人狼物語(瓜科国)


1062 【完全RP村】少女の夢村


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太陽の子 ミズキ

[『痛そうに見える』――渡り鳥の問いかけ>>1:205に、
 その腕の中で声もなくこくりと頷いた。
 抱きしめられていては表情は見えない。
 ベリー色の眼差しが向く、その先も]

 …… 迷子、

[眠たげな、置いて行かれたこどもの声が紡ぐ。
 ぼんやりとその言葉を繰り返した。]

( 12 ) 2013/02/08(金) 20:01:32

太陽の子 ミズキ

[巣の場所を忘れてしまったと言う。>>1:211

 ……ミズキ自身は
 辿り着いたこの場所を終の棲家と定め、
 その中で燃え尽きることを望んで
 それでも自身を許せないことに胸を痛めるのに。

 けれど、渡り鳥は
 この場所すらも巣ではないと言う。

 この場所――望めば叶う場所ですら叶えられないユメは、
 いったいどこで叶えられるというのだろう。
 見つけられない夢を何処で見られるのだろう]

( 13 ) 2013/02/08(金) 20:02:48

太陽の子 ミズキ

 良く、ないよ。
 それは…… ちっとも 良くない。

[ちいさな子供のようにふるふると首を横に降った。
 良くないと言った所できっとどうしようもない、
 それでも子供のわがままのように望みを口にする]

 飛び続けたら疲れ果ててしまう。
 疲れ果てたら死んでしまうよ。

 死ぬのは、だめだ――…死んでは、
 ………。

[続く言葉は見つからない。
 それきり言葉を失って。]

( 14 ) 2013/02/08(金) 20:03:18

太陽の子 ミズキ

[続く言葉に詰まってしまい、ぐっと深く黙り込む。
 そうしてどこかへと飛び立ってしまう渡り鳥。>>1:213
 行かせちゃいけないと思うけれど、
 きっとミズキでは巣にはなれないことは分かっている。
 太陽に憧れて、
 それでも太陽にはなれないことも、分かっている少女には]

 ああ…… いつでも。
 私と話をしたいと思ってくれるなら。

[一筋流れた涙を土のついた手でごしごしと拭い、
 にこりと一つ、けれど弱々しい笑みを浮かべた。
 ちいさな手が髪の飾りに触れる。
 髪を飾る決して枯れない赤を、やわらかな白が彩る]

 …―――ありがとう。
 また、な。 グレイヘン。

[歩み去っていく渡り鳥の背に、
 感謝と再会を願う言葉を投げかけた*]

( 15 ) 2013/02/08(金) 20:08:31

【墓】 医師 シャルロッテ

― 少女たちの部屋 ―

ヴェル?
目が覚めた?

[広い部屋。
 少女ごとに区切りが付けられるカーテンの奥。
 まだぼんやりとしている少女と、医師は対面していた]

あ、そうか、私のこと、知らないわよね。
貴女のお世話をすることになっているの。
私のことは、シャルって呼んで頂戴?

[ふわ、と笑い。
 ひと通りの診察を終えると、軽く頭を撫でて、一度その部屋を後にした]

( +0 ) 2013/02/08(金) 20:43:54

【墓】 医師 シャルロッテ

あらローザ、目が覚めたの。

[彼女が戻ったのは、彼がカルテに付箋を貼った後のこと]

ヴェルなら、さっき目覚めたわ。
あんまり口を利いてくれなかったけれども…
心の準備ができていたからかしら、すごく動揺しているってわけでは、なかったわ。

( +1 ) 2013/02/08(金) 20:45:52

太陽の子 ミズキ

― 夏山の沢 ―

[森を出て家へと向かう途中、
 夏の沢の、まるみを帯びた小石の上に腰を下ろした。
 木立の合間から夏の日差しが降り注ぎ、
 よく日焼けした肌の上には汗の玉が光る]

 よいしょ………っと。

[沢の水は澄み渡り、
 無数の小魚がひれを揺らす姿がよく見える。
 傷ついた足を、その冷たい水の中に恐る恐る浸した]

( 16 ) 2013/02/08(金) 20:57:18

太陽の子 ミズキ

[太陽になりたかった]

 『無事二十歳を迎えた患者さんも大勢います』
 『ご家族と、何よりご本人の頑張り次第としか言えません』
 『希望を持って、決して あきらめないで』

[ミズキは「太陽になりたい」
 その望みだけはどこにいたって忘れない。
 だって。だって……
 太陽になれば、  もう泣かないで済む  から]

( 17 ) 2013/02/08(金) 21:04:53

太陽の子 ミズキ

[願った姿を手に入れた。
 けれどそれはすこしの揺らぎで崩れてしまう
 はかない夢の様なまやかし。

『キミはおひさまの子だけれど、太陽じゃない』>>1:123

 リヴリアは――笑顔浮かべる「占い師」は
 この魂の奥深くまでをよく見ていたとミズキは思う。

 本当の太陽にはなれない少女が
 せめて『太陽のように』燃え尽きたいと望んでいることを、
 短い言葉から見抜いて
 それでいて、寒い冬の暖であれ  と教えた]

( 18 ) 2013/02/08(金) 21:05:36

太陽の子 ミズキ

[ぱしゃりと透明な水を掛けて、
 傷を負ったふくらはぎの泥と血を流す。
 傷の中に冷たい水がじん……と染みて、
 けれどこんな痛みはどうということもないと思った]

 …………っ。

[唇を噛み締める。
 ミズキは太陽にはなれない。
 誰かを暖めることはできない。誰かの帰る場所にもなれない。
 けれど、もう「夜」にも戻れない。

 ―――涙は、流れなかった。*]

( 19 ) 2013/02/08(金) 21:12:40

道化師 ダハール

[寄宿舎にその知らせが届いたのは4年前。]



[寄宿舎の朝は早い。
 6時の鐘で起床し、半にはミサだ。
 けれど、その知らせが届いたのは
 それよりも、もっともっと早かった。
 それはまだ夜明け前、だった。]

[実家の焼失と両親の死、
 姉は意識不明の重態。]

[教授たちに言われるよりも早く
 水平線、光が伸び始める中駆け出した。
 ……途中で車で教授に追いつかれたが。]

( 20 ) 2013/02/08(金) 21:31:06

道化師 ダハール

[案内された病院で、
 生命維持装置につながれ、
 包帯だらけの姉に、
 透明なカーテン越し面会した。
 ……面会といっても彼女の意識はなかったが。]


[追って詳細が伝わってくる。
 不審火、不始末ではなく、
 姉による焼身自殺だったと。
 両親は巻き込まれたのか?
 それとも、意図的な……心中だったのか?
 そこまでは、
  当の本人の意識が戻らない以上、闇の中で。]

( 21 ) 2013/02/08(金) 21:31:28

道化師 ダハール

[何故?]
[と、思う気持ちと]
[嗚呼……]
[と、思う気持ちと]


[彼女が何か避けていたことは
 何かの切欠であり、合図だったのではないか?
 誰にも憚らず聞ける場所、
 聞ける機会は、一緒に眠るだけであったのに。]

( 22 ) 2013/02/08(金) 21:37:35

道化師 ダハール

[休みのたび、見舞いに向かった。
 ICUから個室へ移されても
 姉の意識は戻らず、ただ、その隣で手を握った。

 ……そのまま、眠ったのは
 休暇に入るや否や、休みもろくにとらず
 病院に向かったからか。]

[それは見慣れた世界ではなかった。
 それは見慣れた姉ではなかった。
 そこには見知らぬ少女もいた。]

( 23 ) 2013/02/08(金) 21:43:06

渡り鳥 グレイヘン

― もり ―

[燃え尽きたいという少女の心の底までは知らず。
 だけど>>14、彼女は渡り鳥に願った。
 いつものような笑顔ではなしに。
 そこに“現実”の面影がちらつく]

 ――……。

[しんでもいいんだよ。

 と。
 かつて自分を許した言葉を口にする事はできなかった。
 見知らぬ大人達が。
 たった一つだけ、頑なに許さなかった事。

 首元に手を当てた。
 青葉を伝って落ちた涙の露を目に留める]

 しなないよ。

( 24 ) 2013/02/08(金) 21:45:55

渡り鳥 グレイヘン

 ぐれいへんは しなない。

[少なくともこの少女の前では。
 力尽きた姿を見せはしまいと、その時胸に抱いた――*]

( 25 ) 2013/02/08(金) 21:46:35

道化師 ダハール

[話を聞くチャンスだと思った。]
[同時に、闇の中、そのまま知らないほうが
 お互いのためなのではないかとも思った。]

[横たわる事実はあまりにも重く。
 けれど、自殺の噂は確定じゃない。
 両親の死の原因だって……
 
 幻の世界、道化師の姉がそこにいるだけで
 いいではないかと、
 わざわざ、酷い傷をさらに酷くするように
 抉る真似事は必要なのだろうか?]

( 26 ) 2013/02/08(金) 21:46:47

道化師 ダハール



  [姉は、ここにいて。
   僕は、ここにいる。]


[そのことは不変なのだから、
 結論なんて……真実なんて―――]

( 27 ) 2013/02/08(金) 21:47:43

道化師 ダハール

― 不変の常春 ―
[花が風に揺れて頬を掠める。
 暖かい、まどろむのに最適な……だから
 ここに来た訳だが]

 ま、まぶしい……

[もそり、と、フードを出来るだけ
 目深にかぶって昼光さえぎろうと。
 花畑、木陰はなかったっけ……
 などと、疲労で動けないまま思う]

( 28 ) 2013/02/08(金) 21:52:10

渡り鳥 グレイヘン

― こみち ―

[太陽と月が挨拶をする宵の空の下。
 昼でも夜でもない時間。

 あの時別れたその場所で。
 渡り鳥は少女を待っていた]

 ヴェル。

[やってきた少女の表情を見て。
 ――大丈夫だ、そう思った]

 こわがらなくて、いいよ。
 さいごまで、ちゃんと。
 ぐれいへんがいっしょにいるから。
 ヴェルはまいごになったりしない。

 ちゃんとかえれるよ。

( 29 ) 2013/02/08(金) 21:57:27


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