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[悠然と翼を広げる。
橙と群青が入り混じる空と大地の狭間。
侵される事のない、白。
ふわりと踵から宙に浮き上がる。
やがて爪先もゆっくりと大地から離れ。
両手を差し出し、少女の手を取った]
じゃあ。 いこ。
[ベリー色の瞳が閉ざされる。
つられるように少女もまた目を閉じた]
――ユメのむこうへ。
[少女の中から重力が消える。
深くて広い微睡みの境界を抜けて。
次に目を開いた時にはもう。
彼女の意識は*現実の中*]
[岬の家に向かう途中、海を見てみた。
波の音がザ・・・ザン・・・となっているが
少しだけ、穏やかなはずの海が
ほんの少しだけ
乱れているような気がした。]
うん。わかったあ。
[教えて、と言うカスミ>>7に、安易に少女は約束をする。
少女が、ピラフに星の旗を立てる日は、来ない。
だから、その約束が果たされることもないのだろう。
そんなことを、少女は考えない。
頼まれれば、頷くだけ。
何の重みもない約束]
うん。グレイちゃんに、お願いされたんだあ。
[首を傾げるカスミに、こっくりと少女は頷く。問われる言葉に、同じように首を傾げた。
合わせ鏡みたいに]
ぽかぽかお日様は、あったかくて気持ちいいよねえ。
だけど、リヴリアちゃんの手は冷たかったけど、だけど一緒に踊ったのは、楽しかったよう?
[返した言葉は、問われた言葉とは微妙にずれている。
"しあわせ"ってなんだろう?
多分その問いの答えを、少女は持たない]
[カスミの手が離れ、少女の手にはもうひとつ、星が残る。
もう行く、というカスミに頷いた]
うん。カスミちゃん、いつもありがとうねえ。
またねえ。
[振られる手に、同じように手を振り返して、お花畑を駆けていく背中を見送った]
― こみち ―
[夢見る少女の姿は、夜が明ける頃にはすでにこちらにはなく。
小道の脇に渡り鳥が横たわっているだけだった。
見上げた空、流れる雲が少し早いような。
そんな気がした]
――かえれた、ね。
[ほんのりと笑みを浮かべる。
薄い胸がせわしなく上下していた]
[カスミと別れたあと、ふたつの星をポケットにしまって、少女はレンゲを摘み始める。
リヴリアと約束をしたから。
少女の約束は軽いけれど、忘れない限りは果たされる]
……あれえ?
[花冠を作るには、それなりの数がいる。
せっせとレンゲを摘んでいた少女は、やがて不審な声を上げた]
お花、しおれてる……。
[常春のお花畑。
日が暮れることも、季節が移り行くこともない、永遠のお花畑。
いつも花はきれいに咲き誇っているはずなのに。
詰もうとした一輪のレンゲは、力なくしおれていた]
おかしいなあ……。
[いつもより小さくそう零した少女は、世界が綻び始めたことをまだ知らない]
[そうして、レンゲを摘み進めるうち、拾い拾いお花畑のかなり外れの方まで来て]
んー?
あれ、なあに?
[お花に埋もれている何かを見つける。
枯れるはずのない花がしおれていたこと。そのことが、心に少しの影を落としていた少女は、新しい事件に飛びついた。
そうして、別のことに夢中になれば、またすぐに楽しくないことは忘れてしまうのだから]
なにかなあ?
[摘んだレンゲを落とさないように気をつけながら、軽やかな足取りでお花畑を駆ける。
やがて、日陰を求めるダハールに、小さな影を落とすだろう]
[ふっと、日差しが少し、和らぐ。
それよりも前に、可愛らしい声、軽い足音。
行き倒れの体現者は、
そのままの姿勢で、
少しだけ、仮面をつけた顔を上げた。]
や、やぁ ハル お邪魔しているよ
……この花畑は 木につく花は愛でられない、かな?
[彼女が望めば生えたりしないだろうかと、
風で揺れるタンポポの中で たずねた]
― →海岸線 ―
[手に下げたバケツの中には、
ぴちぴちと跳ねるニジマスや、岩魚。
バケツを片手に川沿いを下っていけば、
やがて海の見える場所へと開ける]
おや…… リヴリアぁ?
[遠目に見えた二人組の後ろ姿に、大きく声を掛けた。
43回追いかけた背中だ。背中を見れば分かる。
その隣を歩く鈴の髪飾りをつけた姿は、
誰だかひと目では判らなかった]
[近づくと、それは寝転がっている(?)ダハールだと知れる。
顔を上げたダハールに、少女はいつものように愛想よく挨拶をした]
ダハールちゃんだったんだあ。こんにちはー。
……ほえ? 木につくお花?
[唐突な質問にぱちぱちと瞬きをする。
お花畑が、ひたすらだだっぴろい草原であることの理由。
それは単純に、少女が春に咲く花がよくわからないから。それだけの理由だった。
腕組みをして、うーんと少女は考える。
やがて、ぽんと手を打った]
木に咲く花……ああ、桜!
お花見、素敵だねえ。
さくらんぼが食べられたら、いいよねえ。
ダハールちゃん、一緒にお花見、しよっかあ?
[少女が微笑むそこには、いつの間にか当たり前のように、一本の桜の木が満開の花を咲かせている。
花吹雪が舞う中を、少女は楽しげに笑った]
海が珍しいのかい?
[幾度となく海を見つめるローザに、そんな言葉をかけて歩く。
よもや実際の海を珍しがるとは思ってはいないけれど。
そうやって頭に浮かんだ言葉をを掛けて回る。
“知りたい”とそう言って、
少女は私と共にセカイを巡る。
“知りたい”と思うのは私とて同じだ。
知るためにセカイを巡るのだから。
その“知りたい”
その裏の見えない思いは同じ“知りたい”なのだろうか?
違う“知りたい”なのだろうか?]
ハルの子は、花のセカイ
星狩りの子は 星のセカイ
おひさまの子は 太陽のセカイ
潮騒の子は 海のセカイ
いろんなセカイ……
[どれひとつ同じセカイはない
セカイも違う 人も違う。
同じでなければわからない。
だから旅するようにセカイを巡る
言葉を 表情を 身体を巡り
私の知らないあなたを探る旅を続ける]
[瞬きする様子を、下から見上げ頷いた。
なお、中身は少年だが外見10歳程度の少女のスカートを
覗き見る趣味はない。]
――――わぉ
[やはり、と言う感想と同時に理解できても感情は驚く。
草原の花畑に樹齢、何年だろうか?
桜が聳え立ったのだから。
淡い花びらが舞い仕切る。
その花々は地面に柔らかな木漏れ日を作り。]
………お花見、いいね。いい、お花見日和だ
シンのところのパンでも一つ貰ってくればよかったよ
[頷きながら、照る日を避けるように
桜の根元へと草原を這って
……この桜は、いつまでも散りきらないのだろうか?
そんなことを、花吹雪の中思う]
んー?
[こてり、3者の会話に首を傾げる。
話題となっていたシンのカルテに手を伸ばす]
ああ…そうね。
眠ってしまってからしばらくも、ずっと手元においていたし。
適応…、ね。
……ご両親が、お話し合いに応じてくれればいいのだけれど。
どうかしら。
[連絡先が書かれた行を指でなぞり、むーん、と悩みこんだ]
[当たり前のように花を咲かせる桜の木。
少女の中に、"たった今存在するようになった"という認識はない。
既に少女の中で、存在して当たり前のものとなっている。
だから、驚くダハールに、にこにこと笑ったまま首を傾げた]
シンちゃん?
ふうん。
[少女はシンという女の子に、会ったことがない。
己の領域を離れない者同士、今までそんな機会はなかった。
海辺に住んでいる、ということだけは聞き知っている。
だから少女は無関心をつらぬく。
海は、嫌いだ]
やあおひさまの子。
[振り返れば見知った少女の姿。こちらのセカイの歳は近いはずなのに、まったく異なる小麦色の肌。
快活な髪
手に持ったバケツを覗き込めば、川魚の群れ群れが淡水にキラリと輝いた]
今日はお魚かい? ふふ、海のお魚は良く目にするけれど、川のお魚はちょっと珍しいねぇ。焼いて食べるのかな?
ローザ、すぐにかくれんぼはいけないなぁ。
かくれんぼはちゃんと挨拶してからだよ。
[自らの後ろに隠れるローザの背をとんっと押して、ミズキの前へ進めようとする]
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