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[こうしてふたり、陽だまりの中にいても。
かつて目の前の少女に酷い表情をさせてしまったことを、
天上の星――お空のお星様を「大嫌い」だと言われたことを、
時折、思い出すことがある。今のように]
『わかりましたよう。ハルちゃんがそこまで言うならもう、
本物のお星様のお話はしませんよう。』
[それで花畑の少女が幸せになれるなら何の問題もない。
そう思っていたのに]
……ミズキはわるくないの。
だから、じぶんをくるしくしないで。
にげて、いいから。
がんじょう、だなんて。
いいわけ、しなくていいから。
[翼が花水木を優しく包み込む。
それはいつか小鳥が焦がれた親鳥の温もり。
小鳥が決して手に入れる事のなかった、温もりの憧憬]
いたくて、いいよ。
かくさなくて、いいよ。
ぐれいへんは、きれいなゆめより。
ミズキのほんねのほうが、すき。
ああそうなのかい?
潮騒の子の食事は美味しいからね。
キミがそれに誘われる犬のような良き鼻をしていたとしても、奇異とは思わないよ。
キミがどこで何をしようがまあ構わないのだけれどね。
[興味なさげにひらひらと手を振って、かけられる声に顔を向け、不思議そうに首を傾ける]
けんかかい? 困ったねぇ。
これでけんかと言われてしまうと、ボクはおひさまの子と顔を合わせばけんかをしていることになってしまうよ。
見てのとおりボクは平和主義者だからね。
[そう言って。
両手を少女の頬へと伸ばした。
少し背伸びをして、そうしたら。
彼女の頭を胸に抱けるだろうか。
――彼女が拒まなければ]
『わたしはただ、星を見せたかっただけなのに……』
[最後の最後で本音が零れて、零れて、落ちる。
好意が通じなかったことで生じるもやもやを、
全部相手のせいにしようとする「醜い」思いが――。
それすらも、忘れられずに少女の中に残っている]
どういたしましてですよう。
[差し出された手のひらをそっと両手で握りしめた。
なるべく笑顔に見えるように、口の端に上向きの力をこめながら。
苦い思い出が、紅茶に入れられた星型の砂糖のように、包み込まれて溶けることはない。
けれど、触れた手の温かさに、心が少しずつ凪いでいく気が、した**]
……ん?
[一瞬、何を言われているのか分からなかった。
先生が、なんだって?
ぱちくりとまばたき一つ。
そして理解すれば、ため息一つ]
…あらあら、まあまあ。
[腹いせの行動か、そんな由は知るはずもなく
すこしだけ、ダハールの方に向けて困った表情。
表情は枕の奥なので見えないだろうが]
そう、ねえ。
先生、とよばれるひとは、むこうにはいないわけだから。
ちょっと困惑する子も、いるかもしれないわ。
[それが強い刺激にならなければいい、が]
大勢の子に、聞かれていたの?
…そうねぇ…
もし先生が何か、ってきかれたら…
知らないふりを通すか、
なにかの愛称とても、いえばいいかしら。
……混乱しそうな子がいたら、教えてね。
[口元にニヤリとした笑顔を浮かべる。
だが、すぐに自分の口を押さえ込むように
繋がれていないほうの手で
ぺちっと軽く叩いて笑いを消した。]
[ちらりと、自分の剥き出しの足に視線を落とした。
日焼けした肌の上に、血液の流れ出す一筋の傷跡。
きっと尖った小枝に引っ掛けたのだろう。
浅くはない傷跡だけれども、
ちっとも痛いとは思わなかった。
こんな痛みよりずっとずっと強い痛みを、
身体は違っても、感覚が覚えているから――――]
[あたたかな翼に包み込まれる。
こうやって許されることを
ずっと心の何処かで求めていたのかもしれない。
けれどプライドの強さだけで生きてきた少女は、
この期に及んでそれを素直には受け入れられずに]
それを、グレイヘン……君が言うのか?
[翼の中で青葉の眼差しを伏せて、皮肉めいて笑う。]
君だって痛いんだろう。
痛いのに――… どうして、我慢するんだ。
[それは只、素直に抱かれることへの抵抗で
弱々しい苦笑いの中に問い詰める意志はない。
言葉で抵抗しながらも、
そのちいさな腕に包まれてた頭を胸の中へとそっと寄せた。]
[目の前のカスミの思いを、少女は知らない。
きっと、知りたいとも思っていない。
少女の中ではなかったこと。
目に見えること。言葉にされること。それが、少女の知るすべて]
ばんごはん、なにかなあ。
ピラフだったら、立ててもいいなあ。
[小さな旗を見つめながら、そんなことを言うけれど、暗くなったら帰って、ばんごはんを食べる場所がどこだったか、少女は覚えていない。
もっとも、この世界に、そんな場所はないのだけれど]
カスミちゃんの手も、あったかいねえ。
グレイちゃんに教えてあげなくちゃあ。
[覚えていないことにも気づかずに。
にこにこと少女は笑うのだった**]
[握り締めた仮面の少女の手を握って、困ったような表情を浮かべた。
あまり喋らないわりに表情はそこそこに豊か。]
けんか、だめ。
なかよし。
[リヴリアを見つめる。
太陽との関係は、見てみてないとわからないと言いたげにリヴリアだけを見つめた。]
[小さな身体に不相応な大きな翼。
その隅っこの羽根が知らず少女の足の傷に触れた。
白の中に滲んで淡く色を成す。
左翼も持ち上げて。
包み込まれた小さな空間は真っ白に、閉じた卵の中のよう]
――ぐれいへんは。
がまんなんて、してないよ。
[幼さが口調から僅かに遠ざかる]
もう、いたいことは、なくなったの。
ぐれいへんをたたく ぱぱ や まま はいない。
だから、ぐれいへんは。
わたりどりになったの。
[ちくりと痛むのは置いてけぼりの心。
皮肉も抵抗も温もりの中に飲み込んで。
預けられた頭を抱きながらそっと頬を寄せた]
[しばらくリヴリアと視線を交わしあった後は
ダハールを見る。]
リヴがすき。
[リヴリアの手をぎゅっと握り締めて
大事だと言いたげに・・・の胸元に持っていく。
ダハールの声に、受けて立つと言いだけに。]
[飛び続ける事は、苦しいけれど。
いつか何者にも追い立てられぬ場所で。
羽根を休めて眠る事ができるなら]
――……。
[そんな夢物語を形にできるほど。
一度目覚めた少女に力はなかった]
[甘い声、身近な言葉に
仮面は静かにそちらを見やる]
そう、姫君は道化師を所望で。
道化師も姫君を望むなら、
たとえ世界の果て、解れていくときも
その手を離さぬことを。
[……もし、それが”姉”の望みでもあるならば
結論となるならば……
彼女の世界の終焉、死まで。
その結果、姫君の本体も
心ここに置き去りとなり、死亡するとしても
ダハールは気にすることはない。]
さて、僕はこの辺でお暇を?
姫君、くれぐれも心変わりなきよう?
[森の木立と白い翼の中で、夏の陽光は和らぐ。
薄暗くさえもあるやわらかな卵の中、
太陽を求め続ける少女は
今だけは与えられる静けさに身を*任せる*]
今日はやけに饒舌じゃないか。泣き虫君。
好意を甘受することと、品性を売って哀れみを買うことは別物だと思うがね。
ボクは。
けれど物乞いかい? それは確かに思いもしていなかったねぇ。
まあ乞えば手にはいるのなら、乞いもするさ。
手にはいるのならね。
それほど楽なことはないだろう?
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