1133 私立霧晴高等学校4th〜失われる物語〜
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遅延メモが残されています。
海外組 ニコル は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
帰宅部 ハシバ は 6にんからうしろゆびさされたみたい。
帰宅部 ハシバ は ぎわくをかけられて、なきながらどこかにいっちゃったみたい。
あれれ、いやがらせがなかったみたい。
美術部 クラット はやじうまするのにあきたみたい。
のこってるのは、2年生 ティナ、軽音楽部（兼写真部） ミナオ、二年生 ヴィノール、海外組 ニコル、双子 シニード＆アンナ、吹奏楽部 ルファの6にんだよ。
（村建て人）
― フランス ―
=========物語C=========
姫は日毎に「あれを作ったものがみたい」と願います。
側近たちも呆れるほど姫は繰り返すので、
一人の魔法使いを呼ぶことにしました。
魔法使いは、妖精を人間の姿に変えることができるのです。
「正体がバレてしまえば、お前は消えてしまうからね」
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（村建て人）
1.エッフェル塔を登ってみちゃう？ 1pt
2.ルーブル美術館で"あずかりもの"の作者の絵を発見？！ 2pt
3.本場のフランス料理に舌鼓…1pt
4.モン・サン・ミッシェルで地球と人智の神秘 0pt
5.ベルサイユ宮殿でなりきり貴族ドレスで記念撮影！1pt
6.シャンゼリゼ通りをいってみる、意外と普通の…大通り？ 0pt
※コンダクターは ジャック さん
【墓】 生徒会長 ヒューゴ
---------物語3---------
それからというもの、
私は彼女を驚嘆させるような作品をと奮闘しはじめた。
やがて彼女の姿をまた、村のそばの森やら、川やらで見かけるようになり、
そういうとき私が立ち尽くしていると、彼女は決まって
「少しはいいものを作れたの？」と微笑みかけるのだった。
私はいくつかの作品を作っては彼女に見せ、良い反応が得られないと
こんなものでは駄目だとなんども破棄した。
自分の作品を破棄するのは胸が切り裂かれる思いだったが、
いずれ反応が得られないことに対して怒りにも似た悲しみを覚えるようになった。
技術も学び直し、表現の域を広げようと様々なものを見るようにもした。
それなのに、いつも彼女は首をふるだけだった。
【墓】 生徒会長 ヒューゴ
ある日彼女は川辺で写生の練習をしている私に小声で告げた。
「街にいるのと同じになってきたわね」
酷く残念そうな声だった。
振り返るとそこには彼女の姿はなく、一枚の透明な羽が落ちているだけだった。
不思議だったがその日はなんとなく練習をやめ、家に帰ってその羽を眺めていた。
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【墓】 生徒会長 ヒューゴ
………、…
[そういえば昨日ランダムふりそこねていた気がする。昨日の：4(6)。
メリルとイズミと連れだち、目に飛び込んでくるのは過去の6(6)だ。]
【墓】 ２年生 イズミ
……あー、…こうなってますか…
[非現実空間慣れが著しいな、と自分を嗤った。
シャンゼリゼ通りを三人で歩きながら、また宿に変わるものを探す。
他に誰かがきているのはまだ知らぬまま、4(6)を視界に認めた、かもしれない]
メリルさん、大丈夫ですか？
[メリルの様子を気にして、首を傾げて彼女を見たのだった*]
海外組 ニコル
― 移動中のこと ―
[預かり物のヴェネチアグラスを眺めながら、消えてしまった二人のことを考える]
……男だからかまやしないんだけど
…ルファ、大丈夫かな。
[と、口では言うもののそれなりに心配はしている。ベネチアグラスの細工の中に、ほんの僅か。彼らの眼の色を認めたような気がして
…首を傾げながら列車の中でシートに沈む]
むー……
[煮詰まったのでキリクを座席の後ろからぽむぽむして気を紛らわせた*]
【墓】 帰宅部 ハシバ
―回想 in ヴェネチア―
うわ、なんあれ。
先輩！すごいのあります、よ………あれ？
[うっかり脇道に迷いこんだらしい。
隣にいた先輩の姿が見えなくて、頭をかく]
あっちゃ、やってもた…。
先輩、どこですかー？
[探しているうちにさらに路地に迷いこんでいく]
【墓】 帰宅部 ハシバ
[うろうろしていると先輩からメールが]
そういや、写真送ってんかったな。
ついでやし一緒に送ってまお。
[スマホを取り出した弾みで、ダイスとコインが地面に落ちる]
なんやねんな。
とりあえず先にメールを………。
[片手で雑貨を拾いあげ、スマホに視線を落とす。
添付の設定を終え、居場所の目印を探そうと顔をあげると]
はぁ？！
なんやこれ！！
[謎の光に包まれていた。
慌てて周りを見やった時、ちらりと青い何かが見えたような気がした]
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