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〜演習所〜
いやー、おくれてすまんすまん。
[そう声をかけながら、演習所に入る。
島風はもうとっくに気とるんじゃないかな、なんて苦笑いしながら]
〜廊下〜
[島風との訓練の跡、うちは廊下をあるいとった]
ふふ、新しい子もきたみたいやし、今日はちょっと豪華にしたろ。
[手に入った袋には、チョコアソートとか源氏パイとか、第六駆逐艦隊の子らにあげるお菓子が一杯。彼女らにお菓子を配ってあげるんは、ちょっとした習慣になっとった。
例え、己が知らず知らずのうちに変わっていても。慕情というもんはそう変わらんもんや。]
〜〜♪
[鼻歌交じりに、廊下を歩く。誰かと会うやろうか?]
[埠頭の岸壁に腰掛けて、足をブラブラさせている]
よっ――
[ふと思い立って、その足をそのまま投げ出す。
全身を一瞬の浮遊感が包み、そして水面へ落ちていく]
――っと。
[水面との衝突の瞬間、両足の斥力装置が働き、水中に沈むことなく両足で水面に降り立った。
人によっては、それは奇跡のような光景に見えるらしい。
もっとも、新人のときからずっと扱っている当人からすれば、]
ちょっと散歩でもしてこようかな。
[その程度の認識でしかない。
地上を歩くのと変わらない顔で、水面を滑って海へと出て行った]
>>596
そう、よね。大丈夫、だいじょうぶよね…
[何が大丈夫なのかすら分からないままに、譫言のように呟いた]
…送ってくれて、ありがとう。
[私室に着いたならばそう言って、演習所に向かうであろう龍驤を見送っただろう]**
[手を取られた(>>605)ことに少し驚き、そして微笑みを向ける。]
ええ、妹達にカッコいい所、見せたいでしょ?
じゃあ、行きますか!
[そう言って、装備、弾薬のチェックを指示し、自らも演習用の副砲へと換装して、海へ出るだろう。]
対空は兵装的に難しいかな?
今回は対艦、夜戦を想定して行います。距離は10000。
射程的には中々なはずよ。
確か特V型の12.7cm砲は左右独立駆動だったわね。
うん、大丈夫。まずは暁の普段通りの射撃を見せてもらおうかな。
〜♪
[スィーっと海面を滑って進む。
最初に海に出た時は、バランスを取るのに苦労したことを覚えている。
ひっくり返ってずぶ濡れになったことなど、何回あったか数えきれない。
だが、コツさえ掴んでしまえば簡単なことだ。
むしろ地上を歩くよりも楽にできる]
〜♪
[気分が良くなって速度を上げる。
まるで飛んでいるかのような高揚感に包まれた。
海は広く、遮るものは何もない。
――とはいえ、他の艦娘や普通の艦船、その他漂流物との衝突には気をつけなければいけないが――
どこにでも、どこまでも行ける気がした]
寒い……。
[ 小さく身を震わせ、そっと自分の体を抱く。
かすかに声が聞こえてくる、自分を呼ぶいくつもの声が。
思い出しかけていた、これは夢じゃないと。
いつの記憶だろう、ずっと昔か、つい最近のことか。
その足はふらりと、演習場から離れていた ]
(行かなきゃ……。)
[ よくわからない使命めいて、身体が動いている。
その様子は、上の空で歩いているように見えたかもしれない。
沈んだ瞳は、淡くも深い闇を映している。
その正面からは、龍驤>>608が歩いてきていた ]
>>608
あ…龍驤さん!
こんにちはなのです!
[青葉さんと別れて、訓練を終えた私はお風呂へ向かうために廊下を歩いていると、向こうから歩いてくる人影に早足で歩み寄って、一つお辞儀をする。
しばしばことある度にお菓子をご馳走してくれる龍驤さんを、私も、もちろん他のお姉ちゃん達も慕っているのだ。そして暁お姉ちゃんにも紹介してあげたい人。]
>>611
ええ、お手柔らかに、なのです!
[距離を最大船速で取り、10000まで離れます。左右についている50口径12.7連装砲を構えます]
ええ、いくのですよ!
[計算ではなく、感覚から眼前に撃ちます。いつもの癖、ということもあり、初撃はこちらに目を向けさせる為の艦首を狙った砲撃です。正確に狙うことはせず、相手の動きを見るための初撃です。…射撃用の演習だから、当てるように撃つべきだと気づいたのは、撃った直後だったりしたのです]
>>608
ん?あれは
[ふと、この鎮守府のことを知るためにいろいろと歩いていたのですが、大きな紙袋を持った軽空母さんらしき人が鼻歌交じりに歩いているのを発見しました。なんだろうと見ていると、>>613 や >>614 が見えて]
…どうも、ごきげんようなのです
ひょっとして龍驤さんですか?
いつも妹たちがお世話になってます!
[と龍驤さんたちに話しかけることにしました。れでぃ足るもの、挨拶はだいじなのです]
>>613 >>614
おっと・・・
[正面から来る雷の様子に、ふっと眼に黒い何かが宿りそうになったところで、電が後ろから声をかけてくる]
おやおや、挟みうちに会ってしもたな。
ちょうどお菓子を配ろうとおもっとった所や。
[そう、少し大きな声で言って。雷の様子を、なぜか誤魔化そうとしているうちがいる。袋を開けて、一つかみ分とる。
色んな種類のチョコとか、ビスケットとか。あと源氏パイとか。]
ほら、どーぞ。あとこれも。
[そう言って渡したのは、白い飴]
塩飴や。甘いもんだけ食べてると、舌が慣れてまうさかいな。
[微かに磯の味がする、飴]
―廊下―
[あれから少しの後、ドックを出て、さらに後。次はどこへ行こうかと考えて、雷との話を思いだす。]
(雷たちのお姉さん…早速会いに行ってみましょう。)
[それからしばらく…案内図を頼りに彼女の部屋と思しき部屋の前に到着する。]
いらっしゃいますか?
[コンコン、とノックを2回。呼びかけてみる。]
>>618
わ、ありがとうです!
[龍驤さんから、塩飴やクッキーなんかが渡されて素直に喜びます、すぐ後ではっとなって]
……ええ、ありがとうございますわ
[とスカートをつまみ、おしとやかにお辞儀したの]
…ん、おいしい♪
[そしてそのすぐ後で、早速塩飴を口に入れて微笑んだの]
[ 聞こえた声に、ふっと顔を上げる ]
あ。
[ 龍驤>>617と、そして電>>614の姿を認めると小さく声を漏らし、瞳の暗さがすっと抜けてゆく ]
っとぉ、こんにちは龍驤さん。
それに電も……あれ?暁お姉まで。
[ さらに暁>>616も来たようで、全員の顔を交互に見た。
記憶が軽く飛んでいたが、それを気に留めることはない。
今は考える必要のないことだと、何故か自分の中で納得していた ]
お菓子?ほんと?
いつもいつもありがとー!
[ 紙袋と、そこから出されるお菓子に目線を釘付けにする。
さっきも食べたけど、やはり甘いものは飽きないのだ。
お菓子と、そして白い飴を笑顔で受け取った ]
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