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レリア、このトランプチョコは
持ち帰りにして貰っていいかな?
「色」のついたものを漸く食べた気分だ。
食堂の食事も美味しいが、レリアの食事は心まで満たされる。
[軽食を食べ終わり、トランプチョコを持ち帰りにして貰うと立ち上がる。その時に、お土産>>4:503を渡されそうになれば、]
おや、ありがとう。
…しかし貰ってばかりも何だな。
[と言いつつも、心の引っ掛かりなく受け取った事だろう。]
じゃァ、心優しい御仁に
「ありがとう」と伝えておいてくれるかな。
ご馳走様、レリア。
サロンに来るなら、また後で会おう。
[そう言って店を立ち去った事か。]
ん……。
[少しずつ意識が戻ってくる。
瞼を震わせると、何度か目を瞬かせた。]
あ……ハンスさん?
[寝てしまったのだと気づいて、少しだけ慌てて隣を向いた。]
お、はようございます。
[寝てしまった恥ずかしさから頬を微かに染めて、いつもより小さな声で挨拶を返した。]
……。
[無言でハンスをじぃっと見つめる。]
[ハンスが感情を言葉にしたこと>>148に目を瞠って、次いで聞こえた声>>149に顔をくしゃくしゃにする。
それでも嬉しそうに微笑んだ。]
傍に、います。
あなたは、ひとりじゃないわ。
[手を繋いでいない方の手を、そっとハンスの首の後ろへ回した。]
[苦しくて言葉にならなかったので頷く。]
っ
・・・〜〜、
[後から後から涙は溢れてきてしまい、
駅に完全に到着するまで人目も憚らずに泣いていた。]
[どこか寂しい気持ちと、
嬉しさと戸惑いが入り混じる。]
怖いのも、
悲しいのも、俺の心。
[心をなくしてしまう怖さとは別の、
違うもので自分の一部だったものが
近くにいなくなってしまった悲しさがあった。]
[頷き>>151を視界の端で感じて、暖かな笑みが浮かんだ。
自分の瞳から溢れる雫には気づかないようにする。
ハンスの肩に顎を乗せ、背中をゆっくりゆっくり撫でる。
少しすると、ププモアのアナウンス>>#8が耳に入ってきた。]
ハンスさん、ハンスさん。
星を、見に行きましょうか。
[少しだけ体を離して、ハンスの頬を優しく撫でた。
目を合わせながら、優しく微笑む。]
― サロン/アナウンス>>#8前 ―
[ハンスの呟き>>152には、]
そう。
痛みも悲しみも、生きているから感じることができる。
心があるから感じることができる。
[軽く、ハンスの背中側から心臓部を叩いた。]
その苦しみは、ひとりで耐える必要なんてありません。
教えてください。
私が傍にいますから。
[涙をこらえながら、柔らかい声で囁いた。]
[背中をゆっくり撫でられて落ち着き始める。
それでも時間はかかっただろう。]
もう・・・大丈夫・・・
[もう涙は出ないと泣き腫らした目で呟いた。]
あの声は呪いだった。
だが、守ってもいたと今なら感じられる。
[その代償が心だとしても。
メルヴィは、ハンスの話に怒っただろうか。]
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