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― 港 ―
遅くなっちゃったわね。
[海の散歩から帰ると、辺りには夕暮れが迫っていた]
まあ、夕御飯には丁度いいかしら。
[前向きにそう考えて食堂へ足を向ける]
― 食堂 ―
[夕飯時にもなると、食堂はそれなりに混雑していた]
えっと……カレーライスのセット、あと……。
[いつもと同じ追加注文をしようとするが、いつも同じだからこその妙な気恥ずかしさから、口ごもってしまった。
言い直すのも憚られたので、そのままでいると]
『はい、カレーのセットとアイスクリームね、
いつもありがとう』
[間宮さんがそう言って渡してくれた]
あっ。
ありがとう……ございます。
[私のことを覚えていてくれた。
それだけのことが、とても嬉しく感じた]
[食堂の席は、ほぼ満席状態だった。
大テーブルで相席でもいいのだが、なんとなく落ち着いて座れるところを探していると、ちょうど近くの二人掛けの席が空いた。
その席を急いで占領して、腰を下ろす]
今日は運が良かったわ。
[持ってきた盆の上にはカレーライスとサラダのセット、それにアイスクリームが乗っている。
まずは、カレーライスをスプーンで一口掬い、口に運ぶ。
香辛料のピリリとした辛さと野菜の甘さが口いっぱいに広がる]
ん、美味しい。
[満足した顔で、カレーライスを食べていく]
[夕食はあらかた終わり、最後のアイスクリームを残すだけになっていた。
一口頬張れば、いつもと変わらない甘さに、頬がとろけそうになる]
ん〜♪
[これは何度食べても美味しい。
当たり前すぎることを再認識して、ひとつ頷いた]
当たり前のこと……。
[なんとなく、周囲を見渡してみる。
周囲には自分と同じ艦娘たちが、思い思いに夕食を食べている。
当たり前に続いてきて、たぶんこれからも当たり前に続いていく景色]
……明日は、東雲をご飯に誘ってもいいかしらね。
[ふと、彼女の顔を思い出した。
叢雲は吹雪型の五番艦で東雲は六番艦、つまり叢雲は姉に当たるのだ。
妹と一緒に食事をする、それも当たり前に良いことだろう]
明日はそうしよう。
[とても良いことを思い付いた、と思った。
当たり前に過ぎていく日常。その1ページ。
変わらない明日を思い、アイスクリームを口に運んだ**]
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