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>>285
…ぅうっ…ありがと…
わらしも、楽しかった…!楽しかったよ…!
[綾波に強く抱き締められた初雪は顔をくしゃくしゃにして、言葉もしゃくりあげながら言う他出来なかった。]
…ぁ…、あやなみ……
[するっと幽霊の様に綾波の身体が離れる。]
[綾波の別れの言葉が死別の言葉に聞こえ、思わず届かない手を伸ばした。]
さようなら、なんて…
言えない…よぅ…
[消えていく小さな背を未練がましく見送って、初雪は肩を震わせながら言った。]**
──トモナガ機より入電。霧島、装甲空母姫級大破、ともに撤退行動に移った模様。
……そう。では、霧島以下艦隊の援護を。
[多聞丸なら躊躇なく追撃を指示したかも知れないが、そうもいかず]
・・・・・・
──電探に感あり。編隊がこちらへ向かってきます。
なんですって? いや、あれは……味方か? 直ちに収容準備。無事な機体は基地飛行場へ、損傷機は私が受け容れます!
・・・・・・**
― 鎮守府近海 ―
あら。 出遅れていたようですね。
[ 戦力交代を確認する。基地空爆を行って撤退支援を行っていた空母はかなりの被害を被っていたようだ。 ]
私が一番近い位置にいたのに、直掩すら出来なかったなんて、これは怒られてしまいますねぇ。
[ そういえば、敵の集中攻撃を受けて空母がぼろぼろになって、護衛についていた駆逐艦が全部の責任を取らされた事もあった、なんて考えて ]
とりあえず…戻りましょうか。"こちら"の武器は"私"には扱い辛いようですし。
[ 主戦域を迂回するように撤収を開始した。 ]
――リンド前線基地『だった場所』――
[かつてリンド前線基地と呼ばれた場所。そこは今や、深海棲艦の基地となっていた。どこもかしこも潮が入り込み、沈んでいて。動くものは深海棲艦、あるいは海の安らぎに魂をのまれたものらのみ]
・・・・・・今頃、向こうはどうしとるんかなあ。
うち、別れとうなかったはずなんやけどなあ。
[ドックで傷を癒したあと、出撃ドックからぼうっと佐世保の方を見る]
響は強い子やから、逆にへし折れとらんかなあ。
電はつらいやろうなあ。ごめんな。姉ちゃんなんもできんくて。
初雪、泣いとらんかなあ。辛い仕事させてもたなあ
島風は、変わらん気ぃするな。あの子は、プライドあるから強い。そういう子やからな。
赤城姉さんは、今頃は飯食っとるんかな。あの人はストイックやから、きっと切り替えできてるやろ。
加賀姉さんは、どうやろか。ええ人やさかいなあ。
飛龍のトモナガ隊練度よかったなあ。覚悟できとるんかなあ。
霧島、キレとったなあ。しゃあない。むしろうちが霧島やったらあそこまで冷静にキレられん。
山城さん無理しそうやなあ。誰か支えたってほしいわ。
多摩は、強いな。あの目線球磨と闘う覚悟できとった。
加古は、どないするんやろ。青葉も古鷹も、なかええのみんなこっちにきてもた。
一緒にいたかったなあ。・・・うち弱いなあ。
翔鶴・・・・・・
[足をぶらぶらさせながらため息をつく]
――― 前線基地近海 ―――
『痛かったよね…ごめんね。
今度は無理しなくても、いいから。』
[ 駆逐艦ゆえに、修復にかかる時間は短い。
補給も整備も終えると、バンシーはふらりと外へ出て、海に身体を半分沈め漂っていた ]
『ここも海に沈んだわ、仲間もたくさん増えた。
…嬉しい、けど…まだ……足りない。』
[ 沈めても沈めても、満たされない、心は冷たいまま。
悲しみの声ばかりが、増えてゆく ]
『寒い…。』
[ 震える体を抱く自分の手は、冷たかった ]
―元・リンド前線基地―
ふふ、痛かったなあ、苦しかったなあ
[赤城さんの航空隊に受けた傷を癒しながら・・・いや、あえて傷を残し、痛みとダメージを癒して呟くのです。…艦娘なら、完全に治すべきなのですけれど]
この痛みが、恨みこそが”私たち”なのだから、ね
[にやりと、妖艶に笑うのです。…あの赤城さんの顔が悔しさに歪む顔が、みたい。電が絶望に溺れる様が、みたい。響が涙に沈む様が、みたい。霧島さんが怒りを抱えながら落ちる様が、見たい。加賀さんが、島風が、山城さんが、飛龍さんが、加古さんが、初雪が、多摩さんが、皆が深海へと”なって”行くところが――]
ふふふ、あははははっ、さあ、行きましょう、宴に遅れるのは、レディ失格ですからね
[楽しげに笑いながら、あるいは、悲しげに涙しながら、私は修理を終えた装備を、そして新たな兵器を…参式爆雷投射機と五連装酸素魚雷管を取り付けるのです。12.7連装砲も10cm連装高射砲に付け替える。…最も、まだ”切り札”は切らない。祭りはまだ中盤。まだ続いていくのだから…]
ふふ、さあ、”私達”を”群勢(レギオン)”を増やしに行きましょう――!!
[くすくすと楽しげに、私はレディのように優雅に、ドックを出ました]
>>282
[霧島はやはり洞察力が鋭い。少しの迷いでもこのように突いてくる。そんな頼りになる霧島だから、夕立は好意的に感じているし、信頼している。]
(だけど私が球磨ちゃんの仲間かもしれないなんて霧島さんが知ったら……)
[蔑まれ、軽蔑されてしまうかもしれない。それだけが夕立は嫌だった。みんなが大事だから。みんなが大好きだから。
夕立は俯いてしまい、唇を噛み締める……]
(……でも、みんなに嘘をつく方が、最低だよね。)
………ごめん、なさい。
本当は、隠し事、してます……
[夕立はみんなといることが好きだ。みんなを家族同然に思っている。だから、本当のことを話すと決心し、口を開いた。]
[負傷した霧島を加古と共に鎮守府まで運び、居合わせた妖精に後を託す。
妖精の話では、他にもあちこちで戦いが繰り広げられていたようで既に多くの艦が大きな被害を被ってしまったらしい。
限られた戦力では、今日これ以上進軍するのは難しいかもしれないだろう。
そう考え、その場で霧島と加古に一旦別れを告げると、ひとまず出撃ドックへと、一人歩いていく。]
…撃てな、かった…
[ドックの壁に背を預けて座りながら、自分の手のひらをじっと見つめる。
思い起こすは、先程の龍驤との戦い。
撃ち込むチャンスはいくらでもあったはずだ。だが、とうとう構えた主砲は、火を吹くことなく終わってしまった。
目には見えねど龍驤は確かに泣いていた。慟哭していた。この戦いを望んでいなかった。
直接相対して、それがわかった。
果たして、球磨は望んでいたのだろうか。この戦いを、裏切りを、自分との離反を。
でも、だけど、例えそうだとしても…]
…会いたい、にゃ。
[一人、ぽつりと呟いた。]
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