人狼物語(瓜科国)


1062 【完全RP村】少女の夢村


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道化師 リヴリア

 ……

[『ひどいよ』喉元にでかかった言葉を飲み込む。
真白な世界だった目の前が真っ黒に染まっていく。
生まれ変われと、許す世界があるのだとそう言ってくれた彼女
自分を見ろと 拒まぬと言ってくれた彼女
私に生きる光を見せてくれた彼女は
もう飛び立って行ったのだろうか? 彼女の空へ
微かな残り火だけを残して

これが現実か? これが今際の私を寸での所で留まらせ
現実の世界に導いた彼女が見せたかった現実なのか?

への字に曲がる口をぐっと堪える。
泣き出しそうになるのを必死に耐える]

( 71 ) 2013/02/14(木) 01:46:06

道化師 リヴリア

 グレイヘン……ただいま。
 わたし かえってきたよ

[絶望と悲しみの言の葉のかわりに私は微笑んだ。
絶望? そうじゃない。だって彼女は言ったのだ。
安らかに生きて死ねる場所はあると。
その全てを投げ打って、私を運んで
そして……飛んで]

 ぐれいへんに あいにきたんだよ
 やくそくだったもの
 おぼえているもの

 わすれないから……ぜったい

( 72 ) 2013/02/14(木) 01:46:28

道化師 リヴリア

[見えぬ目のかわりに、手を使って彼女を見ようとする。
頬を撫で、唇に触れる。遠慮がちに彼女を見ていこうとする。
少し…大人びて見えただろうか
痩けた頬だとわかるだろうか?
彼女が彼女自身を消そうとした痕はわかるだろうか?
ただ目で見ていたら痛々しい姿だったのだろうか?

私の手は、それを否定する。
それは彼女の生きた証。苦しみもがきそれでも飛ぼうとした彼女の生き様
それはとてもとても目映くて暖かかった]

 ありがとうね ぐれいへん
 わたしをつれてきてくれて

 ありがとう
 わたし さがすから
 ちゃんとさがすから

 あなたを
 あなたがみせようとした せかいを

( 73 ) 2013/02/14(木) 01:46:52

道化師 リヴリア

 ごめんね
 またせてごめんね

[物見えぬ瞳からぽろりぽろりと雫が流れ
頬を伝い流れた雫は、彼女の頬を穢してしまうだろう。

嗚呼なんでだろう。
彼女はこんなにも輝いて羽ばたいていこうというのに
なんで私の目はその晴れ姿を映してくれないんだろう]

 ぁあ ぅうう

[触れて見ることはできても
見つめて見送ってあげることができない。
それがこんなにもこんなにも悔しくて
申し訳なくて悲しいなんて]

( 74 ) 2013/02/14(木) 01:47:06

道化師 リヴリア

 あ、あぁああああああああ

[堰を切って溢れる涙
堪えきれない声
私は大声で彼女に縋って泣いた。
声枯れんばかりに──慟哭]*

( 75 ) 2013/02/14(木) 01:47:20

星売り カスミ

     [少女だ。
     自分より歳下に見える少女が、幸せな眠り、
     とは程遠い表情を浮かべている。

     泣いたから苦しいのか、苦しいから泣いてるのか]


…… …だめ、 ……しんじゃ、

[青ざめた唇が言葉を紡ぐ]

しなない、で。

[――それからどんな火事場の馬鹿力を出したのか。
気がつけば自分のベッドまで素早く戻って、ナースコールに飛びついてボタンを押していた**]

( 76 ) 2013/02/14(木) 01:48:39

星売り カスミ道化師 リヴリア常磐緑の金平糖を差し出した。

( A33 ) 2013/02/14(木) 01:53:28 飴

医師 シャルロッテ

[身を乗り出しすぎて、落ちてしまわないように。
 抱えている彼女の動きに合わせて、自分もすこしずつ動いていく。

 ぐれいへんと呼びかける声。
 その返事は当然のようにない。
 腕の中の表情が変わるのを見る。

 ――しかし、これが現実。
 いつかは受け入れないといけないもの。
 夢の世界が歪んだのであれば、もう夢に逃げることもできない。

 認めなければならない、事実]

( 77 ) 2013/02/14(木) 14:53:30

医師 シャルロッテ

[グレートヒェンに触れる手を、止めたりはしない。
 そうして事実を飲み込む事で、前に進めるのなら。
 ただ、痛むであろう彼女の身体をなるべく痛くならないようにと、体勢を変えるのみ]


……リヴリア。

[そんなに泣いたら体力が持たないよ、と。
 ……いおうとした、その時。]

( 78 ) 2013/02/14(木) 14:53:40

医師 シャルロッテ

……、何事、

[ポケットの中で鳴り響くナースコール。
 常に持ち歩いているそれから、ランプが光る名前を読み取って]

カスミ…?
な、なに、がっ…?

[押せる力があるのかすら、疑問だったのだ。
 それなのに、なにが、]

( 79 ) 2013/02/14(木) 14:53:49

医師 シャルロッテ

リヴリア。

……ごめんね、すこし、離れるわ。
お願いだから、ベッドからおちたりは、しないで。
ひどく動いたら、だめよ。

[本当は離れたくはない。
 離れてはいけないのだろうけれど。

 グレートヒェンの亡骸のそばに、リヴリアをそうっと下ろす。
 一般のベッドよりもそもそも広めなベッド、しかも細い少女二人。

 ――大丈夫だと、思いたかった]

( 80 ) 2013/02/14(木) 14:53:59

医師 シャルロッテ

[離れたいと思ったのはもうひとつ。

 ありがとう
 ごめんね
 
 プライドが高いという彼女が。
 その言葉を告げるなんて。

 ……最後に何か、二人だけで言いたいことが、未だあるのだろうか、
 すこしだけでも、自分がいない時間があったほうがいいのか、

 ほんの少し、考えたから。

 それでも部屋を出る寸前まで振り返りながら、少女たちへの部屋へと走る]

( 81 ) 2013/02/14(木) 14:54:11

医師 シャルロッテ

― カスミ・ミズキのそば ―

カスミ?
どうした、の、?

[息を切らして、カスミのベッドのカーテンを開ける。
 床に崩れて、ぎりぎりナースコールを押したらしいカスミ、そして開いているカーテン]

…そこ、は。

[ミズキのベッド。
 そう言う前に、カスミを抱きかかえて、ベッドへと戻す
 リヴリアのように骨折まではしていなさそうだ、と軽く触って思う]

で、えっと、どうしたのかしら。
……おとなりの子が、気になったの?

( 82 ) 2013/02/14(木) 14:54:21

医師 シャルロッテ

[そうカスミに問いかけながらも、美月の顔を覗く。
 頬を流れる涙に気づけば、それを拭い]

大丈夫?
つらい?

[ほとんど動かせるはずもない身体、どちらに頷くのだろうと、注意深く観察した.


そして、少し。
 この騒ぎの中、未だ目を覚まさない少女―遥―の方を見た]

( 83 ) 2013/02/14(木) 14:54:57

星売り カスミ

ん、 ……しにそう、だっ、たから。

[気になったのか。
医者の彼女>>82の問いに頷こうと動かした首がことん、と隣のベッドの方を向く。

ベッドに患者の名前が書かれたプレートくらいはあるだろうが、
ここからでは見えないし、近付いた時も視界に入っていない。

青ざめた顔と、髪の花飾りだけが、鮮烈に記憶に残っていた]

( 84 ) 2013/02/14(木) 21:55:49

星売り カスミ

………手を、とって、あげて。

[隣の少女にかかりきりになる医者の彼女の背に、ぽつりと声をかける。

こんな時になぜか夢の終わりの光景を思い出していた。
震えを、とめてくれた、ふたつの手。

本当は少女自身が手を取ってあげたいけれど、
情けないくらいに震えているから。
震えを、伝えてしまう気しか、しなかった]

( 85 ) 2013/02/14(木) 21:56:30

道化師 ダハール、在籍しつつ、続き

( A36 ) 2013/02/14(木) 22:14:17

道化師 リヴリア

[どれくらい泣きはらしていただろう。
今までまともに使っていなかった喉はとっくに枯れ果て、ただぜぇぜぇとかすれると息づかいと、しゃくり上げるように漏れる嗚咽が零れていた。
気がつけば、いつの間にかグレイヘンのベッドにぽつんと座っていた。
支えてくれていた腕の感触はなく、辺りからは自らの呼吸と遠い空調音だけが聞こえていた。
しゅるという名だったか? 私をここまで連れてきてくれた者の気配も消えてていた。

遠巻きに私たちを眺めている者はいたのかもしれないが、それに気付く術はない。
長く座ることすらままならない。
見えない目で彼女を覗き込もうとしても、四肢を持ってすらこのやつれた身体を支えることはできなかった。
結局、彼女の横で寝そべる形で横たわることとなっただろう]

( 86 ) 2013/02/14(木) 22:35:13

道化師 リヴリア

 ぐれいへん あのね

[冷たい身体に腕を伸ばして精一杯抱きしめる。
あたたかくなれば、目を覚ましてあの微睡みのような緩やかな声で『おはよう』と言ってくれるかも知れない。
そんな淡い期待もあったのかもしれない。
彼女が私にそうしてくれたように、その細い身体を、私のやはり細い身体で包み込むように抱いて、そっと髪を撫で続けた。

── 暖かい場所で眠って貰えるように…と]

( 87 ) 2013/02/14(木) 22:35:23

太陽の子 ミズキ

[嗚咽は、いつまでも止まなかった。
 苦しくても、苦しくても。
 それが自らの命のかすかなともしびを
 削っていく行為だと知っていても。

 カーテン越しにかけられた心配の言葉は
 美月の耳には届かない。
 ―――けれど]

 ………ひっ、 ……っ!

[また誰かが墜ちる音。>>69
 しかもそれはとてもとても近くから響いて
 美月は怯えにも似た声でしゃくり上げた。

 驚きであふれる涙が一時止む]

( 88 ) 2013/02/14(木) 22:39:07


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