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[形はまるで違うのだけど、この子は少し私に似てもいた。
仮面にじゃない。私にだ。
それは無論黙っている。
容姿じゃないよ。容姿はたぶん対極だ。
たとえばそう……
この子はきっと負けず嫌いなのだろう。
覚えようと、向上しようとする気持ちがとても強く感じられた。
私もそうだ。負けるのが大嫌いだ。
特に自分自身に負けるのがなにより嫌い。
そしてそういう子は上達がとても早い。
私もそうだ。こっそりとだけど少し自慢してやる。
彼女はがんばった。とてもとてもがんばった。
だからだろう。みるみるうちに私に追いついた。
追いついて、いつの間にか私も本気になって……
この間。43回目にしてはじめて駆けっこで負けた。]
[ちょっと悔しい。けれど、ちょっと以上に嬉しかった
いい子いい子で撫でてもあげたかったけれど、怒りそうなのでやめておいた。
……うそ。『よしよーし』と撫でてみた。
どんな反応したっけか?]
ねえおひさまの子。キミは元気だねぇ。
そしてまっすぐだ。
そんなに一生懸命なのはどうしてだい?
あんまり一生懸命だからさ。
昼も夜も飛び越えて
駆けて行ってそのまま遠いセカイまでも
駆け抜けて行きそうで
ボクはちょっと心配だよ。
[ある日一緒に仕留めた鹿に背を預けながら、そんなことも聞いてみた。
ハルやヴェルをはじめ夢のセカイの住民はのんびり屋さんが多い。
儚くもあった。いや……このセカイで儚くない者はきっといないのだけど。
そういう意味で彼女は少し新鮮だった。
けれど、儚さはやっぱりそこに感じられた。まるで……
そんな思いから紡がれた言の葉]*
ううん。秋はね、うん。もう終わっちゃったもんねえ?
だからね、これからは、ずうっと春なんだよう。
[ほっぺたを通り抜けていく春風に、うんと頷く]
うん、あったかい。
ハルの手もね、あったかいよ。
だからね、大丈夫なんだ。
[差し出されたグレイヘンの手を取って、にっこり笑った。
大丈夫。大丈夫。
こうして手を繋ぐ人が、もういなくても。
ここにいれば、大丈夫なんだ**]
セクハラ?
ふふ、おもしろいこというのね。
[くすり、その発想に笑って]
……そうなの。
まだ、外からの刺激はほしくないのかしら。
[彼の姉。
焼身自殺未遂のあと、夢のなかに入っていった。
あの子は、元の世界に戻りたいと、願うことはあるのだろうか]
へえ、ミズキやシンは、ねえ。
[むー、とカルテを取り出すと、いくらか書き加えて]
貴方自身は?
身体は、大丈夫?
うん、とっても。 にあってた。
ミズキもおはなみたいに。
おひさまが だいすきだから。
[太陽が好きな花水木に花冠は相応しい]
のいちご。
ミズキがつんでくれるの?
そっか。
[一瞬何かを考えたが、すぐに微笑んで]
なくならない、ならよかった。
みんな、いっぱいたべられるね。
花水木の山は日によって季節が巡るのさ。
不思議な不思議な山なのさ。
そこに昇るお日様でも見に行こう。
今日の山はいつの季節だろうねぇ?
[巡らぬ季節のセカイを見たのなら、目まぐるしく巡るセカイを見るのもいいだろう。
ローザの手を握りながら、仮面は山へと足を向けた]**
……わたしだって、そう何度も何度も倒れてはいないんですけどねえ。
でも、ミズキちゃんがそう言うなら安心……じゃなくて信頼しますよう。
[空は相変わらず暗いけれど。
凪いだ水辺、映るのは星の光ばかり――何かが、足りない]
…………。わたし、は?
[暗い中でも光をたたえる瞳が、
花水木の少女の視線を受けてぱちり、と瞬きを繰り返す]
[ぽかぽかとお日様を浴びた草の絨毯のように。
温かい、手。
こくんと頷く]
だいじょうぶ。
うん、だいじょうぶ。
だってこんなにあったかいから。
[花守が欲しいものは。
もしかしたらやっぱりこの世界にも存在していなくて。
だけどきっとあちらの世界にもなくて。
手を握り返して、温もりを確かめてから]
あのね、ハル。
おねがいがひとつあるの。
おてて。 だれかとつないだら。
あったかかったか、おしえてね。
[少し不思議なお願いを置き土産に。
それからもうすこし、彼女の笑顔を見た後]
――それじゃあ。
そろそろ、ぐれいへんは いくね。
ぽかぽか、ひなたぼっこできたから。
ありがと。
[そう言って手を振ると。
花を散らさぬようそっと空に*舞い上がった*]
ま、お姉さんに聞いてみないと、わからない話だけれどね。
全ては仮説でしかないのだし。
……ミズキが大食漢?
あらあら。不思議ね。
……たくさん、たべたいのかしら。
[さらと書き加えて、ミズキのカルテも元に戻して]
そう、貴方。
どうしても、身体に負担がかかってしまうから。
グレートヒェンもそうだし、ローザだってそう。
貴方が倒れたら元も子もないのよ。
[そういった面からしか、ケアすることは、彼女にはできないから]
あら、そう。
……なら、いいけれど。
[夢のなかでの数値も、異常のない範囲。
それだけ元から健康なのだろう]
もう、大人をからかわないの。
…なにか変わったことがあったら、教えてね。
[そういいながら、カルテを閉まって、伸びをした]
た、たまたまですよう。
お星様がそっちに飛んでった、気がしたから……追いかけてるうちに倒れちゃったんですよう。
[その時売り歩いていた「星」は、
風に吹かれたか何かで飛んでいってしまう代物だったようだ。
いたって真剣に、嫌がらせではないことを伝えようとしたが、
効果のほどはいかに。
やがて、くるり、と背を向ける花水木の少女。
その背に声をかけようと、口を開くことはせず]
………。
[ただ、ゆるくかぶりを振り、
彼女の姿が見えなくなるまで、その場に立ち尽くした**]
[仮面の少女の手を取られ歩きだす。
ふわりふわりと、ゆっくりと。]
リボンが
風に飛んだときに
[いつのことだったか
かなり前のことのようで
ついさっきのようにも思える。
髪の毛を束ねるためのリボンは大事なもので、この世界では、髪の毛を束ねることはしないけど大事なリボン。
取りに向かったときに出会った本物の少女を思い出した。]
好き………夏、かな
[なんて答えればいいかわからなかった。
だから、自分が好きな季節を
ふわりふわりと、仮面の少女と歩く**]
[不思議なグレイヘンのお願い>>92に、ぱちぱちと瞬いたけれど、すぐにまた笑顔になった]
それがグレイちゃんのお願い?
いいよう。
あっ、リヴリアちゃんとね、手を繋いで踊ったよう?
リヴリアちゃんの手はね、冷たかったなあ。
[それは、グレイヘンがお花畑を訪れる前のこと。
まどろみから目覚めたら、リヴリアがいた時のこと>>0:168を思い出すと、にこにことさっそく報告をした]
うん。
グレイちゃん、来てくれてありがとうねえ。
またねえ。
[手を振って空に舞いあがっていくグレイヘンを、両手を振って笑顔で見送る。
"またね"と笑顔で見送りながら、でももし、これっきりもうグレイヘンが来なくなれば。
グレイヘンのことも、グレイヘンのお願いも、止まった時の流れの中で、いつしか忘れてしまうのだろう**]
リボン? ふぅん?
風に? 大事なリボンを風に持っていかれちゃったのかい?
[手を繋いで歩く。
別にそうする必要はないのだろうけれど。
この子はなんだか綿毛のようにふわりとしていて、わたあめのように甘くとけてしまいそうで…
だから、手をつないで歩く。
飛ばないように、とけないように。
リボンが好きと言うけれど、彼女の髪にリボンは見当たらない。ふわりふわりと揺れる髪。
『髪の毛が邪魔かい?』と聞いてもみただろうか?]
夏…夏ねぇ
[二人の少女を思い出す。
一人は春の花 夏を待たない蜜の風
一人は潮騒 潮満ちる浜の風
そういえば、二人は逢ったことはないのだろうか?
セカイを廻らない二人が遭うセカイはあるのだろうか?
そんなことを考えながら、ゆるやかに歩く]
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