人狼物語(瓜科国)


1062 【完全RP村】少女の夢村


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道化師 リヴリア

 ボクは冬がいい。
 セカイを一つに染めてくれるからね。

 ああ、夏といえば海辺があるんだ。
 夏に海は似合うだろう?
 そこには料理のうまい子がいるよ。

 お腹がへったら行ってみるかい?

[仮面の知るセカイの人の話を聞かせる。
時に嗤い 時にも嗤う
そして歩く 歩く
ゆるやかに まろやかに
歩いて歩いて 風吹く丘を越えていく]**

( 100 ) 2013/02/07(木) 16:19:23

【墓】 医師 シャルロッテ

― 少女たちの部屋 ―

ヴェル。

[そう話しかけても、身じろぎ一つしない少女。
 眠り続けている彼女を見下ろす。
 帰ってくる意志がある、らしい。
 
 刺激を加えないように、そうっと髪を梳く。
 ゆるく編みこみを施すと、頭を軽く撫でた]

( +15 ) 2013/02/07(木) 17:59:01

渡り鳥 グレイヘン

― そら ―

[花守が教えてくれた>>97、道化の体温。
 北風を纏う少女。
 それでも彼女は花畑にやってきて。
 花守と共に時間を過ごしたという事。

 花守の笑顔を思い返す]

 わらっても、いいし。
 わらわなくても、いい。

 ないたって。
 おこったって。
 だれもせめないよ。

( 101 ) 2013/02/07(木) 18:01:27

渡り鳥 グレイヘン

[笑顔がもし彼女の願望だとしたら。
 本当の心はどんな顔をしているのだろう]

 ――ハルのなくとこも。
 ぐれいへんはみたいな。

[独りぼっちの空でそう言葉にする。
 素直な気持ちを直接告げられる時は来るだろうか。

 ふかふかになった翼で。
 渡り鳥は春を後にする。
 目をこすりながら、求めた季節は――**]

( 102 ) 2013/02/07(木) 18:02:27

太陽の子 ミズキ

― 夜半/回想:花水木の夢 ―

[その夜、とても鮮明な「夢」を見た。
 それは 『ここ』に来て間もない頃の………]

( 103 ) 2013/02/07(木) 20:40:06

太陽の子 ミズキ

[ある日「目覚めたら」この身体を手に入れていた。
 ここは天国?それとも地獄?
 一体なぜだかどこだか分からない、
 けれど唐突に願いは叶えられたのだ]

 おい…… きみ。
 きみって言ったらきみだ。赤いお面。

 わたしと、かけっこしろ。

[そこに都合よく現れた同年代の少女。>>81
 たまたま通りすがった彼女に、
 かねてからの「夢」を願った]

( 104 ) 2013/02/07(木) 20:40:59

太陽の子 ミズキ

[リヴリアは良くも悪くもその外見通りで
 負けず嫌いのミズキをよく煽った。
 大人が子供をからかう調子で、――いや、
 実際大人と子供の喧嘩だったのだろう。
 望んだ身体を手に入れても
 精神の方は、そう簡単には望んだ姿にはなれない]

 ううっ〜〜〜……。
 力を、ぬく。 ちからを、ぬく。

[後ろで笑う仮面。>>81
 それに答える声は、こどものようにあどけない。
 悔しさと苦しさが入り混じった表情で、
 立ち上がり、駆け出そうとするけれど]

 う、おりゃぁぁ……、 〜〜〜っ!

[すっくと伸びた若樹のような手足を持て余し、
 ふたたび地面にダイブした。
 髪に飾る赤い花水木が青葉の草原に落ちる]

( 105 ) 2013/02/07(木) 20:42:21

太陽の子 ミズキ

[時を止めてしまった少女たちがいる一方で、
 太陽の子は時計の針を進めることを望んだ。

 巡り巡る、でたらめな季節のように
 あっという間に進む時計。
 何も出来ない赤子だった生まれたての太陽は、
 ひたすらに昼と夜を駆け抜けて
 43回目にしてついに、仮面の少女を「追い抜いた」]

( 106 ) 2013/02/07(木) 20:43:21

太陽の子 ミズキ

[そんな生き方について一度問いかけられた事がある。>>85
 互いの事情には触れないものだと思っていたから、
 不意打ちに目を見開いて笑う仮面を見た。
 相手が純粋にこちらを心配していたから、余計に少し、驚いて。
 鹿に背を預けながら、青葉の瞳は高い空へ]

 『生まれてきた意味』って、なんだと思う?

[暫しの熟考の後、ぽつりと言葉が漏れ出した。
 強く強く望んだ結果、
 少女の紡ぐ言葉は今や、ちいさな子供のものではない]

 私は………
 一番激しく燃え尽きるために、生まれてきたんだ。

[長い手脚、健康的でみずみずしい肌。
 太陽の恵みを受ける少女は
 ゆっくりと、天の太陽に手を伸ばした*]

( 107 ) 2013/02/07(木) 20:47:12

太陽の子 ミズキ

― 朝:夏山のログハウス ―

[目覚めの瞬間はいつも不安に駆られる。
 けれど窓の外の青空に太陽見れば、
 その不安は綺麗に消えて行くのだ]

 …――――『おはよう』

[欠かさぬ挨拶とともに身を起こし、
 もぞもぞと寝台から起きだして朝の身支度を整える。
 じん……と、蒸したような空気。
 今日の野山は、「夏」らしい。]

( 108 ) 2013/02/07(木) 20:57:45

お花畑の ハル

[グレイヘンを見送って、見上げた空。
 そのままばたん! と仰向けに少女は倒れる。
 転んだって、倒れたって、このお花畑は痛くない。
 ふんわり、少女を受け止めてくれる。
 ぴかぴかのお日様。グレイヘンの姿が、小さくなっていく]

 グレイちゃん、きれいだなあ。

[ほわわんとそう呟く少女は、空の上のグレイヘンの言葉を知らない。
 もっとも、知ったとしても「ハルは怒ったりなんか、しないよう?」とふにゃっと笑うのだろうけど]

( 109 ) 2013/02/07(木) 20:59:35

渡り鳥 グレイヘン

― そら ―

[山は秋から季節を遡り。
 いや、もしかしたら2つ季節をすっ飛ばしたのか。
 緑萌ゆる夏の色。

 陽射しが強い。
 雲は入道のようにどっしりと。
 あるいは綿飴のようにふわふわだったかもしれない]

 ――なつ。

[照り付ける陽射しに眩む。
 眩しくて眩しくて両手で顔を覆った]

( 110 ) 2013/02/07(木) 21:30:27

星売り カスミ

― 夜・帰り道 ―

[ひとり、引きずるような足取りで歩く。
身の危険を脅かすものはなんにもないけれど、星明りにしか照らされない道はひたすら暗い。

       上空に「それ」が現れるまでは]

……お月様。

[ぱあっ、と笑顔が弾け、
真っ黒なワンピースの裾を翻して、月へと向かって駆ける。
      数メートルを駆けたところで、
      速度は落ちてしまうのだけれど。


少女の視界に映る月は、いつも満月。
少女は最初それを「変だ」と思ったけれど、何度も何度も見ているうちに、すっかりこの現象を許容してしまっていた。

何故ならここは、
  願った通りの『私』でいられる場所なのだから]

( 111 ) 2013/02/07(木) 21:30:52

道化師 ダハール

 ― 海が見える食事風景 ―
[手際よく作られた食事を頂きながら
 先程、世界の外で考えたことを思い出す。

 ……目の前のシンもそうだが、
 ここの世界の住人は、このまま、ここにいれば、
 この世界の外の身体が朽ち果て、
 この世界からも消えることを。

 そのことに、彼女たちは気づいているのか、いないのか?
 気づいていての選択なのか?
 その場合、介入をしていいものだろうか?
 
 姉が、死を選び、生きながらえ
 けれど、この世界のとどまることを思えば、
 思考はいつもここでとまり、
 結論はやはり先延ばしなまま、
 食事はぺろりと平らげる。
 多分、大食漢のミズキと負けない量食べているだろう。
 それは、この世界の外での習性から]

( 112 ) 2013/02/07(木) 21:33:06

渡り鳥 グレイヘン

[頼りない動きではばたきが緩まる。
 手の隙間から眼下に広がる木々を見た。

 あの木陰の下は。
 涼しそうな気がする。

 山の隅っこの森の中へ。
 空を踏み外して小鳥は落っこちた]

( 113 ) 2013/02/07(木) 21:38:52

≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A3 ) 2013/02/07(木) 21:40:18

渡り鳥 グレイヘン

― もり ―

[翼を木々に引っ掛けて宙ぶらりん。
 羽毛が辺り一面を舞う中で]

 ――……。

[あちこちに枝や葉っぱでできたかすり傷。
 そのまま眠たげに瞼を閉じた]

( 114 ) 2013/02/07(木) 21:42:03

太陽の子 ミズキ

― 夏の野山 ―

[藪の中へと分け入り、今日の「収穫」を摘んでいく。
 野草ときのこ。そして、木の実。
 その藪の中、飛ばしてしまった春の名残の野いちごが
 今にも潰れてしまいそうになっているのを見つけた]

 どうしよう………。

[成熟しすぎた赤はきっと一日も持たない。
 渡すなら今日。けれど……
 夏草の薫りを漂わせたミズキを、きっとハルは嫌がるだろう]

( 115 ) 2013/02/07(木) 22:00:37

太陽の子 ミズキ

[ならば、ベリーの瞳の渡り鳥に渡そうか。
 ふっと過ぎらせた所で、思い出す。
 今朝の鮮明な夢の名残]

 あの夢………
 きっと、グレイへンのせいだ。

[―――『太陽に手が届く』なんて、言うから>>0:145。]

( 116 ) 2013/02/07(木) 22:02:49

星売り カスミ

― 朝・鏡の部屋 ―

[陽が昇ってからかなりの時を経ても、
起き上がる気配を見せない。

今日の分の『星』は昨夜のうちにできていた。
食べ物ではないから出来たてか否かにこだわる素振りも見せず、
ビンの中にまとめて入れてテーブルの上に鎮座させている。


一言で言うとそれは――「旗」だった。

細く短い棒にくっついているさまざまな色の紙に、
さまざまな色の星が描かれている。手書きと分かる不恰好さで]

………んん。

[寝返り。
眠る時も外さない右腕のブレスレットが、シーツと触れ合って透明な音を立てた]

( 117 ) 2013/02/07(木) 22:06:10


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