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道化師 リヴリア は 太陽の子 ミズキ に投票した。
道化師 ダハール は 無口 ローザ に投票した。
渡り鳥 グレイヘン は 無口 ローザ に投票した。
太陽の子 ミズキ は 星売り カスミ に投票した。
お花畑の ハル は 星売り カスミ に投票した。
無口 ローザ は 道化師 リヴリア に投票した。
星売り カスミ は 無口 ローザ に投票した。
岬守 シン は お花畑の ハル に投票した。
無口 ローザ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、岬守 シン が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、道化師 リヴリア、道化師 ダハール、渡り鳥 グレイヘン、太陽の子 ミズキ、お花畑の ハル、星売り カスミ の 6 名。
― 水辺 ―
[人の名を呼ぶ声。
呼ばれたのは自分の名ではなかったけれど、
素早く振り返って、星瞬く右手を掲げるように上げた]
―――…!
[何か言う前に、手首を掴まれ、
冷たい手の感触に寒気を感じてじり、と眉が寄る]
ミズキちゃん……。
『簡単に独り占めするとか言わないでくださいよう!』
『そんなことできたら苦労はしないんですよう!』
[何がそこまで少女を苛立たせたのかは分からなかった。
分かるはずもない。少女が少女自身に隠していることに関係するのだから。
欲しいものが、実はとっくの昔に別の誰かのものだったことを知った時の、
あの、無力感を掘り起こされたように感じた、だなんて。
――いや、正確には「もの」ではなく「ひと」か。
ともかく、あの時のように無様に感情をぶつけることだけはしてはならないと、
たっぷり沈黙の時間をとって焦りを、落ち着かせた後、]
……つかまっちゃいましたねえ。
[無邪気に聞こえる声。
ただ、花水木の少女を見ないようにして、ゆえに表情らしき表情を浮かべずそう告げた辺り、
違和感は拭えないだろう**]
―回想:ローザちゃんと出会った時のこと―
[花束が完成した時、見たことのない女の子が現れた。
手に入れたばかりのリボンのように、ふわふわした素敵な女の子。
少女は、この世界からいなくなってしまった女の子たちのことは忘れてしまうけれど、初めて会った人かどうかくらいはわかる]
こんにちはあ。
初めまして、だねえ。
[にこにこと、愛想よく挨拶をした。素敵なリボンを手に入れてご機嫌で、愛想のよさはいつもより2割増しだ]
[ぱちんと弾ける]
[意識がこの世界に戻ってきた。
体が重くて、動かすことができない。
耳から伝わるのは小さな喧騒と電子音]
………………ぅ……ぁ
[声に出そうとして出たのはうめき声だった。
甘くない、声変わりした、声]
[戸惑ったようにおずおずと、女の子はこちらに話しかけてくる。
途切れ途切れの言葉の意味は、判別しにくかったけれど、"リボン"という単語はきちんと少女の耳に入った]
ああ!
このリボン、えーっと、あなたのだったんだあ?
素敵なリボンが急にやってきたから、ハル、びっくりしたんだよう。
[花束と目の前の女の子を見比べるようにして、少女はにっこり笑う。
そして]
ハルは、ハルだよう。
あなたはー?
[そう、名前を尋ねたら、笑ってマーガレットの花束を差し出したのだった]
お近づきの、しるしに!
[そう、言って]
[少女は、この世界からいなくなってしまった女の子たちのことは忘れてしまう。
だからもう、覚えていない。
この世界から消えてしまったローザのことも。
一緒におしゃべりしたことも**]
…ローザ?起きた?
[ベッドの脇。
点滴を付け替える、医師の姿]
……あぁ、よかった。
…しばらく、寝ていなさいね。
[いいながら、ばたばたと起き出しそうなシンの
元へと*]
せん………せ
[長い時間、会話をしていなかった体はうまく声にならなかった。
意識が徐々に覚醒する。
ぼんやりした中で、潜ろうとしても潜ることができない。]
あぁ……
[点滴が繋がっていない方の手を動かす。
ぐー、ぱーと動かし自分の肉体であること実感する。
額の方に持っていき、息を吐き出す]
弾かれたか……
[カスミから返る声に、ミズキはどうするだろう。
と、先日のミズキの態度を思い出し、
この後ミズキの領域に行くまで付合い
仲裁が必要ならするか、などと
カスミの実際の感情知らず思っていた。
平たく言えばそれは杞憂に過ぎないのか。
それとも、もっと悪い事態なのか?
今、ミズキがカスミを
捕まえる様子を前にして。]
――――
[道化師は鳴らない鐘がついた杖で軽く地面をついて。
二人の様子を静かに見守る体。
今までの彼女たちの関係が、足を止めさせた]
[*風が、また少し強くなった……気がした*]
─ 回想・星の瞬き ─
あはは、当然だ。
簡単に独り占めができるのなら、
世界中の“いい”ものはもう全部なくなってるさ。
誰かが独り占めしてしまっているだろうからね。
ボクが手を伸ばすよりもはやく
ボクが生まれるよりも前に
[初めてみたカスミの苛立つ様子。
私は気にした風も見せず笑い流す。
嗚呼夜は良い。
隠そうとする綻びを闇が手助けしてくれるのだから。
正直驚いていた。その放たれた感情の星光に]
簡単に手に入らないからそこにあるんじゃないかい?
簡単に手に入らないから欲しがるんじゃないかい?
星もそうさ。
この皮肉と洒落と語呂合わせと言葉遊びで積み上げられた“世界”で
積み上げても積み上げても届かない。
それでも人は手を伸ばす。
手に入れようと手を伸ばす。
……神話の時代から今に至るまで。
そして少しずつ近づいていく。
洒落を現実に塗り替える。
[神話の偶像であった月へ人は立ち
神秘たる夜のドレスであった星々を人は脱がしていく]
[初めに逢ったときの彼女の表情は、
今まで私がここで出会ったどの少女とも違うものだった。
願いを形にする夢のセカイ
少女達が築き上げる夢はそのほぼ全てが
憧憬であり、繭であり、希望で占められる。
だから多くは微笑を纏う。希望を纏う。
彼女はどうだ。
私の仮面が嗤っていたから
彼女の理は彼女の鏡<<仮面>>はその逆を映すのだろうか?
それとも
仮面と仮面が合わせ鏡のように向き合って
嗤いで夢幻を埋め尽くすのか?]
怒らせてしまってすまないね。
悪気があってのことだから
赦してくれることではないよ。
少し違う瞬きを眺めたくもなったのさ。
君の夜の瞬きを
夏に昇る星も愛でたいが
冬に昇る星も愛でたいさ
[姿、形はどことなく似ている。
宵のボロより深い夜陰のワンピース
垣間見える素肌は雨空が如き青白い私のものと比べれば
さながら銀湾……星夜を体現するような玲瓏
そして…不変の仮面と可変の仮面
そんな交わりそうでどこか交わらぬ星の少女に告げた言葉は
挑発であり愚弄であり……共感でもあった]
[無意識の中で
互いに知ることはない胸の内で、私もまた彼女とそう遠くない色を見たはずだ。
無力感に押しつぶされる絶望という名の色を]
どうでもいいものは打ち捨てよう。置いていこう。
持っていても価値がないから。
好きなものは捧げよう。諦めよう
好きになって貰いたいから。
大切なものは委ねよう。托そう。
そこに渡したい想いがあるのだから。
……では、一番大切なものは? 一番好きなものは?
ボクは誰にもあげる気はないよ。
誰にも持たせる気はないよ。
持っているなら奪うまでさ。
奪い独り占めにしてやるさ。
[カラカラと嗤いくるりと廻る]
酷いだろう? 傲慢だろう?
だから軽蔑してくれていいよ。
哀れんでくれてもいいよ。
微笑んでくれなくてもいいからね。
祝福を祈ってくれなくてもいいからね。
酷い子ははけ口にするといい。
愚痴の一つを零せばいい。
溜まり燻る感情を燃やすのがいい。
ずっと仮面をつけていれば息苦しいだろう?
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