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[4年間。長いのか、短いのか。
その間、何度も揺れ動いた。
世間に事故とは流れても、
ストラガン爺のはなしもあれば
学校という狭い世界でも、
色々な憶測は飛び交った。
聞くに堪えないうわさもあった。
それを、色んなことを考えながら聞いた。
独りきりで。]
[『女は笑ってたというじゃないか、
きっと彼女がやったに違いない』
『いやいや、目を傷つけていたという。
その傷つけた相手
……母親の仕業かもしれないぞ?』
『こんな悲劇に父親が無関係なものか。
大方近親相姦でも絡んでいたのだろう。』
『にしても、家族の問題なら
一人、離れた弟とやらは冷たいな。
彼は何をしてたんだい。』
『使用人が誰も死んでないなんて変じゃないか
きっと、犯人は使用人の誰かで。』
『単に、悲しい事故だったんじゃないの?』]
[この病院は、少女の夢のこともあり、
噂の中心から遠くにあり、人も少ない。
昏々と眠り続ける姉の傍らに腰をかけて
静かにすごすことができた。肉体的には。
精神的には……葛藤。
目の前に愛しい姉が寝ていれば、
目覚めてほしいと思いつつ。
もし、原因がさした事ではないなら
起きた姉を俺は恨むだろう。
逆に原因が納得が行くものなら……
父か、母か、両方かを恨むだろう。
そして、同時に、あの屋敷から
逃げ出していた自分を責めるだろう。]
[結論を出さないことで心が偏るのを防ぐ。
仮面をかぶり物語に相応しい人物。
”姉が生きて笑う事を望む弟”へと。]
[幾つもの生と死は折り重なり、続いて。
姉の苦しみを思いながら、心はさ迷う。]
[けれど、もう、終わりなのだ、俺も姉も。
お互い笑っていても、苦しみはそこにあるけれど、
片腕は消えたけれど、優しい夢の中で
ハルと一緒においしい、おいしいご飯を食べよう。]
リヴリア、まだ、保つなら
ハルのところに行こう。ご飯を食べなくちゃ
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