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― 回想>>28 ―
ふふ、面白い話を教えてあげましょうか。
この剣を作った妖魔は、努力して努力してここまでの剣を作れるようになったの。
この剣を超えるような武具となると、月下美人か。
或いは獅子の異名を持つ方の使っていた剣か……
[そこまで話してから、彼女に教えるのだった。
メイアル達、妖魔のヒューマンとは違う価値観を。]
けれど、努力で手に入れた物を私たちは評価しないわ。
最初から持っている資質。
それによって評価されるのが私たちの基準。
[その意味で言えばツバキは外見も、資質も申し分ないと言えるだろう。
もちろん、口には出さないのだが。]
そうそう、ツバキ。
黒騎士さんだと、たくさん居て分からないでしょう?
メイアルで良いわ。
人によっては“白き明星”と呼ぶ人も居るけれどね。
それでは、私はこれで。
[そう言うと足早に屋敷を去っていき。
シップ発着所へ戻るとクーロンへと向かうように指示を出した。
何か収穫はあったかと聞いてくる下級妖魔達に微笑んで。]
それなりには、ね。
[目を閉じて、ツバキの言っていた資質の事を思い出す。
相伝に近い形で伝えられると聞く時術。
中でも――オーヴァドライヴという術の強さを伝え聞くに是非とも欲しいと思っていた。]
セカイを見て、それから彼女がどう動くのか。
楽しみだわ。
― →クーロン ―
相変わらずね、この街は。
[雑然としている街を見回して笑う。
尤も、妖魔である自分が妖魔のリージョン以外の場所で目立たないのは此処ぐらいだろうが。]
さて、まずは何をどうしましょうかねえ……
[そう言うと人混みに目をやって。
その雰囲気の中で懐かしい感覚に一瞬捉われた。
ここ最近よりももっと前のファシナトゥールで感じたような。]
―クーロン・繁華街―
お?
[アタッシュケースを引きずるように歩く道すがら、街頭に設置されたテレビからウートラに指名手配がかかった旨がニュースで告げられた]
ついにウートラの旦那も焼きが回ったのかな?
[ジョーンズはウートラを慎重な狂人と評していた。
人道から外れるようなことを平然とこなしながらも、しかしその狡猾さと慎重さでこれまでの下手を踏むようなことは無かったのだ]
それとも野望の最終段階とかそんなんにでも入ったのかな?
[それならばまあ納得がいく。
ジョーンズは恋人のアルカナタローを懐から取り出し、]
何にせよ、ナガサメマチへの渡航の宛てが一つなくなったのかな?
[ジョーンズはそれでも一応、ウートラへの通信を試みようとする]
―パーミュ・シップ発着場―
[「ウートラ氏の捜査、または逮捕」を暫定で引き受け、その前準備としてパーミュに来た訳だけ…。]
かなり多いのぅ…。ん?
[包帯の人らしい者とそれを追うロボ>>77が…。んっ?よく見るとそのロボ>>77は最近活躍してるジャスティスの一体と思われる。
ただ、自分の記憶が曖昧だから信憑性薄いが…。とりあえずいつものようにIRPOである事を隠していつものように話しかける。]
すまぬがちょっといいかね?ワシは強さを求める武術家、ジャッカルと申し上げる。
ニュースを見てここに来たんじゃが…。
[もし、自分がIRPOである事について聞かれたら「IRPO?IRはアイ(I)コンタクトレ(R)ンズはともかく、POの意味がわからぬ」とトボケつつ否定するだろう。**]
―クーロン・飯屋―
ミートボール入りのパスタと、それからマルゲリータを持ってきてちょうだいな。
[ジョーンズはクーロンのそれなりに美味しいと言われる飯屋で、ウートラからの返信を待っていた]
(ウートラの旦那が使えないとなると、シップ屋のイバラか、ゲート屋のヒトシにでも頼むか。いっそのこと正規のシップで行くか……だが、制限が掛けられていると無駄足だし、履歴もあまり残したくない……)
[考えつつアタッシュケースの中から古ぼけた本を取り出し、ページを捲る。
その本は年月による劣化と、繰り返し読まれることによるダメージですでにボロボロだった。至る所に補修の後がある]
[ジョーンズは食事をしながら、本のページを捲りながら、飯屋に設置されているテレビの音に耳を傾けながら、考えを巡らせる]
(ウートラの旦那がIRPO如きに捕まるってことはないと思うけど、もし仮に捕まったら案外チャンスかもしれないな。旦那が秘匿している術の情報を丸ごと掻っ攫えるかもしれないぞ、そうすれば……、)
[本を捲る手が、挿絵が描かれたページで止まる。そこには翼のついた巨大な蛇の姿が描かれてた]
(最後の幻夢・ヨルムンガンドを生み出せるかもしれない!)
あっはっはっは!
っとと。
[ついつい口からいつもの笑いが漏れ、慌てて口を押さえる]
……なんていうか今日は色々ある日だな。
[明日にでもナガサメマチまで行ってみようかとシップの運行を調べにきたのだったが、人混みの中にどうみても異質な者が一人混ざっていた。派手な顔立ちに綺麗な白髪。ついでに物騒な剣-モノ-までぶらさげて。その気配は並ではない。]
(堂々としたもんだ。まるで目立ってる自覚がないのかねぇ。)
[無論、人混みに紛れて目立ちに目立ってるわけではない。が、犬が珍しくないからといってそこに狼が混ざれなばそれは明らかに異質の存在だった]
(妖魔っていうのは自分がどう見られているかってことに無頓着なのかもしれないな)
【ウートラ】
―クーロン・飯屋―
[運ばれてきたマルゲリータを、さも当然のように、いつの間にかジョーンズの前に座っていた少年が受け取り、勝手に口に運んだ]
この店は相変わらず不味いな。
[店員の前で平然とそんな事を言う。顔をひきつらせる店員を、手を振って下がらせると、少年は洞穴のように暗い目でジョーンズを見た]
我を呼んだからには、それなりの情報が手に入ったのだろうな?
[ウートラは、ジョーンズを不愉快な男だと思っていた。
殺して幻術が手に入るものならとっくにそうしている。しかし、その確証がなかった。一度は失われた術体系。再び、失われてしまっては元も子もない]
幻獣・迦陵頻伽の召喚方法でも見つかったか?
―クーロン・飯屋―
[ジョーンズは突然現れた少年に対して、別段驚いた風も見せずに言う]
僕と会うときは美女の格好で来てくれと毎回言っているだろう。
僕には少年を愛でるとか、そう言う趣味は無いんだからさ。
ってか不味いなら勝手に食べないで欲しいな。僕が頼んだんだからさ。
[軽口を叩いて返すが、これの半分は虚勢だ。弱味や油断を見せたなら、ウートラは目の前のマルゲリータを摘むように、簡単にジョーンズの命をも摘み取ってしまうだろう。
だが無論、半分は自信である。この化け物すらも出し抜けると言う自信だ]
[ジョーンズは迦陵頻伽と言う言葉に、ヨルムンガンドと言うほうがカッコいいよと、返ししつつ]
旦那が特にご所望なのは空術使いについてだったかい?
残念ながら、僕の知っていることは大体は旦那が知っていることだと思うね。
だけども……ナガサメマチ、このリージョンに何がしか秘匿された術使いが居るって情報は入ってきている。
もしかしたらこれが空術使いかもしれないし、僕が探している幻術関連の者かもしれない。
で、前からナガサメマチに調査に行こうとしていたんだけど……。
[そこでジョーンズは肩をすくめ、テレビのほうを指し示す。そこにはナガサメマチの失踪事件の続報が流れている]
騒ぎが収まってからにしようかと思ったけど、逆にこれは今調べてみるべきかなと。
秘匿系の術使いがモンスター如きにただやられるとも思わないし、何がしか派手な動きをせざるを得ない状態だと思うし。
[それにもしかしたら、この事件を起こした者が幻獣だなんてのも可能性が0ってわけでもないしね、とこれは心の中で付け加えるだけ]
という訳で、リージョンの移動を楽に出来るようなアイテムか何かを提供して欲しい。
お返しはこれで得た情報と、場合によっては術士の身柄だ。
もし術士の身柄を旦那に渡せなたら、プラスアルファの報酬みたいのは欲しいところだけどね。
[ジョーンズは最後まで幻獣については深く触れずに話した]
(さて、どうなるかな?)
―パーミュ・シップ発着場前―
[>>79にて自分に向けてかけられたであろう声に反応して振り返る。ガシャン、と重い機械音をさせて。
この人混みだ、もしかしたら自分ではないかもしれないと思ったが、まっすぐに自分の方へと歩いてくる。
スーは立ち止まった自分に気がついただろうか]
ヒューマン?
[スーは何者に追われていたのだろうか、そういえば自分は聞いていなかったような。
この男はそうなのだろうか、それとも違うのだろうか。
いずれにせよ自分が人間に声をかけられる理由は皆目見当がつかない]
何か御用でしょうか?
[しかしこの人込みの中で無闇な事は出来ない、ひとまず男の質問にそう答えた]
― シップ内/クーロン→パーミュ ―
[クーロンのシップ発着場は非常に混雑していた。報道を聞いた冒険者や考古学者、果ては荒くれ者や裏世界に生きる者たちが溢れているのだろう。長い蛇状の下半身を乗客たちに鬱陶しがられながらシップへと乗り込むと、乗客席の上に所狭しげにとぐろを巻いて腰掛けた。
シップ内では、様々な種族の乗客たちの声が雑音のように、あるいは背景音楽のように止め処なく流れ続けていた。何をするでもなくぼんやりとそれらを聞き流していたが、ふと、近くの席に座った二人の会話が耳に留まる]
……。
[ゆるやかにそちらに視線を向けると、会話の主は一機のメカと、花の香りを漂わせた不死族だった。不死族はメカのことを「相棒」と呼んでいた。中島製作所の技師が、自ら作ったメカをそう呼んでいたように。旅立ってからそれほど多くの時間が経過したはずもないのに、その響きはどこか懐かしかった]
【ウートラ】
─ クーロン・飯屋 ─
我も男をわざわざ喜ばせる趣味はない。
金を持っているなら別だが。
[ウートラは少年の姿でありながら、しかし少年らしくない実に偉そうな仕草で、机に頬杖をついた]
ナガサメマチか。
[そのリージョン名を口にする時も、ウートラは表情ひとつ変えなかった]
そこに秘匿された術使いの話はすでに知っている。
残念ながら、それは空術使いとは関係がない。
[実は全くマークしていなかった新情報だったが、おくびにも出さなかった。
……ただ、それが空術関係者ではないことだけは確信が持てた。
空術については、それこそ死にかけの術使いから、胡散臭いゴシップ雑誌まで調べつくしているのだ。クーロンから乗り継ぎが必要なリージョンだとはいえ、それでも定期運行があるようなリージョンの情報を、見逃すはずはない]
【ウートラ】
……しかし、幻術や、他の術関係の者ではないとは言い切れんな。
ただ、そうだったとして、お前ごときで太刀打ちできるのか?
[目を細め、つまらなそうにウートラは言った]
同じ死にに行くなら、我が先に殺してやるが?
[ふいに、静寂が周囲を包んだ。
店内でありながら、厨房の音も人々の息遣いも聞こえなくなる。
まるで周囲から切り離されたように]
なつ、かしい。
[懐かしい? 無意識に口を吐いて出た単語に心中で自問する。この懐古心は何に対して芽生えたものだろうか。中島製作所でのことをただ思い出しただけではない、何か不明瞭なものを感じる。自身の出生についてか、それともこれから向かうパーミュについてか――。
程なくしてシップがパーミュへと到着したことを告げるアナウンスが船内に響き、乗客たちは我先にと乗降口へ駆け出した。その流れの中に、先ほどの二人の姿も入っているかもしれない]
……!
[半ば衝動的に、二人の背中を追い掛けた。人波が洪水のように流れ出す。見失ったかと思った矢先、視線の向こうで、先ほどのメカが屈強な体躯のヒューマンに呼び止められているのが見えた。様子を窺いながら、そちらへと歩み寄り]
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