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[木製の質素な椅子に、どっかと腰掛ける。
小説書きが事情を説明するならば、相槌でも打つつもりで。
ふたりが語らうならば、聞いていようと判断した。]
おそろい。
うれしいことのはず、なのに。
[ちっとも嬉しくない。
触れたところから広がる暖かさだけが、
嬉しくないという“痛み”に耐えるためのすべて、だった]
[その背にあるのは、灰色の翼ではなく、蒼穹の翅。
けれど、姿は勿論のこと。
耳触りの良い、かわいい、やさしい声も。
腕の中のぬくもりも。
どれもが懐かしい。]
マイダ……
[謝罪の言葉を零し続けるエステルの額に、ゆっくりと、唇を近付けようとして]
──────!!
[ どくり ]
[秘密の方法、目をつぶる?
予測できずに、疑問符を浮かべる。]
お、うぐ。
[座らせられる腰と背中の曲がりに呻く。
少し休めば平気だろうと、言われるままに横になるつもりは無いが、今のままではのろのろ速度の抵抗しか出来ず**]
[ どくり
心臓が、大きな音を立てる。
灰色の羽根が、バラバラと抜け落ちて。
そのあとから、次々と赤黒い羽根が伸びてくる。]
ぁ……
[恐る恐る、背中へと視線を回せば、そこにあるのは痩せた灰色の羽ではなく
存分に風をはらむことが出来るであろう───血色の翼。]
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