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ああ、ソラの子
叶うならひとつ訊かせておくれ。
このセカイの子じゃない子たちが
このセカイに居続けてしまうのは
やっぱり重荷になるのかい?
[この場で別つのか、共に行くのかはわからぬが……
そう、グレイヘンに問いかけた。
脳裏に儚く消えるローザの姿を巡らせて]**
─ 少女の幻燈 ─
夢の世界はね、全部が繋がってるんだって。
昔の偉い学者様が言っていたの。
……って、本に書いてあっただけだけど。
[夢の木陰で寝そべって、この子の髪を撫でながら小さく舌を出す]
ちょっと怖いけど、ステキよね。
だって、みんなの夢と私の夢が繋がってるっていうんだもの。
ダハールの夢にも行けるのかな?
[夢はいつも一方通行
この子が私の夢に来て
私はこの子を出迎える
この子が私の夢から出て
私はこの子を見送るの
嬉しいけれど、ちょっとずるいなって……
この子は私の夢を知っていて
私はこの子の夢を知らないのだから]
遠く離れていても
大好きな人と夢で会えるなら
怖い夜も怖くないよね
暗い夜も暗くないよね
[私の夢にはこの子しかやってこないけれど
この子の夢にはもっとにぎやかなのかしら?
もっとたくさんの、この子の大好きな人たちが
やってくるのかしら?
── 柔らかい頬を指でつま弾く]**
無理に声を出さなくていいのよ。
ずいぶん長く声帯も使っていなかったのだし。
[手早く点滴の準備をし終える。
何年夢の中にいたのか、白く細い手に点滴をいれるのも慣れたもので
苦戦することはなかった]
ここがどこだか、わかる?
[ゆるり、首をかしげながらといかけた]
…、
[長く、という言葉に触発されるように
今の日付が分かりそうなものをおぼろげな視界で探す。
けれど、はっきりいくつから眠っていたのか
少女の記憶にはないこと。
自分が、十年近く眠っていたことも知りはしない。
場所を聞かれると、少し頷いた。家ではない。
点滴がやがて視界の端にぶら下がった。
だから辛うじて、ここが病院だとわかった]
………ん、
そりゃあ、道化師さん、驚きますよねえ。
[少女が探していた相手が、こうもあっさり目の前に現れたのだから。
いや、それだけではない、か。
こうしてつかまえられてるのもあるだろうし、
そもそも自分と、花水木の少女、
ふたりの間の「やりとり」を知らないがゆえの疑問もあるかもしれないし。
だが、今の少女にあれこれ説明する余裕はなく。
泣き顔の道化師のほうを振り返ると、
ちょうど指が仮面の、頬にあたる箇所を引っかいているところだった。>>27]
…………。
[交わらない視線は、眉を寄せた様子も泣きはらした目もとらえない。>>23
口を開くまでの時間を稼ぐように、ぱちぱちと瞬きを繰り返して、結局、無言のまま]
ひどい、ですよう。
だいじょうぶなのか訊かないでいきなりそんなこと言って……。
[心の底から酷いと思っていないことを示すように、
片方の頬が膨らんで、しぼむ。
視線を合わせてきた花水木の少女に応えてちらり、と持ち上げた顔には安堵が滲んでいた。
端から見れば心配する方とされる方が逆だと思われても不思議でないふたり。
少女は顔を洗ったばかりだから、なおさら]
……わたし、ミズキちゃんをさがしてたんですよう。
お星様のところまで飛んでいく前に、色々、言わないといけない気がして……。
[岬守の手を取った時、彼女は消えそうな声で呟いた。
少しだけ、手にこめる力を強くする]
――ごめんね、でも。
ユメにもはじまりが……ある、かぎり。
おわりも、あるの……。
[子供もいつかは大人になる。
それは自分だって同じだった。
それに、彼女は。
自分がもう大人になってしまった事をきっと、知らない]
[道化師の腕の中、小鳥の鼓動はとくとくと早い。
それが少しずつ落ち着いてくると
ベリー色が微睡から目覚めるように顔を出す。
預けていた体重を引いて。
少し気恥ずかしげに目をこすった。
何処へ行くのか、そう問いを投げられれば]
ぐれいへんは。
[未だ気がかりな花守を脳裏に浮かべる。
収穫を届けに行くというのに]
ハルのようす、みにいく。
それから、カスミとミズキも。
[次に会う時はきっと、2人は心を決めているだろうと。
そう思うと何故だか少し会いにいく気持ちが鈍った]
いまはね………
[長く、にわずか反応したのをみて、年号と日付を伝える。
ついでのように、カルテ上の彼女の年も伝えて]
ここはね、あなたが眠っている間、ご両親が預けられた所よ。
それから、あなたが夢をみたいほどやりたいことを、やれるようにするところ、なの。
[花畑へ向かうのは多分、道化師と一緒。
とてとてと歩調を合わせて。
途中、翳る空を見やれば欠けていく太陽]
――ねえ、リヴリアは。
もしこのせかいがこのまま、いろをなくして。
みんなも、かえってしまったら。
それでも。
ここにのこりたい……?
[花畑の外れまで来てふとしゃがみ込む。
拾い上げた花は一輪だけ、枯れていた]
そうか――……
[合わせていた視線を外した。
思案げにうつむき、眼差しの先を彷徨わせる]
きみは、星のところに、行くんだ。
[そう一言、無感動に呟いた*]
もういいのかい?
[高鳴っていた鼓動が落ち着いてくると、その円らなベリーの眸が開かれた。
目をこする様に仮面の下から我が目を細め、一なでして身を起こすのを手伝ったか?]
そうかい? では一緒に行くかい?
先に行っているかい?
二人も見に行かないとね。
送ってあげようじゃないか。
[そう紡ぎつつ立ち上がる]
[少しの沈黙の後に語られる事実>>44
期せずして零れた溜息は不安の色にも安堵の色にも映ったか]
そうか……
ローザはちゃんと目覚めてくれているのならいいのだけれど。
グレイヘン、キミも本当に疲れたのならキミの巣に帰るんだよ?
キミの友達を連れて、できるだけ早く。
[あの子が聞いたら、また傲慢と言われるか?
このセカイとあの世界を行き来する……
それには理由があるのだろう。
己を危険にさらしいたずらに行き来する必要などどこにもないのだから。
そこに悪意があったのならば、私の対応もまた変わっていたはずだ。
けれど、ローザにそんな様子はなかったし、グレイヘンは
傷つき疲れながら空を駆け、運び渡り続けていた。
── 強制はできない。私には]
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