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[宴の後である。うとうとを終えて現実に帰還しなければならぬ時がやって来て。
世話になった例か、白帽子の例か、単に手が足りなそうだから来たんだか分からぬが。
本屋のあなたの元にスズカケは現れていたのであった。もらった白帽子は荷物の中だろう。汚れるし。]
――えっと、どっからどうやったらええんかな。
こういうんはあんまりしたことがないんよ。
[高いとこやった方がええの?と背の高い彼女はあなたを見下ろした。]
>>420者
[手が足りないのはいつもの事で、有難く手伝ってもらうことにしたのだ。奥から丸太をコロコロにして引きずってきた木箱を書架の前に並べて、ふうと息をつく。]
並べる順には大まかになってますから、歯抜けを埋めてもらえますか?[簡単にやり方を説明して、]
フェイさんは下の段やってますから、ずれ込んできたら教えて下さい。
[説明を終えれば、君の真下の段をせっせと埋め始める。]
>>421本
[珍し気に眺めてる間に、あなたが奥からコロコロゴロゴロと木箱を引きずってきていた。
気付いた時には並んでて、ごめんね、って眉を下げた。]
えーと、こっから順に歯抜けを埋めたらええんやね。
[ずれこんできたら、に頷いて。上の方の段を埋め始めたんだ。]
いつも、これ一人でやってるん?
>>422者
[眉を下げた君に、とんでもない、とばかりに首を振っていた。お願いします、と頷いてから、すぐ隣にしゃがみこんで、一冊一冊、本の埃を布で払いながら挿して行く。]
えぇ、フェイさんが一人でやってますよぅ。一人で切り盛りしてますからー。
レンくんが居たらお願いするくらいですねぇ。おじいちゃんたちには、ちょっとお願いできないですし。[腰が心配で、なんて小さく笑い声を立てた。]
>>423本
[お願いします、に頷き返してから。あなたの仕草を真似してほんの埃を払いながら、しゃがんでは立ちあがって、本を棚へと挿して行ってた。]
すごいんやねぇ。一人やと大変そうや。それにここは本読める人が多いんやね。
……ぎくって腰いわしたら、本どころやないもんね。[その様子を想像したのか苦笑だった。]
>>424者
父さんがしてたの、小さい頃から見てましたし。[ただの田舎じゃないんですよぅ、なんて笑ってから、また一冊本を挿す。]
実は一度、そういう方がいて。大変でしたよぅ、あの時は……。それ以来、レンくんか、フェイさんが自分でやるようにしてるんですよぅ。
だから、スズカケさんのお話には飛びついちゃって。お礼にお夕飯、召し上がって行って下さいな。
>>425本
幾つんときからしてるん?[勉強しとるんやね。なんて笑い返してから、また本を手に立ちあがった。]
張りきってお手伝いしてくれはったんじゃろううけど、お年寄りが寝込むとたいへんじゃもんね。
ええんよ、1回位は世話なった礼もしとかなあかんしの。料理も得意なんじゃっけ?
>>426者
生まれてすぐ……?[時計のようなレジスタを指差したのは、そこの隣に座ってた、という事だ。]
[まったくです、と言いたげに深く頷いて、下段の本を挿し上げて腰を上げる。言ったとおり、すぐだ。]
マスターに教えて頂いたのは、自信ありますけどねぇ。今朝、余った、って卵頂いたんで、それでオムレツにでもしようかなって。いかがです?
>>427本
[本を棚に挿す手を止めて、指差されたそこを見た。]へぇ、それはもうベテランさんじゃね。
[しゃがんで立っての動作があったのと慣れてない分、あなたよりも作業の速度は遅れてたんだ。速いねぇと感心した声。]
マスター直伝やったら美味しいやろうねぇ。オムレツ、好きやよ。ごちそうになるんじゃったら、もっと頑張らなあかんね。[続きの本を挿し始めてたんだ。]
おはようございます〜。
あら、全部夢だったのかしら…。ずいぶんと家に帰っていない気がしたのだけど…お花さん枯れてしまっていないかしら…。
人を疑うのって苦手ですの。
…でも、人を信じるのも大変ですのね…。
[手には一輪の赤い花]
これは、スズカケさんに贈ろうかしら?
フェイちゃんに贈った方がいいかしら?
[赤と黒と白が入り混じる、血だまりの中。自分の手や口から、血が滴り、落ちる。
壊し尽くした。喰らい尽くした。掻き回し尽くした。むせ返る血の匂い。それが彼にとって、心地よかった。
喰らう時、いくら謝罪を重ねても、涙など、一切出なくて。最期、自分が吊られることになった、その時は、嬉しかったのだ。
―もう、こんな思いをせずに済むから。
目を、開ける。そこに広がるのは、明るくも楽しい宴の風景。食らった人も、吊られた人も、皆生きている光景。
「…ごめんなさい」
たくさん、たくさん、謝らなければならないと思った。
たとえそれが夢であっても、現実であっても。
「ごめんなさい、ごめ、なさ…っ」
ぽたぽたと、あの時流せなかった涙が伝い、落ちる。
――そこにいたのは、残酷な狼などではない。
肩を震わせ、ただただ泣く、ただの臆病な、孤独な…孤独だった少年。]
>>428者
ふふー、生まれた時からの看板娘ですよぅ。[示した指をくると回して、得意そうな笑みで君を見上げた。数少ない本の整理を終えて立ち上がって、長いスカートの裾を整えた。少しですもの、そう言いながら、君に上に挿してほしい本を渡そうと数冊腕に抱えた。]
隠し味も教えて頂きましたから、よそじゃ、なかなか召し上がれない味ですよぅ。ふふ、楽しみにしてて下さいね。作ってる間、お茶、召し上がってて下さいな。
[店先に設えられたベンチに視線をやる。老人の溜まり場だ。今は休憩中の老女が二人、談笑している。]
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