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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
双子の姉 レリア に 1人が投票した
たむら よしお に 1人が投票した
英霊 ラーマチャンドラ に 11人が投票した
英霊 ラーマチャンドラ は村人の手により処刑された……
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、スッチー、双子の妹 シリル、双子の姉 レリア、助手 桂川、そらとぶようせい ティンカー・ナッツ、流離いの伊達男 マルセー、たむら よしお、靴磨き キリト、お忍びお嬢様 メルヴィ、継母 イザベラ、ディーラー 一条、資産家の三男坊 ハンスの12名。
(→シリル)
……ごめんなさい、ごめんなさい…。
わたしの方が、生き残ってごめんなさい…。
わたしの弱さから、
リアを、作ってしまって……ごめんなさい…。
[ロワン・ディシーの灰色の岩の中、
立っていられなくなって、短くなった灰金色の髪のまま、
膝を抱えるようにして座り込み。
涙が頬を流れるにまかせ、誰にともなく、呟いていた時、
近くで足音がしたような気がした]
(→レリア)
……まったく。
勝手に、色々思い込まないの!
あたしは……自分で選んだ今の未来を、ものすごく後悔……
は、していないのよ。
[座りこんで泣く妹を見つければ、傍に近寄り、
片膝をついて、抱きしめる。]
(→レリア)
大丈夫よ、あたしは・・・今、此処にいるわ。
♪Hush, baby, my dolly, I pray you don't cry,
(愛しい子 可愛い子 お願だから、泣かないで)
[一年前と同じ長さの灰金色の髪を撫でて、小さな優しい声で、
幼い頃、父親が双子に歌ってくれた子守唄(>>0:238>>0:240)を、口遊む]
♪And I'll give you some bread,
and some milk by-and-by;
Or perhaps you like custard, or, maybe, a tart,
(パンやミルクをあげるから)
(それともカスタードプリンがいい? あるいはタルト?)
[ふいに、一度歌声は途切れて]
[最後の一文を歌う声は、何かを堪えるように、
少しだけ、震える響きを帯びてはいたけれど、それでも]
……あたしは、自分で、選んだの。
大切な半身と、自分の心を失って、
一人で死んだように生きるか。
それとも…あなたと自分の心を守って、
最後まで笑顔でいるか。
あたしは……神話の兄、カインにはなりたくなかった。
ポリアンナでいたかったの。
……さ、帰るわよ。
[そう告げると、髪と瞳の色はだんだんと元に戻りはじめ…
妹の手を引いたまま、スターライナーまで戻った**]
――スターライナー――
[サロンの窓際の席に座り、荒野の地平線を眺める。
もうみんな帰ってきたのだろうか。
紅い瞳を逸らすことはせず、
ここに、現実に戻って来る人を待つようにじっと]
……。
クリスマスプレゼント、考えないとな。
[ほんの少し前にその話をしたはずなのに、少し懐かしい。
小さく息をつけば窓が薄く曇る。
スターライナーが発車するまでここにいるつもりだ]
― バーカウンター ―
[ひとしきり眠ったあと、男の姿はいつものバーカウンターに]
……不思議なものです…選ぶ未来には、今より不幸なものも、今より幸せなものもあった。
[メモリアルノートを繰りつつ、独り言のようにポツリ、ポツリと言葉を紡ぐ]
それでも私は、“今の私”でよかったと思えるのです。
[フッと笑みをこぼし、マスターお勧めのカクテルを口にした]
[少しずつ星が離れていく]
未来が集まる星、思いが集まる星、私の始まりの星。
いつになるかは分からないけど、きっと、また訪れるだろうな。
[隣に気配を感じて、ふっと視線を向ける。
そして、そのまま目を瞬かせ、少しの間固まってしまった]
きゅ、キュー、ちゃん?
[幻のスターライナーのこの席で。
確かに聞いた綺麗な獣の名前を、呼ぶ]
そっか。
……本当に、この列車に乗っていたんだな。君は。
[なんだか嬉しくなって。
衝撃が抜ければ、微笑んで身体も彼?彼女?のほうへ向けた]
さっきはありがとう。
[改めてお礼が言いたかった。
もう、会えないのではないかと思っていたけれど]
……。
キューちゃん、喋れる?
[微妙に片言でそう問いかけたのだった**]
[壺から漏れ聞こえる声に、ピンとひらめいて。]
……あ、そうじゃん……こうすればよくね?
……俺って……冴えてるし!
このお菓子、みんなに届け!!
[入り口にそんな声をかけて。
薄のハート型おせんべい(わさび味)
丁字染の星型クッキーの詰め合わせ(塩味)
floralwhiteのドロップ型キャンディの缶(薄荷味)
一条やシリルにあげた残りをぽいっと入れた。]
― 通路 ―
[>>3:659
一条とは乗車前に分かれただろうか。
もし、分かれたなら一人で。
分かれていないなら一緒に歩いていたかも知れない。]
あ、車掌さ〜ん♪ ちょうどいいところにいたわ。
あのね、ちょっとこんなことを考えているの。
[ごにょごにょごにょと耳元で囁いて。]
……だから、驚かないでね?
あと……今のところ、リコリスと一条さん以外には内緒よ。
お・ね・が・い♪
[うるうるとした瞳で見つめると、車掌は首を縦に振った。
それを見て、にっこりとほほ笑んだ。]
そうだわ、ここでこんな感じのものあるかしら?
[ひそひそと他の誰にも聞こえないように尋ねると。
ポッと一瞬、車掌は恥ずかしそうにしながらも肯定の返事。]
……すごいわ、さすがね♪ ありがとう。
[お礼に額へ軽くチュッ☆彡
またまた、ふにゃ〜んとした車掌にクスクス笑い。]
じゃあ、また後で♪ よ・ろ・し・く♪
[手を振って、再びぷらぷら歩き始めた。]
[去り際、車掌からいわれたひとことに。]
そうかしら? そんなに雰囲気変わった?
[軽く小首をかしげる。]
う〜ん、けど……いつでも、どんなになっても
……あたしはあ・た・し・よ♪
[うふふと笑って、ウインクすると。
そのまま、軽い足取りでどこかに向かった。*]
[キリトの降らせたお菓子に>>16]
これは…さっき売ってたお菓子ですね。
[ガチムチマッチョなおネエ店主のおみやげ屋にあったものだ。]
……甘くないハートは誰のものでしょうか。
[ハート型のせんべいをかじりつつ呟いた]
〔銀河間特急便スターライナーから、
出発が近づいた事を知らせる星屑が長々と噴き上げられました。
その星屑の光は、到着時と同じように
スッチーが落とした桃色の煙>>3:135が混ざっています。
到着時(>>3:#6)よりも、煙突からの星屑が
明るく光っているよう見えたのは気のせいでしょうか?
切符も出発が近づいた事を教え(>>1:#5)ます。〕
〔スターライナーの窓辺に居た乗客達は、
出発の星屑の光を何時もより近くで見るでしょう。
まるで妖精の魔法の粉のように舞い落ちる星屑めいた光の粒子。〕
「皆さん、無事帰られてほっとしました。
次は銀河と銀河の間を駆けますから、
どこへも降りない予定です。」
〔車掌ププモアは、抱擁を受けたり(>>3:478>>3:482)、
預かった手紙を返したり(>>3:349>>13)としながら、
乗客達一人一人へ微笑みます。〕
「銀河間特急便スターライナーは、
銀河と銀河の間を駆けるのです。」
〔車掌ププモア・ブルーベは二度繰り返しました。〕
〔シャンシャン、シャワン、シャンシャン。
シュワ、シュワワワワン。〕
「皆さん、それでは出発です。
新たな銀河へ向かいましょう!」
〔そうして出発時間になりました。
車掌ププモアの声は、心なしか普段よりも力強く聞こえます。
出発には、普段より(>>1:#0>>#1:1)も沢山の星屑が舞いました。
列車後方へ描かれるスターラインも普段より強く描かれています。
後ろを振り返ると、来た時と同じように駅がぽつんとあるばかり。
あの星で出逢ったものは一体何だったのでしょう。
けれども、幻でも夢でも。
あなたの心の中には、*確かに*刻み込まれているでしょう。〕
〔少しだけ場面は変わります。
車掌ププモアの意外な顔をお見せしましょう。
ここはスターライナーの廊下(>>23>>24>>25)です。
車掌ププモアは、サッキュんの「チュッ☆彡」に、
またまたふにゃ〜んとしながら言いました。〕
「サッキュんさんには敵いません。
分かりました。危なくないようにして下さい。」
〔それともう一言。〕
「サッキュんさん、雰囲気が変わりましたね。
もっと素敵になりました。」
〔車掌ププモアは、サッキュんへにっこり微笑みます。〕
〔一体、車掌ププモアはサッキュんには何を頼まれたのでしょう?
銀河の銀河の間の海を、もう少し行けば虚の海。
その間に乗客達がささやかな楽しみを満喫するのを、
車掌ププモアは止めようだなんて夢にも思いません。〕
〔だから、ほんの少しだけ。
車掌ププモアがふにゃふにゃしてしまって、
次の銀河の*初めの駅*をアナウンスし忘れていても、
どうか怒らないで下さいね?〕
子供はお母さんの事が大好きなものだ。
両想いおめでとう?
[拍手でもしそうな笑顔だった。にっこりにこやか。
その後列車での、サッキュんとププモアが話す内容がサンタクロース計画に関わるものなら、一条も耳を傾けたかもしれないが、自然そのうち別れた事だろう。]
−回想−
[メルヴィと列車に戻ると一度自室に向かった。]
来て良かった。
ありがとう、イザベラ。
[ポケットから手鏡を取り出し表面を撫でて伝えた。]
−回想−
[自室からサロンへ戻る頃だろうか。
廊下でレリアを見かけた。]
・・・。
[その場では何も話を交わさなかったが、
お互い存在には気付いていただろう。]
−サロン−
>>16
[唐突にサロンの壷からお菓子が飛び出して来た。
掌で受け止めたのは良い焼き加減の星型クッキー。]
ぽりっ
[窓の外を眺めながら齧る。塩味だった。
窓には後から後から降るお菓子が映っていた。
地平線の彼方まで続く荒野の姿も見えていた。]
壷なあ。
[パンドラという女が持った壷の話。
そんな話を聞いた覚えがあった。]
ぽりっ・・・
ぽりぽり
[指先でクッキーを摘んで食べていたが食べ終わる。]
[一条は、出発時の光景を見届けると、
リコリスやサッキュんを始めとした「サンタクロース計画」実行委員(?)達と共に、相談やプレゼント購入の為に、一時サロンを出ていった。
*相談は、こっそりと。プレゼントは、大胆に。*]
― 自室・シャワールーム ―
[乗車後、ハンス>>33と分かれて、自室に向かった。]
お気に入りだったのに、随分汚れちゃったな。
[淡い紺碧色のワンピースを脱いで、簡易シャワールームへ向かう。
いつもより熱いお湯を浴びて、崩れたメイクも土埃も洗い流した。]
ふふ。
[いつも通り、故郷の花を原料としたシャンプーで髪を洗う。
これまでは、懐かしさと同時に切なさも感じていた香りだったが、今は愛しささえ感じる。
自分が変わったことに気づいて、小さな笑みが浮かんだ。]
ふぅ。
[溜息一つ。
バーカウンターへ向かうとホログラム端末を拝借した。
手元に音もなく浮かんだ電子映像画面を操作する。]
えっ
>>40
[唐突な声に振り向けばスッチーが居た。]
・・・。
[壷ちらっ]
― 自室 ―
[熱いシャワーをたっぷり浴びた後、淡い雀茶◆色のワンピースに着替える。
タオルドライをしながら部屋に戻ると、ちょうど出発の時刻のようだった。
可愛い車掌さんのアナウンス>>#2が聞こえる。]
わ、あ……!
[駆けるように窓辺に近寄る。
そこには、辺り一面レモンイエローの星屑が溢れていた。]
光を纏っているみたい……。
[普段より多いそれに、夢を見ているかのような声をあげる。
暫く、きらきら輝く星屑を眺めていた。]
選択肢はあるかも知れない。結末は分かるかも知れない。
だけど、選ぶのはあんた自身だって事実は変わらないけどさ。
[壺はすっとその身を吸い込んだ]
!
[壷に吸い込まれた。
壷の中が、その時次第で変わるなら今はどうなっているのか。]
こ、ここが壷の中・・・
[辺りを見回す。]
選んでも最後には同じ結末。
この世界でなければ違う結末には・・・
・・・。
未来を変えられる選択肢が、
俺の手に届く中にはない。
[超常現象展開には弱い。
スッチーも中に居るのだろうか。]
― サロン ―
[一頻り星屑の煌めきを堪能し髪をきちんと乾かすと、サロンへ向かった。
バーカウンターに座り、紅樺◆色のノンアルコールカクテルを注文する。
添えられたフルーツが*08柴犬*型にカットされていた。
ふわり。笑みが零れる。]
ふふ、可愛い。
[指でつんつんとつついた後、ストローにそっと口をつけた。]
>>52
っ
[スッチーの声がすると鏡があるのに気付いた。
目の前に現れたものに愕然とし震え、目を背けた。]
のっ、・・・呪いが見える。
[恐怖を飲み下すようにスッチーに囁き返す。]
呪いだって!?
そうか・・・
[星で全てが帰ったと思っていたが、まだ宇宙のうねりは終わっていなかった]
まだ、残っている人も、いるんだね。
― 廊下 ―
[メルヴィがバーカウンターに来る前に廊下に出て
スターライナーから吐き出される星屑を眺めていた]
これはまた…
[今までと違い、色とりどりの星屑が流れてゆくのをぼんやりと眺めていた]
[鏡の中の虚ろな眼をした巨鳥の影が目の端に見える。]
な、・・・にが目的だ。
俺にこんなもの見せて。
・・・
[頭を振る。]
これを変えろと言いたい?
俺の、呪いは、解けない・・・
[スッチーの声が聞こえた方を振り返る。]
父も祖父もその祖先も、
ずっと呪いは解けなかった。
だからせめて、呪われきるまでは、
前向きに生きようと決めたのに。
[未来を知れて絶望を知ったから決められた。]
私が見せたんじゃい。
[ゆっくりと首を振る]
お前さんが見た。ただそれだけの事。
呪いは解けるものじゃないよ。
[ハンスを見つめる]
矛盾しているものでも、かける事ならできなくもないけどね。
[鏡の景色は霧散した]
[そして意を決して、手を触れた鏡をもう一度見た。
しかしそこには呪いの影はなくハンスの姿だけが映る。]
なんだと?
さっきまでは。
[ぺちぺち]
[鏡を叩き、狐につままれたような顔をした。]
[泣いている時、背中に手を置かれ呟かれた。
呪われるがいいとあの時にも言われた。
それはとても奇妙に静かな声だったのを覚えている。]
>>62
[頭をゆっくり振った。
けれど、スッチーが言いたいことが朧げに見えてきた気がする。]
[クリスマスサンタ計画>>31については]
それがいいと思う。
この列車内、実はまだ見たことがないんだが、色々店があるみたいだし。
ぬいぐるみも何か面白いものがいいな。
変わったものも盛り上がるんじゃないか?
[相手の欲しいものを、というより。
どちらかというとイベント的に考えていることを明かして]
青汁詰め合わせも候補に入れてみよう。
[一条も否定的ではなかった覚えがある。
この姿では珍しく冗談っぽい口調で言いながら、一条>>32の視線を追う。
そこにはティンカー・ナッツの姿があっただろうか]
そうしてみよう。
[仲間になってもらえるならもちろん大歓迎]
――サロン:発車の時――
[スターライナーが発車の汽笛を鳴らす。
また同じように窓を開けた。
列車の近くを舞う星屑は、桃色の煙とともにサロンへも入り込む。
周りの迷惑にならないかな、とちらりと思ったが]
……。
[目を奪われ、意識も奪われる。
その星屑は明るいレモン色から、赤へと変化した。
鮮やかなその色に一瞬肩が震える]
あたたかい。
[手を伸ばして、掌で受け止める。
そっと包み込めばそう呟き、少しだけ切なげに微笑む]
[ひとりカクテルを楽しんでいると、バーテンダーからクッキーを差し出された。]
これは……?
「空からの贈り物でございます」
空からの?
まあ、素敵!
[星型のクッキー>>16を1枚とってぱくり。
しょっぱさに一瞬目を見開くも、意外と美味しかったのか、ふわり。笑顔が零れた。]
−回想−
>>72
[レリアの声は微かに聞こえた。
ホロの表示にはLUXFEROと、
ハートを背景に12枚の翅を持った蛇が浮かぶ。
一般公開されている基本データのようだ。]
―サロン―
……ルクスフェロ?
[画面に浮かぶ画像>>78の中、LUXFEROの文字が目に飛び込んできた。たしか、カナン紛争にも武器を輸出している軍産複合体(>>1:404>>1:405)だ」
そういえば……あの時も。
[2つ目の星でも、ハンスと一条がルクスフェロについて
話しているのはうっすら聴こえたような気がする>>2:564>>2:567>>2:264。それから…]
ルクスフェロへの投資(>>2:580>>2:582)を
任されているって、言っていたっけ……
[紛争が、そこに関わる人達にとって、利益をもたらすこともあるのは知っている。蜜の多い花のように、長引けば長引くほど、甘く潤う人達もいることを]
―>>3:548>>3:550一年と少し前、
ロワン・ディシーが滅んだ夜(思い出回想)―
……おじさん。どうして、いきなり、そんな急襲が?
[エディおじさんから、ホログラム通信で脱出するように言われ>>548、シリルが別室に準備しに行った後>>3:55、そう尋ねた]
「……目的は、レアメタル、らしい。
ノロンドで、軍事利用され始める可能性については、
話しただろう(>>3:325)?
ラピス側にとってはパワーバランスを崩す脅威だと
判断されたのだろう、
レアメタルを独占する為にロワン・ディシーを奪うか、
ノロンドにこれ以上供給させない為に、
採掘設備や輸送経路を破壊するか…。そういう噂、だ。
箝口令が敷かれているが、もう、真近くまで迫っている。
攻撃は、おそらく…明日にも始まる可能性がある。
だから、今日、絶対に脱出しなさい」
[ロワン・ディシーのほぼ全域にある、レアメタルの採掘設備。
奪うにしても破壊するにしても、
どういう種類の攻撃になるか、予測はできるだろう?と
暗い瞳で告げた人の姿が、今でも目に浮かぶ。]
…そんな…だって、父と母は…。
ロワン・ディシーを豊かにしたくて、
安全なエネルギーを…安定した生活を、多くの人に届けたくて、
研究をしていたのに……。
それが、こんなことに、なるなんて……。
[茫然と呟くと、…残念だよ、と心からそう思っている響きの声が返ってきた。]
―サロン(時間不明)―
[どれくらい経った頃だろうか。
一条は、サロンへ戻って来た。
無事、リコリス達との計画準備が行えたらしい。]
[一条が戻ってきたのは、ハンスとスッチーが何かやり取りをしている頃でなかったのは確かだ。それとも、既にもう終わっていただろうか?
サロンに居るキリトは、待ちぼうけしていたかもしれない。
キリトに気付けば>>79、]
よしキリト。
じゃァ、ゲーム始めようか。
ゲームはブラックジャックで良いかな?
[その場に居る人々にも持ちかけつつ、
遊戯室のカードを借りて始めたのだった。]
ルールは慣れれば簡単。
[と、説明は軽く一通り行い(>>1:98>>1:104>>1:143(参加方法>>1:164>>1:165>>1:175))、ゲーム参加者の前には色とりどりのカジノチップを積み上げた。]
[丁寧に6組のトランプをシャッフルし終わると、
赤のカードをキリトへ差し出す。]
キリト、好きな場所へカードを差し込んで。
…ありがとう。
[赤のカードが入れられたトランプの山を切り直し、
赤のカード後に30枚程残るようにした。
本来は赤のカードが来れば、ゲームが一巡した事になる。
これはカウンティング対策の為なので、不必要でもあったが、雰囲気を楽しんで貰おうと敢えてそうしている面もあった。]
[右回りにカードを1枚ずつ配り、
合計2枚が表向きに配られる。
ティーラーのカードは、内1枚のみが表向きで、
これが所謂「フェイスカード」と呼ばれる。]
では先ずチップをお賭け下さい。
[ディーラーのフェイスカードは、4(4)13(13)の様だ。]
で、サッキュんもいかね?
一条さんが色々ゲーム仕切って……
[と、いい切らないうちに。]
あ……いっちゃった。
俺、なんか悪いこといったかな?
[何だかよそよそしくなったような気がする。
お母さん呼ばわりでそんなことになったとは、夢にも思わず、首をかしげる。]
ま、いっか。
[思い直して、サロンに入った。*]
(メルヴィ?)
・・・。
助言として受け取ろう。
[嘘かどうかなどは分からず聞いた。]
・・・。
分かった。
[壷の出口へ歩き出す。]
[レリアの姿が近くに見えた>>80ので声をかけようとしたが、雰囲気がいつもと違うように感じて思い留まった。
ありがとう。
とても美味しかったわ。
[バーテンダーに一声かけ、チップを置くと席を離れる。]
あら、またゲームをされてるのね。
一条さんって本当サービス精神旺盛な方。
[タイミングが良ければ、再びトランプを操っている一条の姿>>85が目に入っただろうか。]
[ケンカについての返事をもらえば。]
……ふぅん、そっか。ならいいけど。
なんか、一条さんの名前聞くなり逃げてった感じだったこら。
ちょっと、気になっただけ。
[それについては、詮索しない方がいいのかなと思って終わらせる。]
ハートの4とスペードのJでJは10だから……14かな?
一条さんの見せてる方がクラブの13で10だから
見せてないカードとの合計が21まで……
A〜3以外なら、俺がステイしたら負けるのかな?
……なら、もう一枚とった方がいいのかなあ。
じゃあ、もう一枚もらってみる。ヒットでいい?
[と、あれこれ考えつつもディーラーにそう切り出した。*]
ふふ。
それじゃあ、女神の愛を確認しておこうかしら。
[悪戯っぽく笑って、席に着く。]
キリトくん、私も参加させてもらうわね。
[そうキリトに声をかけて。
他にも知り合いがいれば、簡単に挨拶しただろう。]
それじゃあ、私はこれで。
[チップを受け取り、赤2枚をベットエリアへ置く。
受け取ったカードは、2(4)3(13)と1(4)8(13)。]
あら、残念。
私はバーストだわ。
女神様にはそっぽを向かれてしまったのかしら。
[少しだけ残念そうにカードを見やる。
苦笑しながらも、楽しんでいる様子。]
― 自室 ―
[鏡の景色がゆらぎ、画面に切り替わる]
「うん?スッチーか。あれ?キューちゃんはどうした?」
それが、ちょっとどっかに行っちゃって。
「ダメだぞそれは。獣は時に予想外な動きをするんだからな」
分かってるよ・・・
(師匠ってどこかキューちゃんを動物扱いしてる節あるよね)
「そうだ、竜の涙はどうした?」
ああ、ちゃんとここにあるよ。
(本当はあの子からは貰い忘れてて、博士から貰ったのだけど、黙っておこう)
壺と共鳴できるんだっけ?
「ああ。これは代々伝わっていて、昔はそんなものと共鳴できても仕方ないと思っていたんだが、少しばかりドジした時に突然竜の涙が枕元に置かれていてな。そのおかげで命拾いしたわけだ。その時を忘れない様に、壺作りをするようになったというな」
何度も聞いたよその話は。
「面目ない」
[一条の言葉>>105には、]
まあ。
カジノってちょっと怖いところなのね。
[怖がっているというより面白がっている様子で、ころころ笑った。]
でも、一度でいいから行ってみたいわ。
[キリトの姿を微笑ましそうに見ながら、興味津々な様子を覗かせた。]
「ま、これからも竜の涙に関わる者との出会いでも楽しんでくれ」
なんで少し上から目線なんだい?
「いいじゃないか」
そういや、師匠。
「おおう?」
(一番聞きたかった事)師匠って、私と暮らす前に星屑を壺に集めていたんだよね?その時の私って
「キューちゃんと暮らしていたんじゃないのか?」
(あれ?ぱっとしない反応だね)ううん。やっぱいいや。
「どうしたんんだ?」
ヒミツ。(まさかね)それじゃ、また。
もう格好は決めたのか?
[サッキュんは何に決めたのだろう、と思って問いかける。
それにしても衣装まであるとは流石スターライナー]
ここは……可愛らしい感じだな。
[最初に入った店は、扉を開けた瞬間からメルヘン世界だった。
大きいものから小さいものまでぬいぐるみだらけ。
溢れるその可愛らしいオーラに圧倒され足が止まったり]
これとかどうだろう?
58センチ程の*12殿様蛙*のぬいぐるみをサッキュんに差し出す。
やはりここは女性の意見を。
といってもこのプレゼントが男性に行くか女性に行くかは分からないというか、自分たちの配り方次第だけれど。
でも案外ハンスなどに当たっても、似合いそうに気がした。こっそり]
[ティンカー・ナッツは共にいただろうか?
ぞろぞろと様々な商店を渡り歩き、プレゼントを見繕う]
えっ。
本当に青汁まで売っている……。
[これはプレゼントに加えろという神の思し召しに違いない。
当たった人には健康が保障される、かも]
色々あるなぁ。
[ヘビが飛び出すびっくり箱を突然開けたりしつつ。
一条やサッキュんはどのようなプレゼントを選んだのだろう。
人数分選び終えたら同じ包装紙で包むつもり]
あ、そうだ。
なにか配る時のイベント的なもの、考えたりしてるのかな。
[自分が想定していたのは、こっそりそれぞれの部屋のドアノブにプレゼントを掛けておくという面白みのないもの。
でもせっかくサッキュんが衣装を用意してくれたのだから、と。
なにか提案があるなら大歓迎といった様子で、問いかけるだろう*]
−サロン−
[はっ]
[気付けばサロンにいた。
夢を見てみていた気分だった。]
>>72>>83
[バーカウンターへ戻ると、
レリアがホロ画面へ顔を向けている姿に気付いた。]
[一条の言葉>>111を受けて、]
まあ、ファミリー向けもあるのね!
それなら私でも行けそうです。
[両手を合わせて弾んだ声を出した。]
お仕事されている一条さんも見てみたいし。
[悪戯っぽく微笑む。
キリトの結果>>119を見れば、]
あら、残念。
次は頑張りましょうね。
[柔らかく微笑みながら、優しく声をかけた。]
あぁ。
カナン紛争か。
有名だ。
>>1:405
[長引くからこそ利益は上がるし、
長引かせようとする人々がいる。
長引くからこそ煮え切らないのを理由に後回しにした。]
[指先の操作でホログラム画面を目の前に持ってきた。
先程は基本データが開かれていたが、
幾つか新たな情報欄が開いた。
その横に、通信ウィンドウが開く。]
俺だ。
ルクスフェロの投資は・・・まだ進めてないな。
[目を閉じて返事を聞く。]
次こそ女神様を微笑ませてみせるわ!
[気合いも新たに、ベットエリアへ赤のチップを2(3)枚置く。
一条の告白に驚いたように目を見開いた。]
それは……驚いたわ。
ええと。
[以前聞いたカジノにいる理由>>0:399を聞いていたから、それからの間に何かしらの解決をしたのかと思いを馳せる。]
私が理由を聞いてもいいかしら?
[おずおずと問いかけながら受け取ったカードは、1(4)11(13)と4(4)10(13)だった。]
>>127
・・・・・・。
[レリアを見る。
自嘲とも嘲笑とも軽蔑ともつかない冷ややかな笑みが、
微かに顔を横切った。]
ハロルドから引き継いだ。
[レリアは知らないだろう兄の名前。]
利益は大きい。
理解している。
どうせルクスフェロも、
投資されるものと思っているだろう。
[レリアからホロ画面へ返事を伝えるために向き直る。]
危険を感じた所に、何て言えばいいのか…、
…高次元生命体…か。
俺も会った事はないが、
ピンと来る説明で言えばそんな相手と出逢ってね。
一瞬後に彼らは、全部ふっと消えたンだが…。
……不思議な事に、其れらが去った後、
俺の脳に「何時何処」へ行けば、
曾爺さんの相手に会えるのかという記憶があった。
だから俺は、会いに行く為に、
危険覚悟、不退転で行こうと考えているんだ。
それが辞める理由だな。
[遭った時に、本当に危険を感じるかどうかは不明だが、一条は用心に越す事はない(>>3:527>>3:546)と深く感じたのだった。]
まあまあ……。
[一条の話>>130>>131>>132を驚きと真剣さの入り混じった表情で聞いていた。
少し考え込むように瞳を伏せてから、慎重に言葉を選ぶ。]
あの星は……選ばなかった未来が見られるものだとばかり思っておりました。
けれど一条さんがご覧になったのは、選ぶべき未来。
そんな、気がいたします。
[一条の瞳をまっすぐ見つめて、そう声にする。
数瞬後、はっとした表情になって。]
あ、私は専門分野ではありませんので、本当になんとなくなんですけど、ね。
[慌てて付け加えた。]
けれど、お辞めになるならより一層早くお伺いしなければ。
……もう少しは、用心棒としていらっしゃるのでしょう?
[期待と不安、相反するものが混ざった声で問う。
少し眉根が下がっていた。]
この後、俺がどんな理由を付けて、
この決定をやり直そうとしても受け入れるな。
以上だ。
[通信ウィンドウのみを消した。]
― ふろ ―
[脱衣所の自分のシャツを見る。予想以上に汗をかいていたようだ。実に、意識の外にありすぎたとまた一つため息。
それでも何かを洗い落とすように体に刷り込んだ汚れを落としていくうちに、少しずつながらネガティブな感情も落ち始める。]
心の洗濯と言ったひとは、本当にすごいな…。
後で少しは違う行動をとってみようか。
[普段行ってない場所に行くのも、気分が変わる手かもしれない。バイオリズムの最低点は抜けたようだ。]
また親達とごたごただ。
[レリアにぎこちなく微笑んだ。]
>>127>>128
[ずきり]
[無言だったがさっきは何故か痛かった。]
>>142
・・・。
投資すれば良かったか?
関係者なのに。
[大統領一族に連なるなら有り得なくないかもしれない。]
……親達とごたごた?
それでも、断ってくれたの…。
[祖父や父と同じようになってしまうと言っていたのに…
彼らに反対されるような決断をしてくれたらしいことと、ぎこちない微笑みのどちらが、より嬉しかったは分からない]
だ、だめ!
[投資すればよかったかと問われれば、慌てた様子で、
ぷるぷると首を横に振る]
投資しないでくれたことと、
そういう決断を、貴方がしてくれたことが、
嬉しい…。ありがとう。
[何故か少しだけ、瞳が潤んだ。]
―サロン>>133>>134―
選ぶべき…未来なのかは分からないさ。
でも、これで俺の迷いは無くなったよ。
[メルが言葉を選び、静かに伝え終わって直後、
慌てる素振りには、にこやかに微笑んだ事か。]
さァ……、元々は用心棒と言っても、
'ゲームの'用心棒として表に出る機会は無かったものでね。
そりゃ、VIPルームのディーラーとして出るくらいはある。
でもそれくらいさ。
「何時何処」までは、身辺整理の時間を取ったりと、
少しは慌ただしいかもしれないが、
それ以前なら、来たら相手くらいは務められなくもない。
[と、嘘偽りなく伝える。]
>>145
前も婚約話を断った時にな。
母上には殴られたし後始末やら何やらで。
[顔も知らない相手だった。
利益のみに基準を置いた政略結婚。]
・・・。
それでも、これだけで、
俺がこれまで”生きて来なかった”のが
帳消しになる訳じゃない。
― サロン ―
それなら……良かったのだと思います。
少なくとも私は、嬉しいかな。
[一条の迷いのない言葉>>147に、小さく胸を撫で下ろす。
微笑みには、照れたようにはにかんだ笑みを返した。]
それじゃあ、このゲームは貴重な体験なんですね。
カジノに行くことがあったら、ご挨拶くらいはさせてください。
[カジノに行ったことがないため、'ゲームの'用心棒という感覚が上手く掴めない。
けれど特別なのだということは分かって、嬉しそうに微笑む。
お願いをするように、小さく首を傾げた。]
…婚約話…殴られ…
な、なんだか、たいへんなのね…。
[それでも断ってくれたのか…と少し微笑んで]
……そうね。
“死んでいるかのように生きてきた”過去は、
帳消しにはできないかもしれないけど…
貴方は…まだ、生きている。
“今”と“未来”があるわ。
[いつかは微笑みで応えたことに、今度は言葉で答えて、
あの夜、泣いているハンスの背中に手を置いて呟いた呪い
にも、少しでも効果がありますように…と祈る]
>>150
色々ある。
[その時殴られた頬に手をあてた。
帳消しにならないのは、答えを出さなかった為に行われた様々なものへ対してもだった。]
・・・。
[(No request)(No Where)
望みもなければ、喪われる。
そう思って泣いていた。
あの時、何を呪ったのか疑問が沸き上がったが出たのは別の言葉だった。]
[呪いは解けなくても、
違う呪いをかける方法を知っていたのだろうか。
その思いを胸に留めて尋ねた。]
お前は生きているのか?
〔唐突に列車内の照明が暗くなりました。
一体何事でしょうか?〕
「ご乗車の皆さん、失礼します。
車掌ププモア・ブルーベよりお知らせです。
当スタートレインは【虚の海】へ差し掛かりました。」
〔照明は次第に一つずつ落ちてゆきます。〕
「これより、【虚の海】を抜けきるまで、
列車内の照明は落ちますのでご注意下さい。」
〔銀河間特急便スターライナーに、静かな振動の様な、
何かの中を突き進む様な雰囲気が感じられます。
これまでの快適な運行にはなかった事でした。〕
〔重い重い【虚の海】。
超重力子で出来た一帯は、まるで「宇宙に出来た海」のよう。
【虚の海】は、星の光をその表面に留めてしまいます。
乗客達が、銀河列車の後方を振り返ると、
「スターライナー」が【虚の海】へ入る前の光が留まっていました。
その光も、そのうちにゆっくりと消えてしまいます。〕
〔銀河列車の周囲は暗い暗い闇の中。
遠くにあろうと近くにあろうと、
この中では星一つの灯りだって見えません。
スターライナーの星屑の光だって、
【虚の海】の中では生まれた後から直ぐ消えてしまうのです。
ここは深い深海よりも暗くて重い場所。
けれども「スターライナー」はその中を駆けてゆきます。
そんな重い【虚の海】も駆けられる造りとなっているのですから。〕
〔真っ暗い闇の中、
ふっと灯りが付きました。〕
〔心細さを慰めるように。
或いは楽しさを掻き立てるように。
更に或いは、
絶望の中にもきっと希望はあるのだと教えるように。〕
〔蝋燭が、一つ付けられました。〕
〔それを皮切りに、暖かな光がそこかしこで少しずつ付けられます。
部屋一つ分さえ満足に照らせない灯り達の群れですが、
それでもお互いの顔は見えるでしょう。〕
〔シャワシャワシャワ・・・
シャンワワ、ワワ・・・
シャ、シャ、シャシャン・・・
シー、シャッシャ・・・
シャカシャカシャン・・・
シューワ、シューワ・・・〕
〔外の音すら聞こえない【虚の海】だと言うのに、
まるでそんな音が聞こえそうな星屑の光が見えました。
その星屑も「スターライナー」と同じように、
生まれた先から光が消えてしまいます。
平行して走るのは五つ・・・いえ、六つの列車でしょうか。
今の時間、同じ地帯を銀河列車が走る予定はありません。
距離が計れないように、色は何処か透き通って見えます。
灰色に、緑色、赤色、青色、桃色に、それに亡霊の様な色。
手を振れば、向こうの列車からも手を振り返されたようです。〕
……色々、ね…。
[殴られたことを思い出したのか、
頬に手を当て物思うかのような様子に、微かに眉を下げる]
[(If your heart is in your dream.)(Now Here.)
貴方が夢見るように心から望むなら、今ここにあるのに…。
そう思って、泣きそうになった。
祈りや願いでは、届かないようだったから…。
最初の呪いで死ぬはずだった、御伽話のお姫様。
2つめの呪いで、茨に囲まれ100 年眠ったお姫様。
だから、解けない呪いなら、せめて、2つ目の呪いで…と。
呪いの内容は、問われぬうちは心に留め]
……何をもって、“生きている”と言うの?
自分の選んだ過去を後悔せずに、
未来を信じて笑っていられることを、
生きている、というのなら、答えはYesよ。
一度も死んだことのない人を、
生まれ持った体のままでいるだけのことを、
生きている、というのなら、答えはNoよ。
[そう答えて、少しだけ寂しそうに、けれど、
いつもの笑みに近い笑顔で、笑った]
>>154>>155
[答えにならないような答えを聞いて、
呪いの内容を尋ねる気になった。]
何を呪った。
呪い方は分からないが、
俺もお前を呪おうか。
[シグネットリングにキスをしながらレリアを見た。
呪いの力を授かるにはこれ以上ない対象だろう。]
お礼を言われるようなことはなにも。
[感謝の言葉>>156に小さく首を振って。
それでも少し、嬉しそうに微笑んだ。]
私は……地球方面へ行ってみようかと思って。
スターライナーに乗車し続けるかは、まだ決めていないんです。
[行く方法はいくつもあって。
一人旅ではあるけれど、勝手に決めるには、一人に近づきすぎた。
少し濁したように返事をする。]
一条さんはスターライナーでカジノに?
[駅をすべて把握している訳ではないけれど、帰るために乗ったのなら停車するのだろうと予想を付けて問うた。]
………。
その人が共に在って、貴方を愛してくれますように。
貴方が”一人”ではないと思えますように…。
[呪いの言葉を最後まで言い終えると、
ぽろり、灰金色の瞳から光が零れる]
…呪ってくれて、ありがとう…。
本当に、そうなってくれたら…どんなにいいか…。
―サロン>>159―
度は道連れ世は情けって言うじゃない♪
地球方面にかァ…。
そりゃまた浪漫だ。
俺の祖先も地球出身(>>1:439>>1:592)だったから。
今はどうなっている事やら。
[暫し、遠い遠い彼方の一惑星へ思いを向けてみた。
やはり郷愁は湧かない。]
宇宙カジノの近辺まではそれも良いかもね。
まだ時間に余裕はあるから、列車で行くのも良いだろうし、
途中下車して、もっと早い手段で向かっても良いからなァ。
[曾爺さんが亡くなり帰郷し、
ついでに暇も貰って乗った銀河間特急便。
これでカジノへ戻るのかと言われれば、まだ決めてはいなかった。]
― サロンへ移動中 ―
[照明が次第に消されていく。虚の海に入ったようだ。
しばらくすると、蝋燭が灯される。
窓の外に目を見やると色々なスターライナーが見えてきた。]
あ、博士、あそこにも列車が走ってますね。
さっきまでは見えてなかったような気がしますが、これは一体・・・。
>>160
・・・。
・・・・・・。
逃げても酔っても泣いても・・・
[最悪の印象だった。
半眼でレリアを見た。じとーっ]
・・・。
[視線を戻す。]
その呪いは、
今のところはかかってる。
[この先どうなるのか不安はあっても、
今はこの幸せを留めておきたいと思う。]
おお、これは・・・。
もしかすると、あの大山崎教授の言っていた多元世界からきたのスターライナーだったりするのかのう。
もしかすると別の世界の我々みたいな乗客も乗っていたりするかも知れん。
そうじゃ。手を振って挨拶をしてみるかのう。
もしかしたらあっちから手を振り替えしてくるかも知れん。
[手を振りふり・・・**]
>>161
[訝しそうに眉をひそめた。]
・・・・・・。
呪いは解けない。
俺で実証済みだぞ?
[それから、小馬鹿にするように
微かにシニカルな笑みを浮かべた。]
― サロン>>162 ―
ふふ。
いろんな出会いがあることが、旅の醍醐味ですからね。
[それなりの間、旅をしてきて多くの人と出会った。
思い出を掘り起こすかのように、遠くを見つめる。]
見てみたいものはあったのですけれど、まだ決めてはいないんです。
一人旅なので、結構行き当たりばったりで。
[恥ずかしそうに、苦笑を落としながら話す。]
一条さんも、そんな感じかしら?
[お仲間? と問うように、楽しげに目を細めた。]
……だ、だって、世の中にはいろんな人がいるから、
そのあたりも、ちゃんと、
呪いの本文に入れておいた方が安心かな…って思って…。
[ハンスの半眼に、ちょっと慌てて釈明する。
本当は、ハンスの運転する車に乗っても…も入れようとしたが、イザベラは楽しんでいたようだったので、
大丈夫な女性もいるらしい?と悩みつつ削除したのは内緒]
……今のところ、かかってる…の?
[本当に? 尋ねかけて、ふと、3つ目の星に降りる時、
ハンスとある人が駅で一緒にいるのを…手をつないでいるようだったのを、遠くから見かけたのを思い出す]
……よかった…!
[ぽつり、心からほっとした様子で呟いて、微笑んだ]
………そう、ね。
呪いは解けないんだったわね。
呪いなのに、解けないでほしいって願うのも、変だけど、
解けないで…どうかお願い、解けないで…。
……ありがとう。
[ハンスの言葉と笑みに、
ふにゃり、泣き笑いのような笑みを浮かべた]
真っ暗だ。
[窓の外を眺めつつ、ぽつりと]
そういえばまだ大浴場へは行ってなかったっけ?よし、暗い内に。
[その先にいたのはマルセーだったか、それともサキュバスだったか]
キューちゃんと一緒に行きたかったんだけど、あの仔見当たらないんだよね。
>>169
・・・・・・。
[ふぅと溜息をついた。]
ありがとう。
[出たのは感謝の言葉だった。
苦笑が微かに混じる微笑みを浮かべようとする。]
>>170
[少しだけ照れたのか赤くなった。]
一緒にいられると、いいんですけどね。
[少し寂しそうに微笑んだ。
"ずっと"という言葉は、口の中で空気に溶かして。]
ふふ、大したことじゃないですよ。
星を観に行こうかと思っていて。
それだけです。
[恥ずかしそうにはにかみながら、言葉を紡いだ。]
そうですね。
こんな感じで、新たな体験もできますし。
[一条の言葉>>173に頷く。
目の前のトランプを掌で指し示しながら、ころころ笑った。]
When a star is born
(星は生まれる時に)
They receive a gift or two
(いくつか力を授かるんだ)
One of them is this
(その一つが)
They have the power
to make a dream come true ・・・
(夢を叶える力なんだ)
― 少し前・選ばなかった未来が見える星 ―
[スッチーに壺の中のことを聞くと、無造作に壺を渡された。(>>3:423)
壺の中がきらっと光ったのが見えた。]
いやいやいや、今入りたいわけじゃなくてね。
[と言ったが遅い。既に一面鏡張りの世界に居た。
なんだか視線も感じる。(>>3:501)]
…しかしまぁ。本当ため息出ちゃう。
[鏡に映った自分を見た。
片方の目は既になく、黒い眼窩があるのみだ。
左足も見当たらず、ワンピースのスカートをちょっと上げると、ドロワーズの中までもう完全に足がなくなっているのがわかった。
さらに右の指先から薄く光る粉が落ちており、次はここがやばそうなのが伺える。]
前のときよりひどくなってる。
しょうがないよね。もう長いこと生きたもん。
―サロン>>176―
人生短いようで長いもの。
一緒に居たいと思えば居られるし、
居られないと思えば居られない。
でも、ひょんな事で縁があればまた逢えるものさ。
[メルは誰かを想定して話していたかもしれないが、一条は一期一会の一般論めいて、そう飄々と返事をした。しかし、次の答えには思わず聞き返した。]
星?
[何処でも見れるものではという言葉は顔に出ていただろうか。]
わざわざ地球まで。
嗚呼…でも、故郷で見る星は、
俺でも言葉に表せない想いを持つな。
[はにかみには、微笑んでいた。
ころころと笑えば、「そゆ事。」と言いながら頷いたり。]
昔、ようせい達は、死期が近づくと、ひたすら高いところに上った。なぜか知らないがみんな高いところに上りたがった。
あるようせいは一番高い教会の尖塔の上で、あるようせいは超高層ビルの屋上で、あるようせいは電波塔の頂上で、寿命を終えて、自分のゆかりのあるものに戻った。
どこかの国のことわざで、「馬鹿と煙は高いところが好き」というのが知られたときには、どうせ死ぬときに馬鹿だとわかるなら、最初から馬鹿馬鹿しく生きよう、みたいな運動が起こったりした。
もっとも、大体のようせいはそんなこといわれなくても好きなように生きていたのだが。
地球が宙港開拓時代を迎え、人々が宇宙にはようせいのようなものをはじめとした、様々な思考する生命体が居ることを知ったのと同時に、ようせいもいろいろなことを理解した。
ようせいは自分達だけじゃなく、宇宙には多くの同胞がいること。
そして、死ぬときに、せつなくなるほどにたどり着きたくなるのは、高いところじゃなくて、地球から遥か遠くの星だったこと。
全宇宙のようせいたちが最期に目指す「小さな砂の星」
ナッツもそこに向っている。**
―廊下―
[ゆっくりと大きな窓の外を見ながら歩いてゆく]
ん?あれは?
[一瞬、自分によく似た姿の生き物が向かいの列車の窓に姿を現したように見えたが、すぐに見えなくなった**]
>>183
・・・。
俺に歌うより、
お前は誰かへ・・・
歌いたい相手がいるんじゃないのか。
[それでもレリアが歌を歌い始めれば耳を傾けるだろう。]
そうですね。
きっとどこかで繋がっている。
……なんて考えるのは、夢を見過ぎかしら?
[一条は一般論>>184を言ったのだろうが、何だが今の気持ちにぴったり当て嵌まって。
微笑みながら、心の中でお礼を言った。
聞きかえされた言葉には苦笑を落とす。]
アルビレオってご存知ですか?
[当然の疑問だろう。
特に隠すつもりもなかったから、さらりと星の名を告げる。]
[湯船に浸かりながらぼんやりと思い出した昔のはなし]
…あの時はびっくりしたなぁ
[師匠の壺に星屑を入れてその変化を楽しんでいた時。
いきなり桃色の煙のようなものがモウモウと出てきて非常に焦った事を思い出していた**]
…そうね、歌いたい相手、はいるわ。
でも、今のは、ハンスさんへ。
[お礼と願いを込めて、と言いつつ、それなら3番の方がよかっただろうか、と一瞬だけ悩んだような悩まないような表情を浮かべ]
…ハンスさんにも、
歌ってあげたい相手がいるでしょう?
[もう歌ってあげているかもしれないけれど、
そう言って微笑む。]
[>>4:114
ツリーやジンジャーマン、雪だるまを模ったクッキーや。
天使の絵柄の入ったカードを選びながら。
>>4:115
リコリスに話したアイデアを聞いて驚く一条に。
ちょっとだけ地球文化のクリスマスを知ってるのをドヤ顔で説明してたのも芋づる式に思い出されてしまう。
『プレゼントって靴下にいれるの』
『入れる妖精さんがサンタクロースなの』
『車掌さんにはそのコスプレグッズをお願いしたわ』
余裕綽々な一条に勝てた……と思っていたら。
余裕綽々な対応されて、ちょっと……いや、結構悔しかったとか。]
そう、願います。宇宙の神秘に。
夢であるならば、不可能すらも可能であるように。
[詩的な表現>>193に応えるように言葉を紡ぐ。
胸に手を当て瞳を伏せて、心から願った。]
あの星って地上から見れば、他の星と何も変わらないんです。
けれど実は、ふたつの星からできていて。
この目で見たいなあって。
本当に、それだけなんです。
[些細な理由すぎて恥ずかしいというように、頬を赤らめて。
自分と妹に似ているだなんて個人的な理由だったから。]
>>190>>191
[静かにレリアの歌へ耳を傾けていた。
バーテンが水に浮かべた蝋燭を取り出していた。]
俺は・・・
聞かれた。
・・・・・・。
[顔が真っ赤になる。片手で顔を覆った。
まだ相手のために歌っていないと言えばそうだった。]
お互いに願いが叶うといいな?
[片手で真っ赤な顔を覆ったまま、ややぶっきらぼうに。]
それに、
歌ってやれればいい。
[蝋燭へ視線を向け呟いた。
辺りが暗くなり始めたようだ。]
悲しみよりも少しでも多く、幸福があればいい。
そんな風に思います。
[ゆったり微笑みながら、静かに願う。
悲しみを覆う程の幸せがあれば、人は泣かずに済むのだろうか。]
ふたつでひとつ、なんて素敵でしょう?
[少し困ったように眉根を下げながら補足する。
一条の言葉>>200には、静かに微笑みながら頷いた。]
>>199
[ちらっ]
・・・ はぁ。
[溜息が出た。諦めの溜息ではなく。]
分かった。
・・・分かった。
[片手を退けた。顔は赤いままだった。
辺りはレリアの歌頃から暗くなり始めていた。
闇に包まれた後に、
ふっと灯された暖かな蝋燭はどんな形だったろうか。]
[蝋燭を眺めるレリアを見ながら言う。]
それと呪いの成就を願って。
・・・。
俺は行く。
お前も、歌いたい相手が居るなら向かえばいい。
過去には戻れない。
>>1:355
[イザベラが言った言葉を口に出してみた。]
―サロン―
[以下、5ゲーム目までの結果を表示しよう。
3ゲーム目:
「フェイスカード」3(4)12(13)、伏せカード2(4)4(13)
4ゲーム目:
「フェイスカード」2(4)2(13)、伏せカード1(4)7(13)
5ゲーム目:
「フェイスカード」1(4)12(13)、伏せカード4(4)11(13)]
[結果>>205を見ると、]
わあ、今度は私の勝ちね!
[はしゃいだ声で、手を合わせて喜んだ。]
せっかく楽しいところだけど、私はそろそろお暇させていただきますね。
キリトくん、お先に。
一条さんも楽しいお話と素敵なゲームありがとうございました。
[優雅に一礼して、席を離れようと立ち上がる。]
―サロン―
[結果…、
3ゲーム目:
スペードのQ、ダイヤの4、
ダイヤの10(合計24にてバスト)
4ゲーム目:
ダイヤの2、ハートの7、
クラブの4、ハートの3、ハートの4(合計20)
5ゲーム目:
ハートのQ、クラブのJ(合計20)
…この様になっただろう。]
―大浴場(どちら湯かはシークレット)―
やっぱり暗い中だと天窓が・・・きれいじゃないや
[星1つ見えなかったので少しがっかり]
でも、こういう雰囲気はわくわくするよ。
[一条の言葉>>209には、]
ありがとうございます。
チップはキリトくんへ。
[花が綻んだような笑顔を向けた。
ふわり。ワンピースの裾を翻し、席を離れる。*]
― サロン ―
[辺りを見渡せば、レリアと話すハンス>>198の姿が目に入っただろう。]
いつの間に来ていらっしゃったのかしら。
[ぽつり、と疑問を零しながらも、サロンの外へと足を向ける。
窓辺にいる少女>>2:204へ小さく手を振って、暗闇迫る外を見た。]
虚の海……悲しみをすべて、包み込んでくれればいいのに。
[零れた言葉にひとり苦笑を落として、ゆっくりと歩を進めた。**]
ーー暗闇の中ーー
想像以上に真っ暗なんだな……。
この灯りがあって助かった。
[虚の海の暗闇を照らす蝋燭の灯り。
対抗するには弱々しくも感じられるそれだが、頼りなさよりもほっとさせてくれる優しさがあった。
それだけを頼りに部屋番号をどうにか確認し、ドアノブに人数分のプレゼントの袋をかけていく]
おっと、危ない。
[黒猫姿に、誰かに見つかりそうもないけれどサンタの帽子付き。
白い袋にプレゼントを詰めてとてとて歩く。
選ぶのを手伝ってもらったから配るのは俺がやると言ったのだが、みんなはどうしただろうか]
[プレゼントの中身はといえば。
*12殿様蛙*や*09西表山猫*、*10雪兎*の大きなぬいぐるみや、ヘビの飛び出すビックリ箱、スターライナーの模型などのおもちゃから、ツリーやジンジャーマンに雪だるまの形をしたクッキーの詰め合わせ>>194、天使の絵柄の入ったカード>>194だったり、なぜか健康青汁の詰め合わせもあったりする。
一条が何か選んでくれたなら、それもあるだろう]
メリークリスマス。
みんなに幸せがありますように。
[きっと虚の海を抜ければ皆も気づきやすいはず。
ドアノブに赤いリボンの袋がかかっている。
何が誰に当たるかは、計画した本人さえ分からない**]
うわぁ…
[星屑の光を目の端に捉え、そちらを振り返る。
すると窓の外に並行する列車たちがあった。
幻想のような、それ。
でも確かにこちらに手を振ってくれた誰かがいる気がして]
……。
[暗い通路に立ち止まり、猫の手を大きく振りかえした**]
[風呂から上がり、しばらく浴場横のロビーで休んでから、自室へ向かう]
真っ暗ですねぇ
[真っ暗でも勘を頼りに通路を進む。]
おや?なんでしょう?
[ドアノブにプレゼントが括りつけてある>>214
暗がりに、小柄なサンタが見えたような気がした>>213]
[長方形の薄めの箱。部屋に入って、中身を確認した]
おぉ…私は健康ですけれども…
[中には青汁健康セットが入っていた。
缶を見ると普通の青汁ジュースのようだが、なぜか赤いのもある。]
では早速。
[缶を一つ。青汁健康セットと書いてあるのに赤いのに興味を持って、飲んでみた。
缶には「ハバネロ入り」と書いてある。
それに気づかなかったのは…お約束(?)
――…一口飲んで、あまりの辛さに悶絶する男がそこにいた。]
― 少し前・選ばなかった未来が見える星・壺の中 ―
ん…
[身体を眺めながら、ふと鏡の中の、首もとの二連のネックレスに目が行き、じっと見つめる。]
これって…うーん。
[少しふに落ちない顔をしながら、ネックレスを持ち上げて鏡に映しながら呟いた。]
…ま、いいか。
これがどこから来たものでも、わたしにとって、大切で必要なものには変わりないわ。
でもしまうまえにちょっとだけ。いいよね、あなた。
[心の中でちょっと彼に謝ると、ネックレスの先端部分で鏡をひっかいた。ダイヤは傷つかないが、鏡も傷一つつかなかった。]
やっぱり、物理的にこの鏡を傷つけるというのは無理そうかな。
不思議空間なだけあるわ。ふふふ。
― 少し前・選ばなかった未来が見える星・壺の中 ―
[ふと、鏡越しに、ピンク色のひつじが自分の背後に登場しているのに気がついた。
挙動不審気味な自分をじっとみている。]
お前はのんきだね〜
[といいながら、ひつじのほうに寄って、ぼすっと背中の毛に埋もれる。]
そういやお前ともなんだかんだ長い付き合いになってきたけど、名前はなんていうんだろう?
あるのかな?
[ぼそりと呟くと、ひつじがくわーと興味なさげにあくびをしたのが聞こえた。]
もー!聞こえてるのかー
[軽く背中をぽこりと叩いたときにはスターライナーの自室に戻っていた。
やはりひつじは丸くなって寝ている。
しかし、今度は壺本体も部屋についてきた。]
…もー
でも、これで壺を借りられたのかな?
[ひつじをむすっとした顔で見ながら、まだ出発まで少し時間がありそうなので、少し人の気配がする駅のホームに出てみようかな、と思っていた。**]
― 廊下 ―
[何とか暗闇でも着替えて、部屋を出る。
なんだか足元に何かがぶつかったりしてておぼつかない。]
しっかたないなぁ。
これ以上歩くと何処に行くかわかんないし。
[歩いていると転んだりそれ以上の惨事になりそうなので、何かしらの明かりがつくまでは動くのをやめた。]
― 少し前・選ばなかった未来が見える星・駅ホーム ―
(壺ワープしてきたから、乗降口から出なくてもいいよね…)
[と、自室の窓を下から持ち上げるようにおりゃーと開けて、ショートカットで駅にふわふわ飛んでいく。]
(右手がなくなったら、こういうのも難しいのかな?
それまでには終着駅につかないと…)
[今は身体の他の部分を構成する要素を回して、見た目は普通のようせい状態を保っている。目も足もあるように見えるが、やはり不自由だ。]
[駅のホームには、メルヴィ、スッチー、博士と助手の姿があった。(>>3:542、>>3:544)]
あ、なんかこれってさっきの星思い出すなあ。
ここで、ステイするかヒットするかで。
勝ち負け引き分けとかの未来が変わるよね。
もしかして、人生ってそういうのってありそう。
努力とかでも変わるだろうし。
どうやっても変えようのないこともあるし。
そういうのをいっぱい繰り返していって。
みんな、その時その時にこうしたいっていうのを選んでる。
そんな気がする……。気がするだけかもだけど。
あ、スッチー!
[とまずはスッチーの方に手を振りながら飛んでいく。]
いきなり壺出すからびっくりしたよ。
あのあと列車に戻って来れたんだけど、壺もわたしの部屋にきてたんだ。
しばらく貸してくれると嬉しいな〜
[と念を押しておいた。同じ場所にいた3人にも話しかける。]
へへ、メルヴィも博士達もこの星降りたんだね。
なんかメルヴィは汚れてるし、博士達は2人とも呆然としてるけど…大丈夫だった?
そーだ、博士はこないだキレイな石くれてありがとう。
この旅ではあんまり後に残るものって買わなかったけど…
博士が石くれて嬉しかった。大事なお土産にするね!
[と博士に向って笑ってお礼を言った。]
― 少し前・選ばなかった未来が見える星・駅周辺荒野 ―
しかし、駅があるからには何かないのかなほんと。
[話し込む3人から離れ、ふらりと荒野を回ってみる。
が、本当に何もない。]
…不思議な場所。
[と、そこで同じくふらりとしている少年を見かけた。(>>3:553下act)
こんなところを歩いているのは列車の乗客しか居ないだろう、と思って名前を調べるとやっぱりあった。]
えっと、キリトくん。
列車探してる?駅は向こうだよー
しかし何もないよねここ。
[と話しかけながら、一緒に駅の方に向っていく。]
[と、何もないという感想に対して、謎のお土産屋の話を聞かされた。(>>3:319>>3:326)]
ま、まじで…!?
[そのまま駅にたどり着く。そろそろ出発も近くなってきたのか、みな列車の方に入っていくようだ。]
(謎のお土産屋…キリトくんの話では普通に駅近に現れたという…
これが最後の勝負か…)
[駅のホームの隅から、荒野に向って目を閉じて念じる。]
(お願いします。わたしは地場産品が食べたいです…
いでよ…土産店!)
[かっと目を開けた。荒野には一陣の風が吹いていた。
うなだれて乗降口から列車に乗り込んだ。]
― スターライナー・ミニサロン ―
[力なくふわふわと部屋に戻り、出発時刻に併せてミニサロンに向う。]
わたしの…
名物を食べたいと願う力が足りなかったの?
[ミニサロンに着き、はーと息をついた瞬間、頭の上に、ぽこんと1枚、ハート型のおせんべいが落ちてきた。(>>16)]
なにっ… これはもしかして…
[多分、きっと… 願いが届いたのだ。]
(貴方がどんな存在でも)
(そして、どんな願い事でも、)
(心からの願いなら 必ず叶うでしょう♪)
[どこで聞いたのだろう。ふと、そんな曲が頭に浮かんだ**]
−サロン−
>>212
[カウンターから立ち上がったものの、先程まで
微かに声が聞こえていたメルヴィの姿はなかった。]
・・・。
>>2:204>>3:72
[今更気付いたようにソファに座る幽霊の少女を見る。
レリアの髪飾りの花も似たような透明感だった。]
―サロン→通路―
[サロンを出る。暗闇の中、通路のあたたかな灯りを頼りに、3つ目の星に着く直前、芳と二人で買い物をした通路に並ぶ「お店」に向かう。]
芳は…いい未来が見えたのならいいけれど…。
[一緒に買い物をした時のことを思い出した様子で、そう呟く。あの時は、星の到着が近くて話途中になってしまったけれど、また会える機会があるだろうか。未来を見るという星で、旅を続けている芳はどんな未来を見たのだろうか、とぼんやりと考えていると]
あ……そうだ。
すみません、この石を身に着けられるようにできますか?
[貴金属を扱うらしいお店の看板を見つけ、
そう言って入ると、博士から貰った、竜の涙を見せた]
……赤いリボンの……プレゼント?
クリスマス、かな?
[心優しい人からのプレゼントらしい、
と悟れば、嬉しそうに微笑んで。
子どもの頃、クリスマスの朝、そうしていたように、
プレゼントをそっと抱きしめてから、感謝を囁く]
……誰だか分からないけれど、
ありがとう、心優しいサンタさん。
あなたにも、メリークリスマス。
幸せと笑顔が、常に貴方の傍らにありますように。
[そっと開けてみると、中身はスターライナーの模型だった。よくできた綺麗な造りのそれに、ふとあることを思いついた]
― 展望室 ―
[スターライナーの中は外観よりずっと広く、この部屋もまたそんな施設のひとつである。
部屋の天井部がすべて窓で、他の部屋よりも床自体が高くなっており、通常であれば満天の星空を楽しむことができる。]
闇が迫ってくるみたい……。
[入り口付近にある階段を数段昇りながら、ぽつりと呟いた。
ソファには座らず壁に寄りかかって、上空を見つめている。]
―姉妹の客室―
よいしょっ…!
[スターライナーに乗り込む時に姉妹で持ってきた、
大きなトランク2つのうち、一つを開いて、
調理道具と 簡易オーブンを取り出す。
トランクを組み立てなおすと、簡単な調理台に。]
うん、スターライナー型のケーキが焼けそう、かな?
[プレゼントにもらったスターライナーの模型>>241の上に、
透明な衛生保護用フィルムを張ってから、
変形シリコンをかぶせ、型をいくつか作る。
*07天王星*の卵、*08海王星*の膨らませ粉などから作った生地に、
お酒に付け込んだフルーツをたっぷり混ぜ、
型に流し込んで、焼き上げていく]
―姉妹の客室・Cafeを開けたところ―
後は…せっかくだから、
ちょっとキラキラした飾りがほしいかな…。
[フルーツやスパイスで風味を変えた、何種類ものスターライナー型ケーキが20個以上焼きあがった。焼きたてのケーキの香りを吸い込んで、幸せそうな笑顔を浮かべる。]
スターライナーの光、ひかり…。
[金色の飴の材料に、光る星の粉を少し加え、微かに見えるか見えないかくらい、光る細い飴の糸で、スターライナーが発車するときの光に似せた、立体的な飴細工を作り、上から飾った]
うん。綺麗……!
[繊細な飴細工の光は、周りにいくつも置いたろうそくの、揺らめくあたたかな光を受けて、キラキラと輝く。味も見た目も満足のいく焼き立てのケーキが出来上がった]
―回想・サンタ計画準備編(BJ前)―
嗚呼…、此処(>>113)は良いな。
大きなぬいぐるみなら、そう嫌われる事もない。
インテリアにも悪くはないね。
[顎を摩りつつ、リコリスに頷く。
店中から溢れる可愛さとキラキラの空気だが、一条はそう動じた様子はない。
「これ、可愛いねー。」等と、42cmの*09西表山猫*蜥蜴のぬいぐるみをサッキュんに襲いかからせてみたりしている。
もしも、リコリスから、ハンスなどに「殿様蛙のぬいぐるみ」が似合うかも等と聞いていれば、嗚呼うん…そうだね。と無難な対応をしただろうが、心の声は聞こえなかった。]
―回想・サンタ計画準備編(BJ前)>>113>>114―
じゃあ、俺は…、
これとか?
[一条が手に取ったのは、「スターライナー」の星屑で出来た結晶(オブジェ)だった。
台座も星屑の光で出来ており、煌めく様な、掌に乗る程度の「樹」として加工(>>3:114>>3:139)されている。
これまで通って来た駅の星屑を全てを混ぜたものもあれば、
一色のみで造られたものもあった。
ぼぅっと、暗闇でも内側から仄かに光るオブジェだ。]
これも、良いかなァ…。
どう思う?
[一条が、サンタ計画準備隊に見せたのは、それともう一つ。
リコリスが「骨の星」で購入した灯り(>>2:585>>2:739)のようなものだった。
星型ボトルの様な(しかしキャップ口は付いていない。完全な星の形をしている)ランプのペンダント。
陽の光の元でも、夜の闇の中でも、まるで妖精達が辺りを戯れるように、雪の様な灯りの形の光が辺りに舞う様だ。
何とコチラは、映像を録画出来る機能もついている。]
―姉妹の客室・Cafeを開けたところ―
虚の海を渡る間は暗いけれど…
逆に、ほのかな灯りの
あたたかさを思い出させてくれるわね…。
たまには、こういうのも、素敵。
[飲み物の準備もして、持ってきていた
caféの看板をOPEN―あいています―の側にして、
客室の扉の横にかけ、扉を開ける。
うす暗い通路に出ると、Cafe内に灯した蝋燭の灯りを、
柔らかに瞳を細めて愛おしげに見つめて呟いた]
でも、お客さんが来てくれると嬉しいなぁ…。
それに、シリルはどこに行っちゃったのかしら…。
[そんな風にぼやいていると、ちょうど通りかかった人が、甘い匂いに誘われるように点内を覗き込み「ケーキは持ち帰りもできるのかい?」と尋ねられた]
あ、はい。持ち帰りもできます。
いらっしゃいませ。
[笑顔で店中に招き入れる。
あたたかな光の灯るCaféの店内から、フルーツやスパイスの香りの混じる、焼きたてのケーキの甘い匂いが、ふんわり、ほんわり…と通路に漂っていった]
―回想・サンタ計画準備編(BJ前)>>115>>194―
[それにしても、サッキュんのアイディアというか行動力には驚いた。「サッキュん」…サキュバスだからだろうか?と、ちらり思ったりもして。
そんな驚きを会話に出していたら、地球文化のクリスマスを語られた。]
『プレゼントって靴下にいれるの』
『入れる妖精さんがサンタクロースなの』
『車掌さんにはそのコスプレグッズをお願いしたわ』
[しかも、凄いドヤ顔で語られてしまった。
大きな星出身でも、とても良く知ってそうなのは、
サッキュんが精霊(妖精)だからだろうか?]
………。
[ともあれ一条は、ここは逆らわない方が良さそうだと判断する。両手をパンと体前で合わせて、素直に驚いてみましたよ風な態度を取ってみた。]
―回想・サンタ計画準備編(BJ前)>>115>>194―
なるほど…ねェ。
聞いた事はあったけれども、本当にサンタも妖精なンだ?
宇宙カジノだと、飾り立てた大きなツリーの根元に置いてばかりだったからさあ。
[サッキュんちらり。]
じゃァ、サッキュんも誰かの枕元に置いてあげれば、
お髭のサンタクロースだね。
夢を届ける精霊って素敵じゃない。
[にっこり。]
ありがとう、サッキュん。
コスプレグッズを用意してくれて。
…キリトも喜ぶと良いな。
[にこやか微笑み。こんな事もあり、サッキュんはカチン(>>177)としていたのかもしれない。]
― スターライナー・ミニサロン ―
[せんべいも入手したところで、窓に張り付く。ちょうど出発時刻だ。
噴出口を覗き込むと、ジェットは、もくもくと黄色い光を出したかと思うと(>>42)、ゆっくりと濃い茜色になっていった。(>>37)]
まるで、夕焼けみたいだね。
[1日が終わる、黄昏の空の色だ。
日程表によると、しばらくはひたすら銀河の間を駆け抜ける。(>>#1)
その後はいよいよ乗り換え地。スターライナーを下車するときだ。]
旅ももう、終わりだね。
楽しかったな。
[ぽつりと呟く。そしてせんべいをかじる。]
うっ、これは予想外のわさび味…
酒のつまみだよねこれ!よし、これはとっとこう。
まずはお風呂だー
[せんべいを持ったまま、ふわふわと自室に向っていった**]
サンタ、クロース。
[ぼそり]
・・・。
[首根っこを掴めなくても、
逃げ出さないなら不審な顔でまじまじ見ている。
リコリスが変身した姿とは知らない。]
[手を出した。]
待て、逃げるな。
・・・。
[目線を合わせるように屈み込んだ。]
プレゼントを配っていたのか?
誰に頼まれて?
・・・自分で。
[クロスケの返事を聞くと、
いい事を思いついたという様に頷いた。]
一緒に来い。
[クロスケを強引に抱えて連れ去った。
向かう先は、店が多く開かれた通路。
開店前のレリアがケーキの買い出しをしていれば、
カフェとケーキの話を聞いただろう。]
― 廊下 ―
[口直しがしたくて部屋を出た。]
どうしましょうかねえ
[サロンに行こうか、食堂車に行こうか迷っていると、どこからともなく甘い匂いが漂ってきた>>244]
(どこからでしょうか)
[甘い香りの発信源をさがすべく歩き出した。]
[レリアに頼めそうならレリアに、
そうでないなら開いている店でケーキを買う。]
お前に頼みがある。
一番大きなケーキを、
イザベラという婦人の部屋に届けて欲しい。
他の分は、他の乗客へだ。
俺からとは言うな。
[クロスケの頭が低いところにあるので、
屈み気味に膝に手をついて話している。]
分かったら、頷く。
[有無を言わさない態度。]
―姉妹の客室(Café)
ただいま…あ、ケーキ!
一口食べてもいい?
[通路を彷徨っていたところ、漂ってきた甘い匂いを頼りに、
方向感覚の鈍いシリルも無事に客室にたどり着き、
ケーキとお茶を貰ってから、花の準備を始めた。]
どんなお花がいいかしら……。
[これまで、旅の途中のあちこちで出逢い、遺伝子を採取した>>2:666花々を思い浮かべてから、光を紡いだような金色の髪を一本抜いて、ポケットから取り出した小さな鋏で2,3mm間隔に切っていく]
さあ、綺麗なお花になってね…。
[祈るように囁きかけていると、それらはたちまち花の形を取り始め、リコリスに作った時のように、たちまち100 本ほどの淡い桃色の可愛らしい花々が生まれた>>2:144>>2:116>>2:117]
村の設定が変更されました。
― 大浴場 ―
[一度自室に戻って小荷物を準備し、大浴場へ向う。
そのまま食堂車で一杯やるつもりでせんべいももって行った。]
あれっ、今回も貸切ぽいかな?
上映プログラムが変わってるみたいだし、また見てみようかな〜
タイトルは…
…うーん、なんかごんを想像させるような…
[脱衣所には誰も居ない。
籠に乗ってワンピースを脱ぎながら上映プログラムを確認し、浴室に入って行った。]
更新時間が24時間延長されました。
イザベラさんには一番大きなケーキ。
他の人にはどういうケーキにしようかな…♪
[楽しそうにそう呟いて、まずは、スポンジやタルト、
パイ生地、クリームといった、ベース部分を作り始めた。
誰かが受けとりに来るようなら、
その時までには各人分のケーキは出来上がっているだろう]
(知らなかった。)
>>263
[先程話していたばかりだったが、
カフェを開いている話を初めて聞いた。
レリアの話は知らなくても生きてはいけるが、
顔を合わせていたのに何も知らなかったのだと思う。]
・・・・・・。
[暗闇の中を歩くのは苦ではないが、
普段と雰囲気ががらりと違っていた。]
― スターライナー・露店近く通路 ―
いやー
やっぱダイゾーじいさんはヘイジューとは格が違うわ!
[お風呂のあと、食堂車でわさびせんべいと宇宙100名酢に選ばれた酢による絶妙〆鯖で軽く一杯やり、ほろ酔い気分で自室に戻ろうとする。
と、なにやら一条と黒マントの少年、そして女性が露店前でわいわいやっていた。
またも遠くの柱の影からこそこそチェックすると、一条以外の名前は、「リコリス」と「サキュバス」のようだ。
実はスターライナーの出発前にもこの3人、サロン付近でちらりと見かけていたのだが、地場産品の入手に失敗して落ち込んでいたため、注意を向けずに通り過ぎてしまったのだ。
ちょっと興味を持って、とりあえず一条に声をかけてみた。]
ふむふむ、へー、面白そう!
[一条たちからクリスマス計画の話を聞いた。
このあと、銀河間を渡る際に通過する虚の海では車内が真っ暗になるらしい。
リコリス達はそこを利用して、みんなにクリスマスプレゼントを配るという。]
そうだ、わたしもじゃあ、みんなにちょっとしたイベントをプレゼントしようかな…できるかな。
本当はちょっと危険だから一人でやろうと思ってたんだけど…ある意味覚悟も居るし。
[なんだか3人が楽しそうなので、自分もそんなことをやりたくなってきた。]
うん、ちょっと考えてみよう!
みんな、もしよければあとでサロンに着てね。
ちゃんと、準備できたら、だけどね!
― 大浴場(>>4:197つづき) ―
あら、約束に間に合わない!!
[ザバッと湯船から飛び出し、走り出そうとして。]
やだ、うっかりしてたわ。
[サッと空気に溶けて、脱衣所までひとっ飛び。]
― スターライナー内・露店 ―
じゃあわたしも準備だね。
大体のものは全部が大きい星の駅で買えてると思うんだけど…(>>2:654>>2:659)
[3人と別れてふらふらと飛び回って買ったのは、小さなようせい用サンタクロースの衣装と、使用者の意識から音階を読み取って、頭の中で想像した音楽を奏でることができる音響装置だ。]
あ、サロンも真っ暗になるのかな?
念のためライトも買っとこう。
[サンタ衣装に背中の羽用の穴を開けてもらうと、最後に人間の手のひらサイズのあたたかい光のライトを購入し、荷物を運んでくれる店の主人と一緒に自室に向った。**]
[脱衣所の籠の中にはリコリスに話した衣装。>>4:113]
あの蛙さんもなかなか可愛かったわね。
[自分の好みは55cmほどの*08柴犬*のぬいぐるみといったような気がする。
>>4:246
一条からは西表山猫のぬいぐるみをけしかけられて、ぷんとむくれたり。
思い出して、ちょっとクスッと笑う。]
さて、これで衣装はバッチリね。
[薄暗い脱衣所で27秒後には、変身完了。]
― 展望室 ―
[空を見上げていると、紺青が少しずつ闇に飲まれていくのがよく分かった。
それと同時に、辺りにスカーレットの蝋燭の炎が灯るのが見える。
ぼんやり浮かぶ光に、そっと息をついた。]
そういえば、レリアちゃんシリルちゃんのお店は今も開いているのかしら。
骨の星でスッチーと一緒に転んだっていう、リコリスさんという方は大丈夫かしら。
[取り留めのないことが炎が灯るように思い出されて。
手元に持っていた鈴を、なんとなく揺すった。]
ちりん、ちりん。
[声よりも高い音色が空間に響いた。
ちりん、ちりん。]
[そんな時、巡回中のププモアを見つけた。]
「誰かお探しですか?」
・・・。
メルヴィを・・・探している。
後は貨物室くらいだ。
心当たりはないか?
「それなら、展望室かもしれません。」
展望室?
「虚の海の間は、皆さんに人気がないのです。
真っ暗ですから足下には気をつけて下さい。」
あぁ。
[車掌の言葉に従い展望室へ向かい始める。]
― 貨物室 ―
[沢山並べられた壺の中をごそごそとやっている]
どの壺だったか分からなくなっちゃったよ。
みんなに届けたいものがあるんだけどなぁ。
きゃ!
[入り口近くで何かが倒れるような音が聞こえた。
体をびくりと震わせた後、恐る恐る近づいていく。]
ハ、ハンスさん……?
[そこには倒れたハンスの姿があった。
予想外のことに、力の抜けた声で名を呼んだ。]
― 通路 ―
[すでに【虚の海】に入ったため、列車内は一部を除き暗く見通しが悪かったが。
そこは、夜に枕元に現れる妖精。夜目は普通に利くので問題ない。]
……ちょっと、これ短いかしら?
[赤い帽子に、赤い上着。
その下には太ももが半分ほど隠れる真っ赤なタイトミニスカート。
真っ赤なオーバーニーブーツはすらりと伸びた脚を際立たせる。]
たしか、"ミニスカサンタ"って妖精もいたのよね。
サンタクロースって、男女いるのかしら?
[若干知識の偏りがあるのはご愛嬌。]
っ
[唸り声はきっと抑えられた。
前方に体を投げ出された格好で顔だけ上げる。]
・・・。
[蝋燭の光に照らされた横顔に見蕩れていた。]
いえ、平気なんですけど……。
だ、大丈夫ですか?
[心配そうに眉根を下げながら、ハンス>>280へと近づいていく。
立ち上がろうとする姿に、そっと手を差し出した。]
[身を起こす。]
・・・・・・。
こんな所で何を?
[名残惜しい気持ちはあるが、
メルヴィから手放すなら手放すだろう。
問いながら、窓の外の景色へ視線を向ける。]
[ハンスの手をしっかりと掴み、引っ張り上げようとした。
少しふらつく。]
こんなところに来るのは私だけだと思ってました。
[薄暗闇だからだろうか。
つい小声になって、囁くように声を発した。
ハンスの問い>>282には、]
少し、空が見たくなって。
[儚げに微笑んで答えた。]
[途中からは自力で立ち上がった。]
ありがとう。
・・・。
[儚い微笑みに一度は手放した手を繋ぐ。]
たまには、
俺もそんな気持ちになる。
暗い場所は嫌いじゃない。
[横目でちらり。]
ふふ。落ち着きます。
たまには、いいですよね。
[繋がれた手に安心したように息を吐く。
ぎゅう、と手を握り返した。]
ハンスさん。ずっと、一緒にいてくれますよね。
[不安そうに、寂しそうに呟いて、寄りかかろうと体を傾けた。]
たまには。
[暗闇は落ち着くが大抵は落ち込んだ時に。]
・・・。
一緒に居たい。
[願いを込めて伝えた。
ぎゅぅと手を強く握る。
体を預けられれば視線は少し下の顔へ向けられた。]
[ひとりの内にこの気持ちが落ち着いてくれれば良かったのに。
そう思いながら、上の窓を見続ける。]
私も、一緒にいたいんです。
ずっと、ずっと。
[肩に触れる温もりにそっと息をついて。
視線には気づいていたけれど、目を合わせることができなかった。]
ハンスさんはこの前、「心をなくしても一緒にいてくれるか」っておっしゃいましたよね。
[ぽつり、ぽつり。
静かな声がふたりきりの空間に響いた。]
[頭に触れる温もりに、上を向いて堪えていた瞳から雫が零れそうになって。
隠そうとしても無駄だと分かっていても、泣きたくなかった。]
私、ハンスさんにひどいことを言おうとしてるんです。
だから、泣き、なくなん、て、ないのにっ……!
[隣に安心する温もりがあって、好きな香りに包まれて、愛しい人の声が聞こえて。
どうやって、涙を堪えればいいのだろう。]
― スターライナー・自室 ―
[自室に戻ると、まずは音響装置のセッティングから開始した。
みんなが、楽しくなれる音楽…
数百年昔に見た風景を思い出す。
人間たちが、子供も大人も、男も女も、みんな手を振り、手を叩き、その音楽のスタートを祝っていた。
一緒に旅をして、木陰から見ていたようせい仲間から、これは全世界でこうなんだよ、と教えてもらった。
何か懐かしいその音楽を思い出し、再生して、調整していった。]
[いい感じに調整できたら次に服を着る。
サンタクロースのスカート版だ。ちょうどぴったり。]
[最後に全てが大きな星の駅で買ったものをまとめる。
プリズム爆弾5箱、7色火花ぱちぱち5箱、割れると大きい音がする6角シャボン玉の液、しゃぼん玉50連製造機、イリュージョン装置。
ちょうど入っている袋がサンタクロースの袋のようだ。
これに、スッチーの壺、小ぶりのライト、音響装置を突っ込んで困った。]
…どうやってサロンまで持ってこうかな。これ…
[ひとつひとつはナッツでも持てる程度の重さなのだが、全部になると一気に持っていくのは不可能だ。]
…ひつじー
[ひつじに近づくと、やはり寝ていた。
どっと疲れが出てひつじによりかさる。]
[ミニスカサンタで暗い通路にスッと現れ。
客室のドアノブにこっそりプレゼントを引っ掛けていく。
>>4:213
途中、サンタの扮装をした黒猫にあえば。
『いや〜ん、可愛い♪』とむぎゅっと抱きしめ。
正体がリコリスと知り驚いたり。
>>4:264
同じく共犯者である一条に遭遇すれば。
『どう、似合うでしょ?』などと戯れてみたり。
>>4:271
プチなサンタのティンカー・ナッツにウィンクしたり。
>>#14
配り終えた頃には、平行して走る列車内を見る余裕が出来て。
その窓から見える相手に手を振ったりしただろう。]
…ね、ひつじ。
お前さ、名前ないのかな。
残雪ってどう?
すごくかっこいい、仲間思いのやつの名前だよ。
[疲れに負けてひつじによりかさりながら、さっき見た映写の鳥の名前を呟いた。
と、頭上でふー、という吐息が聞こえて顔を上げた。
ひつじが起きていた。
そしてすくっと立ち上がると、白い荷物袋の方に歩いていった。
床においてあった袋をチェストを利用してずりずりと押し上げ、背負おうとしている。]
手伝ってくれるの…?
…残雪、ありがとう…
[ナッツも少しできた袋と床の隙間に入って袋を押し上げた。]
[袋を残雪の上に押し上げて、ナッツも背に乗ったところで、列車の電気が落ちる。
虚の海に突入したのだ。(>>#8)袋に頭を突っ込み、小ぶりのライトの電源をつけた。]
うん、まわりは見えるね。
これならサロンにいけるかな。
[もう少し準備をした後部屋を出て、ひつじと一緒にうす暗闇の中をサロンに向かう。
道中、露店の前やみんなの客室の前、大浴場前などを通り過ぎる。
サンタクロース作戦遂行中の人たちとも会ったかもしれない。
知っている顔があったら、良かったらサロンに来てね、とお誘いするだろう。]
―姉妹の客室(Café)―
……さて、これで仕上げ…っと。
できた! どうかしら?
[花の準備をしていたシリルに声を掛け、ハンスから注文を受けた>>263、イザベラ用の巨大なケーキ>>266がよく見えるように、体をずらす。]
「わぁ…すごい!!」
[妹の素直な歓声に、ふふ、と少し嬉し気に笑った。一番大きなケーキを、という注文だったので、大きさに限りのあるケーキ型ではなく、薄焼きのスポンジにクリームやフルーツを挟み、何重にもくるくると巻いていく方法で、大きなケーキを作ることにした。
カットすると、縦に幾層にもなるスポンジとフィリングが、綺麗な模様を描き出すはずである]
「でも……これ、どうやって運ぶ、の?」
……はっ。…な、何とかなる、わ。きっと!
[妹の大変適切な指摘に、はっとしつつ、ちょっとばかり大きく作りすぎたケーキを困ったように見つめた。
大中小と、縦に3段重ねになったケーキは、最下段は *07天王星* 産のチョコレート、中段は白いクリームと種々の果物が挟まれ、最上段は淡い薔薇色のベリー類のプディングでできている。
その周りに、アイシングで飾った星や雪を象った小さな薄焼きのクッキーを飾り、キラキラと7色に輝く虹の粉を散らし、天辺に透明フィルムで衛生シールド処理した、シリルの大輪の薔薇の花を幾つか、ふわりと飾ってある。一年は変わらぬ美しさで咲き誇り続けるだろう薔薇は、シリルからの贈り物]
「………そ、そう…。
イザベラさんが、お一人で召し上がる、のよね?」
……一人がどうかはわからないけれど…、
イザベラさんなら、大丈夫よ、きっと…。
「あ、イザベラさんですものね」
[クリスマスというより、地球星域の歴史の本にでてきた、結婚式のお祝いのケーキのように見えなくもない豪華さと大きさだった。
普通の人なら難しいかもしれないけれど、最初の駅であの甘々弁当を3つ買ったイザベラなら、きっと大丈夫…だといいな、と姉妹で何か勝手に納得し、頷き合う。]
わ、たし。
[息を深く吸って呼吸を整える。
言うのなら、きちんと伝えたかった。
目元の涙を片手で拭って、ハンスの方へ向き直る。
目を見て、今にも泣きだしそうな表情で口を開く。]
私、嫌なんです。
心を失くしたハンスさんの隣にいるの。
[指先が震えていたかもしれない。
ぎゅう、と繋いでいない方の手できつくワンピースを握り締めた。]
私が傍にいたいのは、"ハンスさん"だから。
何もせずこのままなのは、苦しいんです。
[名前に特別な思いを乗せる。
心を失くすからといって嫌いになる訳では決してない。
けれど、傍にいるのに、何もできないことが歯がゆかった。]
― サロン・虚の海に入ってからしばらくたったあと ―
[サロンにつくと残雪から荷物を降ろし、壺を出す。
そして景気づけにビールをもうジョッキ一杯、今度は残雪と分け合って飲んだ。
なんだかんだ時間がたったしばらくの後、サロンには誰か来ただろうか。
もし来ていたとしたらこう注意した。]
今から、不思議な壺の中に入ります。
この壺の中は鏡の世界で、自分の本当の姿が映るの。
だから、それが、どうしてもいやなら、入らないほうがいいんだよ。
一応わたしの経験と実験(>>218下)によると命の危険はないと思う。
それでももし、わたしと一緒に来たい人、いたらどうかなって思って誘ったんだ。
中はね、色んなものを持ち込むから、きっと楽しいよ!
これがわたしのクリスマスプレゼント、だよ。
・・・。
あぁ。
分かるよ。
だから、
呪いだな。
[打ち拉がれるでもなく嘆くのでもなく。
けれど、確かに心は穿たれた。]
メルヴィ。
ひとつ、頼みがある。
どうか俺のお願いを聞いてほしい。
[繋いでいない方の手の指でメルヴィの涙を拭う。]
― カフェ(シリルとレリアの客室) ―
甘い匂いのもとはここでしたか
[にこやかに登場]
これはすごいですね
[イザベラのために作られたケーキを見て驚く。]
お忙しそうですね。
何かお手伝いできることがあれば遠慮なく言ってくださいね。
[飛んで火に入る夏の虫…なのかもしれない。
ともかく、にこやかに手伝いを申し出た。**]
[とうとう思いを口にしてしまった解放感と罪悪感。
感情がぐるぐるマーブルに混ざって、訳が分からなくなる。
拭ってくれる手>>303に、次々と雫が落ちていった。]
おね、がい……?
[ようやく口から出たのは、鸚鵡返しのような疑問だった。]
俺にどうか、
呪いをかけて欲しい。
心をなくしても、
取り戻せるように。
代償としてハートを失くさないように、
呪いを書き直してくれないか。
[それは滑稽なお伽噺のようだろう。
ドン引きされてもおかしくない。]
呪い、を……?
[驚いたように、目を見開く。
これまでの彼の苦悩を考えれば、呪いがそう簡単に解けないことは分かっていた。
それすらも上書きできる呪いを、自分がかけることなどできるのだろうか。]
優しさだけなら、あなたを殺せたのに。
[愛しそうに目を細めながら、頬に手を伸ばす。
それは愛の言葉。それは愛の告白。]
ダイヤの声は、確かにあなたの心を奪うかもしれません。
けれど、
[隣にいるハンスの姿を見つめる。
声は震えていた。]
けれど、それは一時の間。
あなたが心から共に在りたい人が現れて、ふたりの想いが重なれば、再び心を取り戻すことができるでしょう。
[最初から呪いを消せれば良かった。
けれどそれは出来ないと、誰かが囁いているような気がする。
それならば。ひとりじゃないと気づけたならば。]
あなたが感じることの出来た幸せが、ダイヤの声から守る盾となります。
――だからどうか、この手を離さないで。
[震える指先で、握り締めた手をそっと撫でて。
涙をこらえながらも、優しく微笑んだ。]
嫌です。ひとりにしないで。
[受け入れられた言葉>>309には、緩く首を振って。]
私の呪いです。
きっと、ずっとずっと解けない呪いです。
[頬に触れる手>>311にそっとすり寄って、目を閉じて微笑んだ。]
烏黒ダイヤの呪いは、
愛する人へキスしてもかかる。
それが、俺の見た未来。
[つられるように微笑もうとした。]
目が覚めたら、
メルヴィに歌を歌う。
・・・。
君を信じてる。
[震えながら顔を近づけた。]
……未来は、選ぶことができる。
それが私の見つけた、答えです。
[呪いにかかるという言葉に動揺しなかった訳ではなかった。
けれど出来る限り押し殺して、微笑みを保とうとする。
最後に見られるのは、笑顔がいい。]
はい、楽しみにしてますね。
[手の震えは止まっていた。
ぎゅう、と強く強く、手を握り返して。]
――おやすみなさい。
[そっと、瞳を閉じた。]
おやすみ。
・・・
メルヴィ。
[にこ]
[微笑もうとしたが溢れたのは涙だった。
耐え切れない現実に心が悲鳴をあげそうになるが、
それと同じくらい、目の前のメルヴィも愛おしかった。]
愛してる。
[唇が触れた。]
[メルヴィの唇へ震えるようにキスをする。
お伽噺なら、真実の愛は呪いを解くものなのに。
熱く甘く火傷しそうなくちづけは内側から身を焦がす。
そのすぐ後に痛みすら灼く凍れる炎を感じた。
まるで死神の鎌のように容赦なく。**]
[真実の愛は呪いを授ける。
触れた唇は葉巻の香りがした。
それなのに甘く、熱く、涙が零れそうになる。]
愛してる……。
[隙間で囁かれた言葉は、彼の心に届いただろうか。]
― 壺の中・鏡張りの世界 ―
じゃあ、壺の中を見るよ。
[荷物袋と残雪に触れながら、壺を覗き込む。きらりと光が走った。
気づくともはや「いつもの通り」と言っていいだろう鏡張りの空間にいた。
無事に荷物袋と残雪も一緒に鏡張りの空間に来れたようだ。]
(うう、自分の姿はあんま見ないことにしよう!)
[と入る前にえらそうなことをいっておきながら、最初から逃避して自分の姿は凝視しない。
荷物袋から全部の荷物を出し、音響装置を自分の真ん前に出した。]
よし、では行きます!
[音響装置を作動させながら喋りだす。]
Ladies and gentleman
Boys and girls
tsubo presents
dreams and fantasy
エレクトリカル・スターライナー・パレード!
[声をかけると例の音楽が流れ出した。
音楽に合わせるようにプリズム爆弾をひとつもってふわりと浮かび上がると鏡に投げつける。
ぱぁん、と軽い音がして、きらきらと光が落ちる。
鏡に反射して、世界全体がプリズムの虹色で輝くようだ。
ちなみに鏡はやはり、全く傷つく気配がない。]
[箱はプリズム爆弾のほかに、7色火花ぱちぱちのものもある。
1箱に結構一杯入っているようだ。
次から次へと投げてみる。
ぱぁん、ぱぁんと煌びやかな光と、激しかったり、儚かったりする火花が散り、鏡がそれを反射していく。
同行者がいたら、一緒に投げることをお勧めするだろう。]
もうっ 時間がたつの早すぎるよっ!
[いいながら7色火花ぱちぱちを壁に投げつけた。
ぱあん、と線香花火の激しく燃えているときのような火花が散った。]
(完全に憂さ晴らしだよね。700年も生きといてこれだもの。)
[ちょっと自嘲した。]
そして次はこれだ!
[しばらくのち、割れると大きな音がする6角シャボン玉の液と、しゃぼん玉50連製造機を設置しはじめた。
がーっと機械が動き始める中、少し離れた上空にふわりと浮く。]
来るなら来いーー
[その瞬間、ナッツの方をめがけてしゃぼん玉が一斉に飛んできた。
スピードはそこまで速くないが数はやはり50連だ。]
凝… そして絶!
[使えるわけがない。
しかしナッツは奇跡的にきれいにすりぬけていく。
なんと第一陣を見事に避け切り、一瞬の後、しゃぼん玉は後ろの鏡に当たってぱぱぱぱん!と破裂した。]
おおおおお、あたし、かっこいい!!
Smokin' Sick Style!
かもーん!
[と後ろの鏡の様子を見て、調子に乗って挑発しながら振り返った瞬間第二陣のしゃぼん玉が目の前で爆発する。]
ぐはぁ…ださー…
雑魚だー…
[ひゅーっと落ちていったところに残雪が待ち構え、ぽとりと虫のように背中の上に落ちた。]
…最後は、これだね。
[しばらくぼーっとした後、残雪の上でぽつりと呟くと、背中から飛び降りてイリュージョン装置をセットした。
装置は宙間ネットワークに繋がっており、希望のイリュージョンを投影してくれる。]
670年前くらいの夜空が見たい。
宙港123-D1番直近、地球の…
[地名を挙げると、イリュージョンは周りの風景を変えた。
ちょうどイメージのとおり、空を飛んでいるような状態の夜景が投影される。
さらに鏡は投影を反射し、夜景はどこまでも続いているように見えた。]
[眼下には、はるか昔の街並みが広がる。
国では中央都市といわれながらも、まだまだ田舎の都市だった。
ゆらめく家々の明かり、酒場の煌々とした明かり、
定期的に光る灯台と、波間に浮かぶ小さかったり大きかったりする光。
本当に小さな飛行場の頼りない誘導灯に、郊外を少しずつ走る車両の光。
街灯の下で酔っ払いたちが笑いあって酒瓶を持っている姿まで見える。
窓ぎわで、星を眺めている子どもの姿も。
みんな明日への活力が満ち溢れていた。彼も、わたしも。
空を飛ぶ姿をイメージすると、少しずつ、風景は移動してゆく。]
ね。残雪とわたしでそらを飛んでいるみたいだね。
わたし、昔はこんなところを飛んでいたんだよ。
[残雪の背中に埋まりながら語りかけた。
もし同行者がいれば、その人にも投影したいイメージがないか聞いてみたことだろう**]
[ハンスが眠りにつけば、ソファに横たわらせ、膝に頭を乗せたのだったか。
髪をすき、優しく頭を撫でただろう。]
Twinkle,twinkle,little star――
[透き通った声で歌うのは、幼い頃母が歌ってくれた子守唄。]
どうか今は、安らかな夢を。
[乞うように額へキスをする。
そして静かに、歌を紡いだのだったか。]
―Café(姉妹の客室)―
………元手、はそうね…。
[姉の言葉>>263に、小さく微笑む。花と同じように、自分の左手と引き換えに生みだした、レプリカの姉。
花を見ることで色々思い出すのではないだろうか、と少しだけ申し訳ないような探るような視線で、見つめ返してしまう。けれど、姉の方は気にした様子はないので、少しだけほっとして]
……そういえば、初めて会った時、メルさんが、
ご親切に、何でも言ってね、力仕事でも…(>>0:85)
と仰って下さったの。
髪から花を作っているので、
力仕事はあまりなくて…と答えたら、
さすがに吃驚させちゃうだろうな、と思ったっけ……(>>0:91)
[力こぶのできない細い腕、初めて会った時のメルの親切な申し出を思い出して、小さく微笑んだ]
(……そういえば、あの時>>0:107>>0:124、
メルさんは、リアの方が姉だとは
思ってなかったみたいだった…)
[ケーキ生地を作るのに一生懸命になっている姉の横顔を、そっと覗き見る。生まれる前から隣にいた片割れ。同じ顔、同じ色の髪と瞳の、そっくりな半身。
けれど、ロワン・ディシーの大地の色と保護色化したままの髪と瞳の色を除いても、二人は少しずつ違っていく…。
自分の一年分伸びた髪、少しだけ高くなった身長、大人びてくる顔つきを思う。レプリカである姉は、成長しないのに…(>>1:253)]
…お父さんと、連絡さえ取れたら……。
[この数年、ずっと呟いていきた言葉を、もう一度、ぽつり]
[ロワン・ディシーの資源で、ロワン・ディシーを豊かに。
そう望んでいた両親。
レアメタルの持つ可能性を、医療領域にも適用できないかと、
リザディアンの特殊な体や、作り出されたレプリカについて、
様々な研究や実験を行っていた。]
お父さん、元気でいるのかな……。
オオサーカから送った通信にも、
返事はなかったし…。
[もし父と連絡が付きさえしたら、レプリカであっても、レリアの延命や成長も叶うかもしれないのに……。と思う。
けれど、ロワン・ディシーにいる間も、旅を始めてから大きな駅で通信を送った時も、返信は得られなかった。父のことが心配でたまらないのと、レリアのことを相談したくて、父を探す旅を続けている]
ーー虚の海の中。通路ーー
えっと、ここが……マルセーの部屋だな。
[確認しながらドアノブに袋をかける。
この中身が青汁セットだと分かってはいないし、もちろん、リンゴ果汁が多めなのかなと呑気に選んだ赤い缶の真実も知る由がなかった。
ひどいサンタクロースも居たものである…]
あのペンダント、綺麗だったな。
[一条が選んだのは星屑を樹の形に加工した結晶と、星型のランぷのペンダント>>247>>249だった。
自分が骨の星で手に入れたランプにも似たそれ。
あれは蛍のような光だったが、こちらは雪のようだ。
機能の違う二種類のどちらが良いかと問われれば、迷いに迷った末に星図版のほうを挙げたのだったか。
さて、あれ等は誰のプレゼントになるのだろう]
―Café(姉妹の客室)―
……そうね。
…ね、お母さんとの約束、覚えてる?
[父を案じる妹の言葉に小さく頷いて、一瞬だけひどく不安そうに遠くを見つめる瞳になる。けれどすぐに笑顔になってそう尋ね、手元のケーキにチョコレートで作った小さなピンク色の羊を飾った]
手伝ってくださるの? それは、とても助かるわ。
まあ、まずは焼きたての、スコーンという地球のお菓子と、
お好みの飲み物でもいかが?
で、その後に、ちょっとだけお菓子作りを手伝ってみない?
泡立てとかパイ生地を練るのとか……。
…え? 難しくないか?
だ、大丈夫、大丈夫…簡単なお仕事よ。
(腕力は必要だけど……)
[と、とりあえずはお客様にお菓子と飲み物を勧め、
その後にちゃっかり労働系の作業を頼みかけた時、
背後から小さな悲鳴が聞こえて振り返る]
―Café(姉妹の客室)―
リル! な、何……それ……?
[振り向いた先、2つ目の星のものだろうか、シリルの手の中にある、抱きつけるほど太い茎と、見上げるほど巨大な、ふわりとした花弁を持つ花>>2:666に驚き]
……大丈夫?
あと、お願いだから、天井は壊さないで、ね!
[茎が途中から天井にあたって曲がっている様子に、萼のあたりにぶら下がって浮き上がっている妹の身を案じつつも、現実的な心配を口にした]
…マルセーさん、とりあえず、
あのうっかり過ぎる妹を、降ろしてもらってもいい?
[と、溜息をつきつつ、マルセーにお願いしたのだったか。
自分よりも妹の方の手伝いを頼んだ方が、安全そうだと判断した様子]
……す、すみません…。
…大きなお花の茎を短く切って、テーブルみたいに立てて、
フラワースタンド代わりに、色んな花束を飾り置いたら
素敵かなって…。
でも、ちょっと茎が長すぎて……。
[マルセーが降ろしてくれようとしたなら、茎に掴まったまま、
恥ずかしさに頬を赤くして、申し訳なさそうに説明しただろう]
― 大浴場・再び ―
あ〜、疲れた。ひと仕事後のお風呂って最高♪
[窓の外もまだ暗く。
誰かが用意してくれたか。
列車内の要所要所に灯るランプのお陰で、夜目が利かない者も出歩くのに困らない明るさ。
何より、ほのかな光は温かい気持ちにしてくれた。]
一曲だけ……いいかしら? 一曲だけだし。
[そう自分にいいきかせながら。
歌うは"Ah! Vous dirais-je, Maman(きらきら星)"。]
もう、そんな歌柄でもないし!
やっぱりこっちでいい気がするわ。
[と、慌ててみても一曲歌った後ではあったが。
ちょっと真っ赤だったりしたら、温泉のせいにしてしまおう。]
Twinkle, twinkle, little star,
How I wonder what you are!
Up above the world so high,
Like a diamond in the sky.
Twinkle, twinkle, little star,
How I wonder what you are!
……うん、あたし完璧♪
[そんな感じであがる頃にはほっかほか。
脱衣場で茄子紺◆色の浴衣を着て、ぶらりと散策。**]
ーーレリアとシリルの部屋、カフェーー
[ハンスの頼みを受け、暗闇の中をカフェへとやって来た。
黒猫姿でひょこっと顔を覗かせる]
ケーキの配達を頼まれたんだ。
もう出来上がっているかな?
……って、なんだ、これ……!
[そこにあったのは、イザベラ用の大きな大きなケーキ>>297>>298>>299。
見上げてその豪華さに思わず小さな歓声を。
星や雪、そして虹に彩られたケーキはとても綺麗だった]
この薔薇は、シリルかぁ。
ふたりともすごいな…。
[ふたりに改めて挨拶し、マルセーにも会釈する。
さて問題は猫姿では明らかに重量オーバーであることだ。
人型であっても不安が残るけれど]
[記憶は残る。
喩えば愛情。
喩えば誰かへの思いやり。
喩えば人間らしく良心に従ったこと。
呪いの前に心はうしなわれたとしても。]
[巨大花>>346がまだあれば、それにも目を丸くして]
まずはイザベラ宛のケーキから、か。
[そう呟くと予告もなく一瞬で姿を変えた。
シリルもマルセーも知っていることだし、と気にせずに。
服装はいつものものだが、
頭の上にはサンタ帽子が乗ったままなのに気付かず。
そういえばサッキュん>>278はサンタ姿がとてもよく似合っていたけれど、寒そうだなと思ったものだった。
抱きつかれた時>>292は中身的にジタバタ抜け出そうともがいたことだろう。
途中サンタ姿の一条>>264も見かけたが、やはり予想通りというかサマになっていたがどこか微笑ましくて、こっそりと笑っていたのは内緒である。
ティンカーナッツ>>294がサロンで何かすると言っていて興味津だが、頼まれごとが先だ]
― サロン:BJの後 ―
あれ?!
[少し慌てていると、バーにはろうそくの灯がともり。
真っ暗というほどではない状態になった。]
……そろそろ、部屋に戻ろうかな。
[旅の終わりも近づいて、ちょっとしゅんとする。
バタバタしていたとはいえ、楽しかっただけに名残り惜しい。]
マスター、ありがとう。ごちそうさま。
[子どもだから、アルコールは出してもらえなかったが。
青磁鼠◆色のカクテルは美味しかったので、それだけを伝えて自室へとぼとぼ。]
−展望室−
[誰かが遠くで歌を歌っている。
薄目を開いてぼんやりと顔を見上げた。]
・・・・・・。
[展望室だった。
外の闇には幻のような列車が朧げに浮かび始めていた。*]
― 通路 ―
うわ〜っ、すっげえ……
[自室へ戻る途中、車窓をのぞけば。
>>#14
色々な色のスターライナーが見え。
色々な色の星屑が、流れていくのが見えた。]
真っ暗だと思ったら、違うんだ……って、ええっ!?
[浅緑◆色、躑躅◆色、二藍◆色、梅鼠◆色、丼鼠◆色に中黄◆色。
他にも数え切れないくらいの沢山の色が他のスターライナーの周りから溢れていく。]
あれ、誰かが手を振ってる。オイッス!
[一番近くを走っていた列車の窓から、誰かによく似た人物がいて。
そのまま、手を振りかえした。
もしかしたら、[遠き星の幽霊 シャーロット]に似ていたかも知れない。]
― 展望室 ―
おはよう、ございます。
[遠くを見つめながら歌を歌っていた。
目の開いた>>349ような気配を感じ下を見ると、柔らかく微笑みながら目覚めの挨拶をする。]
私、これからレリアちゃんとシリルちゃんのお店に行こうかと思うのですが……。
ハンスさんはどうされますか?
[反応は返ってきただろうか。
どちらにしろ、微笑みは絶やさない。
頷き、若しくは拒否する反応がなければ、手を引いて共に向かっただろう。*]
[紫紺の髪の間から顔が覗く。]
おはよう。
[メルヴィが微笑みかけてきた。
頬に目覚めのキスを向ける。]
・・・・・・。
[瞬きをしているだけで返事は返らない。
手を引かれれば連れて行かれるだろう。**]
― 展望室→廊下 ―
[ハンスからキス>>356を受ければ、泣きそうになりながらも微笑みを深めたのだったか。]
えっと確か、シリルちゃんたちのお部屋は……。
[以前荷物を運んだこと>>0:156があったから、おそらくそこでお店を開いているのだろう。
記憶を頼りに、ハンスの手を引いて歩を進めた。**]
― カフェ ―
[レリアの言葉に頷いて>>339]
スコーンですか、懐かしいですね。
では紅茶など頂きましょうか。
…気ままな旅をするために、あちこちでアルバイトをしてきましたので。
ひと通りのことならできると思います。
[洋菓子ならだいたい作れる。和菓子もそれなりに作れる程度]
…って、わぁ。
シリルさん、大丈夫ですか?
[などと話していると、シリルが大変なことに>>340
慌てて支えになろうとシリルのもとへ]
[自分の肩を足場にしてもらって、途中から抱えるようにしてシリルをどうにか下ろす。
シリルの説明を聞くと>>341]
アイデアはとても素敵ですね。
…なんとかなりませんかね?
[刃物ですっぱり切れないかと日本刀を持ちだしてみる。
どこに隠していたのかなどと細かいことは気にしてはいけない。]
これで、横にすっぱりと。
[と言いつつ構えてみたりする]
[そうこうしているうちに大きなケーキはリコリスによって運ばれる>>360]
手押し車があれば大丈夫ですかね。
それにしても、あの大きなケーキをイザベラさんは一人で召し上がるのでしょうか。
[カフェを出るリコリスを見送りつつ、呟いた]
―Café(姉妹の客室)―
よし、他の方たちのケーキその他も、出来上がり、と。
[ハンスには、甘い物が得意ではないかもしれない男性でも食べ切れそうなサイズの、立体的なオブジェのようなケーキ。最下段にサクッと香ばしく焼いたアーモンドメレンゲ層を敷き、スポンジと、甘酸っぱいジャムの薄層、*05木星*産のビターチョコのムースを重ね、風味づけにお酒……を入れようとして、一つ目の星でのハンスの飲酒後を思いだした様子で]
ハンスさんは、お酒じゃないほうがいいかな…。
[代わりに地球産のコーヒーと何種類かのスパイスをごく控えめに使い、香りと風味を出した。ビターチョコでコーティングし、仕上げに、金箔に似たキラキラ光る星の粉をはらり]
ーーイザベラの部屋ーー
[部屋番号を確かめ、コンコン、とノックする。
暗い通路だったがケーキがぶつからないように慎重に慎重を重ねたため、
少しも崩れないで運ぶことが出来たはずだ。
イザベラは居ただろうか。
彼女が出てくれれば、丁寧に一礼してケーキの箱を差し出す]
とある人からの贈り物です。
あなたに渡して欲しいと頼まれました。
[イザベラの姿に、あのオオサーカで早口言葉のような物凄い甘そうな弁当を頼んでいた婦人だと気付く。
彼女なら完食できる。
心の中でそう思いながら普段より丁寧な口調を心掛けた。
さて、イザベラはどのような反応を返してくれただろうか]
― 自室前廊下 ―
あら……?
[自室の前を通りかかると、ドアノブに何か可愛らしい袋がかかっているのが見えた。]
何か忘れ物でもしたかしら?
ハンスさん、ちょっと待っててくださいね。
[ハンスに一声かけ、袋を手に取ると慎重に開けた。
中から出てきたのは、天使と*15星の砂*が描かれたカードとツリーやスノーマンを模したクッキー>>194だった。
近くの部屋のドアにも似たような袋がかかっている。]
ふふ。
どなたからかのプレゼントなのかしら?
[ハンスにも中身を見せて、嬉しそうに微笑む。
大切そうにポシェットへしまうと、再びハンスの手を取り歩き出したのだったか。]
一通りできる…?
マルセーさんって、運転といい、お菓子作りといい、
なんでもできるのね、すごい…。
[他の人達のケーキを作りつつ、マルセーを>>358かなり尊敬の眼差しで見やり。焼きたてのスコーンを出し、数種類のジャムやクリームを添え、薫り高い紅茶を淹れた]
いってらっしゃい、お願いしますね。
う、うーん、イザベラさんなら、きっと大丈夫……
だといいなあ、と。
[イザベラの元へケーキを運ぶリコリスを送りだす時、
リコリス>>360もマルセー>>361も食べきれるのか少し案じている様子に。
甘々お弁当を3個買っていたイザベラさんだから、1個で足りないよりは…でも、3段はちょっと多かったかしら…と本人も少し小首を傾げていたりした。さて、どうなっただろうか]
[芳には、自転車型のタルト生地に、スポンジとカスタード、そしてフルーツは好きそうだったので>>0:107、
金色のキラキラとした飴をごく薄く掛けた、一口サイズの様々なフルーツを乗せたカラフルなタルト]
[大原野博士には、2つ目の星の思い出に、立体的なドラゴンのケーキ。表面はホワイトチョコだが、カットすると、7つの色と味のスポンジが現れる。
いつも博士のことで苦労しているような印象の桂川には、日持ちがして栄養のある、フルーツたくさんのパウンドケーキ。]
[スッチーには、白いチョコレートの壺に金色の星の粉を掛け、一口サイズの様々な味のプチ・シューを入れたもの。
仲良しのキューちゃんには、一緒に食べ合わせられるよう、チーズやハーブクリーム等を入れた塩っ気のあるパイや、木の実のクラッカーを]
[ナッツには、地球産のチョコレートと木の実類、そして香りのよいお酒をたっぷり使った、小さな小さな家―見ようによっては小屋―の形のケーキ。ビスケットの前庭部分に、クリームの花や植物と、ピンク色のチョコレートで作った可愛い羊を2匹飾り、幸いを願って、小さなタッジー・マッジーの花束を添える]
[ キリトには、フルーツたっぷりのクリームのケーキ。上には、チョコレートやマジパンやフルーツで作った、小さな小さな壺や動物が楽しげな様子で飾られ、仕上げに流れ星の粉をパラリと振ると、キラキラした星がたくさん、流ては消え、消えては生まれる]
[サッキュんには、ピンク色の甘いハートのマシュマロを乗せた、ふんわりした甘酸っぱい果物のスフレ。包装の上、髪留めにできるように加工してある、艶やかな美しさと可愛らしさを兼ね備えた花は、シリルからのプレゼント]
[一条には、リコリスの飴やこれまでの様子から、
甘いものより、塩気のあるものの方がいいかな?と、
星形に抜いた、ポテトやチーズ、ハーブ類の入ったスコーンに、クリームチーズやオリーヴに似た実のディップなどを添え。
カードのお礼も兼ねて、白と黒の*06土星*産のチョコレートで作った2枚のトランプ・チョコ―スペードのAと13でBJ―も一緒に包む]
……リコリスさんの分や、直接渡せそうな人の分は、
どうしたらいいかしら…。
[リコリスがイザベラの分を届けに行った後、そう呟きつつも、作業する手は止めずに]
ーーカフェーー
[空の手押し車を押しながら戻ってきた。
ただいま、と言うのは可笑しいのだろうが、甘い優しい香りとカフェの雰囲気は思わずそう言いたくなってしまいそうだ]
あ、
[先程は気付かなかったスターライナーの模型。
目を細めほんのり嬉しそうな表情を。
そしてレリアの作るそれぞれのケーキを興味深そうに眺める]
どれが誰か教えてくれたら、届けるから。
あ、でも予想できるのもあるな。
[壺の形のチョコレートに、くすりと笑う。
茎のテーブルを見てさっきまであったっけ?と首を傾げたり。
とても気持ちよくすぱっとした切り口である]
―Café(姉妹の客室)―
…あ、ありがとうございます。
マルセーさんが来て下さって、助かりました…。
ええ、何とか方法があれば……。
そ、その刃物は…?
[マルセーに抱えるようにして降ろしてもらえば、まだ恥ずかしそうな様子ながらも、どこからか出てきた日本刀に金色の瞳を瞠り]
わ、すごい!
茎がまっぷたつに……ありがとうございます!
[格好いい、とパチパチと拍手をして。マルセーが茎を短く切ってくれた大きな花の花弁を、ふわり、さらに広げるようにして立てる。花籠のようになったそこに、嬉しそうな様子で、花束を飾っていったのだったか]
― カフェ ―
これくらいならお安いご用ですよ。
[シリルににっこり笑って日本刀は仕舞う。どこに仕舞ったかは聞かない方がいい。>>371]
おぉ、これはいい紅茶ですね。
[レリアから紅茶を淹れてもらう。>>365]
どれも極めることはできないまま、あれこれと手を出しているだけです。
ですから、ひと通りと言っても、“お母さんが趣味で作る程度”のものしかできないですよ?
[紅茶から立ち上る湯気と同じようにふわりと笑う。
それじゃ意味が無いと言われれば、本格的にレリアに弟子入りするつもりで]
― Café ―
わあ、いい匂い!
[レリアとシリルの部屋へ着くと、外まで甘い香りが漂っていた。
ドアを開けるとより一層心ときめく香りが強まる。]
レリアちゃん、シリルちゃん、お邪魔します。
[ハンスを伴いながら、ニコニコと挨拶する。
マルセーの姿>>374が見えれば、]
マルセーさんも甘いものお好きなんですか?
[と、問うただろうか。
リコリスの姿>>370があれば、]
はじめまして、メルです。
[微笑みながら挨拶をし、骨の星での自転車転倒>>1:565を心配したかもしれない。]
どうぞ
[シリルが隣に座り、思い出話をしているのをニコニコと見ている>>375、>>377]
失敗は成功のもと、ですからね。
[クスっと笑って、シリルの話を聞いていた]
それでは、弟子入りさせていただきましょうか。
[レリアの言葉に飛びついた>>379
弟子入りついでに二人の旅にくっついていこうかなどと思ってみたり。]
おや、メルヴィさんとハンスさん。こんにちは
[店にきたメルヴィに挨拶して、メルヴィの質問に>>376]
ええ、お菓子は大好きです。
レリアさんのスコーン、美味しいですよ。
[にこやかに答えた]
― サロン ―
[サロンには先ほどまでゲームをやっていたらしい空気が流れている。
どうやら終わったしまったらしい。]
ああ、残念です。ゲーム乱入できるかと思いましたが、遅かったようですね。
―Café(姉妹の客室)―
(ハンスさんとメルさん、一緒に来てくれたのは、
嬉しいな…。あたしの呪い、解けませんように…。)
[メルとハンスの様子に、二人には見えないように、
少し嬉しそうな微笑みを浮かべる]
(そういえば、ハンスさんご依頼の、
メルさんやハンスさん用のケーキは、まだ
リコリスさんが届けてないから残っているけど……)
[二人が、これが食べたい、というものがないようで、
お勧めか特別なお菓子を、などと言われたら、
二人にはそれを出そうかな、と漠然と考えたりしていた]
― Café前(自室へ移動中) ―
[レリアとシリルの部屋の前を通りがかると、外からいいにおいが…。]
博士。いい匂いがしますね。
ケーキの匂いでしょうかね?
[レリアの言葉>>379には、]
ふふ。
いい匂いにつられちゃいました!
[少し大袈裟に、それでも本音いっぱいの言葉を返して。
シリルの声>>382には、]
ようやく来られたわ。
遅くなっちゃってごめんなさいね。
[オオサーカでの約束をようやく果たせたことを嬉しく思って、顔を綻ばせた。]
ええと、何かオススメがあればそれを。
飲み物もおまかせしていいかしら?
[シリルの問いに数瞬首を傾げて悩むと、楽しげに注文する。
ハンスからも反対がないようであれば、同じ形式で注文しただろう。]
[マルセーの返答>>381を聞くと、]
まあ、甘いものが好きなんて素敵ね!
スコーンも美味しそう。
[にこやかな笑みを返した。]
お隣のテーブル、お邪魔しますね。
[ハンスの手を名残惜しそうに離し、椅子に腰かけた。]
[扉にはOPENの文字がかかっているのを見て]
ほう、これは喫茶店じゃな。
おいしそうなケーキの匂いじゃ。
そういえばちょうどおなかもすいてきたし、お邪魔してみようか?
[扉を開けて]
お邪魔するぞい。
ほうほう、先客たちがおるようじゃの。
[店の中の人に挨拶をする。]
ああ、博士まってくださいよう。
[博士に続いて部屋に入る。]
お邪魔しますね。
[店の中の人に挨拶する。
二人で座れるテーブル席があるのかなと探す。]
まあ、博士とアキラさん。
こんばんは……と言った方が、今の雰囲気に合うかしら?
[ふたり>>390>>391がドアから入ってくる姿が見えれば、微笑んで挨拶を返した。]
お花も綺麗ねー。
って、あれは……巨大な星の植物?
[シリルが準備したであろう花>>371たちに、優しく目を細めて眺める。
花束が置いてあるテーブルが植物であることに気づくと、あの天高くそびえる塔のような茎を思い出していた。]
―サンタ計画実行編(虚の海は暗くても・前編)>>213〜>>292―
ハァッピ〜クリスマ〜ス♪
[待ち合わせ(?)場所に現れたのは、「フォーフォーフォーフォー」と笑い出しそうなサンタクロース。
…否、海賊サンタだった。胸元に付けたデフォルメ海賊ワッペンで充分と思って居たのだが、何だか欲が出て、左目を黒い布で覆い片目海賊風なサンタにアレンジしてみたのだった。]
どう?
少し若いけれども、ヤンチャなサンタに見えるかな?
[白髭を付けているので若いも何もないのだが。それに、仮に暗闇で擦れ違う人々が居れば、彼らへおかしなサンタ像を植え付ける気もないので、サンタ計画実行隊の面々に見せれば、片目を覆う黒布は外した事だろう。]
リコリス…ん、今の姿はクロスケと呼ぶのか。
りょーかい♪クロスケだけで配っても大変でしょ?
俺達も少し手伝うよ。それと、ほら…クリスマスカード(>>352)。
これも添えてプレゼントをドアノブに掛けると、
効果は抜群だ。
[白い髭をもごもごさせながら、クリスマスカードを書く事を促す。]
[丁度いいところに二人がけのテーブルがあるので、そこに座る事にした。
こういう店に男二人というのも店の雰囲気としてはアレなのかもしれないが、博士にとってはお構いなしなんだろうけれども。メニューをみて、]
ここのお店のお勧めはありますか?
[と言えば、お勧めのケーキと飲み物などが出されるだろうか?]
[スターライナーの形をしたケーキ。
柔らかく微笑むレリア>>372。
良いお姉さんなんだなと自分が言った時の複雑な表情はそこになく、彼女の本来の笑みはこれなのだろうと思う]
あ、俺のケーキも?
[ハンスは自分の分も頼んでくれたのだと知る]
じゃあ、後で頂きに来る。
せっかくだしこの店で食べたいから。
[レリアの問い>>373に答える。
そうこうしているうちにメルヴィ>>376とハンスが来店した。
思いがけない組み合わせに気付かれないくらいに目を瞬かせ。
メルヴィの心配には、鼻を打ってくしゃみが止まらなかったくらいで大丈夫、と苦笑とともに説明しただろう]
―サンタ計画実行編(虚の海は暗くても・中編)(>>292)―
サッキュんは、ミニスカかァ…。
うん、似合う似合う。
[一条的には、宇宙カジノでカクテルウェイトレスがミニスカになっているのを見た事もあるので、驚きはあまりなかったが、サッキュんの魅力を引き出すには、その格好が一番だったか。]
ところでさ、
クロスケ、あんなお金を何処から出せたの?
悪い意味にとって貰うと困るンだが、
ぽんと大金を出せるようには思えなくてね。
[中には高いものもあったように思えたが、一条やサッキュんが選んだ様々なものも、リコリスが全て支払ってくれた。
こう見えても高級取りの一条としても、あれくらいであれば支払えはしたが、少しだけ興味が湧いたのだった。]
[ハンスに名前は出さないように、と言われたのだし。
口を滑らせないように気をつけなければ。
自分としては明かしたいくらいだが彼の意向を破るつもりはない]
……ここを訪れた人には、ここで食べてもらったほうが良さそうかな。
それ以外の人の分を運ぼうか。
[博士と助手の2人組に会釈してから、
小さなひそひそ声でレリアに]
さっきの手押し車、もう一度貸してくれ。
[さすがに人も増えて来たので、今度は物陰でもう一度猫の姿に変わる。
頼まれた時の姿で黒猫の宅急便をしよう]
まあ、くしゃみが?
[リコリスの返答>>397には、見かけとのギャップで何だか可愛く思えて。
柔らかく微笑みながら、可愛らしいクロスケがなぜか頭に浮かんだとか。]
メルさん、お待たせしてごめんなさい。
お勧め……というか……。
ある優しい方から、メルさんの為に…と
依頼されていたケーキがあるの。
[そう言って、あたたかな灯りの中、綺麗に包装された一人用のミニサイズ・ホールケーキ用のBoxを、そっとメルの前に置く]
特製のシャルロットケーキになります。
[メルには、微かに甘酸っぱいベリー類のムースを使った、可愛らしくも優美なシャルロットケーキを作った。
サイドと底のビスキュイは、淡いピンクと黄色の混ざった花のような模様を描き、上にはナパージュできらきら光る数種類のフルーツと、クリームの花々。
仕上げに、ハンスのケーキとお揃いの光る星の粉を、何かを祈るようにそっと散らした]
―サンタ計画実行編(虚の海は暗くても・後編)(>>271>>294)―
[クリスマスカードも書き終え、ちゃんとプレゼントが包まれているか最後の確認が終わると立ち上がった。ミニサロン辺りで最後の準備はしていたのだろう。恐らく多分きっと。
早速、サンタ計画に取り掛かり始めて間も無くナッツに遭遇する。]
や、ナッツじゃない。
嗚呼…そうだ。
もし良ければ、これ。
俺からのプレゼント。
[そっと手渡したのは、プレゼントを選んでいる時に、雑貨屋>>1:43で見つけた光の粉を包んだ飾りリボン付の小さな包み。
老眼鏡>>1:75を掛けているし、妖精の話>>186も職業柄、話のネタとして幾つか知っている。その話の所為もあるし、リコリスの計画に触発されて購入した。
一条は何の効果があるかは分からないけれども、妖精の魔法の力が少しだけ宿っているように、ナッツには感じられた事だろう。]
ひとっ風呂浴びたら行くよ。
[そう言って、ナッツ>>294とは別れた。
その後、無事にサンタ計画を実行し終えると、有言実行で大浴場>>265へと向かったのだった。]
それから、シリルが作ったこのコサージュも、どうぞ。
[プレゼント用に包装した箱の一番上、ふわりとして優し気な印象ながらも、どこか凛とした風情のある可憐な花は、シリルがメルを想い浮かべて作り、コサージュとして使えるようにしたもの。かなり長い間、変わらぬ微笑みを咲かせているだろう。]
飲み物は、*12水星*産のほのかな花の香りのお茶を。
ケーキとの相性もいいと思います。
お口に会えば、幸いです。
[ハンスの方は見ないように気をつけながら、
メルにケーキとコサージュを示し、花のお茶を淹れる]
― サロン・バーカウンター ―
[>>4:344
茄子紺色の浴衣に甚三紅◆色の帯を締め。
長い髪はざっくり編み込みにして軽く盛ったアップヘア。
うなじに後れ毛がはらりと落ちるくらいのゆるい感じ。]
……マスター、何かオススメあればお願い。
[作ってもらったのはmediumspringgreen◆色のカクテル。]
甘くて美味しいわ、これ。
[アルコール度数は75のもの。
少しぽわんとしたかも知れない。]
―大浴場―
は〜…、気持ちいい。
ビバノノン。いいっ湯、だな〜♪と。
[かぽーん。
サンタ計画を終え、darkslategray◆色の温泉にじっくり浸かっている。浴場の縁に、両後ろ肘をかけ、のんびりゆったり。]
ありがとう、ごちそうさま♪
[少しふわふわした足取りを気遣うマスターの言葉に。]
うふふ、大丈夫。*06胡麻斑海豹*より強いもの。
……でも、心配してくれてありがとう♪
[そんな返事をして、ふわふわとメモリアルノートのところへいくと。
そこに書き残してから、サロンを後にした。*]
[手押し車にケーキの箱を乗せ、サンタ帽付き黒猫の宅急便は出発。
見送ってくれたレリアに小さく手を振って]
さて、まずは誰からかな。
[部屋番号のプレートを見上げる。
もし通路やサロンで渡すべき人を見かければその場で差し出そうとするだろう。
とある人からあなたへの贈り物で、自分は届けるのを頼まれたこと。
これはレリアの作ったケーキだということ。
そのふたつを説明した上で、重ねて誰からかと問われればボロを出すかもしれないし、出さないかもしれない。
出会えなければ、イザベラの時と同様に部屋を訪ねるだろう**]
―Café(姉妹の客室)―
ハンスさんには、こちらのビターチョコのケーキを。
え、ええと…メルさんと同じく、
こ、心優しい…ある方からの…です。
[ハンス用のケーキ>>362はまだ箱に入れていなかったので、そのままサーヴするが……さすがに本人を目の前にしてのこと。傍から見ても、セリフが棒読みだったり、目線や挙動が不審になったり…は多少あったかもしれない]
ケーキの風味とぶつからないように、まずは、
*10雪兎*印のスパークリング・ウォーターをどうぞ。
お水ですけれど、シャンパンのような味わいです。
お飲物は、ケーキの後に、またお出ししますね。
[ハンスのケーキには少しだけだが、コーヒーやスパイスを使ったので、飲み物は味がぶつからないものを。ケーキの後に好みの飲み物を別に出しただろう]
―サロン―
[ドンガラガッシャンと音を立てて、飛び込んできた]
つ、ついた・・・・・
[その場にへたりと座りこむ。壺に乗ってきたはいいが、止まらなくなっていたらしい]
―Café(姉妹の客室)―
お待たせいたしましてすみません。
博士と桂川さんにも、ある心優しい方から、
ご依頼を受けていたケーキがあるので、それを…。
博士には、竜の涙の記念も兼ねて、
こちらのドラゴン・ケーキ>>366を。
竜の涙、あたしたちにまで下さって、
ありがとうございました。
桂川さんには、お疲れに効果のある、
フルーツたっぷりのケーキ>>366を、どうぞ。
[博士のドラゴンは、大きめのお皿に竜の涙を模したフルーツを添え、桂川のフルーツケーキは、スライスしてクリームの花々で飾り、飲み物は、*10金星*産の珈琲に、*12殿様蛙*印のミルクを添えて、感謝の笑顔でサーヴした]
わあ……!
[レリアが持ってきてくれたケーキ>>406のBOXを開ける。
その姿を見ると、小さく歓声をあげた。]
小さくて可愛いし、見た目も綺麗!
それに何より、すっごく美味しそう!
ありがとう、レリアちゃん!
[星の粉が舞い落ちる様子にはうっとりと目を細めた。]
それにしても、とある方……?
[一通りケーキを目で楽しんで、感動が落ち着いてきた頃、レリアの発した言葉に首を傾げる。
少しの間、じぃっとハンスを見つめた。]
え、シリルちゃんから?
[突然差し出されたコサージュ>>409に、ぱちりを目を瞬かせた。]
綺麗……どこか儚げなのに力強さも感じるわ。
ありがとう、シリルちゃん。
[うっとりとその姿を眺めた後、花に負けないくらいの笑顔を向けて、シリルへお礼を告げた。]
お茶もとてもいい香り……。
ふたりとも、素敵なお店を開いてくれてありがとう!
[目を閉じて香りを堪能する。
満足そうに微笑むと、レリアとシリルに再度微笑んだ。]
[ケーキを食べる前に、早速コサージュを胸元につける。]
……似合いますか?
[照れたような表情で、目の前のハンスに問うた。]
― 通路:サロン出てすぐ ―
>>4:413
あら、黒猫さんはまだまだお仕事なの?
[ワゴンを押すクロスケと遭遇して。
>>4:368
果物のスフレの入った花飾りつきの包装された包みをもらった。]
まさか、これも……ハンスから?
[>>4:407
買い出し中の一条とのやり取りを思い出し。
そう尋ねれば、クロスケはあっさり首を縦に振った。]
すごいわね……ありがたくいただくわ。
会ったらお礼いいたいわってハンスにはいっといて。
[ふわっとほほ笑んだ。]
[ハンスの準備>>414も整えば、フォークを手に取っただろう。]
いただきます。
[以前訪れた国で教わった、食事前の挨拶として手を合わせて。
崩すのが勿体無いくらい可愛いケーキに、フォークを沈めていく。]
〜っっ!
おっいしい!
[優しい甘味と仄かな酸味が口の中いっぱいに広がる。
ビスキュイ部分とムース部分の違いも楽しめて。
口の中で踊るケーキに、ふわり。柔らかな笑みが零れた。]
― Café/ケーキの来る少し前 ―
まあ、それにしてもよく持ってこれたのね……。
私寝ちゃってたから、見れなかったのは残念だわ。
[シリルの返答>>420には、驚いたように目を見開いただろう。
巨大な星で寝ている間に収穫作業が行われたのだろうと考えて、残念そうに口を尖らせたのだったか。]
小さな雑貨店の主 ケなんとかさん が見物しに来ました。
[ぱたぱた。
翼をぱためかせ、ケなんとかさんはお店を開いています。]
ふんふーん♪
[小さな如雨露で、小さな砂漠の花飾りに水をやりやり。
窓先に飾るものだけど、こうして水を時折掛けないとならないのです。]
あ、どーもなのです。
お客さんですか?
僕のお店、良い物アルヨー。
[片言になって呼び込み。]
通り過ぎた星の小物や雑貨、
星の物を素材にした加工品を売っています。
良かったら見てって下さい。
[ぱたぱた。]
[虚の海の時はかきいれ時。
ケなんとかさんは、商魂逞しくきらり目を光らせます。]
これ何てどうですか?
大きな大きな綿毛を小さくして丸い樹脂に固めたものです。
こっちは、60駅前の笑う花々のアクセサリー。
[大きな大きな綿毛を小さくして樹脂にしたものは、
大きな星で手に入れた綿毛で作ったものです。
雑貨屋をぐるり見てみると、色んな素材が沢山置いてあります。きっと素材も頼めば売って貰えるし加工もお手の物でしょう。]
気軽に見てってね。
[ぱたぱた。くるりん。**]
>>4:342
あれは……スッチーかしら?
[通路を歩いていたところで、壺の上に乗ってゴロゴロ。]
ちょっと、大丈夫?
[慌てて追いかけていくけど、勢いづいて早いのと。
さっきのカクテルでちょっとふわふわしてて。
いつものようにサッと消えてとか思いつかず。
そのまま、ふわふわと追いかけて。
再びサロンに逆戻り。]
― サロン:再び ―
>>4:415
スッチー、大丈夫?
[ドンガラガッシャンな音を聞いてちょっと驚いて。
サロンに戻れば、へたり込むスッチーと転がる壺が。]
怪我はない?
壺は無事のようだけど。
[スッチーに声をかける。]
はい、壺。
[と、壺を渡そうとしたが。
アルコールの周りが予想以上で手元が狂い。
しゅるんと、そのまま壺に吸い込まれていった。
そのそばには落としてしまったスフレの包みがころり。*]
うーん。全然大丈夫じゃないよ。
[すっかり目を回してしまっていた]
あれ?今声かけたの誰?
[壺に吸い込まれたのにはまだ気がついていない]
>>364
あぁ。
[レリアの店に行く途中、
メルヴィの部屋前で手を離されれば無言で暗闇を眺めていた。]
・・・。
[ちらと視線を中身へ送ったが、
メルヴィが嬉しそうに喜ぶ顔につられる素振りはない。
大切そうにしまう様子を眺め手を繋げられれば繋ぎ向かった。]
>>397>>3:23
[リコリスが目を輝かせても、
その時には別方向を向いていた。
バイクで飛んだ時に振り返ったような、
微かに滲んでいた楽しげな雰囲気もなかった。]
>>399
[レリアから一心不乱のちらちらっがあっても、
そちらを見ずに黙っている。
新たな勝負を持ちかけた訳ではなかった。
クロスケから、ちらっされても見ない。]
>>416
これはこれはドラゴンの形をしたケーキとなっ!
早速いただくとしよう。
[ケーキをいただきながら金星産のコーヒーにミルクを入れて飲む。とある心優しい方というのが気になるが、美人姉妹の作ったケーキは想像通りの最高の味だった。]
うむ、う!ま!い!ぞー!このケーキ、星三つじゃ!
[考えうるだけの最高の賛辞。]
この味ならどこの銀河でも通用するぞい。
これで店を構えないのは色々もったいないぞい。
店があるのならどこか教えてくれい。
船をかっ飛ばしてこるぞ。
[もし、どこかに店を構えているのならどこにあるか、教えてもらいたい気が満々であり、
そうでないなら店を構えたほうがいいとアドバイスをするだろう。**]
>>406>>409
[レリアの方は見ない。
話は聞こえているが耳を傾けている風でもないだろう。]
>>414
誰からだ?
[レリアに問いかけた。
ケーキを自分用に頼んだ記憶は無かった。
細やかな気泡が浮かぶ炭酸水のグラスを傾ける。]
[スコーンと紅茶を堪能すると]
ごちそうさまでした。
[食器を持って裏方へ]
さて、師匠。なんなりとご指示ください。
[レリアに向かって軽く一礼しつつ、指示を仰ぐ。
そのままレリアたちの仕事を手伝っただろう**]
>>417
[メルヴィが歓声の声を上げれば視線を向けた。
声があがったから何なのか確認のために反応したように。]
>>419
・・・。
服と合わないな。
[合理的判断。
炭酸水のグラスを置くとケーキを眺めた。]
そ、うかしら。
……それじゃあ、今度はこのコサージュに合う服を着ないと。
[ハンスの言葉>>438に一瞬だけ、悲しそうな顔を浮かべるけれど、すぐに微笑みを取り戻す。
大切そうにそっと、コサージュを胸元から外した。]
ハンスさん。
ケーキ、食べてみたら?
美味しかったわ。
[微笑みを絶やさずに、勧めてみる。]
ふふ。
レリアちゃんとシリルちゃんに出会えて本当に良かった!
[姉妹の笑顔>>440には、双子らしさを見つけて。
微笑ましさもあって、よりにこにこと笑顔が弾ける。]
あ、もちろん美味しいケーキと綺麗なお花があるからじゃないわよ?
[少し恥ずかしそうにしながらも、ぱくり。
美味しそうにケーキを口にした。]
>>437
俺?
そんな注文を出した覚えはない。
[レリアを一瞥する。
そう大きい声ではなかったが周囲はどうだったろうか。]
>>439>>362
[星の粉がかかるチョコケーキにフォークを差し入れた。
どことなく独特なコーヒーの風味と、
甘酸っぱいジャムとビターチョコが口の中に広がる。]
―大浴場―
…打たれ湯もあるのか。
こんな機会だから、しておきますかね。
[浴場に来れば何時でも出来るのだが、
あまり来ないので、色々チャレンジ中だった。]
肩の筋肉が解される感じ…。
じゃ、次はサウナだな。
[意気揚々と、幾つかあるサウナのうち*08海王星*式サウナへと向かった。杜若◆色の蒸気が満ちている…。]
おっ、これは随分と濃厚そう…
[ハンスがケーキを食べる姿>>443をにこにこと眺める。]
信じて、待ってる。
[呟いた言葉は周りの話し声にかき消されてしまう程、小さなものだった。]
―大浴場―
…色を海王星に近づけたって訳じゃァないよな。
低温蒸気式の方が、喉には優しいし好きなンだが…。
[少し色が気になったものの、軽く汗が流れる程度には入り、その後水風呂とのコンボで、数セット。
少し心地よい疲労も感じつつ、締めにもう一度、大変な色になっていない普通の温泉にじーっくり浸かると出る事にした。]
>>447
[無言で動かしていたフォークがぴくりと動いた。
しかし、すぐにまた滞りなく動き始めた。]
>>449
・・・。
食後は紅茶を。
[疑問は解けたとばかりにケーキへ視線を戻した。
食べ終わると、フォークでお皿に落ちた星を掬ってから置いた。]
―…→Café―
どーも。
レリアとシリルの店は、ここで良いかな?
[店内から「こんばんは」と声がかかれば、]
っと、虚の海だし、
こんばんは。
が正しかったね?
折角だから来たよ。
注文はお任せで。
でも、ノンアルコールで頼むよ♪
[然し、「たまには一条さんもアルコールを…」
等と言われたら、飲んでしまうかもしれない。
計画も終わったし浴場にも入れたし、それくらい気持ちが良かった。]
[シリルの言葉>>453に一瞬目を見開くも、花が咲いたような笑顔を返す。]
私も大好きよ。
シリルちゃんもレリアちゃんも、大切な私の妹。
ふふ、家族が増えるって素敵なことね。
[そう思えるようになったのは、ひとつ前の星からだけど。
その原因ともいえる人――ハンスを見て、優しく微笑んだ。]
私は旅をしているから、すぐに連絡はつかないかもしれないけれど……。
もし良かったら、これもらってくれる?
[ポシェットから故郷の花の香りをつけたメモを取り出すと、さらさらと文字を綴る。
それをシリルに差し出した。]
これ、私の実家なんだけど。
何かあったら、ここに連絡ちょうだい。
何かなくてももちろん歓迎するわ。
[ふわり。少し照れたように笑った。]
[レリアからおかわりをもらう>>455と、]
ありがとう。
これ、初めて飲むのだけれど、飲みやすくてとても美味しいわ。
ケーキにもぴったり!
[微笑みながら、お礼を告げた。]
キューちゃん、お腹空いた・・・・・
[とぼとぼとスッチーとの部屋に戻る]
キュウ?
[ふと、その前にいいにおいのするものが置かれている事に気が付いた]
[一条の姿と話>>456を聞けば、]
ふふ。
やっぱり一条さんってサービス精神旺盛な方なのね。
[楽しそうにころころ笑った。]
ねえ、ハンスさん。
後で私たちも行ってみていいかしら?
[首を傾げて、そう尋ねた。]
―Café―
んー…、そうだね。
[ちらり上目遣いでシリルを見てみる。]
今日はアルコールにしよう。
スパークリングワインも良いけど、
黒ビールが飲みたい気分だな。
[明朗に笑うと、後は何を持ってこようとも任せるつもり。]
>>462
あぁ。
[列車旅から降りるには、
次の駅まで待つ必要があった。
その間の時間はどこへ連れられても断らないだろう。]
[一条に出会う。
まずは、やあと挨拶を。]
あ、うん。
ちょっと足ぶつけちゃって気にしてた。
[情けない理由に恥ずかしさにことばがどもりまくり。]
リアさんの店なんだ、僕も行くよ。
[彼女に話が途切れたこともあり。
一条についてけば足ぶつからないと言うしょうもない理由が少し混じった。]
― 壺の外・サロン ―
[壺でのイベント(>>320〜>>327)が終わり、サロンに出てくる。
一体何人の人が参加してくれただろうか。
サンタ姿のままふわふわ飛びながら、参加したみんなを見送った。]
…終わったね。
[お祭りのあとのような気分だ。
ふと下を見ると、残雪が少しの荷物を引きずりながらこちらを見上げ、めぇ〜と鳴いた。
部屋に帰るから背中に乗れば?というようだ。]
残雪、お前、誰かに名前を呼んでもらいたかったんだね。
…わたし、次の駅でスターライナーを降りるんだ。
もう、残雪には会えないんだよ。
[飛びながら残雪の頭の上を小さい手で撫でた。
そして、少しの時間、小ぶりのライトの明かりの元でメモリアルノートを書いた。]
うん、行こうか。
[残雪に微笑むと背中にぴょんと飛び乗って、一緒に自室へ向った。]
シリルちゃんは、私の大切な妹だから。
いつでも、何でも、頼ってね?
……あ、やっぱり力仕事以外で。
[潤む瞳>>470に慈愛に満ちた表情を返す。
力強く宣言したが、上手く締まらなかった。
くしゃり。満面の笑みを浮かべる。]
うんうん。
私もたまには連絡しないとなー。
[引け目と罪悪感。
そんな理由から距離を置いていたけれど。
あの優しい暖かな人たちの声が無性に聞きたかった。]
―Café―
お待たせいたしました。
えーと……こ、心優しい方から、
皆さんにと頼まれていたお菓子やケーキがあるので、
そちらを…。
[ハンスの方を見ないようにしつつ、一条と芳にサーヴし始める]
一条さんは、あまり甘くない方がお好みのようだったので、
ポテト、チーズ、ハーブのスコーンです。
[甘くない星型のスコーン3種は>>369は、オーヴンで温め直し、クリームチーズに、スモークサーモンやチャイブなどを入れたものや、オリーヴのディップなどを添える。
皿の淵に、2枚のトランプ・チョコ―スペードのAと13でBJ―をそっと置いた]
一条さんには黒ビールでしたね。
[適温に冷やした黒ビールとグラスで、ビールの泡が綺麗にできる注ぎ方をして、きめ細かくクリーミーなブランの泡がグラスの淵丁度で止め、どうぞ、と微笑んだ]
ハンスさん。
おかわり頼みましょうか?
[紅茶を飲み終えた様子のハンスに声をかける。
普段より名前を呼ぶのは、無意識に祈りをこめているからだろうか。]
― スターライナー・自室前 ―
あ、これが例のクリスマスの!
[部屋の前に着くと、自分の扉にも袋がくっついており、3人のことを思い出して少し嬉しい気分になった。]
へへ、何が入っているのかな?
[扉から袋をとったあと切符で扉をあけ、ひつじと一緒に室内へ入り、ベッドの上に袋の中身を広げた。]
えっと、まずはこの箱の中身…
うわっ
[箱を開けた瞬間、色鮮やかな煙とともにへびがぽんっと飛び出してきた。(>>214)]
へぇ?きんが…しんねん?ってなんだろ?
[地球のローマ字でへびに書いてあった文字を読んだがいまいちよくわからない。
よくみるとへびは愛嬌のある顔をしており、頭をつつくとばねがびよんびよんとなった。]
― すこし前・イベント後 ―
[壺の外にはスッチーが居た。]
えへへ。
壺、お借りしましたです。
[と報告したあと、>>477には]
…うん、次で乗り換えなんだ。
スッチーと、キューちゃんは、どこまで乗るの?
[と逆に聞いてみた。]
私かい?この先にある壺の発祥と呼ばれる星に行きたいのさ。
キューちゃんは・・・
[どうだろうかと考える]
うん。しばらくは一緒に行動するつもりだよ。
まったくもー!あの3人め!
[笑いながら一緒に入っていた箱を開く。今度は食べ物のようだ。
開くと、ケーキが入っていた。(>>368)思わず声が漏れる。]
うわぁ… すごい!
これ、わたしのケーキだよね。
だって残雪が乗ってるよ。
見て残雪!
[残雪のところまで、ケーキの上にのっていたピンクのひつじチョコを持っていった。
残雪は満足そうに床に置かれたチョコをぺろりと舐めた。]
すごいね、小屋と、庭と… 可愛いなぁ。
[なんだか食べるのが惜しくなったが、まぁ、食べる。
普通に甘いものにも目がないのだ。]
お、美味しい…
[土台の部分を一口食べて、また思わず声が漏れた。]
[13―不吉なナンバー。
或いはあの艇を暗示する事も、今は理解の及ばぬ事。]
ありがとう。
じゃ、乾杯♪
[【虚の海】。
平行して走る幾つもの列車の影を見ながら、
一条は、黒ビールのグラスに口接けた。**]
[最後に、一条から通りすがりにもらったプレゼントの紐を解く。(>>408)
もらったときはサロンに行く途中だったので、荷物袋の中に入れておいたのだ。]
あっ、これ、魔法の粉だ…
[どこかのようせいの作った光の粉は、まだうすらぼんやりと光っている。
懐かしくなってベッドの上に腹ばいになって眺めた。
昔、子供たちを飛ばせた時期、ナッツの後ろに残る光は、ありあまるようせいの魔力でできた光の粉だった。
今、頼りなげにナッツの後ろに残る光には、崩れ行く身体の残滓が増えている。]
とても綺麗
…懐かしいなぁ
飲み物は、ノンアルコールカクテルを、ということだったので。
ムーン・ホープというカクテルを。
[ゴールデンライムのジュースと、グレナデンシロップ、
*08海王星*産の*10雪兎*印リキュールをシェイカーで軽くシェイクし、氷を入れたグラスにそっと注ぐ。
それを冷やしたソーダで満たして、軽くステアし、地球の三日月を象ったライムの皮の飾りを浮かべる。
爽やかなライムの香りと、酸味と甘み、そして星が弾けるようなソーダの飲み口を持つノンアルコールカクテルが出来上がる。ケーキと共に、どうぞと差し出した]
[ハンスの返事>>481を聞きながら、花のお茶を飲み終える。
手を合わせて、食事の終わりの挨拶を唱えた。]
ごちそうさまでした。
……それじゃあ、サロンでやっているっていうパーティに行きましょうか。
シリルちゃん、ここ、お会計はテーブルでいいのかしら?
[ハンスに弾んだ様子で声をかけた。
微笑みながら、会話>>473していたシリルに退席の旨を伝える。]
[>>480を聞いて]
壺の発祥の地…
なんかすごそうな、そうでもなさそうな…
いやいや、でもすごいよあの壺群は。
キューちゃんも一緒なら、きっと楽しい旅になるね。
壺はスッチーにとって、ただの移動道具じゃないんだね。
― Café ―
手を、離さないでいてくれるんですね。
[繋がれた手>>492に、幸せそうに微笑んだ。
ぎゅう、とより強く握り返す。]
[と、ふと汽笛が聞こえた気がして顔を上げると、窓の外にいろんな色の列車が走るのが見える。
この列車と併走しているようだ。(>>#14)]
不思議だね。
[ぽつりと呟いて、これまで旅をした不思議な星ぼしや、そこで旅程をともにしたみんなのことを思い返した。
楽しいことばかりだったので、涙が流れた。**]
へえ!
壺発祥の地って有名な観光地だったんだ!
そうなんだ〜 行きたかったなー
しかし壺がスッチーの生き写し…
なんか、なんとなく理解できるんだけど、さっきのわたしの花火は大丈夫だったよね…**
私も嬉しかった。
本当にありがとう。
[ありがとうにいくつもの意味を込めて。
慈愛に満ちた笑みが浮かんだ。]
それじゃあ、これで。
ごちそうさまでした。
[値段を聞けば、それとサービス分のチップを上乗せして。]
ハンスさん、行きましょう。
[ハンスへ声をかけ、空いた手を振ってカフェを出ようとした。]
[歩いている途中、知り合いから声をかけられれば笑顔で応えて。]
ハンスさん。
パーティってどんなものでしょうねー。
[他愛もないことをハンスへ話しかけた。
反応があってもなくても、笑みだけは絶やすことなく。
手を繋いで、共にサロンへ向かっただろう。**]
― 壺の外:イベント後(>>4:479) ―
[>>4:427スッチーの壺から中に行き、どれくらい経ったか。
浴衣も着てて、ちょっとしたお祭り気分を堪能してから、入った時同様、唐突にスルッと外に出た。]
……で、ここどこかしら?
[人の気配はたくさんあるが、サロンではなさそうな。
甘い香りと温かい空気が漂う、誰かの部屋?]
……えっと、お邪魔してるわ?
[壺から出てきたのを目撃したのは、レリア、シリル、マルセーの誰かだろうか。
もし、そうなら、出てきてすぐに。
壺のそばに誰もいないようなら、カフェの客席までのこのこ顔を出してあいさつしただろう。]
……スッチーの壺って、出口が別なのかしら?
[壺の中のにぎやかさは、ティンカー・ナッツから聞いていたイベントだろうとはのみ込めてはいたので。
首をかしげつつも、そんな感じで事情説明しただろう。*]
みんなに、届け。
[貨物室から見つけ出してきた壺の中から、光がどこかへ向かって飛んでいく。一体どんな素晴らしい事が起こるのか。それはスッチーにも分からない]
[もぐもぐしながら]
探し物は見つけても、もう手に入らないことが解ったからね。
[ライムの皮に望郷の思いが起こされ、少し眼を瞑る]
それがひとつの区切りになるのかなって感じたんだ。
逆にリアさんはあの星でどうだった―の?
[もぐもぐしながら伏せがちの視線を持って。戦争と言う言葉が離れない。]
僕は…リアさんはケーキを作ってるのが似合うと思う。
こんなおいしいんだもん…
[一度断られた新しい生について、遠回しに言った。]**
ありがとう…あたしも、故郷の星に帰って、
ケーキを作って、周りの人を笑顔にして…。
そんな未来が送れたらいいな、とは思っているのだけれど…。
[芳の遠回しな言い方と配慮に何となく気づけば、
叶うかどうか分からないけれど、そう言って小さく微笑んだ]
ーーカフェーー
[出会えた人にはケーキを渡し、サッキュんにはついあっさりとハンスからだと明かしてしまったりして>>421カフェへと戻ってくる。
配れなかったケーキは持って帰ってきたのでカフェに増えていた客に問題なく出せただろう]
俺の分は一段落になってからでいいよ。
[レリアも忙しそうだし、
何より他の客との会話を優先して欲しかった。
だからそう言って店の隅の椅子に座り]
……。
[誰かがケーキに感嘆の声を上げたり、人を思いやっていたり、隠しきれない複雑そうな色を声に浮かべていたり。
店を出ていくメルヴィとハンスの後姿を見送った後は、まるでうたた寝をしているかのように目を閉じて、それらを聴いていた]
ー回想ー
[「イザベラ様聞きました?」
危険というかなんというかいや危険なのはなんとなくわかったんだけど色々とシュールさが勝ったというか・・・
あのえもいわれぬ残念感・・・
ぼくは忘れません。]
次の駅の事かしら?
[「そうですそうです。」
イザベラ様は珍しくテンション低い答えます。]
あんま気乗りしないわねぇ…
[「どうしたんですか?こういうの好きそうですけど・・・」]
そりゃねぇ…
なんとなく想像つくもの。
見たくない所じゃないわよぉ。
選らばなかった未来のあたしなんて美しさの欠片もないババアになってるだけよ。
[「イザベラ様が一番嫌いな・・・」]
その後はバカみたいに笑われながら死ぬだけ。
賭けてもいいわぁ。
部屋で一人神経衰弱したほうがましよ。
[「そこはぼくも混ぜてくださいよ」]**
―Café―
あ、リコリスさん、おかえりなさい。
お疲れ様でした…!
[いつの間にか、リコリスが配達から戻ってきている>>514
のに気づけば、うたた寝をしているかのような姿に、
少しおつかれかな?と小首を傾げつつも、]
クロスケさんには…何故かシリルが、
ネズミがよさそうとか、お魚がよさそうとか言いだしてね。
さすがにネズミは…だったので、昔、黒猫が出てくる
映画で見た、ニシンとカボチャの魚型パイにしてみたわ。
熱々のうちに召し上がれ。
[一人用のオーバルのココット皿にニシンとカボチャ、チーズ、ホワイトソースを重ね、上から魚型のパイ生地を乗せる。鱗や顔なども、立体的に貼ったパイ生地で作った。
こんがりと香ばしく焼きあがった魚のパイからは、温かくクリーミーな美味しそうな香りが漂ってくる]
ケーキ二つ、というのも、イザベラさんでなかったら
食べきれないかな、と思って、
クロスケさんの方は食事にしたの、ごめんなさい。
リコリスさんには…デザートに同じ名前のハーブの香りを
ごく仄かに効かせた、雪のようなチーズ・ムースを。
[ふんわりと滑らかで、とろけるようなムースには、ごくごく微かにリコリスの香り。苦手な人も多いけれど、微量ならば、ちょうどよくチーズの個性を引き立てるスパイスになる。
周囲に、キラキラ光る星の粉をかけた、薄い繊細な雪の結晶型の揚げ菓子を立体的に飾り、上には綺麗な赤い瞳を思わせる、ナパージュされた、瑞々しいベリー類。]
飲み物は、体があたたまって疲れがとれるように、
*13月*産の蜂蜜と、ミルク、オレンジに似た香りの
果汁を加えた、
ハニーオレンジ・カモミール・ミルクティーをどうぞ。
[色々ありがとうございます、おつかれさまでした、と感謝の笑顔で微笑んで、パイとケーキと飲み物をリコリスにサーヴしたのだったか]
ネズミに、魚?
ああ、黒猫だから……。
[黒猫姿のときも人間と同じ食事をするけれど。
そのシリルの考えにくすりと微笑む。
ふっとフレデリックのことを思い出せば、
寂しさとあたたかさが同時に心の中に湧き上がってきた]
わ、美味しそうだな。
[クリーミーな香りに空腹を思い出す。
見た目も可愛らしいパイに、こんなパイは始めてだと嬉しそうに声を上げた。
子供のようでほんの少し恥ずかしくなったが]
なにも謝ることはないのに。
食事とケーキにしてくれてありがとう。
[レリアの気遣いに感謝。
ケーキのハーブの話を聞けば意外そうに紅い瞳を瞬かせた。
リコリスの花。
そんな使い方もあるとは知る由もなくて]
いただきます。
[ケーキの上で星と雪が輝いている。
食べるのが勿体無いな、と呟きながら、ひょいとベリーを摘まんで口の中に。
広がる酸味に思わず酸っぱそうな顔。
行儀悪くそれだけつまみ食いしたのが悪い。
オレンジの香りが爽やかなミルクティーに、表情を綻ばせた**]
―Cafe→サロン―
…マルセーさん、よかったら、
ナッツさんの催しに行ってみませんか?
[カフェが空いてきたころ、マルセーにそう声を掛け、
サロンに向かったなら、メモリアル・ノートを開く]
[カフェで食事を終えた後か。
サロンに向かい、初めてメモリアルノートにインクを乗せた。
なかなか上手い言葉を思いつけない。
でも気持ちを込めて、短い文章を書き綴った]
……。
[パタン、とノートを閉じた**]
―メモリアル・ノート書き込み―
皆さん、色々ありがとうございました。
たくさんの幸いと笑顔が、皆さんの傍らにありますように。
皆さんと出会えて、よかったです。
シリル&レリア・グリーン
P.S もしも、リチャード・グリーン博士をご存じの方が
いらっしゃいましたら、行方不明の娘二人が、
今日スターライナーに乗っていたとお知らせください。
父を探して旅をしています。
[皆へのお礼と、父を探すメッセージをいつものように書き込んで、微笑んでから、壺の方へ向かった]**
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