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>>354
……!!んぐ……
[彩雲からの報告に意識をすぐさまさまし、喉につっかえそうになった白米を飲み込む。]
…………
[少し、思案。
その後、彩雲の妖精に一つ指示を飛ばした。
龍驤の上を旋回していた彩雲の一機が、一つの機器を龍驤へと降下する。もし龍驤がそれを撃ち落とそうとすれば、なんなく破壊されるだろう。
それは、小型の無線だった。]
>>309、>>335
…………いや、いいんだ。
[どうか、一時の気の迷いだと思いたい。
だが、このまま帰っても、電は一人で海に出そうな気がする。何かに誘われるように、武装もせぬまま出そうな。そんな予感がした。
いつの間にか、戦闘は終わっていた。暁と雷も撤退して行っている。
その方向を、じっと見つめていると、赤城から声がかかった。]
ん?……あ、ああ。そうしよ……うわっ、と。
[ひょいと、片手で持ち上げられる。電も同様に持ち上げられたようだ。]
……赤城。私は、大丈夫だ。一人で歩ける。
/*
リアルを轟沈させたい村建てです。
>>霧島様
☆構いません。
...が、相当施設が破壊されている為満足な状態で戦う事は無傷でもない限り困難でしょう。2日目の時間軸になればある程度施設は回復しています。
☆いえ、それは自由です。
最悪沈没したまま帰って来ない選択もありです。
(ただし2日目にそれをやらないと回りと絡むのが困難になりますが)
――― 二日目夜・海上 ―――
[ 鎮守府へと向けて、静かな海上を航行していた。
その胸中に何があるか、光を映さぬ瞳からは分からない。
闇の中を進み基地を奇襲する、夜戦。
雲もない夜空を月が照らしているため効果は薄いだろうが、相手を休ませないための攻撃でもある。
この先には、先行している駆逐艦部隊が居るはずだ。
無事に到着していれば、鎮守府に攻撃を加えるだろう ]
『ミンナ『ミンナ』シズメテ『ア』ゲル』
[ 幾重にも重なる声が、喉の奥から漏れて妖しく響く ]
『クルシミ『モ『カナシミモミンナデ』ワカチ』アッテ』
『イタイ…『サムイ…』クルシイ…』
[ 幾多もの悲しみを背負って、戦場へと進む―― ]
>>353
ええ、まだ確認できていないところがありますから、
そうしてくださると助かります。
それでは初雪さんも古鷹さんと一緒に出撃ドックへ
向かってください。
[古鷹には初雪が付いている、出撃ドックなら霧島さんや他に集まった娘達がいるでしょうから
もしもの事があれば、なんとかしてくれると考えています
ということで何もなければ二人と別れるでしょう]
― 11:26 ―
[医務室で女の子に付き添い、しばらく待ってくると医師がやってきた。
発見した状況を説明し、診察するのを見守ると、爆発のショックと軽い脳震盪だろう、とのことだった。
しならく安静にして様子をみるから後は任せるように、と言われる]
頑張るのよ。
[女の子の手を握り、そう一声掛けると、後のことを医師に託して離れることにした]
>>357
そうですか。それはよかった。
[手を放し、響を下ろす]
……響さん。
貴方にはお話……いえ、お願いしたいことがあります。ひと段落したら、声を掛けていただいてもよろしいでしょうか?
[疲れを見せない、良く通る声でそう言った。]
/*
[赤城さんの元を離れて、アテすらなくただ歩いていた。どこへ向かっていくのか、何を求めているのか。
鎮守府内は酷い有り様だ。ドッグだけではなく、各施設が機能するのか怪しい程に破壊されてしまっている。
時には瓦礫に蹴躓き、膝小僧に血の滲むような傷をこしらえても、また起き上がり歩く。
そうして歩いて艦娘達の居住スペースに辿り着いた。…そこで不明瞭な思考の中でおぼろ気にああ、と気付いた。
私が求めているのは思い出。楽しくて、穏やかで、皆が笑っていた頃の思い出。
その思い出がここにはあるのだ。]
>>361
(この声、というか口調……)
ええ、こちら赤城。
端的にききましょうか、サラトガ。鎮守府所属時の貴方の名称は龍驤、ですよね?
[事務的な声で問う、だんだん目が覚めてきた。]
目的が知りたいのなら、まずは今、貴方が一人かどうかを教えてもらいましょうか。
― 11:30 ―
状況を確認しないと……。
[そう考えて医務室から出ようとすると、怪我人たちが話しているのが聞こえた。
『内通者』『裏切り』、そんな単語が聞こえてくる]
ちょっと! それはどういうことなの!?
[問い詰めると、驚きながらも説明してくれた。
内容はこうだ。
爆発の後におかしな放送があって、この鎮守府の深海棲艦に対して攻撃を呼びかけていた。
その口調は球磨のものだった。
さらに、艦娘同士で戦っているところを目撃した者もいた]
なんてこと……。
[自分は外で救助活動をしていて放送には気が付かなかったが、事態は相当深刻なようだ。
基地の主要施設が狙われていたのも、敵機の到来が早かったのも、内部に敵が居たからだったのだ]
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