人狼物語(瓜科国)


1062 【完全RP村】少女の夢村


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渡り鳥 グレイヘン

[悠然と翼を広げる。
 橙と群青が入り混じる空と大地の狭間。
 侵される事のない、白。

 ふわりと踵から宙に浮き上がる。
 やがて爪先もゆっくりと大地から離れ。
 両手を差し出し、少女の手を取った]

 じゃあ。 いこ。

[ベリー色の瞳が閉ざされる。
 つられるように少女もまた目を閉じた]

 ――ユメのむこうへ。

[少女の中から重力が消える。
 深くて広い微睡みの境界を抜けて。
 次に目を開いた時にはもう。

 彼女の意識は*現実の中*]

( 30 ) 2013/02/08(金) 22:04:33

無口 ローザ

[岬の家に向かう途中、海を見てみた。
波の音がザ・・・ザン・・・となっているが
少しだけ、穏やかなはずの海が
 ほんの少しだけ
乱れているような気がした。]

( 31 ) 2013/02/08(金) 22:26:43

お花畑の ハル

 うん。わかったあ。

[教えて、と言うカスミ>>7に、安易に少女は約束をする。
 少女が、ピラフに星の旗を立てる日は、来ない。
 だから、その約束が果たされることもないのだろう。
 そんなことを、少女は考えない。
 頼まれれば、頷くだけ。
 何の重みもない約束]

 うん。グレイちゃんに、お願いされたんだあ。

[首を傾げるカスミに、こっくりと少女は頷く。問われる言葉に、同じように首を傾げた。
 合わせ鏡みたいに]

 ぽかぽかお日様は、あったかくて気持ちいいよねえ。
 だけど、リヴリアちゃんの手は冷たかったけど、だけど一緒に踊ったのは、楽しかったよう?

[返した言葉は、問われた言葉とは微妙にずれている。
 "しあわせ"ってなんだろう?
 多分その問いの答えを、少女は持たない]

( 32 ) 2013/02/08(金) 22:33:21

お花畑の ハル

[カスミの手が離れ、少女の手にはもうひとつ、星が残る。
 もう行く、というカスミに頷いた]

 うん。カスミちゃん、いつもありがとうねえ。
 またねえ。

[振られる手に、同じように手を振り返して、お花畑を駆けていく背中を見送った]

( 33 ) 2013/02/08(金) 22:35:53

渡り鳥 グレイヘン

― こみち ―

[夢見る少女の姿は、夜が明ける頃にはすでにこちらにはなく。
 小道の脇に渡り鳥が横たわっているだけだった。

 見上げた空、流れる雲が少し早いような。
 そんな気がした]

 ――かえれた、ね。

[ほんのりと笑みを浮かべる。
 薄い胸がせわしなく上下していた]

( 34 ) 2013/02/08(金) 22:43:31

道化師 ダハール、フードをかぶりつつも 変わらぬ昼光にじりじりと照らされている。まさに行き倒れ

( A1 ) 2013/02/08(金) 22:44:17

お花畑の ハル

[カスミと別れたあと、ふたつの星をポケットにしまって、少女はレンゲを摘み始める。
 リヴリアと約束をしたから。
 少女の約束は軽いけれど、忘れない限りは果たされる]

 ……あれえ?

[花冠を作るには、それなりの数がいる。
 せっせとレンゲを摘んでいた少女は、やがて不審な声を上げた]

 お花、しおれてる……。

[常春のお花畑。
 日が暮れることも、季節が移り行くこともない、永遠のお花畑。
 いつも花はきれいに咲き誇っているはずなのに。
 詰もうとした一輪のレンゲは、力なくしおれていた]

 おかしいなあ……。

[いつもより小さくそう零した少女は、世界が綻び始めたことをまだ知らない]

( 35 ) 2013/02/08(金) 22:45:00

お花畑の ハル

[そうして、レンゲを摘み進めるうち、拾い拾いお花畑のかなり外れの方まで来て]

 んー?
 あれ、なあに?

[お花に埋もれている何かを見つける。
 枯れるはずのない花がしおれていたこと。そのことが、心に少しの影を落としていた少女は、新しい事件に飛びついた。
 そうして、別のことに夢中になれば、またすぐに楽しくないことは忘れてしまうのだから]

 なにかなあ?

[摘んだレンゲを落とさないように気をつけながら、軽やかな足取りでお花畑を駆ける。
 やがて、日陰を求めるダハールに、小さな影を落とすだろう]

( 36 ) 2013/02/08(金) 22:49:45

道化師 ダハール

[ふっと、日差しが少し、和らぐ。
 それよりも前に、可愛らしい声、軽い足音。
 
 行き倒れの体現者は、
 そのままの姿勢で、
 少しだけ、仮面をつけた顔を上げた。]

 や、やぁ ハル お邪魔しているよ
 ……この花畑は 木につく花は愛でられない、かな?

[彼女が望めば生えたりしないだろうかと、
 風で揺れるタンポポの中で たずねた]

( 37 ) 2013/02/08(金) 22:54:49

太陽の子 ミズキ

― →海岸線 ―

[手に下げたバケツの中には、
 ぴちぴちと跳ねるニジマスや、岩魚。
 バケツを片手に川沿いを下っていけば、
 やがて海の見える場所へと開ける]

 おや…… リヴリアぁ?

[遠目に見えた二人組の後ろ姿に、大きく声を掛けた。
 43回追いかけた背中だ。背中を見れば分かる。
 その隣を歩く鈴の髪飾りをつけた姿は、
 誰だかひと目では判らなかった]

( 38 ) 2013/02/08(金) 23:01:30

お花畑の ハル

[近づくと、それは寝転がっている(?)ダハールだと知れる。
 顔を上げたダハールに、少女はいつものように愛想よく挨拶をした]

 ダハールちゃんだったんだあ。こんにちはー。
 ……ほえ? 木につくお花?

[唐突な質問にぱちぱちと瞬きをする。
 お花畑が、ひたすらだだっぴろい草原であることの理由。
 それは単純に、少女が春に咲く花がよくわからないから。それだけの理由だった。
 腕組みをして、うーんと少女は考える。
 やがて、ぽんと手を打った]

 木に咲く花……ああ、桜!
 お花見、素敵だねえ。
 さくらんぼが食べられたら、いいよねえ。

( 39 ) 2013/02/08(金) 23:02:28

お花畑の ハル

 ダハールちゃん、一緒にお花見、しよっかあ?

[少女が微笑むそこには、いつの間にか当たり前のように、一本の桜の木が満開の花を咲かせている。
 花吹雪が舞う中を、少女は楽しげに笑った]

( 40 ) 2013/02/08(金) 23:04:04

道化師 リヴリア

 海が珍しいのかい?

[幾度となく海を見つめるローザに、そんな言葉をかけて歩く。
よもや実際の海を珍しがるとは思ってはいないけれど。
そうやって頭に浮かんだ言葉をを掛けて回る。

“知りたい”とそう言って、
少女は私と共にセカイを巡る。
“知りたい”と思うのは私とて同じだ。

知るためにセカイを巡るのだから。
その“知りたい”
その裏の見えない思いは同じ“知りたい”なのだろうか?
違う“知りたい”なのだろうか?]

( 41 ) 2013/02/08(金) 23:08:40

道化師 リヴリア


 ハルの子は、花のセカイ
 星狩りの子は 星のセカイ
 おひさまの子は 太陽のセカイ
 潮騒の子は 海のセカイ

 いろんなセカイ……

[どれひとつ同じセカイはない
セカイも違う 人も違う。
同じでなければわからない。
だから旅するようにセカイを巡る
言葉を 表情を 身体を巡り
私の知らないあなたを探る旅を続ける]

( 42 ) 2013/02/08(金) 23:09:04

無口 ローザ

[>>38チリンと音を立てて振り返る。
初めて出会う少女だ。
あちらの世界でいう誰だろう。]

 ・・・・・・。

[リヴリアに隠れるように後ろに回った。]

( 43 ) 2013/02/08(金) 23:11:08

道化師 ダハール

[瞬きする様子を、下から見上げ頷いた。
 なお、中身は少年だが外見10歳程度の少女のスカートを
 覗き見る趣味はない。]

 ――――わぉ

[やはり、と言う感想と同時に理解できても感情は驚く。
 草原の花畑に樹齢、何年だろうか?
 桜が聳え立ったのだから。
 淡い花びらが舞い仕切る。
 その花々は地面に柔らかな木漏れ日を作り。]

 ………お花見、いいね。いい、お花見日和だ
 シンのところのパンでも一つ貰ってくればよかったよ

[頷きながら、照る日を避けるように
 桜の根元へと草原を這って
 ……この桜は、いつまでも散りきらないのだろうか?
 そんなことを、花吹雪の中思う]

( 44 ) 2013/02/08(金) 23:17:54

太陽の子 ミズキ

[振り返った少女>>43に笑み掛けて走り寄った。
 が、少女はリヴリアの裏に隠れてしまい]

 ……あれっ。
 もしかして新しくここに来た子?
 はじめまして、私はミズキだ。

[一目見た姿だけではきっと分からないだろう。
 病室に眠るのは注射針の痕が沢山残る青白い肌、
 痩せこけた小さな身体――その正反対の姿でここにいる。

 青葉の瞳が好奇心旺盛に少女を覗きこもうとした]

( 45 ) 2013/02/08(金) 23:18:42

【墓】 医師 シャルロッテ

んー?

[こてり、3者の会話に首を傾げる。
 話題となっていたシンのカルテに手を伸ばす]

ああ…そうね。
眠ってしまってからしばらくも、ずっと手元においていたし。
適応…、ね。

……ご両親が、お話し合いに応じてくれればいいのだけれど。
どうかしら。

[連絡先が書かれた行を指でなぞり、むーん、と悩みこんだ]

( +2 ) 2013/02/08(金) 23:22:32

お花畑の ハル

[当たり前のように花を咲かせる桜の木。
 少女の中に、"たった今存在するようになった"という認識はない。
 既に少女の中で、存在して当たり前のものとなっている。
 だから、驚くダハールに、にこにこと笑ったまま首を傾げた]

 シンちゃん?
 ふうん。

[少女はシンという女の子に、会ったことがない。
 己の領域を離れない者同士、今までそんな機会はなかった。
 海辺に住んでいる、ということだけは聞き知っている。
 だから少女は無関心をつらぬく。
 海は、嫌いだ]

( 46 ) 2013/02/08(金) 23:24:24

道化師 リヴリア

 やあおひさまの子。

[振り返れば見知った少女の姿。こちらのセカイの歳は近いはずなのに、まったく異なる小麦色の肌。
快活な髪
手に持ったバケツを覗き込めば、川魚の群れ群れが淡水にキラリと輝いた]

 今日はお魚かい? ふふ、海のお魚は良く目にするけれど、川のお魚はちょっと珍しいねぇ。焼いて食べるのかな?

 ローザ、すぐにかくれんぼはいけないなぁ。
 かくれんぼはちゃんと挨拶してからだよ。

[自らの後ろに隠れるローザの背をとんっと押して、ミズキの前へ進めようとする]

( 47 ) 2013/02/08(金) 23:26:21


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