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あなたには渡さないわ。
(私? 私はメルよ。)
[ハンスの向こうに佇む烏>>52に向かって、通る声で思いをぶつける。
低く、強く、揺るぎない声で。]
……。
[触れた指先が熱い。燃えるようだった。]
星……そうね。
私たちの最期によく似ているんだもの。
[鏡の向こうの幼い姿が、シンクロするように口を開く。]
わたしはね、さいごは蛍のような、星のような光になって、体がきえてしまうの。
触れたかった
この、手に
[蛍があった]
探しているものは、
見つからないし手に入れられない。
僕も何時か、
・・・消えてしまうんだ。
心が・・・
[片手の指を広げ、自分の胸元を掴む。
痛みも苦痛も何も籠っていない仕草だった。]
じゃあ、ふたりでお願いしよう?
[触れた手を、優しく包み込む。
まるでそこに本物の蛍がいるかのようにそっと。
無感情な表情に負けないように、にっこりと微笑んだ。]
私も願うわ。
ふたりでひとつ、お願いをしましょう。
そうすれば、大丈夫。
[疑問の言葉>>59に力強く答えを差し出す。
神でも星でもなく、目の前の彼を信じていた。]
叶うわ。
私の体が消えてしまっても、願いは共にあるから。
[ふわり。蛍の光のように微笑んだ。]
……!
[体が傾く>>60のを見ると、慌てて支えようと手を伸ばす。]
[とさり]
[メルヴィに体を寄りかからせた。]
・・・消えないで
>>35>>4:327
[イリュージョン装置が視界に入った。
まだナッツは投影を受け付けていたろうか。]
― 少し前・壺内 ―
[投影は、街の夜景から深い緑の森と村の風景になった。(>>34)
マルセーが散らす雪の結晶のようなものが、森と綺麗なコントラストになり、思わず歓声を上げる。
と、なにかもの言いたげに装置を見つめる男性と、その男性を支えるメルヴィが目に入った。(>>63)]
…どっか、写す?
[とそちらに声をかけた。]
[ハンスの声>>63にからりと笑う。
本人は気づいていないが、それは母親によく似た笑い方で。]
だいじょーぶ。
私はそんな簡単に消えなくてよ?
[またからり、と笑って、背中を優しく擦った。
ナッツの声>>64を受けて、ハンスへ視線を向ける。]
[メルヴィの肩に頭を寄りかからせる。
全身が重苦しい。]
・・・。
[メルヴィに背中を撫でられるが、
やがて体がずり落ち膝をついた。
向けられた視線を見返す力はない。]
[しばらくそちらを見ていたが反応がない。
と、具合の悪そうだった男性がとうとう膝をついた(>>66)
もしかしたら壺の外に出したほうがいいのかもしれない。
残雪に乗って2人に駆け寄る。]
メルヴィ、どうしたの?
そっちの人、大丈夫?壺の外に出る?
残雪に頼めば連れ出せると思うけど…
[ハンスが膝をつく>>66と同時に、支えきれず隣に座りこむ。]
ハンスさん、ハンスさん?
[心配そうに声をかけるも、体が動かないように見えた。]
ハンスさん、何か見たいものありますか?
[肩を支えながら、顔を覗き込むようにして尋ねた。]
[ナッツ>>67に声をかけられれば、]
あ、ナッツさん……。
ありがとうございます。
でも少しだけ、待ってもらえますか?
[困ったように微笑みながらも、強い瞳でそう願った。]
>>68
[目を瞑りメルヴィの耳元で囁いた。]
(蛍)
[呟き終わる。]
(僕はハンス。)
(蛍に逢いに来たんだ。)
[記憶には星空と蛍の夜。2つの月が煌々と照っていた。]
[ハンスの囁き>>70が耳に届くと、微笑みながら頷いた。
ナッツへと振り向いて、声をかける。]
ナッツさん。
クヤデという星の、朱夏期の夜を投影していただくことはできますか?
[ふたつの月が浮かび、蛍が舞い踊る夜。
懐かしい景色を思い出しながら、そう声をかけた。]
[メルヴィから希望を聞く。(>>71)]
うん、分かった、やってみる。
あとさっき、空を飛ぶところをイメージしたら夜景を移動しているように見れたんだ。(>>4:327中)
だから、なるべく具体的に場所をイメージをしてもらうと映写がより希望どおりにいくかも。
ちょっと動かしてくるね。
[残雪と一緒にイリュージョン装置の方にまた戻り、メルヴィの言った場所を音声で装置に指示する。
いったいどんな風景があらわれただろうか。**]
― 星の生まれる星の駅・ホーム ―
[残雪と一緒にスターライナーの乗降口に到着する。]
車掌さん、ありがとう。
楽しかった。
[浮かびながらププモアにお辞儀をして首にかかっていた切符を渡し、残雪と一緒にホームに出た。
スターライナーはこの中継地で大規模な整備をしているようだ。
慌しく走り回る整備士や車掌、そしてお土産探しや観光に向かう乗客、逆に列車に乗り込む乗客と見送り客などでホームはごったがえしている。]
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