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んー?
[こてり、3者の会話に首を傾げる。
話題となっていたシンのカルテに手を伸ばす]
ああ…そうね。
眠ってしまってからしばらくも、ずっと手元においていたし。
適応…、ね。
……ご両親が、お話し合いに応じてくれればいいのだけれど。
どうかしら。
[連絡先が書かれた行を指でなぞり、むーん、と悩みこんだ]
[当たり前のように花を咲かせる桜の木。
少女の中に、"たった今存在するようになった"という認識はない。
既に少女の中で、存在して当たり前のものとなっている。
だから、驚くダハールに、にこにこと笑ったまま首を傾げた]
シンちゃん?
ふうん。
[少女はシンという女の子に、会ったことがない。
己の領域を離れない者同士、今までそんな機会はなかった。
海辺に住んでいる、ということだけは聞き知っている。
だから少女は無関心をつらぬく。
海は、嫌いだ]
やあおひさまの子。
[振り返れば見知った少女の姿。こちらのセカイの歳は近いはずなのに、まったく異なる小麦色の肌。
快活な髪
手に持ったバケツを覗き込めば、川魚の群れ群れが淡水にキラリと輝いた]
今日はお魚かい? ふふ、海のお魚は良く目にするけれど、川のお魚はちょっと珍しいねぇ。焼いて食べるのかな?
ローザ、すぐにかくれんぼはいけないなぁ。
かくれんぼはちゃんと挨拶してからだよ。
[自らの後ろに隠れるローザの背をとんっと押して、ミズキの前へ進めようとする]
[暖かなそよ風が吹くたびに、桜の木は花びらを舞わせる。
けれど、決して散りきってしまうことはない。
永遠に満開の花を咲かせながら、ひらひらと花びらを舞わせ続ける。
それは、とても美しくて。
とても幻想的で。
とても不気味な光景かも、しれない]
[呼吸が傍目にも普通に見えるくらいになってから。
もそもそと両手をついて起き上がる]
――そら、が。
[落ちてきそうだ。
なんて脈絡の無い事を思う。
そして恐らく事実でもないのだと思う。
ただ、1人の少女を送り出した時。
翼に感じた、重さ]
――……。
[翼を引き摺り、歩き出す。
誰かに会わなければ、そんな気持ちで]
[…黙って、一度ダハールの頭を小突き]
そうね…
探ってもらえる?
あまり、ご両親が話したがらないの。
何度かお会いしたのだけれど…原因については口を噤むの。
[一段と薄い彼女のカルテ。
ふ、と溜息を付くと、グレートヒェンのほうに向かって頷いた]
[消して散りきらず、ただ、ただ
あたり一面を薄紅に染め上げる木の根元。
幹によっかかる。永久機関、
そんなものはありはしないのに。
今、思いついたばかりなことを忘れてしまったように
新たな植物を新鮮味をもって
触れる様子もないハル。]
嗚呼……そっか。
[シンの話題はすぐに途切れた。
興味がない、と言う風に。
あの子も、この子もここから、離れられない。]
[けれど、ハルの様子に何か思うことは
きっと、己にはおこがましい。
自分も、この世界に介入と言う形で帰らないのだから。]
――ハルはお花見、楽しいかい?
入院してる間で出来る範囲…ね…
何があるかしら。
[リヴリアのことはダハールにほぼ任せている状態。
シンについて、夢のなかの情報を読みながら、
やりたそうで、可能なことはなんだろうと、考え始めた*]
[花畑を出て、しばし後。
さほど歩いてはいないのに、頭上にはもう星空が広がっていた。
ちかり、ちかり。
瞬く星が、いっせいに尾を引いて動き始める。
視界に映る星が全部流れ星になったのか――いや、それにしては遅い、ような]
…………。
[この現象を説明できる言葉を少女は持っている。
持っているけれどここは夢の中。言葉は隠れて頭に浮かばない。
花水木の少女といると、月という言葉までも隠れてしまうように。
道化師たちが仮面に顔を隠すように。
あるいは花畑の少女が、周囲から夜を遠ざけてしまうように。
隠して遠ざけてしまいたいものが、少女にもある]
……にせものの星空、みたい。
[呟き、そして――思い出す。
その「にせものの星空」は、一夜の星の動きを説明するためのものだから、]
夜が――明けちゃう。
[時間の流れが早いのだ。
そのことに気付いても、しかし少女にはどうしようもなく]
[足は水辺へと向いていた。
分かれ道で、立ち止まる]
――……。
[片方は水の流れのままに海へ通じる。
そして、もう片方は常夜の領域]
あはは、キミに不覚を取ってしまったからねぇ。
その伸びているだろうピノキオさんの鼻を折ってあげないと、狩りに邪魔だろう?
そう思って秘密の特訓をしていたのさ。
[『たくましくなっただろう?』とボロをひらひらさせて素足を見せるが、勿論なんの変わりもない、青白い脚。
どこまでもちがう彼女と仮面の脚。
この脚が山野を奏ね駆け抜ける]
[何か納得したような言葉を漏らすダハールに、少女は特に興味を示さない。
にこにこと笑顔を向けるだけ。
ずっと綺麗な桜を咲かせてくれる木の根元に座って、少女はご機嫌で花吹雪を見上げる]
うん。いいお天気で、本当にお花見日和だねえ。
お花もとってもきれいだし。
あっ、そうだ!
ハル、リヴリアちゃんに花冠作ってあげるんだった!
[ぽんと手を打つと、桜の木にもたれて、少女はレンゲを編み始める。
舞い散る桜の花びらもいくつか混じったかもしれない]
ダハールちゃんも、花冠、ほしいー?
[彼女の胸の内はわからない。
わからないからだろう、仮面はその一歩をすっと進めて、彼女の鼻を微かに触る。]
んー思ったほど長くなっていないね。
? ふふ……かわいい子だろう? ローザというんだよ。
今は親睦を深めて清く正しい文通から始めようと交渉ちゅうさ、
苛めるだなんて人聞きの悪いことを言うねぇ。
愛でてるんじゃないか。
んー? さては妬いてくれてるのかい?
眩しいキミに妬いて貰えるなんて嬉しいねぇ。
かわいいねぁ。よしよしキミも愛でてあげよう。
[嗤いながら撫でようと髪に手を伸ばすだろう。
その思いを戯れ言の中に隠す仮面。
彼女の胸の内がわかっていたら、もっとおちょくっていたかもしれない。
微かな異変に気付かぬふりをして
変わらぬ様を見せつける。]
…っ!
[出し抜けに名前を呼ばれて、そちらを向く。
眠そうな瞳に、暖かそうな白い翼]
渡り鳥、さん……。
[少女の頭上、想定は外れ、夜は、明けない。
星たちはいつの間にか最初の位置に戻って、夜空に軌跡を描く。
にせものの星空を映す機械が壊れて、
投影を延々と繰り返しているかのよう]
――こんばんは。
[挨拶の言葉は自然、夜のものになった]
おほしさま、たびをしてるの?
[見慣れぬ光景を見上げて、問うた。
これは星売りの世界、だから。
きっと星売りが知っていると。
そう、思ったらしい]
カスミは。
おほしさま、さがし?
[こてんと首を傾げ、星売りの傍へと歩いていく]
……花ってすごいよなぁ……
そこに、咲いているだけで いいんだから……
[楽しんでいると頷くハルに
改めて桜と花畑を見やる。]
へぇ……リヴリアに、か……
折角ハルが作ってくれるんだから、
似合う服を着ればいいのにな
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