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[音が自由を奪おうと、「抵抗」を続ける。
それはまるで助けを求めているようだったかもしれない。]
[ハイぺリオンから弾は、はたしてゲンに向けて発射されたか。
それとも妨害が入ったのだろうか]
はい、また来ましょう。
今度は平和な時に。
[ケヴィンががっかりしているのを見てとって、その大きな背中をぽんぽんする。
ケヴィンがそんなに温泉が好きだなんて。あとであのお土産屋さんで、「温泉まんぢう」というのを買ってあげようかな?]
リージョンシップに、こんなお部屋もあるのですね。
値段が違う席があるの、どうしてだろうと思っていました。
[お風呂は大喜びで使った]
……覗いたら、幻夢の一撃ですよ?
−現実−
―――ぅあっ
[役目を終えた、ということなのか、機能を停止した電子空間からはじき出されたのか。不意に、死んだようだった体に、意識が戻った]
……そうだ、相棒!弟くん!
[電子世界でのワクチンで保護したつもりだったけれど、無事だなんて保証は何処にもない。相棒はぼろぼろだったし、弟くんは、自分で…。
最後の一瞬、繋がりが離れるときに。確かに、それぞれの居場所へと戻すことはできたと思うのだけど―――]
……うわ。これ。おもっ…へるぷ!へーるぷ!
[ずっと倒れたまんまだった体は、すっかりメカだったものの残骸に埋もれて。出て行くのには少し、時間がかかってしまいそうだ]
>>+85
コーヤの件もあるし、な。
[と冗談まじりに返すが、結構冗談ごとではなかったりする。2人一緒に居られるならば良い。
しかし、本当に温泉に入っていたら?
……危なかったのかもしれない。ミアと別にならざるを得ない所では、どうしても隙が大きくなる。本当に妖魔を狙っているなら、そうした所も気を付ける必要があるだろう。
敵はラスだけではない、と言うのは。ある意味、大きな情報だっただろう。
だから、本当に。]
平和な時、か。
[それを目指そう、と思った。
>>+85
覗いたら、と言われれば。]
むしろ幻夢の一撃で済むなら、見にいっちゃうぜ?
[と笑いながらフザけてみるが、ミアがイヤがることをする気はなかった。]
─ →IRPO本部 ─
[辿り着いたIRPO本部の受付は情報を得ようとしている者達でごった返していた]
うへぇ、こりゃ聞くまでが骨だぞ。
[急を要するとは言え、割り込んで並ぶわけには行かない。
何せここは警察機関なのだから]
[しばらく受付の行列に並んで、ようやく順番が回って来ると受付に対して声をかける]
ここにルミナスを襲撃したモンスターと接触した奴が居るって聞いたんだけど、どこにいるんだ?
ちょっと聞きたいことがあるんだ。
…あぁ、調査隊の話な、聞いてる。
参加するかは話聞いてから考えるつもり。
あとさ、指名手配されてるウートラについてなんか情報入ってない?
いやちょっとね、一発ぶん殴ってやろうと思ってさ。あはは。
[前者についてはまだ居るか調べてみると言ってもらえたが、後者については一瞬「大丈夫かこいつ」みたいな顔をされた。
迂闊に「狙われている人が居ます」なんてことは言えないためそんな風に言ったのだが、逆に警戒されてしまったかも知れない。
それでも必要以上に疑われなかったのは、術と無縁の種族だと分かったからだろう]
当たり前だろう、人は――いや、ヒューマンだけじゃないが――成長するんだ。
[ゲンに今更なこと>>163で苦笑され、こちらも苦笑するか、それとも怒るところかとわりと真面目に悩む。
いつまで自分が、背中に隠れて泣いている子どもだと思っているんだ、と。そこまで考えて、]
(だから、博士も待つべきだった…、きっと。)
[メカだって、成長するのだ。それは、ほんの僅かJ・Qと接しただけの自分でもわかったことなのに。
……ジャスティスKの「成長」を博士は待てなかった。]
…のだろうな。
[漏れた、疲れた声音。
知っている人が(ほとんど一方的にだが)身を落とすというのは嫌なものだなとそう思って。]
[見に行っちゃう>>+86、と言われると赤くなって]
……そうしたら、どきどきして、術を間違えちゃうかもしれないです。
[なんて返したりしたものの、無事にお風呂を終える。
中は狭くてびっくりしたものの、必要なものはそろっていたので、ちゃんと髪も洗えた]
ケヴィンさんもどうぞ。
[バスローブ姿で部屋へ出た。
長くて豊かなストロベリーブロンドは、タオルで巻いてあげてある。これから到着までに乾かさなければ、ちょっと恥ずかしい]
[勝負が付いた。ジャスティスK>>166が膝をつき倒れたのだった。]
「あのジャッカルに重傷を負わせたあのジャスティスKも…終わったか……。」
[スー>>176が突然復活しJ・Qを調べようとする頃には、ジェイコブは誰にも気づかずに去る準備をするだろう。]
「…ジャスティスK。貴方の正義で勇敢だった。」
>>+87
[やっぱりミアは可愛いな、と思いつつ。
ミアが入っている間はテレビを見ていたが、>>0臨時ニュースでラス・アルゲティの姿を見てぶっと飲み物を吹いたりしていた。]
……あの野郎、何しにネルソンに…。
[ともあれ、場所的には関係ない所だ。
こちらとしては、関わり合いにならないに越したことはない。そうこうしていると、]
ミア……。
[>>+87
そうしてバスローブ姿のミアを見て、少しドキドキする。
普段と違う姿にケヴィンは結構弱いらしい。
目を逸らして頬をかきつつ、]
ああ。んじゃ入ってくるよ。
[と、入れ替わりで入っていった。]
「さてと…そろそろ報告して置こうかな?」
[ジェイコブは後始末を少し確認し部屋を出た。誰にも気づく事無く…]
『ごめんね、私は。悪を抱えて仲間と立てるほど、強くはないの』
[その言葉ははたしてプログラムだったのだろうか]
[彼女は、微笑んだ]
ゲン様。
乗り掛かった船>>5:68ならば、私の代わりにスーを、どうか守って下さい。お願いします。
ヘッジホッグ様。
貴女の言葉>>5:149は何よりも信頼できた。託してもいい>>5:142のであれば、どうかスーを。
…スー、本当に、色々と、ありがとう。
私は必ず戻ります。また貴方に会いに行きます。約束です。だから泣かないで。
[内部に巣食う、優しい光を最後の力で包み込みながら、現実世界にいる仲間に声音を発する。
友達を守ってと。「しばらくの間」だけでいいからと。
言葉を言われた二人はどんな反応を示しただろう。そして友達は。
その言葉は、もしかしたら優しい響きをしていたかもしれない]
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