ・・・。
>>395
…………
[不愉快な話だった。不愉快な、事実だった。]
そうですか……そうですか。
龍驤。
龍驤……私は。
(わたし、は)
……。
[ぎり、と歯ぎしりする。]
……私は
交戦すれば、躊躇は、しません。
>>359>>374
はい、行きましょう。
私も重巡艦隊の把握をしておかないとですね。
…山城も、気を付けてください。
[山城にそう告げて、初雪と共に出撃ドッグへ向かう。]
[…3人が居た場所の辺りが爆発したのはそれから数分後の事である。]
>>405
…ずいぶん、手慣れてる…ますね。
[赤城のてきぱきとした拘束に感心して、俯いた霧島の頭を労るように撫でる。]
(ゆっくり、休んで下さい…)
[赤城の言葉には、顔を上げて決意を秘めた目で言う。]
明日の夜…無事な艦隊を連れて敵地に強襲をかけようかと。夜戦なら、艦種も関係ありませんから。
―作戦会議所―
[最後のC4を使う場所はここに決めた。]
破壊工作って結構楽しいわね〜
最初はめんどくさかったけど、ふふ・・・壊すのはいいわぁ。
[そういうと、作戦会議室にある、巨大モニターの裏を開き、中の回線などを弄りながらC4をつめる。
元の様に閉じると、反対側へ行き、最後尾の机・・・その机に備えてある簡単な物置場所に最後のC4を設置する。
例の仕掛けを施して完成だ。]
さってと、手土産のアレをもって、向こうに行きましょうか・・・
くすくす・・・青葉には悪いけれど、お別れなんて言わせてあげないわ・・・くすくすくす
[笑いながら、作戦会議所を後にする・・・]
>>368―早朝・海上にて―
[一日目は前線基地に戻った後霧島による中破を治し、基地の指令の引き継ぎを終えて眠った。早起きして海上へと赴き、多摩を発見して駆け寄る]
……多摩ちゃん、おっはよーだクマ。
[そう言う球磨はちょっと眠そうに目をこすっていた。理由は]
昨日はよく眠れたクマ?球磨は明日からの本格戦闘の作戦を考えるのに必死であまり眠れなかったクマ……旗艦って大変だクマ。
[そう言う声は艦娘の時と同じ、飄々とした声で海の底を思わせるそれではない。罠である可能性を警戒もせず、多摩に笑いかける]
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